スケベ過ぎる天王寺璃奈   作:スピリタス3世

19 / 25
非常に申し訳ありません。今回も下ネタが少なめです。腹を切ってお詫び申し上げます。


第十九話 りなちゃんボード『ももたろう その2っ』‼︎

  side しずく

 

 PV撮影も遂に終盤。私たちは鬼退治をするために………

 

しずく・チレカ「「「「ここが神津(おにが)島………」」」」

 

 鬼の住処へとやってきました………

 

かすみ「きっ、貴様ら何者だ⁉︎」

 

 最初は弱そうな門番役のかすみさん。めっちゃ可愛い………じゃなかった、早く倒さないと‼︎

 

しずく「私たちは桃太郎一行‼︎悪行を働く鬼を退治しにきたわ‼︎」

かすみ「悪行⁉︎ま、マズい………バレちゃったか………」

 

 この弱い鬼も、今まで数々の悪行を積み重ねてきたのよ………

 

かすみ「靴を逆向きにしたり、筆箱の中身を入れ替えたり、消しカスを他人の机の上に置いたり、時計を10分進めたりしたことがバレたのか………」

 

 ってしょうもな‼︎

 

しずく「カット‼︎」

かすみ「なんで?」

しずく「それじゃあ桃太郎がしょうもないイタズラにキレて殺そうとする、ヤバい人になるじゃん!」

かすみ「しず子割とそういうとこあるよね。」

しずく「ないから‼︎私も違うし、桃太郎はもっと違うから‼︎」

かすみ「確かに桃太郎は違うか………」

しずく「とにかく設定を守る‼︎もっかいいくよ、アクション‼︎」

 

 私がそんなしょうもないことに納得いってないけど、とりあえずやり直そう。

 

かすみ「バレちゃったか………人間の宝物を盗んでたことが………」

しずく「さあ、覚悟しなさい‼︎」

 

 ここで私が門番を倒したところから、鬼たちがざわつき始めるんだね。

 

恋「桃太郎さん、油断はダメです‼︎」

ちーちゃん「この鬼は桃太郎さんと相性が悪い‼︎」

 

 あれっ、かすみさんが強くなってるの?まあこれは面白いアドリブだからいいけど。

 

かのん「早漏(はや)いしずくちゃんじゃすぐ果てちゃう‼︎」

 

 前言撤回。

 

しずく「カット‼︎」

かのん「何?私間違ったこと言った?」

しずく「言ってるよ‼︎」

ちーちゃん「でも早漏(はや)いじゃん。」

恋「平均30秒でしたっけ?」

かすみ「そのくらいだね///」

 

 なんでバレてんの………ってそうじゃない‼︎

 

しずく「桃太郎にそんな設定は無い‼︎というか、これはAVじゃないから‼︎」

かのん「AV以外も撮影するんだ………」

しずく「するから‼︎とにかくやり直し‼︎よーい、アクション‼︎」

 

 全く、鬼に搾り取られる桃太郎はAVの中だけだよ‼︎さて、早くかすみさんを倒さないと‼︎

 

かすみ「にっしっしっ!かすみんの攻撃に耐えられるかなぁ?」

 

 小物感満載のかすみさん。似合う♪

 

かすみ「かすみんのラブ・アタック♡」

しずく・恋「「⁉︎」」

かすみ「これを食らった動物は、かすみんのあまりの可愛さに動けなくなります‼︎」

 

 ってしまった⁉︎かすみさんの色仕掛けだ‼︎桃太郎と犬は動けない‼︎

 

かのん「色仕掛けなど、私たちの前では無用‼︎」

かすみ「なにっ⁉︎」

ちーちゃん「猿とキジの愛は、誰にも引き裂けない‼︎」

かすみ「ぎゃぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 ここは猿×キジのカップルがかすみさんの誘惑に打ち勝ち、なんとか先に進むことができた。

 

 

 

 

 続いて現れたのは………

 

サニパ「「ようこそ、神津島へ‼︎」」

摩央「ゆっくりしてってね。」

悠奈「お茶もあるよ‼︎」

 

 ラスボスの2人………って違うでしょ‼︎

 

しずく「カット‼︎」

サニパ「「えっ?」」

しずく「ラスボスがすぐに出てこないで下さい‼︎あと普通に歓迎してどうするんです⁉︎」

摩央「ここはあまり人来ないからねぇ。」

悠奈「鬼も暇なんだよ。」

しずく「そりゃ鬼ヶ島ですから‼︎しょっちゅう人が出入りしてたらダメでしょ‼︎」

ちーちゃん「うわっ、このマンマルマカロン、美味しい♪」

しずく「猿も普通に楽しむな‼︎」

 

 サニパの2人は頼りになると思ったのに…………

 

