真剣で衛宮士郎を愛しなさい!   作:Marthe

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みなさんこんばんにちわ作者です。ようやく体調がよくなってきたへっぽこ作者でございます。

前回は日常メインだったので、また彼には戦いの場に戻ってもらいます。またもや裏の世界へとまっしぐらですが頼もしい味方が居るので今度は孤立無援ではありません。
それでは


闇の胎動

――――interlude――――

 

廃棄されたであろう倉庫跡を見る。そこには埋め尽くさんばかりの人型のロボットがいた。

 

「・・・ここも外れか」

 

目当ての品はあったが、これは所詮ダミーと言った所だろう。犯人の姿はなく、証拠となるような物も、持ち出された後だった。

 

このロボット達も、やろうと思えば使えるだろうが、実際は使う気のない張りぼてということか。

 

制御室に行き、コンソールを起動。内部データをさらうが、やはりデータは全て削除されていた。

 

「私だ。今回も外れのようだ。その代り、大量のガラクタを置いていったみたいなのでね。回収なり破壊するなり、処分を頼む」

 

了解、と相手からの返事を受けて彼、衛宮士郎は電話を切る。

 

「ようやっと日常に戻れたというのにすぐこれか。Мなる人物には、最大級の返礼をしなければならないな」

 

この礼は倍にして返してくれよう。そう誓い、もういくつめになるかの敵のアジトを去る。

 

平穏なはずの川神に渦巻く闇は肥大を続けていた。盗まれたという九鬼の新サポートロボの行方は未だ知れず、こうして毎日夜を駆ける。

 

(いい加減尻尾を出しそうなものだが・・・どうにも動きが読めんな)

 

これだけ大規模に動いているのだからきっとどこかでボロがでるはず。いや、尻尾自体は出ているのだが、肝心のМに繋がらない。

 

九鬼の依頼を受けて数日になるが、出てくるのはМに扇動された下っ端のみ。どいつもこいつもМなる人物にそそのかされておきながら、その人物の詳細を全く知らない。

 

「・・・。」

 

タン、タンと壁を蹴り、倉庫の上にあがる。そこから見えるのは武骨な工業地帯だけだ。目を凝らし、その鷹の目をもってしても、見えるのは九鬼の従者部隊が忙しなく動いている姿だけ。

 

その光景にため息を付き、腕を組み目を閉じる。思いを馳せるのはこの地に来て初めてできた仲間達のこと。

 

(巻き込まれなければいいのだが・・・)

 

好奇心旺盛な彼らは何かと問題に首を突っ込む。重火器すら相手取れる腕前なので早々大事には至らないだろうと思うのだが、心配である。

 

如何に強くともまだ18歳の少年少女たち。どうか彼らには平和で、血を見ることのない生活を送ってほしい。そう思ってやまないのだが。

 

(いずれにしても必ず敵は攻勢に出てくる。その時を見逃さないようにしなければ)

 

そう結論付けて、彼は夜闇に紛れるようにその姿を消す。川神は未だ騒動の渦中にあることを改めて身に刻む衛宮士郎だった。

 

――――interlude out――――

 

平日の学園。夜はともかくとして昼間は普通の学生として生活する衛宮士郎。なのだが・・・

 

 

1!2!1!2!

 

一切のぶれなく掛け声と共にグラウンドを走る姿はどこかの軍隊のようである。

 

「俺のいない間に何があったんだ・・・」

 

思わずそう呟く士郎。確かに自分の留守を彼に託した。どうしても守りたい人々がいるので、彼らをどうか見守っていてほしい。そう言い残してはいたが・・・

 

「いい調子ですぞッ!!そのまま後五周!!いたしましょうッ!!」

 

そう言って槍(黄金のやつ)をもって走る諸悪の根源に喋りかける。

 

「おい!確かに守ってくれとは頼んだけど、ここまでしろとは言ってないぞ!」

 

これでは青春の一ページが、汗にまみれすぎてドロドロになってしまう。流石にそれはイカンだろうと抗議するのだが、

 

「彼らは勇敢なスパルタの素質がありますッ!!ああいや、決して脳みそまで筋肉だといいたいのでは無いのですが・・・とにかく!!守るだけではなく守るべき者達を育てることも!!危険から遠ざける一つの手段でありましょうッ!!」

 

「今さらっと本音出たぞ脳筋」

 

思わず頭を抱える士郎。まさか、自分がいない間に同級生達を魔改造されていようとはつゆとも思っていなかった士郎である。

 

