インフィニットストラトス‐四神の力を受け継ぐ者‐ 作:フジパンホンジコミ
「それではこの時間は実践で使う武器について説明する前に再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めるなおクラス代表に選ばれたものは1年間交代することはできない。」
クラス代表か、俺はあまりやりたくないな。
「自薦他薦は問わん。ちなみに推薦されたものは辞退出来ないからな。」
「はい、織斑君を推薦します。」
「わたしも。」
「あたしも。」
「私は亀山君を推薦しまーす。」
「だったらあたしも。」
僅か一分半。ほぼ真っ二つにクラスの意見が割れた。
ある程度は予想していたが男だからって選んでは欲しくないな。
俺は客寄せのパンダじゃないし。
「他に推薦はないのか。」
「ちょっと待ってください!納得いきませんわ!」
この声は・・・オルコットか?
「実力からして私がクラス代表になるのは必然。それを珍しいからと言う理由で極東の猿にされては困ります!大体、文化として後進的な国で暮らさなければいけないこと自体、私にとっては苦痛で―」
おいおい代表候補生がそんな発言していいのか?
代表候補生って肩書きをはき違えてんぞオルコットのやつ。
これじゃあ日本とイギリスが戦争まっしぐらだぞ。
「イギリスだって大したお国自慢無いじゃないか。世界一不味い料理の覇者だろ。」
ああここにもいたよ―――バカが一人。
「あ、あなた・・・わたくしの国を侮辱すると言うのですか!?」
「先に侮辱をしたのは君のほうだろ!?」
「もう我慢できませんわ!あなたに決闘を申込みます!」
「いいよ。ハンデはどのくらい?」
「あら、早速お願いかしら?」
「いいや、僕がどれくらいハンデをつけたほうがいいって言ってるんだけど。」
織斑が言った言葉に教室が静まり返った。
そして次の瞬間クラスからドッと爆笑が巻き起こった。
「織斑君、それ本気で言ってるの?」
「男が女より強かったのって、大昔の話だよ?」
「織斑君はISを使えるかもしれないけど、それは言いすぎだよ。」
こいつら本気で思っているのか?
IS自体が使えなきゃ一般の男と女の身体能力には明らかな差があるんだぞ。
武道などを行っている者だったらわからんが。
正直言って男という存在を舐めきっているとしか思えんな。それなら―――
「静かにしてくれないか。」
『!?』
俺は教室にいた全員を威圧した。
周りはビクッと驚き、静まり返って一夏に視線が集中する。
「隣のクラスはいま授業中なんだ。静かにしてくれ、俺たちは高校生なんだもう少し節度をわきまえろ。」
『・・・・・・』
俺の言った言葉に誰も口答えできなかった。
「織斑先生・・・」
「な、なんだ亀山・・・」
「ここでギャーギャー喚いていても仕方がないので、手っ取り早くクラス代表戦を行うというのはどうですか?。」
「そ、そうだな。では、一週間後に織斑、亀山、オルコットの三人で戦ってもらう。それに勝ったものがクラス代表でいいか。」
『は、はい!!!』
「それでは授業を再開する。(あの威圧感はなんだ、私でも恐ろしいと感じたぐらいだ。本当にあの一夏なのか)」
「(さっきの寒気はなんだったんだ。まさかあいつが出したのか)」
―――――――――
――――――
―――
4時間目のチャイムが成り終わった後、俺は教室を出て食堂へと足を運んでいた。
ちなみに俺は定番の鮭定食を選んだ。
さて簪はどこだ?