しずく「とにかくもっかい‼︎よーい、アクション‼︎」

 

 全くもぅ、大変だよ…………

 

恋「いよいよ鬼の家の中ですね………」

かのん「どんな強敵が出て来るんだろう………」

ちーちゃん「気をつけなきゃ………」

 

 そうそう、その緊張感!敵の本拠地だから、命の危険を感じないとね‼︎

 

りなりー「門番を倒していい気になってるようだね。」

しずく・チレカ「「「「お前は⁉︎」」」」

 

 そして出て来る第二の鬼。演じるのは璃奈さんだよ。

 

りなりー「私は猥談鬼宮下りなりー。」

しずく「カット‼︎」

 

 コイツまたやりやがったな。

 

しずく「桃太郎はAVじゃないって言わなかった⁉︎」

りなりー「猥談程度でAVになるとでも?」

しずく「なる‼︎それに、苗字は宮下じゃないでしょ‼︎」

りなりー「平安名だったね。」

しずく「それも違う‼︎」

 

 はい、出禁確定。今までありがとね。

 

しずく「とにかくもっかい‼︎よーい、アクション‼︎」

 

 あと、最後こそはちゃんとやってね。

 

りなりー「皆、私に勝てると思ってるのかな?」

恋「余裕です‼︎えいっ‼︎」

 

 さてと、再び演劇のシーンへ。恋さん演じる犬が突撃し、

 

りなりー「そんな簡単な突撃じゃ、私は倒せないよ。」

かのん「隙あり‼︎」

りなりー「しまった‼︎」

 

 キジが後ろから攻撃する。これにより、討伐成功だ‼︎

 

しずく「皆、ありがとう‼︎」

チレカ「「「いえいえ!」」」

 

 さてと、璃奈さんを倒したら…………

 

サニパ「「ようこそ、私たちのところへ‼︎」」

 

 いよいよ本当にラスボスの出番だ‼︎

 

しずく「貴女たちが鬼の首領………」

悠奈「如何にも!」

摩央「全て私たちの指示で手下の鬼たちは動いてたわ。」

悠奈「財産がパァになる人を見るのが趣味でね♪」

しずく・チレカ「「「げ、外道………」」」

 

 ラスボスの悪趣味。これは倒さねば‼︎

 

恋「突撃ぃ‼︎」

悠奈「パァ♪」

恋「きゃぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 まずは犬が攻撃………したが相手の攻撃でダメージを受ける。

 

かのん「よくも犬を‼︎許せない‼︎」

摩央「あらっ、貴女。威勢がいいのね。」

かのん「なぁぁぁぁぁ‼︎」

摩央「セクシー♪」

かのん「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」

 

 キジまでダメージを受ける。これがラスボスの鬼の強さ。今までとは格が違う。これが2体もいるのだ。

 

ちーちゃん「よくも私のかのんちゃんを‼︎」

 

 ここで激昂した猿が本気を出す………って‼︎

 

しずく「カット‼︎名前間違えてる‼︎」

ちーちゃん「ご、ごめん!」

かのん「えへへ………私のかのんちゃんだって……///」

ちーちゃん「うん………///」

しずく「こらそこ‼︎惚気るな‼︎」

 

 前にかすみさんがやったミスだね。

 

しずく「とにかくもっかい!よーい、アクション‼︎」

 

 だから次こそはちゃんとやってね‼︎

 

ちーちゃん「よくも私のキジを‼︎許せない‼︎」

 

 そして怒った猿が、

 

悠奈「パァ♪」

摩央「セクシー♪」

ちーちゃん「弱い。」

サニパ「「なっ⁉︎」」

 

 ラスボスの鬼2人を瞬殺するのです‼︎

 

ちーちゃん「やった、勝った‼︎鬼を倒せた‼︎」

しずく「あとは帰るだけだね‼︎」

ちーちゃん「私が犬とキジを連れてくから、桃太郎さんは財宝を村に持ち帰って!」

しずく「りょーかい!」

恋「すいません………」

かのん「ありがとう、猿ちゃん………」

ちーちゃん「いえいえ!」

 

 これで鬼退治は完了‼︎めでたしめでたし…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栞子「おっ、ええ素材がおるやん!」

 

 とはいかないのが私の脚本。ここで鬼ヶ島の入り口から、新たな鬼が出てくるのです‼︎

 

しずく「貴女は………っ⁉︎」

栞子「その前に、他が邪魔やなぁ………よっと‼︎」

 

 一気に踏み込んでくる栞子さん。これがヤクザの力。あまりの速さに、私は演技なのに恐怖を覚えている。

 

ちーちゃん「させない‼︎」

 

 栞子さんの動きに猿が対応する。そして見事迎撃してみせた。

 