「おーい大和。大丈夫かー」

 

膝に手を付いてぜーぜーと息を荒げる大和に士郎は駆け寄る。

 

「大丈夫・・・一応姉さんと京のトレーニング毎日やってるから。戦闘力は自身ないけど体力と回避力なら自信ある・・・」

 

と、言いながらも、ぜーはーと息の荒い大和である。確かに彼は初めて会った時から結構しっかりとした体つきをしていたなと思い出す。

 

「あんま無理はするなよ?鍛えるのはいいが、体壊したら元も子もないんだからな」

 

「ああ。分かってる。ていうか、無理しようとしても―――」

 

ピィーッ!!!

 

「いけません一子殿!!しっかりペース配分するのです!!それでは五周後に動けなくなってしまいますッ!!」

 

「うあう・・・はい」

 

トップをぶっちぎっていた一子がガチムチに注意され減速した。それを見て士郎はさらに頭を抱える。

 

「やっぱり任せて行ったの、間違いだったかな・・・」

 

「そうでもないと思うぞ。士郎がレオさんを学園に紹介してから、運動部の奴らも、武道系の奴らも、成績が良くなってるんだ」

 

「まぁ指導力は一級品だからな。こと肉体を鍛えることにおいてあれほどの適任者はいないと思うよ」

 

そう言って手に巻いたリストバンドで汗を拭う。このリストバンドだが、本来の汗拭き道具だけではなく、体に負荷をかけるための重りでもある。

 

超小型の重り(九鬼製)が仕込められるようになっており、個人個人に合わせて重量を変更できる他、吸水性、通気性もよく、汗をすぐに吸水し、あまりベタつかない。

 

おまけに中の重りを外し、専用の籠に入れれば学園がクリーニングに出すので、衛生面も完璧である。

 

最初はただの重りをつけていたのが、見栄えが良くないとの声が上がり、渋メンが学園長に何か良い道具はないかと相談した結果、九鬼にて製造されたのが経緯である。

 

「しかしすごいな士郎。そんなに重りつけて平気なのか」

 

「ん?一応普段から鍛えてるからな。とはいえ、これは俺でもキツイ」

 

そう言う彼の両腕両足には九鬼製バンドが二つずつ着けられている。元々体をかなり鍛え上げている彼には、一つでは足りないと渋メンが指摘したので仕方なくつけている。

 

体を鍛えるのはいいが、彼としてはある程度体力を残しておきたいのが本音。しかしあの渋メン、例えマスターである自分の言葉でも納得がいかなければ断固拒否するのでいかんともし難い。

 

しかも今回は令呪に強制力がない(・・・・・・・・・)ので、暴走を始めたら手が付けられないのが非常に心臓に悪い。

 

まぁ、異例の召喚なのでそれも仕方ない・・・どころか、彼がこうしてここにいること自体奇跡なので何も文句を付けられないのだが。

 

「衛宮士郎!何をそんな所で遊んでいるのですか!」

 

「ややッ!如何にマスターと言えども体育(訓練)を疎かにするとは許せませんッ!!私が直々にお相手いたしましょうぞッ!!!」

 

と、マルギッテの告げ口によりこちらに向かって猛然とダッシュしてくるガチムチに思わず天を仰ぐ士郎。

 

「ホントに間違ったかなぁ・・・」

 

「まぁ、どんまい」

 

ポンと肩を叩く大和の心遣いが虚しい。

 

 

 

 

お昼時。地獄の体育(という名の訓練)を終えて、疲労がMAXになった同級生達がゾンビのように押し寄せる。

 

「え、衛宮定食・・・」

 

「よくその疲労状態で来たな・・・」

 

もはや一歩も動けんと立ち往生でもしそうな勢いの生徒に、少しでも癒しをと特製の定食を渡す。

 

「しっかり休めよ・・・次!」

 

「衛宮定食。生卵付きです」

 

そう言って訪れたのはマルギッテだった。

 

「流石マルギッテだな。あの体育(訓練)でまだ余裕か」

 

「そうでもありません。あれは実に合理的で私を鍛え上げてくれます。祖国の部下たちにもやらせたい所です」

 

「それはちょっと考えてやってくれ・・・」

 

まさかドイツ軍まで脳筋集団にしてしまっては国際問題になりかねん。準備できた定食と生卵を渡す。

 

「しっかり食べて力つけてくれ」

 

「言われずとも」

 

