【急募】ヤンデレな彼女と別れる方法【助けて】 作:しろとらだんちょー
ラ〇ンぽさを出すのが一番大変
「おはようございます、先輩」
「あっ……ぁ、ぁあっ、ぁ、ぉ……はょ……ッス」
バスに乗ってくると同時に、俺が座ってた席の隣に後輩ちゃん(
『今日は何色のパンツ履いてるの~??』
「黒です」
『エロっ!! 俺のためだったり!!?』
「違います。たまたま手に取った物がその色だっただけです」
へ~……今日は黒なんだな。と俺は舐め回すような視線で一通り美羽を見た後、数秒経ってから脳に電流らしきものが走って思い出す。
(あっ!! しまった!!! ついいつものノリでやっちゃった!! 昨日セクハラを止めると決心したばっかなのに!!)
やっぱり俺はあほなんだろうか。人間すぐには変われないというが、これではあまりにも極端すぎる。……いや、まだ取り戻すのに間に合う。今から学校に向かって着くまで一時間弱あるんだ。その間美羽に対して一切の干渉をしない。そうする事によって、微々たるものではあるけど好感度をプラスの方向に動かせるはずだ。
ヨシ!! 頑張るぞ!!
「…………」
美羽がスマホの画面をちらりと見る。これは俺の事を気にしてるとかではなく、日頃の行動が習慣化された影響だ。大丈夫、今日の俺は勘違いをしない。
「…………?」
もう一度、ちらりと見る。その後、俺の顔を見る。黒色で枝毛のないストレートの髪。瞳も吸い込まれそうな黒で、反対に肌は白くてしなやかだ。そんなあまりにも整い過ぎている美羽の顔に、俺は反射的に目を逸らしてしまう。
いつもは胸とかふとももとかしか見ないから、余計に眩しく感じた。
「……今日は、しないんですか?」
耳が気持ちいい、透き通るような声。やばい。我慢してても襲ってしまいそうだ。だって許してくれるんだぜ? 仕方ないなんて言ってくれるんだぜ? そりゃ襲っちゃうだろ?
でも! 今日から変わる!! 俺はコミュ障だが、精神だけは強いつもりだ!!
『しないケド……もしかしてしてほしい!!?』
「いえ、別にして欲しい訳じゃないです……けど……」
いつも通りのメッセージを送ってしまったが、逆に美羽の気持ちを今再び聞く事が出来た。これで決意は漲った。今日に限らず、明日も明後日もその次の日も。我慢し続ければいつの日か好感度がプラマイゼロになる……かもしれない。
そんな事を息子ギンギンで考えてたら、いつの間にか学校に着いていた。
これは……未来は明るいカナ!?
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『今日の件で少し話があるんですが』
「ん……?」
帰りのバスでも強固な意志を貫いて、白く燃え尽きかけながら帰宅した後。スマホゲームに興じているときに、美羽から一通のメッセージが来た。美羽の方から来るなんて珍しいな。もしかして……と、それはないんだったな。
| 今日の件で少し話があるんですが |
| どーしたんダイ?もしかして 寂しくなっちゃったのカナw? |
| いえ、そういう訳ではなく |
| ただ一つ気になる事があって |
| ウンウン |
| ごめんなさい。やっぱり何もありません |
ん……? どういう事だ? これが俗にいう〝かまちょ〟だったりするのか? いや美羽に限ってそんな事ある訳ないし……これは迷宮入りだな。まぁ気まぐれで罵倒しようとしてやっぱやめたみたいなのがオチだろう。
さっ、明日も頑張るために一発抜いてから寝るか!
現在新作ヤンデレ小説を執筆中なので、こっちの更新が遅れるかもしれないです
ある程度出来上がったらこっちにも出張掲載とかするかも?
まぁそれまではこの作品を楽しんでいただいて……どうぞ