もしも音ゲーマーがスクールアイドル同好会に入ったら 作:良麺
あ、あれ?ここは?
「あら、お目覚めかしら。随分早かったのね」
は。
「な、なぜこんなことに」
目が覚めたらなんと果林さんが俺の上に跨っていた。
「私あれから考えたの。どうして童夢はあの時離れてしまったか。あなた、手錠が嫌いなんでしょ?」
... ... ...
「は?」
「だからあの時逃げたのよね?私反省して、手錠がしないで、部屋の鍵だけ閉めさせてもらったわ。そりゃ手錠だと痛いし、私のこの美しい身体を抱きしめることもできないもの。いいことないわ」
「ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃない。ていうか、あの時果林さん俺と愛さんが付き合うのに何も言うことないとか言ってましたよね?」
「ええ言ったわ。だって、愛から童夢を奪い返すのは決まったようなことだもの」
「うそだよな」
「ちがうちがう、嘘じゃないわ。そんな事より童夢、私の身体、どうかしら?」
果林さんは立ち上がり、ワンピースみたいな服を一気に脱いだ。一瞬で下着姿になった。
「あの時と同じ、黒の下着よ?好きでしょ?今すぐ私が、気持ち良くして、ア♡ゲ♡ル♡」
ヤバイマジでヤバイ、どうすっか、、、
「果林さん、その前にトイレに行ってもいいっすか?」
「え?」
「俺、漏れそうなんすよ、大きい方が」
「え!?それは大変!!急いで行ってきて!!!」
鍵が開けられた。
「じゃあ、ちょっと待っててください」
「えぇ」
そして俺は逃げた。つか、ここ寮だよな?よかったー誰も人いなくt「ねぇ」
「へ?」
そこにいたのは、エマ・ヴェルデ先輩だった。
「どうして果林ちゃんの部屋から童夢くんが出てきたの?ここ寮の人以外立ち入り禁止のはずだよー?特に男の人が女の子の部屋に入るのはもってのほか。ねぇ、どうしてー?」
まって、これ詰んでね?
「い、いや、これは」
「ふふ、大丈夫だよー?私知ってるもん。果林ちゃん童夢くんのこと大好きだもんね。それなのに童夢くんは愛ちゃんと付き合って。果林ちゃんどんなに辛かったかわかる?」
は、知らねーよwwwwwww。つか俺悪くなくね?
「へぇー、知らないんなんて言うんだー?ひどいなー」
は、なんで読まれてるん?
「ねぇ、女の子の恋心弄んで、そんなに楽しい〜?私、そう言う人、
大っ嫌い」
嫌われた!!神。
「ましてや親友である果林ちゃんがそんな目に遭ってるんだもん。余計許せないよね。ねぇ、まだ同好会にいるつもり?」
「い、いやぁ」
「はっきりして?私は嫌だよ。普通嫌いな人と一緒に活動するのって嫌じゃん?でも、私同好会抜けたくないの。だから、」
ヴェルデ先輩はスマホを出してきて俺に見せてきた。画面に映ってたのは果林さんの部屋から俺が出て行く時の動画だった。
「これ、ばら撒かれたら大問題だよねー。ほんとはこんなことしたくないの。でもしないと気が済まないくらい許せないの。元々女の子だけの同好会に男の人が入ってくるのっておかしいと思わない?」
「いや、俺は侑さんに誘われて」
「あー、そうだったね。でも安心して、侑ちゃんあなたよりすごい作曲ができる娘を見つけちゃったから、もう用無しみたいだよ?確か、ミア・テイラーって言ったかな」
あー、あの飛び級したわけのわからんやつか。アイツは確かにヤバイ。
「そうですか、わかりました。同好会抜けます。侑さんにそう伝えといて下さい」
「うん。あと、もう同好会のメンバーに近づかないで欲しいなー。もちろん愛ちゃんにもね?」
「つまり、別れろと?」
「うん!だって愛ちゃんだって、こんな女の子の部屋に入っちゃう人なんて嫌だと思うよ?」
「俺拉致られて監禁されただけですけど」
「同じだよー?隙を見せたのが悪いんだし」
理不尽botに載るだろこいつ。
「さぁ、同好会のメンバーにも近づいたらこの動画が出回っちゃうけど、どうする?」
「わかりました。愛さんと別れます」
もう、どうにでもなれや。
「うん!それでいいんだよ〜。じゃ、よろしくね〜」
ヴェルデ 先輩は帰って行った。
それからすぐに同好会のグループから脱退し、俺はゲーセンで通ると合流した。
「と、言うことがあったのですが、透さんいかが思いますか?」
「病気持ってんだろそいつwwww」
「マジでずっと顔歪んでた」
「で、同好会抜けさせられて、リア充も剥奪されたと」
「マジで愛さん発狂の未来しか見えないけど。気まずすぎて学校行きたくないんですが」
「転校ワン?」
「マジでできるならすぐしたいわ」
「じゃあ、するCar。」
「は?」
「俺の音ゲー友達が通ってるとこなんだけど、そこ音楽科もちゃんとあって、音ゲー同好会がある。しかもそこでオリジナルの音ゲー開発をしてて、作曲家を募集してるんだって、いかね?」
「イグCar〜〜」
「人生始まった」
こうして転校が決まった。でも愛さん絶対に家凸ってくるよな〜。
「それまで俺んとこで隠居する?」
「マジで感謝。涙止まらん」
つづく