もしも音ゲーマーがスクールアイドル同好会に入ったら   作:良麺

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結構ネタ多め


第6話 昼休み

ゲーセン出て学校に着いた頃にはもうとっくに登校時間が過ぎていた。つまり遅刻である。

 

「で、二人はまた遅刻か?一応言い訳は聞く」

 

「世界救ってました」

 

「利根川は?」

 

「ご報告を作る旅に出てました」

 

「はぁ、もういい、席に着け」

 

もはや遅刻の理由が大喜利になっている。先生もそれで許してくれるから優しいね!

 

4限まで終わり、昼休みになった。

 

「童夢飯いくか」

 

「あー今日は」

 

愛さんと食べる約束してたと言おうとしたら、教室に誰か入ってきた。

 

「童夢〜!!」

 

「うがぁ」

 

誰かが悪質タックルしてきた。愛さんだ。

 

「いってぇ」

 

「あ!ごめん!大丈夫?」

 

愛さんが腹をさすってきた。大丈夫じゃないけど。

 

「普通に死ぬから突進はやめちくり」

 

「ご、ごめん。結構会えなかったから寂しくて、でももうしないから、死なないで、お願いだから...」

 

なぜ涙目!?!?つか透いつのまにか消えてる!!

 

「いや俺は死なないから安心しろ」

 

「ほんとにぃ?」

 

「俺は他のやつらとは違う」

 

「ならよかった!」

 

笑ってくれた。愛さんってこんなキャラだったっけ。

 

「飯くうんでしょ?」

 

「あ!そうそう、童夢今日お弁当ある?」

 

「ない」

 

「じゃあさ、愛さんの作ったお弁当、食べる?」

 

よく見たら弁当が二つある。あれ?もしかして?

 

「それ俺の?」

 

「そうだよ!なんだと思ったの?」

 

「早弁用と今用かと」

 

「愛さんそんなに食いしん坊じゃないし!」

 

まじか、まさか俺にも女子からの弁当が食える時が来るとは...

 

「ありがたくいただきます」

 

「うん!愛さん飯を召し上がれ!!飯だけに!!」

 

さて、ラインナップはこちら!!なんと、全部俺の大好きなおかずがたっぷり入ってる!これはポイント高いゾォ〜。まずは濃厚な味付けがなされた焼きそばを啜るぅ!!

 

「どう?美味しい?」

 

「愛さん飯とかけまして、愛さんのダジャレとときます」

 

「その心は?」

 

「どちらも、うまいでしょう」

 

すると愛さんは思いっきり抱きついてきた。

 

「よかった!愛さん感激!!童夢の好きなおかずわからなかったから、まずいって言われたらどうしようってなってた」

 

「全部好きだけど」

 

「ほんとに?よかった!!愛さん大勝利!!」

 

俺㊙️羅か。続いてはこのとろっとろの卵焼きを...

 

「ねぇ童夢」

 

「はい?」

 

「あ、あーん」

 

なんとなんとなんと!!愛さんが持っているのは!!今食べようとした卵焼きを箸で掴んでる!!そして俺の口元へ!!ちょっと待てぃ!!

 

「流石に恥ずかしい」

 

「え〜なんで〜!!恋人といったらこれじゃん!!」

 

「そうなの?」

 

「そうなの!!ほら、あーん」

 

仕方なく食べる。んんんぅ!!なんときめ細やかに焼き上げた卵焼きの中には、トロっとろのチーズが入っており!流石の童夢も

 

「うまーい!!」

 

叫んでしまいました!!

 

「もう!童夢ったら!!でもそんな童夢も好き!」

 

愛さんはひたすら褒めてくる。普通ならドン引きもんだが愛さんはなんでも受け入れてくれる。最高なのか??

 

それから色々レビューしながら食べてゆき、

 

「ごちそうさまでした」

 

「おそまつさま!!」

 

完食。ちなみにあまりに美味すぎて童夢がブレイクダンス(できてない)を踊っているシーンはサブチャンネル(ない)ご覧くださーい!!