言葉少なく定食を受け取って去っていくあたり、やはり彼女でもあの体育はこたえるのだろう。

 

「衛宮定食をくださいな」

 

「最上先輩?」

 

最近諸事情ですっかりご無沙汰だった先輩に驚く士郎。

 

「先輩がこちらにくるなんて珍しいですね」

 

「噂の衛宮定食、私も食べてみたかったのよ」

 

と、髪をかき上げながら言う最上旭。

 

「へぇ・・・やっぱり慣れているのね」

 

「ええまぁ。数少ない趣味でもありますから。と、おまちどうさん」

 

コト、とトレーを置く。

 

「ありがとう。・・・あら?これは?」

 

トレーに盛られた定食に、見慣れないプルりとしたものが乗っかっている。

 

「先輩初めてでしょう?初めての人にはデザートのサービスです」

 

そう言って微笑む。本当はそんなものないのだが、たまたま厨房のお姉さま方に試食してもらうべく作ってきたのだ。

 

「・・・。」

 

じっとこちらを見る最上旭。余りにもじっとみられているので、

 

「あの、俺の顔に何かついてます?」

 

なんだかデジャヴを感じながらいつかと同じ言葉をかける。それを聞いた最上旭は―――

 

「プッ!あははは!」

 

心底おかしかったのかお腹を抱えて笑う。

 

「・・・やっぱりなにかついてます?」

 

そう言ってエプロンで顔を擦る。

 

「やっぱりなにも―――」

 

付いてない。と言おうとしたが、当の彼女はいつの間にか離れた所にいた。

 

(また気配遮断に認識阻害か。よくもまぁあれだけ多用して逆に怪しまれないものだ)

 

気配を殺すとは言うが、実際それを行えたとしてもただ行ったのでは逆に人は気づいてしまうものだ。

 

単純に考えてほしいのだが、木々の生い茂る森の中に、一か所だけ不自然な空白があれば、誰だって目をそちらに向けるだろう。

 

なぜここに木はないのか?なぜここだけ草花がはえていないのかと。同じことを気配でやれば、違和感の塊のようになってしまう。

 

それを彼女は上手く周囲に自分を馴染ませるように、あるいは木々の中の一本として見立てることで他者からの認識を外し、気配を感じ取らせないようにする。

 

木を隠すのなら森の中とはよく言ったものである。

 

(最上旭・・・М・・・まさかな)

 

彼女は品行方正な生徒だ。裏で悪事を働くような人物ではない。そう思いたいが、彼女のむやみやたらに行使する気配遮断と認識阻害が、なにか隠しているんじゃないかと思えてしまう。

 

そして、その予想は恐らく当たっている。

 

(主犯のМではないにしても何かしらの隠し事はしているんだろうな)

 

そう思いながら配膳に戻る。願わくば、その隠し事が川神に潜む闇と繋がっていないことを願って。

 

 

――――interlude――――

 

不思議そうに自分の顔をエプロンで拭う彼を見てスッとその場を後にした。

 

今回は完璧。視線も遮ったし、気配の消し方も申し分ない。

 

なのに―――

 

(やっぱりばれてる)

 

何事もなかったかのように仕事に戻る彼だが、エプロンを顔から外した瞬間こちらを見た。

 

(ああ、どうしよう、胸が高鳴っちゃう)

 

彼女らしくない。実に彼女らしくない振る舞いだった。わざわざ自分から必要以上に接触し、まるで自分を見てほしいかのように現れてはバレバレの気配遮断と認識阻害をする。

 

普段から人に必要以上に悟られないようにしている彼女がそんな真似をするのはやはり理由がある。

 

(落ち着きなさい、旭。まだよ。彼と本当に会うのはまだ)

 

まるで、そうまるで、物語の主人公(・・・・・・)に恋焦がれるように。彼女の胸は激しく高鳴っていた。

 

(待っててね正義の味方さん)

 

今はまだ。彼女の本当の姿を晒す時ではない。でもいずれその時は来る。その時を心待ちにして、彼女はその場を去った。

 

――――interlude out――――

 

 

 

放課後、大和とキャップ、士郎と女子五人が秘密基地に集まっていた。

 

「エロ本の・・・摘発?」

 

キャップの言葉に意味が分からんと首を傾げる士郎。

 

「日本史の、あ、今は違うんだっけ。とにかく!最近学園に広がってるこの卑猥な書物の流通元を成敗するのでおじゃる!だってさ」

 

「そういえば最近、抜き打ちで持ち物検査がされてるな」

 

