スケベ過ぎる天王寺璃奈   作:スピリタス3世

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ミアとランジュがしれっと加入しています。


第七話 りなちゃんボード『あわあわ……』

  side りなりー

 

 私たちは12月に湘南で合宿をすることになった。小さな海小屋を借りてやるとのことらしい。

 

 そして海小屋の間取り図を見て、私は絶望することとなった。

 

りなりー「どこで致せばいい?」

 

 これは一大事だ。私は理論上毎日致さないと性欲が抑えられなくなる。そして合宿は全員大部屋で寝る。だから愛さんを皆の前で犯してしまうかもしれないのだ。だからといってみんなの前で致すのは無理。流石に恥ずかしい。

 

しずく「はぁ……そんなことの為に私たちを呼んだの?」

りなりー「()()()()()?なら私は愛さんを犯していいの?」

しずく「我慢すればいいじゃん。」

りなりー「人は3日も食事や睡眠を我慢出来ると思う?」

しずく「性欲を食欲や睡眠欲と同列に語るのは変でしょ。」

りなりー「三大欲求だから、むしろ同列に語るべき。」

かすみ「そうかなぁ?」

 

 皆も悩んでると思ったのに。思い違いだったかな?

 

りなりー「というか皆はどうするの?」

しずく「私は演劇部の練習で、致しながら快感の調整・演技とかするから、むしろ多くて悩んでたくらい。そもそも私性欲あんまないし。」

かすみ「最後のは嘘でしょ。」

しずく「私をかすみさんと一緒にしないで。」

 

 しずくちゃんは確かに性を全部演劇として捉えるから、スクールアイドルの場ではあんま困らなそう。

 

栞子「私は別に、皆の前で致すのは平気です………」

他3人「「「は?」」」

 

 栞子ちゃんは頭のネジが飛んでるらしい。

 

栞子「食欲や睡眠欲と同列なのでしょう?皆の前で食べ物を食べても、横になって寝ても恥ずかしくないのと同じ。だから致すのは余裕です。」

しずく「公然猥褻って、知ってる?」

栞子「それがあるから、一応しないようにはしてます………」

りなりー「だよね。」

 

 ただ、最低限の常識はあるらしい。

 

栞子「が、皆さんの許可があれば、致していいと思ってます。」

かすみ「許可降りるわけないでしょ。」

 

 頭はおかしいけど。

 

 

 

 

 となると、ここはムッツリの天才に聞くしかないか…………

 

りなりー「それじゃあ、いつも致す場所に困ってそうなかすみちゃん!」

かすみ「こここ、困ってないし‼︎///」

 

 やはり、こういう時のかすみちゃんは頼れる‼︎

 

しずく「でもかすみさんが一番隠れて致してそうだよね。」

栞子「授業中に1日1回15分と、長めのトイレがありますよね。あれはなんでしょうか?」

りなりー「それ、確実に致してるじゃん。」

かすみ「ななな、なんで知ってるの⁉︎///」

栞子「だって同じクラスですから。」

 

 しかも毎日授業を抜けてしてるらしい。

 

しずく「バレるなら夜にすればいいのに………」

かすみ「う、うるさいなぁ‼︎///」

りなりー「夜もしてそれなんでしょ?」

栞子「1日2回が習慣、ってことですよね?」

しずく「なるほど‼︎それじゃあ仕方ないね♪」

かすみ「うぅ…………///」

 

 否定はしないあたり、本当なのだろう。

 

栞子「かすみさん、自慰行為の多さは恥ずべきことではありません。むしろ自分で処理することによって、他人への被害を抑えているのですから。立派です。」

かすみ「あ、ありがとう、しお子……///」

りなりー「ということで、早急な致し場所の決定が必要。」

しずく「確かに、納得いくね………」

 

 ということで、致し場所の協議会が始まった。

 

しずく「まずAVの定番だと………布団の中でこっそり、だね。」

 

 第一案、布団の中。

 