 

「そういえばライン見た?」

 

「へ?見てない」

 

ラインを開くと、通知がなんと100を超えていた。全部愛さんだった。

 

『ねぇもう学校いる?』

 

『愛さん校門で待ってる!』

 

『遅刻?』

 

『休みじゃないよね?』

 

『会いたいよぉ』

 

『寂しい、早く来て』

 

なにこれ、バケモンすぎる。

 

「結構送ってきたのですね」

 

「だって寂しかったし」

 

「悪い、次からはちゃんと返すわ」

 

「うん、それでさ、ゆうゆが童夢のライン欲しいって言うんだけど、あげてもいい?」

 

あ、ラインにもそんなこと書いてあった。俺のラインいつからそんなに出回るようになったの?

 

「いいよ」

 

「うん、じゃあ送るね」

 

するとすぐにメッセージが来た。

 

『童夢くん!よろしくね!!』

 

うーんなんて送るか、とりあえずよろしくってことでひらがなの『よ』でも送っとくか。

 

『よ』

 

『なにそれ笑』

 

『よろしくの略』

 

『ワロタ笑笑。それで今日の同好会だけど来るよね?』

 

『気分次第』

 

『じゃあ絶対来て!!作曲の事についても話し合いたいし、せっかくだから練習も見ていって欲しいんだ!』

 

『まぁいいよ』

 

『やった!じゃあまた放課後ね!待ってるよ!!」』

 

すると可愛らしいスタンプが来た。スマホのロックを掛けると、さっきから俺の腕を抱いてくる愛さんがいた。

 

「ねぇ、ゆうゆにラインばっかしてないで、愛さんに構ってよぉ」

 

すっかり愛さんの存在を忘れてた。

 

「ごめんて」

 

頭を撫でてみた。

 

「もーう!愛さんだってそんなに子どもじゃないんだぞ!でも気持ちいい...」

 

愛さんの表情がやわらかくなったところで、昼休み終了5分前になった。

 

「あ、もうこんな時間。もっと一緒にいたいよぉ」

 

「しょうがない。それが時間ってやつだ」

 

「ねぇ、今日同好会くる?」

 

「行く」

 

「ならいいや!!愛さんの練習姿、たっくさん見てほしい!!」

 

そうして愛さんは席を立った。

 

「じゃあ童夢!また放課後ね!!」

 

愛さんは教室を去っていった。そういえばさっきから視線がやばい。

 

「ね、ねぇ利根川くん。宮下さんとはどんな関係なの?」

 

なんとクラスメイトの女子が俺に話しかけてきた!!またまたイベント発生!!

 

「え?えっと、なんていうか」

 

「付き合ってるんだろ」

 

そこに透がきた。

 

「え!ほんとなの!?」

 

「ちょ、透」

 

「昨日言ってたやん」

 

「え?、やば、あの宮下さんがついに彼氏...これはヤバイ!!」

 

女子は興奮気味にどっかいった。

 

「つかお前、まじで宮下愛と付き合ってたんだな」

 

「そうだけど、つか愛さんって結構有名な感じ?」

 

「知らないの?宮下愛って言ったら部室棟のヒーローって言われてて、いろんな運動部の助っ人任されてるんだぞ」

 

は、そんなん知るわけないやん、部活入ってねぇし。つかそんな有名人と付き合ってるって、俺まじで明日死ぬんじゃね。

 

「にしても宮下愛初めてみたけど、結構ギャルっぽいな。少なくともお前と全然釣り合ってない」

 

「それな!」

 

「自分で言って悲しくならないのか。つか放課後どうする?またあの同好会行くの?」

 

「てことになってる」

 

「じゃあまた遅くなる感じ?」

 

「ワン」

 

「おけ、まぁくるならラインしてや。もしかしたら帰ってるかもしれないし」

 

「おけ。まぁお前いなくても行くと思う」

 

「そか」

 

こうして、昼休みが終わり、午後の授業が始まった。




練習場面書くの大変そー
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