「男子中心に熱をいれて持ち物検査してたのはそのためか・・・ていうか、学園にそんなもの持ってくるやついるのか?」

 

士郎の問いに答えたのは大和だった。

 

「普通にいるぞ。この前ヨンパチとガクトが持ち物検査に引っかかって没収された」

 

「あ、そう・・・」

 

とても身近にいたことにカクリと肩を落とす士郎。青少年の飽くなき性欲はとても強いらしい。

 

「しかしキャップ。つまり俺たちにエロ本狩りをしろってことか?」

 

「まぁ個人のプライベートは別としても、学園に持ってくるのはなぁ・・・」

 

「なんだー士郎ーお前もエロ本に興味あるのか?」

 

ぎゃむりと士郎に抱き着く百代。

 

「興味はない!というかくっつくな!色々当たってるんだよ!」

 

「なんだわかってるのか。そーらもっと楽しめ!」

 

とさらにぎゅっと抱き着く百代。百代は最初こそ恥ずかしがっていたが、今では危機感の方が勝って極度にボディタッチを求める(しかける?)ようになっていた。

 

「うがが・・・所で、ガクトとモロは?」

 

がっつりホールドされながらもこの場にいない二人はどうしたと問う士郎。

 

「エロを摘発するのは信念に反する!って言って不参加」

 

「あ、そっちに回るんだ・・・」

 

エロ摘発反対運動に加わっているのが絵に描いたようにわかる。

 

「エロを摘発するのは俺も信念に反するんだが「エッチなのはいけないと思うわ!」おわっ!?」

 

そっち系に対して耐性のない一子が率先して摘発に賛成する。

 

「自分も賛成だ!こここんな卑猥な物を捨ておけん!」

 

「私は大和が見たいならいいよ?ただしわたしと「お友達で」これもダメか・・・」

 

「わわわ私も参加します!」

 

「ちょっとぱちってもいいよね?」

 

「まゆまゆはしれっとスケベだよなー誰かさんと一緒でッ!」

 

「俺はなにもしとらん!」

 

「じゃあ私の体に何も感じないのか?」

 

「・・・。」

 

一生懸命意識しないようにしているというのにこの駄武神めなんということを!と、思いはするのだが口に出したら負けなので黙るしかない。

 

「あーとにかく、そのエロ本の流通元を見つけて叩けばいいんだな?」

 

「話逸らすなよー」

 

ギュリィ

 

「いたたた!わかった!百代は凄く魅力的だよ!ドキドキする!だから放してくれ!」

 

「う・・・」

 

力が緩んだ瞬間を狙い、するりとホールドから逃げる士郎。

 

「いつつ・・・俺は聞き込みに行くから。何かわかったら連絡する。じゃな!」

 

そう言って士郎は秘密基地を飛び出していった。

 

「魅力的だって」

 

「ドキドキするんだって」

 

「良かったね。姉さん」

 

「・・・うん」

 

顔を真っ赤にして俯く百代にみんなが祝福する。が、

 

「モモ先輩ずるいです・・・!」

 

「まけてらんねーぜまゆっち!」

 

「・・・そういえばまゆっちもだった」

 

「士郎はつみつくり?な人!」

 

「自分も負けていられないな・・・!」

 

「ハッ!大和は私の。誰にも渡さない・・・!」

 

「どーでもいいけど、早くいこうぜ?」

 

「そうだな・・・」

 

士郎の残した言葉に沈黙する百代。そして嫉妬する由紀江。その様子をみて自分も想う人にアピールせねばと一念発起するクリスに、対抗する京。

 

一子は恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな姉に、いつかはお兄ちゃんができるのかなーと平和そう。

 

なんとも桃色な空気になってしまったがその原因は既におらず。とにもかくにも学園の依頼をこなすべく、秘密基地を後にする一同だった。

 

 

 

 

「参ったな・・・」

 

秘密基地を飛び出してかれこれ数時間。聞き込みとは言ったものの、自分は大和のように人脈があるわけでもなし。

 

そっちの方には一切無縁なので馬鹿正直にそのエロ本どこで手に入れたの?なんて聞いても教えてもらえるわけもない。

 

(急に流通し始めた卑猥本か・・・)

 

唐突のようにも思えるが、その手の話はよく裏の世界と繋がりやすい。武器の密輸が、後押ししていた中国の阿呆傭兵と、それにくっついていたどこぞのマフィアが捕らえられたことで勢いを失った。

 

しかし、散発的なならず者による暴動や、怪しげなロボット製造、九鬼の新型盗難などまだまだ平穏になったとは言い難い。

 

『マスター。よろしいですかな』

 

と、悩んでいる内に別件で動いてもらっていたランサーからの念話が届いた。

 

『どうした?』

 

『マスターの睨んでいた場所の一件に潜入していたのですが・・・その、何やら卑猥な内容の本が・・・ですね。大量の武器と一緒に保管されているのを発見致しました』

 

『大量の武器と一緒に、だと?』

 

これはいよいよまずい。やはりこの突然湧いた卑猥本の一件。武器密輸と繋がっている・・・!