俺が辺りを見回していたら、簪ともう一人が手を振っているのが見えた。
俺はそこに一直線に向かい、空いている席に座った。
「すまん遅れた。」
「いいよ気にしてないから。」
「久しぶりね一夏くん。」
「ええ久しぶりです。刀奈さん。」
この人は、更識 楯無さん。
まあ容姿を見ればわかるが簪のお姉さんだ。ちなみにこの人も俺の恋人だ。
刀奈というのは楯無さんの本来の名だ。だから俺はいつもこっちで呼ぶようにしているんだ。
「ほかの人がいる手前だから学園では、楯無って呼んで。」
「わかりました。」
「一夏も来たし早く食べよ?」
「そうね、それじゃあ。」
『いただきます。』
俺は昼食を食べながら教室での出来事を二人に話したら―――
”その代表候補生潰そうかしら”とか”殺るんだったら私も一緒だから。”とかなんか物騒な言葉が聞こえたが俺は聞かなかったことにした。
「そ、そうだ二人に頼みたいことがあるんだけど。」
「私たち二人に?」
「何を頼みたいのかしら。」
刀奈さんは『説明』と書かれた扇子を広げて聞いてきた。
「明日の放課後からで構わないんで、ISの訓練を手伝ってくれませんか。」
「放課後に?でもいきなりなんで?」
「実は―――」
俺は刀奈さんと簪に先ほどあったことを説明した。
「なるほど。クラス代表を決めるためにISで勝負しないといけなくなったから訓練をつけてくれってことね。」
「私は構わないけど。」
「私は生徒会の仕事があるからときどきしか手伝えないけどそれでいいかしら。」
「ええそれで構いませんよ。」
俺はそう返事を返した。
そのあとは楽しい会話をしながら俺たちは昼食を堪能した。
時はすでに放課後
俺はカバンを持って靴箱で靴に履き替えていたら――
「あっ!亀山くんまだ学園にいてくれたんですね、よかった~。」
山田先生が息を切らしながら走ってきた。
「はぁはぁはぁ」
「先生、深呼吸して落ち着いてください。」
「そ、そうですね。」
スーハースーハと深呼吸をして自分を落ち着かせる山田先生。
30秒位経ち、息を整え終えたと判断した俺は山田先生に話しかけた。
「それでどうしたんですか山田先生。」
「えっとですね、寮の部屋が決まりました。」
「たしか、一週間は自宅から通学する話だったはずですけど?」
「それがですね、事情が事情ですから・・・」
そういうことか
「でも山田先生、俺の荷物これしかありませんが。」
俺は教科書とかが入ったカバンを掲げて見せる。
「その点は大丈夫です委員会から報告があった後に私が親御さんに連絡を入れといたのでもう届いていると思いますよ。」
な、なんと山田先生はそんなことをしといてくれたなんて・・・やっぱりいい先生だ。
「じゃあ、時間を見て部屋に帰ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の食堂で取ってください。ちなみ各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もありますが今は使えません。」
そうだろうなここは女子高なんだから。
「わかりました。部屋のシャワーでなんとかなりますから。」
おっとこれは聞いとかないと。
「山田先生一つ質問が、もちろん一人部屋ですよね。」
「えっと、織斑君もそうなのですが相部屋になります。」
「それは織斑とですか。」
・・・スッ
え!山田先生顔を背けるってことは・・・まさか
「女子と相部屋なんですか。」
「・・・・・・はい。」
これは気を付けないとな。
「わかりました。それで部屋の番号は。」
「えっと、1026室になります。それじゃあ、私は会議があるのでこれで。亀山君、ちゃんと寮に帰ってくださいね。道草してはいけませんよ。」
いや道草してはいけませんよ、というより道草するところどこにもないじゃん。
山田先生ってやっぱ天然だな。
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――――――
―――
「えっと1026・・・1026はここか。」
俺はドアを開けようとしたが、既に女子がいるかもしれないのでノックをしてみた。
「はーい。」
あれ、この声は。
俺はドアを扉を開け中に入ったら―――
「いらっしゃい一夏、さあ中入って。」
俺の彼女の簪がいた。
簪に案内され備え付けのベットに座った俺は簪から説明を聴いていた。
「なるほど刀奈さんが会長権限で同じ部屋にしてくれたってわけか。」
「これなら一夏も安心できるってお姉ちゃんが言ってたから。」
「まあ知らない人よりかはマシだな。これからよろしくな簪。」
「こっちもよろしくね一夏。」
天龍皇帝さん、ニーサンさん感想ありがとうございます。
それとニーサンさんの言っていたアットノベルス版なんですが、話の内容などを書いたフォルダを先代のパソコンにおいていたためパソコンとともにご臨終してしまったので残っておりません。
楽しみにしていたと思いますが申し訳ありません。
話の一部の変更とサブタイトル変更
追記:おかしい部分があったので修正いたしました。