もしも音ゲーマーがスクールアイドル同好会に入ったら   作:良麺

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そういえば音ゲーのことあんま書いてなくね?まぁいいか(笑)


第4話 リア充

「そういえば童夢くん愛ちゃんとどういう関係なの?」

 

下校時間になったので解散しようということで、透のところに向かおうとした時に侑さんからそんな事を聞かれた。俺と愛さんは元幼馴染という関係と言えばいいか。

 

昔俺はここの下町に住んでいて、よく家族で愛さんの家のもんじゃ屋に行っていた。それで愛さんと知り合い、両親がもんじゃを食べつつ、俺たちはよく遊んでいた。ある日、愛さんとおままごとをして遊んでいた時、こんな事を言われた。

 

「ねぇ童夢、愛さんを童夢のお嫁さんにしてくれる?」

 

そう、なんと俺も幼馴染と言えばこれ!ランキング1位の結婚の約束を交わしていたのだ。

 

「結構ですよ。結婚だけに」

 

「やったー!!これからはずっと一緒だね!!」

 

我ながら軽い返事だったと思う。

 

しかし、小学生に上がる頃、突如家族が引っ越す宣言しだした。理由は両親の転勤らしい。

 

「引っ越すになったのでよろしく」

 

「いや!!ぜったいに嫌だ!!!」

 

愛さんは抱きついたまんま、そのまま離さなくなった。それは夕方になって帰らないといけない時間になっても続いた。

 

「愛さん、そろそろ帰らなくちゃ」

 

「いや!絶対に離さない!」

 

愛さんは離そうとしない。まじで離してもらわないと俺が遅くなって怒られるっていう理不尽な展開しか待ってないのでなんとかしないといけない。

 

「愛さん、大丈夫だって。また会えるよ」

 

「でもぉ」

 

「俺たち、結婚するんでしょ?ならまた会うに決まってんじゃん」

 

「ほんとに?」

 

掴む強さが上がってきた。

 

「俺を信じろ!必ずカエルの歌歌いながら帰る!!」

 

「...プ、あははははは!!」

 

やっと笑ってくれた。

 

「そうだよね。じゃあ約束!戻ってきたら、絶対に結婚しようね!!」

 

「いいぜ」

 

こうして、愛さんと俺は別れた。

 

 

「懐かしいなぁ。愛さん、童夢と別れた時、ほんっっっとうに寂しかったし、今か今かって待ってたんだからね?」

 

「すまんな」

 

「...ねぇ童夢、今日一緒に帰らない?」

 

愛さんが顔を赤くしながら言ってきた。うーん家変わってなければそのままゲーセンいけると思うから多分大丈夫だろ。

 

「いいよ」

 

「やった!!」

 

めちゃくちゃ喜びながら腕に抱きついてきた。

 

「おー、愛ちゃんだいた〜ん」

 

「ちょっと愛さん!!近いですよ!!!」

 

「まぁまぁせつ菜ちゃん。愛ちゃんもずっと会いたがってたんだし、これくらい許してあげようよ」

 

「...まぁ、今回は目を瞑りましょう」

 

「じゃあみんなおつかれ!!また明日ね!!」

 

「じゃあね愛ちゃん!!童夢くんも、また明日来てね!!」

 

「あ、はい」

 

え?明日も行かないとダメ??

 

俺と愛さんは部室から出た。

 

「あれ?しず子、そういえば果林先輩は?」

 

「かすみちゃん、今まで気づかなかったの...?果林先輩は今日モデルの仕事で行けないってグループライン言ってたじゃん」

 

「あー!!忘れてた!!!」

 

 

一方、俺と愛さんは一緒に歩いている。

 

「愛さん、いつまでこの状態なの?」

 

「家に着くまで!!」

 

「さいですか」

 

普通にキツい。街ゆく人みんな見てるんですけど、俺有名人??

 

「あ!あの公園懐かしくない?」

 

「おーまだあったのか」

 

ここは愛さんと昔よく遊んだ公園だ。てっきりもうなくなってるもんだと思っていたが。

 

「ちょっとここで休んでかない?」

 

「んーまぁいいよ」

 

俺と愛さんは公園のベンチに一緒に座る。お互いの太ももが0cmになる。これがjkの太ももか〜。

 

「ねぇ、あの約束、覚えてくれてたんだよね?」

 

「まぁ、さっき全部話したからね」

 

「そうだよね」

 

すると愛さんは腕に抱きつく強さを上げてきた。

 

「愛さんさ、ずっと待ってたんだ。童夢が帰ってくるの。もう会えないんじゃないかとも思った。でも童夢はまた愛さんの所にきてくれた!だからさ」

 

愛さんの顔が突然近づいてきて、

 

キスされた。

 

 

 

 

 

は?

 

「え?今何した??」

 

「キス、しちゃった。ごめんね、我慢できなくなっちゃって、つい」

 

「いやいやバケモンだろお前」

 

「でもさ、これで伝わったでしょ?愛さん、本当に童夢と結婚したい。だからさ、愛さんと、付き合ってくれる?」

 

今度は体に抱きついてきた。え?今俺告られた??え?やばくね?どうすればいいの??

 

「いやー、流石にヤバイでしょ」

 

いくら一回離れた幼馴染でも、再会初日からお付き合いはチートすぎる。それに付き合っちゃうと音ゲーする機会激減するんだけど。

 

「断ったら泣く」

 

え?だんだん涙目になってきてる。まさか本気で泣く??え?どうすればいいんだ????泣かしたら社会的に詰むし... ならそっちを選ぶしかないな。

 

「わかった。お付き合いしましょう」

 

「え?ほんとに?ほんとに付き合ってくれるの??」

 

愛さんはぽーっと顔が赤くなる。

 

「うん」

 

「やった、童夢とカレカノ、童夢の彼女、アタシが童夢の彼女、やった、やった、やったーー!!」

 

「うぉ」

 

今度はもたれかかってきた。そろそろ本気でヤバイ。

 

「ちょ愛さん」

 

「童夢ありがとう!!これで愛さんと童夢、恋人同士だよ!!これから離れ離れになった分、たっくさん思い出作ろうね!!愛してる!!愛だけに!!!」

 

顔を擦り付けてくる。ヤバイ、勢いでリア充になってしまった。時刻は7時を回ろうとしている。透、今何してるんだろうか。




怒涛の展開すぎる。あと私ダジャレそんなに得意じゃないので、もしかしたらみんなが知ってる愛さんを描けないかもしれないですが、ご了承いただけたら幸いです。
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