栞子「これは声が抑えられる人に限りますね。私は一応出来ます。」

りなりー「私顔には出ないけど、声には出るから無理。」

しずく「かすみさんは絶対無理だね。」

かすみ「うるさい‼︎///」

 

 これは皆と同室なこともあって、無理。

 

栞子「それでは次………トイレとかどうでしょう?」

しずく「かすみさんが良くしてるとこだね。」

かすみ「ちちち、違うから‼︎///」

 

 第二案、トイレ。今のところ一番魅力的。学校での合宿でもこれで乗り切った。が………

 

りなりー「今回に限っては、厳しいかも。」

しずく「なんで?」

りなりー「トイレが一個しかないから。」

栞子「それは致命的ですね………」

かすみ「場所を取って迷惑になるし………」

 

 この建物の欠陥ともいえよう。いや、ランジュさんの私有地だから文句は言えないけど。もしや13人用じゃないのかな?

 

 さて、次の案に行こう。

 

かすみ「そ、それじゃあ、とか………?///」

しずく「かすみさん、青姦物が好きなの?」

かすみ「ちちち、違うし‼︎真面目にアドバイスしただけじゃん‼︎///」

 

 第三案、外。

 

りなりー「皆にバレない点では魅力的。」

栞子「私有地で周りに壁があるから、同好会以外の人に見られることもありませんね。」

かすみ「ね、いい案………でしょ?///」

 

 かすみちゃんの言う通りかもしれない。が…………

 

りなりー「ただ、12月の外は寒過ぎる。」

かすみ「た、確かに………」

しずく「雨とか降ったらそもそもダメだね。」

栞子「時期が悪かったですね………」

 

 悪天候のため無理。

 

 

 

 もはやダメかと思われた時、

 

りなりー「それじゃあ部屋・トイレ・外、全ての折衷案を取ろう。」

 

 名案が天から降ってきた。今までのをいいとこ取りする。これが最高だ‼︎

 

りなりー「りなちゃんボード、『廊下』‼︎」

かすみ「この建物、廊下が一本道だからすぐバレるね………」

しずく「なら却下。」

栞子「悪いところを折衷してどうするんですか?」

りなりー「皆厳しい。りなちゃんボード『しくしく……(泣)』」

 

 あっという間に否決された。

 

 

 

 くそっ、これじゃあらちが開かない。

 

りなりー「いっそ皆でツナガルコネクトするか………」

しずく「ゆうぽむ以外の2年生3人が純情だから無理だと思う。」

栞子「あとミアさんは14歳ですし、大丈夫なのでしょうか?」

りなりー「その4人にはこのセリフで。りなちゃんボード『お前も変態にならないか?』」

しずく「ならない。」

りなりー「りなちゃんボード『ならないなら犯す。』」

かすみ「サイテーだよりな子………」

 

 このままじゃあ絶対愛さんを犯しちゃう。いや、私的にはむしろ犯したいんだけど、法律と友達が許してくれない。一体どうすればいいの………?

 

 

 

 そんな時、神様からのお告げが舞い降りた。

 

彼方「1年生のお風呂の時間を分ければいいんじゃなぁ〜い?」

侑「各学年40分取ってるから、1人10分でイく‼︎これでどう?」

 

 上級生の下ネタ神、彼方さんと侑さんだ。ちなみに果林さんは()()()()だけで割と純情だよ。

 

しずく「確かにこれなら、1人の時間を確保できますね!」

りなりー「凄い………っ!これが先輩の力………っ‼︎」

栞子「この難題に終止符を打てたのは初めてです‼︎」

かすみ「あ〜、えっと、ありがとうございます………///」

侑「どういたしまして!」

彼方「悩める後輩を助けるのも、先輩の仕事さ〜。」

 

 こうして合宿での『致す場所問題』は無事解決したのだった。めでたしめでたし‼︎




次回、渋谷事変‼︎お楽しみに‼︎
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