スケベ過ぎる天王寺璃奈   作:スピリタス3世

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 栞子はかすみんと同じ普通科のクラスで仲良くなった、という設定です。


第五話 りなちゃんボード『どんな女がタイプだ?』

  side りなりー

 

 かすみちゃんの紹介で入った新しい子。

 

栞子「初めまして。虹ヶ咲学園生徒会会計、三船栞子です。これからスクールアイドル同好会の一員として、よろしくお願いします。」

 

 この度の生徒会選挙で、受験で引退する3年生の前会計に代わって、新しく会計になった子だ。1年生の中ではトップクラスに有名だよ。

 

 それにしても、同好会の1年生になるってことは、どんな類いの変態なんだろう?りなちゃんボード、『気になる……』

 

りなりー・しずく「「どんな女がタイプかな?」」

かすみ「いきなり失礼過ぎない?」

栞子「初対面の人に性癖を聞かれたのは初めてです………」

かすみ「だろうね。」

 

 思わずしずくちゃんと合っちゃった。やはり考えることは皆同じ。性癖にはその人の価値観が出る。性癖がつまらない人間は中身も大したことない。同好会の同級生である以上、人並み以上の性癖を期待したい。

 

栞子「えっとぉ………特にこれといったものはありません。」

かすみ「しお子、真面目に答えなくていいからね?」

 

 残念だよ。君は同好会員失格のようだ…………

 

しずく「それって逆に言えば、どんな人でもタイプってこと?守備範囲が広い的な?」

 

 なんと、その可能性もあるのか⁉︎私の思慮が足りてなかった‼︎

 

かすみ「何言ってるのしず子、絶対違う………」

栞子「その通りです。」

かすみ「嘘でしょ⁉︎」

栞子「私は老若男女、全動物から植物に至るまで、何でもイケます。」

 

 しかもその通りだった‼︎流石AV製作者、人の性癖を分かっていらっしゃる‼︎

 

りなりー「しずくちゃんすごい。」

しずく「でしょ!」

かすみ「すごくないからね?」

栞子「私の性癖をこんなに早く当てられたのは初めてです………」

かすみ「逆にあったら怖いよ………」

 

 それにしても全部イケるって、こりゃまたすごい逸材が来たね。

 

りなりー「例えばこのはんぺん(猫)は?」

栞子「既に3回ほど致しております。」

しずく「理事長は?」

栞子「幼馴染の母なので、何度もあります。」

りなりー「ちなみに同好会の皆は?」

栞子「『虹色Passions!』のPVには大変お世話になりました。」

りなりー・しずく「「すごい………///」」

かすみ「違う意味でね‼︎///」

 

 自分がおかずとして使われると、なんだかちょっとドキドキする。愛さんも使ってくれてたり、しないかな?

 

かすみ「なんでかすみんの周りは変態しか居ないのぉ〜⁉︎」

りなりー「類は友を呼ぶ、って知ってる?」

かすみ「うるさい‼︎」

しずく「22点なのに分かるんだ………」

かすみ「バカにするなバカに‼︎」

栞子「もしやこの人が、かすみさんがいつも視姦()てる……?」

しずく「その通り‼︎」

かすみ「なんで知ってるのぉぉぉ⁉︎」

しずく「私は桜坂しずく、よろしくね!」

りなりー「天王寺璃奈、情報処理(とうさつ)の仕事をしている。よろしく。」

栞子「よろしくお願いします。」

 

 こうして私たちは、新たな変態(なかま)を手に入れたのだった。

 

 

 

 

 しばらくすると、栞子ちゃんが面白いことを言い始めた。

 

栞子「私、人の適性を探すことが好きなんです。」

かすみ「何に向いてるかを当てるやつだよね?かすみんの場合はアイドル‼︎」

栞子「ですね。」

 

 人の適性を知る。それはつまり、最適なプレイへのアプローチと言えよう。

 

栞子「他にもかすみさんには、『攻め』の適性があります。」

かすみ「ちょっ⁉︎///」

 

 かすみちゃんが攻め?あんまりイメージつかないな。

 

栞子「普段は欲望を恥ずかしくて抑えている貴女、」

しずく・りなりー「「そうだね。」」

かすみ「ちちち、違うから‼︎///」

栞子「それがふとしたきっかけであらわになるとき、相手をたじろがせ、そのまま押し倒すこととなるでしょう。」

 

 なんと、そういうことか‼︎

 

りなりー「しず子が悪いんだよ………的な?」

栞子「はい。」

りなりー「やっぱり!」

かすみ「かすみん、そんな獣じゃないから‼︎///」

しずく「かすみさんに攻められる………///」

 

 普段恥ずかしがってるかすみちゃんが吹っ切れて攻めてゆく姿。私の中に無かった可能性を、栞子ちゃんは見出した。すごい‼︎

 

栞子「ちなみにしずくさんには、『誘い受け』の適性があります。」

りなりー「分かる。」

かすみ「えっ⁉︎///」

しずく「何、かすみさん?興奮してるの?」

かすみ「ち、違うし‼︎///」

栞子「そういうとこです。」

しずく「まあ私は大女優だから、全てを自分の演技力で受け入れるけどね。」

栞子「そう言ってかすみさんに良いようにイかされるまでがオチです。」

しずく「えっ………?///」

りなりー「だよね。」

かすみ「か、かすみん上手くないし‼︎///」

 

 しずくちゃんについては意義無し。元から誘ってるし、意中の子相手には演技する余裕が無くなるのもそう。まあこの2人はお似合いだね。

 

 

 

 やっぱり栞子ちゃんはすごい‼︎最高の友達が誕生したよ‼︎

 

