インフィニットストラトス‐四神の力を受け継ぐ者‐   作:フジパンホンジコミ

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IS学園に入学した一夏。
かつての姉弟たちとの再会。
セシリア登場。


IS学園入学

 

 

 

「ではSHRを始めます。私は副担任の山田 真耶です皆さん1年間宜しくお願いします」

 

 

教卓の前で眼鏡を掛けた童顔の女性が声を上げて、SHRを始めるが、生徒である全員が無視をする。

 

まあ原因は俺ともうひとりの奴のせいだからな。

 

しかもこの人が俺らの副担っていうのがびっくりだ。

 

最初教室に入ってきた時はどっかから迷い込んだ女子大生かと思ったからな。

 

 

「え~っと・・・とりあえずまずは自己紹介をお願いします。」

 

 

順当に自己紹介をし始める女生徒たち。そしてあいつの番が回ってきた。

 

 

「次は、織斑君ですね。お願いします。」

 

「はい。」

 

 

元弟だった織斑 千秋が立ち上がって自己紹介を始めた。

 

 

「織斑 千秋です。誤ってISを動かしてしまいこの学園に来ることになりました。趣味は読書です。1年間よろしくお願いします。」

 

 

コイツの紹介が終わった途端、きゃーという黄色い声援が飛んだ。

 

 

『ほうアレが主の元弟か。』

 

『気前の良さそうな男に見えるが、内面は真っ黒だな。』

 

『ええ、周りの人間を踏み台程度にしか思っていないでしょうね。』

 

『その証拠に目が曇っちょるしのう。ここまで心の腐った輩は初めてじゃわい。』

 

 

龍王機たちもコイツの腹黒さに気づいたらしいな。

 

あの頃から何一つこいつは変わっちゃーいなかったってことか。

 

まあ俺にはどうにでもいいことだけどな。

 

 

「あのー亀山君・・・」

 

 

俺は名前を呼ばれたからそちらに顔を向けると泣きそうな目で俺を見ている山田先生がいた。

 

何があったんだ?

 

 

「なんですか山田先生?」

 

「えっと次亀山君の番なの。だから自己紹介してくれるかな?」

 

 

そういや自己紹介している最中だったな。

 

俺が席を立ち上がると女子の視線が俺に集まってくる。

 

 

「亀山 一夏だ。趣味は武術と料理それから機械いじり。二人目の男性IS操縦者ではあるがISに関してはみんなより若輩者だからあまり期待しないでくれると助かる。よろしく頼む。」

 

『キャアアアッーーー!!!』

 

「イケメンッ!!!」

 

「ちょっとワイルドでかっこいいーー!!!」

 

「婿に来て欲しい!!!」

 

「今作は織斑×亀山で決まりだぁーーっ!!!」

 

 

なんだか聞いちゃいけないようなことを言っていた者もいたが―――うん、忘れよう。

 

 

「なんだこの騒がしさは・・・」

 

 

教室に入ってきたのは黒のスーツを着た女性が入ってきた。

 

この声、それに容姿、忘れないほうがおかしい。

 

俺を見捨てたかつての姉、織斑 千冬・・・まさかうちのクラスの担任だったとはな。

 

 

「あ、織斑先生。もう会議終わったんですか?」

 

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けて済まなかった、それで今は誰の紹介をしているのだ?」

 

 

織斑 千冬が席を立っていた俺に顔を見けると一瞬驚いた顔をしていた。

 

 

「何か俺の顔についていますか?織斑先生。」

 

「い、いや済まない(・・・似ている。)」

 

 

織斑先生は、そのまま何もなかったように教壇へと歩いてゆき生徒である俺たちのほうに体を向け自己紹介を始めた。

 

 

「諸君、私がこのクラスの担任の織斑千冬だ。これから一年間でお前達を使い物になるようにするのが私の仕事だ。お前達は自分が強いと思っているかもしれないが私から見たらまだまだひよっこだ。これから一年間私の言う事には『はい』と返事をしろ。納得できなくても『はい』と返事をしろ。いいな?」

 

 

あんたどこの暴君だよ、ここは学校であって軍隊じゃないんだぞ。

 

こんなのに1年間教えられるのは苦痛に等しいぜ。

 

これなら父さんたちに教わってたほうが有意義だったかもな。

 

それに何か嫌な予感がする。

 

 

「キャアアアアアアッ!!!!千冬様、本物の千冬様よ!!!」

 

「ずっとファンでした!!!」

 

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです、北九州から!!」

 

「私、お姉様のためなら死ねますっ!!」

 

 

ぐおっまたか!?

 

おいおいここはどっかの宗教なのか?

 

最後の子に至ってはマジであぶねえだけど。

 

それにあの織斑 千冬も呆れた顔をしているな。

 

流石にコイツもこの状況は苦手か嫌いなのだろうな。

 

 

「まったく、よくもまあこんな馬鹿共が集まったな。感心せざるおえないな。それとも何か?狙って集めたのかそれとも押し付けているのか?」

 

 

俺としては一部を除いた一年生全員がこんな感じだと思うが。

 

 

「きゃーッ!!!もっとしかって、罵って!!!」

 

「私を躾けて!!!」

 

「むしろ、付け上がらないように調教して!!!」

 

「そして時には甘やかして!!!」

 

 

こりゃ後者のほうだな絶対。

 

それにしてもさっきから二人ほど俺を見ている奴らがいるな。

 

一人はわかるとしてもうひとりは誰だ?