栞子「ええ動きやん!よう反応出来たなぁ。」

 

 それを栞子さんが褒め称える。

 

ちーちゃん「なんで手負いの者から狙うの?理解できない。」

栞子「話の邪魔になるかと思ったんや。うちとお前の。」

ちーちゃん「貴女と何の話をするの?」

栞子「素晴らしい提案や。あんたも鬼にならへんか?」

 

 そして勧誘する。猿は裏切ってしまうのか⁉︎

 

ちーちゃん「ならない。」

栞子「断るんか?鬼になれば強くなれるんやで?やりたい放題できるんやで?」

ちーちゃん「私と君とでは価値基準が違う。私は如何なる理由があろうとも、鬼にはならない‼︎」

栞子「そうか。」

かのん「猿ちゃん………」

 

 そんなことはなかった。これが猿の強さ‼︎流石‼︎

 

栞子「ほんなら殺したるわ。」

ちーちゃん「やってみなよ。」

 

 そして猿とヤクザ鬼の戦いが始まる‼︎別の作品に似てる脚本だけど、大丈夫‼︎

 

 

 

  side 恋

 

 この緊張感………おふたりとも、すごい演技です‼︎

 

 

 

 

  side かのん

 

 猿の衣装のちーちゃん、マジえっちーちゃん♪

 

 

 

 

  side しずく

 

 猿はヤクザ鬼と激闘を繰り広げる。入れる隙がない‼︎あの2人の間合いに入っただけで死を感じるから動けない‼︎

 

ちーちゃん「はぁぁぁぁ‼︎」

栞子「もし鬼になったら………1年後、2年後には、技も研磨され精度も上がるんやで‼︎」

ちーちゃん「くっ…………!」

栞子「この攻撃も、鬼なら受け止めきれたやろうに‼︎」

 

 だが千砂都さんが押され始めてる。運動が得意なだけじゃ、本職には勝てない。

 

栞子「いつまで勿体ぶっとるんや⁉︎はよ鬼になると言え‼︎あんたは選ばれし強き者なんや‼︎」

ちーちゃん「私は………絶対に鬼にはならない!」

栞子「なんでや⁉︎勿体ないやろ‼︎」

ちーちゃん「はぁっ………はぁっ………」

栞子「アホやなぁ、ホンマに。あんたが食らわせた傷も、既に完治してもうた。だがアンタはどうや?もうボロボロやろ?」

 

 そしてここまでの激闘…………ここまでの演技があの2人に出来るとは…………すごい、すごいよ‼︎

 

しずく・恋「「助けに………入りたい………」」

ちーちゃん「だめっ………ここは私が………っ!」

栞子「雑魚に構うな、全力を出せ‼︎うちに集中せえ‼︎」

 

 悪鬼らしく邪悪な笑顔ではしゃぐ栞子さん。

 

かのん(カフェオレ焼きリンゴ顔)「ちーちゃんの息あがってる姿………う〜ん、えっち!///」

 

 変態らしく邪悪な笑顔ではしゃぐかのんさん。

 

しずく「カット‼︎」

かのん「え〜、せっかくいいとこだったじゃん!なんで止めるの⁉︎あんまりなんじゃない⁉︎」

栞子「誰のせいやと思っとんねん?

かのん「ひぃぃぃぃ‼︎すいません、すいません‼︎」

 

 それと、意外にもかのんさんはビビりだった。

 

 

 

 

 そんなことを思ってると、

 

栞子「それはともかく、私思ったのですが………」

 

 栞子さんが口を挟んだ。何だろう?

 

栞子「これって結構現代のある他作品をパクってますけど、大丈夫なんですか?桃太郎部分はともかく………」

 

 やべっ…………

 

しずく「ま、まあいいんじゃない?」

りなりー「私も気になったから出版社に聞いたけど、ダメだって。」

しずく「あっ………」

かのん「じゃあ途中からの時間は………」

ちーちゃん「全部無駄だった………?」

 

 そ、そうだね………言わないけど………

 

チクレカス・かすしおりな「「「じ〜っ。」」」

サニパ「「………」」ズズス(お茶飲み中)

 

 どうしよう、皆に見られてる………ここは逃げるしかない‼︎

 

栞子「遅いやん、桃太郎さんよぉ。」ガシッ

 

 やべっ、捕まった。

 

しずく「だ、台本では私を捕まえないはずだよ……っ!何してるの⁉︎」

栞子「桃太郎さんよぉ、」

りなりー「お腰につけた、クリアワビ。」

かすみ「一つかすみんに………下さいな///」

サニパ「「若いっていいねぇ〜。」」

 

 こうして私は皆の前で早漏(はや)さを見せつけるハメになってしまった………




次回からはちゃんと下ネタを増やします。ご安心ください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。