 

『そちらに向かう!重要人物、もしくはデータがあれば確保してくれ!』

 

『お任せを』

 

そう言って士郎は走り出す。なぜよりにもよって彼らの携わる依頼のことごとくがこう裏の世界と通じてしまうのか。

 

(偶然か・・・キャップの剛運か?)

 

聖杯さえ見つけ出す彼の運気が、逆に事件解決の為に作用しているのかもしれない。などという信じたくないがありえそうな予想に、思わず舌打ちしたくなるのを堪えて士郎は走る。

 

 

――――interlude――――

 

大和は一人、情報のあった少女を尾行していた。あてもなく様々な場所で聞き込みをしていたのだが、ゲームセンター前でヨンパチが件のエロ本を自分に売りつけようと持ち掛けてきたのを機に、

 

その出所を問い詰めた結果、ゲームセンターにいるやたらとアーケードゲームの強い少女が融通していると情報を得た大和は、その少女を静かに尾行していたのだ。

 

(今回は武器も持ってきた。早々にやられはしない!)

 

前回無手で歩き回っていたことでお荷物となってしまったことを踏まえ、いくつかの携行できる武器を持ってきていた。

 

「あそこか・・・!」

 

尾行を続けた結果、町はずれにある漁港にある一隻の船がアジトであることを突き止める。

 

「みんなに連絡を「どこにかける気だ?」うお!?」

 

男の声といっしょにガシリと尻を掴まれてビク!とする大和。

 

(しまった!)

 

尾行しているはずが逆に待ち構えられていたことに気づくが、気づくのが遅かった。

 

そのままアジトであろう船内に無理やり連れ込まれてしまう。

 

ガン!

 

「痛って!」

 

壁に叩きつけられ五人の人物に囲まれる大和。

 

「わあ大和君だ~!」

 

「あんたら何者だ・・・」

 

何故か青髪の女性が自分のことを知っているようだが、とにかく何者かを問う大和。

 

「酷ーい私の事覚えてないのー!?」

 

「いやあんたどこで会ったのさ」

 

「川辺で一緒に寝てた」

 

「なにそれ・・・」

 

と漫才のように息が合っている三人の女性。やたらと尻に目線を送るいかつい男。そして無精ひげを生やした中年のおっさん。

 

「小遣い稼ぎのつもりがとんだ相手に捕まっちまったな」

 

(木箱に大量のエロ本?)

 

「お前らがエロ本の大元ってわけか」

 

「そうだな。今は(・・)そうだ。でもここまで勇敢に追いかけてきた兄ちゃんにはいいものをプレゼントしてやるよ」

 

そう言って木箱の中に無造作に手を突っ込み中から何かを取り出す。

 

「拳銃!?」

 

「そ。俺たちはちょっとした何でも屋でね。エロ本はただの梱包材。折角なら梱包材も売れた方が儲かるだろ?」

 

(この木箱、全部エロ本に見せかけた武器の密輸品か!)

 

そこかしこに置いてある木箱を見渡してそう予想を立てる大和。

 

「あんたら、武器の密輸犯か!」

 

「いいや。言っただろう?何でも屋だって。本当ならエロ本渡してお引き取り願う所だが、場所がばれちまうとな。てなわけで、さよならだ」

 

そう言っておっさんが引き金に手をかける。

 

(そうはいくかってんだよ!)

 

いつかのレオさんの言葉を思い出す。軍師である自分が思考を止めてはならない。ファミリーを支える自分が誰よりも先に諦めるのは間違っている。

 

ピンッとポケットに忍ばせておいたそれのピンを抜いて転がす。

 

「なんじゃこりゃ」

 

それに敵の目が行った瞬間、大和は自分の目を覆った。

 

 

瞬間、

 

 

カッ!!!

 

「なにッ!?」

 

「目つぶしか!小賢しい!!」

 

パン!パン!