 

まあいずれわかるだろうな。

 

俺がそう考えていたらチャイムが鳴った。

 

 

「さあSHRは終わりだ、諸君らにはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう。その後実習だが基本動作も半月で覚えろ。いいか、いいなら返事をしろ良くなくても返事をしろ。私の言葉には返事をしろ。」

 

「「「「「はいっ!!!!!」」」」」

 

 

ほんと大丈夫かねこのクラスは・・・

 

 

 

 

――――――――――

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

SHRが終わり、俺は知り合いにメールを打っていた。

 

そしたら俺に近づいてくる者がいた。

 

 

「・・・一夏。」

 

 

そこには俺の恋人の簪が立っていた。

 

 

「よう簪、久しぶり。」

 

「うん、2ヶ月ぶり。」

 

「どうかしたのか?」

 

「一夏が一組にいるって本音から聞いて。」

 

「そうか・・・そうだ昼食一緒にどうだ。」

 

「いいよ、お姉ちゃんにも伝えておくから。」

 

「ありがとな。」

 

 

そこへ俺たちのそばに織斑と髪をポニーテールにした大和撫子のような女子生徒がやってきた。

 

 

「やあ、ちょっといいかい。」

 

「見て分からないのか今話し中だ、後にしてくれ。」

 

「せっかく男同士だから仲良くしてあげよう声を掛けてやったのに何だいその態度は・・・」

 

 

ほんとコイツは人を見下すのが好きだよな。

 

 

「そうだぞ、千秋の好意を無下にするとは貴様は何様のつもりだ!!!」

 

 

うるさいやつだな。

 

なんなんだこいつは、織斑の取り巻きか?

 

 

「少なくとも他人を見下している奴よりかはまだマシだと思うが・・・。」

 

「何だと!?もう一回言ってみろ!?」

 

「今私が一夏と喋ってるの邪魔しないで。」

 

「き、貴様らっ!!!」

 

「もういいよ箒行こう。」

 

 

箒?

 

聞いた覚えがあるな。

 

 

「しかし千秋こいつらときたら!!!」

 

「放っておけよ、僕の好意を無下にした奴とつるむ必要なんてないよ。」

 

「千秋がそういうのであれば・・・」

 

 

二人は俺と簪から離れていった。

 

 

「一体なんだったのアレ?」

 

「さあな。それより前に比べて霊力が安定してるな。」

 

「うんおじ様が教えてくれたことをお姉ちゃんと一緒にやってたからね。」

 

「これは楽しみだな。」

 

「ふふびっくりさせてあげるから――あ、もう時間だ、じゃあまた後でね。」

 

「おう食堂で会おうな。」

 

 

簪はチャイムが鳴る前に教室を出ていった。

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

「―――であるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が必要であり、枠内を逸脱したIS運用をした場合、刑法によって罰せられ―――」

 

 

ふう父さんたちに感謝だなおかげで授業についていけるぜ。

 

それにしても山田先生の教え方もなにげにうまいな。要所のところで自分の解釈を付け足したりして分かり易い。

 

そして一通り読み終えた山田先生は俺と織斑の方に顔を向け訪ねた。

 

 

「織斑君と亀山君はわからないところはありませんでしたか?」

 

「事前に予習などをしていたので大丈夫です。」

 

「僕も大丈夫です。」

 

「そうですか。もしわからないところがあったら遠慮なく聞いてきてくださいね。」

 

「「はい。」」

 

 

そして休憩時間俺は次の授業の予習をしていると金髪の女子生徒が話しかけてきた。

 

 

「ちょっとよろしくて。」

 

「確か代表候補生のセシリア・オルコットさんだったか?」

 

「あら、わたくしの名前を覚えていましたのね。」

 

「自己紹介があったしな。(特に一番目立っていたし)でエリートのあんたが俺に何のようだ、悪いけど俺は次の授業の予習で忙しいのだが。」

 

「まあ、わたくしに声を掛けられただけでも幸運だというのにその態度はなんですの!?」

 

「(今の風潮に染まった女性か。面倒だな)へーそれはラッキーなことだな(棒読み)。」

 

「貴方という方はわたくしをバカしていますの!?」

 

「いいやバカしているんじゃなくてあんたの態度に呆れてるだけだ。それと代表候補生だからって威張るな。(ほんと同じ代表候補生の簪とは大違いだ。)」

 

 

オルコットが俺に言い返そうとしたら次の授業の予鈴がなった。

 

 

「くっ、また来ますわ!逃げないことね!よくって!?」

 

 

はあ・・・変なのに絡まれたな。

 

 

 

 

 

 




話の内容を人部分変更いたしました。
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