栞子「そしてりなさんには、『寝取られ』の適性があります。」

りなりー「殺す。」

 

 前言撤回。最低の友達が誕生したよ。

 

かすみ・しずく「「草。」」

栞子「宮下さんは色んな部活に手を出してます。それは必然的に、色んな部活の人に犯される確率が高いということです。」

りなりー「そんなの絶対許さない。1人残らず見つけ出して叩き潰す。りなちゃんボード『武血殺死(ぶちころし)』」

かすみ「りな子怖いよ………」

栞子「といいながら、目の前で犯される宮下さんに興奮してしまうでしょう。」

りなりー「そんなはずは無い。」

しずく「AVあるあるだね。」

栞子「そしてその後、宮下さんを慰めることになるのです。2つの意味で。」

りなりー「そこだけでいい。」

かすみ・しずく「「自分の欲望に正直だね………」」

 

 愛さんに手を出して良いのは私だけ。第三話の法律の話でもやらなかったっけ?

 

 

 

 そんなことを思ってると、

 

しずく「そういえば栞子ちゃんって、好きな人居るの?」

 

 しずくちゃんが質問を変えた。確かにこれは気になる。私は愛さん、しずくちゃんとかすみちゃんは相思相愛。では栞子ちゃんは?

 

栞子「私は万物に欲情出来るので、そういうのは………///」

りなりー「あっ、目を逸らした。」

しずく「嘘をついてる証拠だね。演劇ではよくあること。」

りなりー「好きな人が欲情する人とは別、ってパターンもよくあるし。」

栞子「いや、その………///」

 

 絶対居るな、これ。

 

かすみ「あれ〜、なんで生徒会入ったんだっけぇ〜?」

栞子「それは全生徒が適性のあることに夢中になれるように、と………///」

かすみ「それだけかなぁ〜?」

 

 今ので分かった。あの人しか居ないじゃん。

 

かすみ「言っちゃいなよ、しお子‼︎」

しずく「なんとでもなるはずよ‼︎」

りなりー「CHASE!だと………?」

栞子「そぅ、たぁ〜かく〜、かがぁ〜やく〜♪……じゃなくて………そうです、その通りです‼︎///」

 

 一瞬見せたキレッキレのダンスと綺麗な歌。この子、スクールアイドルの適性あるね。

 

かすみ「ってことで、せつ菜先輩と喋りたくて生徒会入った子です!」

りなりー「ヒューヒュー。」

栞子「はい………///」

しずく「っていうか、よく正体分かったね。」

栞子「そうかもって思って、かすみさんに聞いたら………///」

しずく・りなりー「「なるほど………」」

かすみ「にっしっし〜!かすみんは恋のキューピッドです‼︎」

 

 なんともまあ、可愛らしい一面をお持ちのようだ。

 

りなりー「ちなみに、犯そうと思ったことは?」

栞子「いや、それはなくて………///」

かすみ「本人と喋るのすら恥ずかしがってる子にが、そんなこと考えると思う?」

りなりー「何それ、可愛い。」

栞子「うう………///」

しずく「逆にりなさんが怖いんだよ。」

りなりー「そんなことはない。私は純情な令和の処女(オトメ)。花を欺くが如くかぐわしく、清らかな庭園に咲く一輪の花。恋や愛など、口にするのも憚られ、接吻を夢見ることすら許されぬ。それでも星の彼方に幸せを、求め求めて今日も咲く。」

しずく「夢見てるのは性交でしょ。」

 

 これは全て愛さんが悪い。あの身体を目の前にすれば、誰だって濡れる。仕方のないことなんだよ。

 

 照れ照れ栞子ちゃん、可愛い。これで金髪だったら持ち帰ってたかもしれない。

 

栞子「先輩方にはせつ菜先輩好きなの、言わんといてや………///」

しずく・りなりー「「か、関西弁……っ⁉︎」」

かすみ「しお子は兵庫の尼崎ってとこ出身なの。だから照れるとたまに関西弁が出てくるよ。」

 

 何それ、可愛い………

 

栞子「あ?尼崎は尼崎や。大阪でも兵庫でもない。よう覚えとき。」

かすみ「ひぃっ⁉︎ごめんなさいごめんなさい……」

栞子「じょ、冗談です!か、かすみさん、怖がらないでください……っ‼︎」

かすみ「あ、ありがとうしお子………」

しずく「いや、今の口調………」

りなりー「確実にそっちの人だよね。」

栞子「そっちがどっちか分かりませんが、違いますからね!」

 

 いや、怖い面もあるのかも。ちょっとだけ警戒しとこ。

 

 

 

  side 栞子

 

 あかん、危うくバレるとこやった………。三船家は尼崎を中心に活動するヤクザ。裏稼業がバレるわけにはいかん。三船家はそれで成り上がったんやから。せやから、方言をなんとか抑えんとなぁ。

 

 

 

  side かすみん

 

 あれ?しお子、自分の性癖は普通に話せるのに、好きな人の話は照れちゃうの?普通逆じゃない?かすみんは思ったけど、他の変態2人にからかわれそうだからやめた。




 ちなみに栞子は嘘ついてるわけじゃなく、本当に恥ずかしがってます。性癖は普通に話せるけど恋愛だと照れちゃう、ちょっと変わった普通の女の子です。

 あと栞子はアニメに出てないから、勝手に属性を追加してます(勝手に書いてええやろ、の精神)。三船財閥は尼崎(中の人が出身)の巨大なヤクザということにしました。性格はスクスタより丸く(pixivとかの情報しかない中で書くけど)するんで、許して♪
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