 

銃弾が数発発射されるが所詮でたらめに発砲されたもの。伏せていればそうそう当たりはしない。

 

(さらにこいつもだ!)

 

目がくらんでいる間に床に撒菱(まきびし)を転がして追って来れないようにする。棘は立っていないが靴で踏んでも相当に痛いそれを仕掛けて大和は船から脱出する。

 

「「「大和」さん!!!」」」

 

さらに携帯でGPSを送り続けていたのでみんなが来てくれる。

 

「姉さん!みんな!」

 

こうなれば数の有利だ。ちょっとやそっとじゃ負けはない。

 

「流石だな弟。本当は私達で踏み込もうとしたんだが・・・自力で脱出してくるとはやるじゃないか」

 

「いつまでも守られてばっかりじゃ男が廃るんでね!」

 

そう言って大和は携えていた木刀を構える。

 

「それにしても、これはどういうことですか!釈迦堂さん!!」

 

百代が叫ぶ先にいたのは先ほどの無精ひげを生やした中年。

 

「姉さん、あいつ知ってるの?」

 

「釈迦堂刑部。前に川神院で師範代をしてたけど、考え方が危険だからって破門にされたの」

 

「百代じゃねぇか!懐かしいねぇ・・・あんなにちっこかったのにこんなに大きくなりやがって。嬉しいぜ?」

 

(あんなおっさんが川神院元師範代?まずいな・・・)

 

ただのテロリスト如きなら何とでもなる戦力だが師範代クラスが敵にいるとなると話は違ってくる。間違いなくクリスや最近やっと戦えるようになったワン子、京じゃ手に余る。

 

(となるとあいつの相手は姉さんかまゆっちしかいない)

 

緊張で沸騰しそうになるのを堪えて思考を張り巡らす。士郎がいれば確実だが、ここで武器の密輸がされていたとすれば―――

 

ガシャン!ガシャン!

 

「やっぱりお出ましか!」

 

以前、麻呂の犬の時に出てきた正体不明のロボット群。そいつらがそこかしこから現れた。

 

「援軍とはありがたいねぇ、じゃあ少しこっちも見せてやるとするか!」

 

「!?まさかその人たちに川神流を!!」

 

「本家の頭の固い連中より見どころあるぜ?」

 

「長女・板垣亜巳!」

 

「次女・板垣辰子ー!」

 

「長男・板垣竜兵!」

 

「そしてうちが三女の板垣天使(えんじぇる)だ!」

 

「板垣・・・」

 

「えんじぇる・・・」

 

あれか。俗に言うキラキラネームという奴だろうか。小柄にピンク色の髪をした姿は確かに天使っぽくないと言えなくもないが・・・

 

「エンジェルだって!ねぇねぇ五人集めたらなんかもらえる?」

 

「松風!人が気にしてそうなことを面と向かって言ってはいけません!」

 

「うちの名前を馬鹿にしたな!うち流ゴルフ術の餌食にしてやるぜッ!」

 

「まゆっち結構毒吐くよね・・・」

 

「こ、これは松風がッ!」

 

その松風は由紀江が腹話術で話しているのだが、あえてなにも言わない。

 

「へっ余裕かましてるけどいいのかよ?奴さんはもうやる気だぜ?」

 

ガション!と内蔵された火器をこちらに向けるロボット群。

 

「大和は下がってろ!」

 

「わかった!」

 

言われた通りに壁を盾にするように下がる。万が一にも自分が標的になれば彼女らが却って(かえって)危ない。

 

(一応あいつらにも効果がありそうなものはある!今度は諦めないぞ!)

 

そうして二度目の激闘へと突入するのであった。

 

――――interlude out――――

 

「ちぃ・・・後から後から、しつこい連中だッ!」

 

ガキャン!

 

内部の火器を発射しようとしたロボットに白剣を投げつけて両断し、

 

「はぁあ!」

 

左手に握った干将で叩き切る。

 

「マスター!」

 

「わかっている!」

 

宙がえりしながら背後に立った一体に残りの干将を投げつけ、

 

――――壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)

 

干将・莫耶を起爆して近くにいたロボットもガラクタに変えてやる。

 

「いつになったらこいつらは止まるのか」

 

ランサーの報告を受けて彼の見つけた隠れ家の中を捜索中、急に動き始めたロボット達に、証拠を探していた士郎は戦闘を余儀なくされていた。

 

「マスター。このまま一緒に全て破壊してしまうのも良いですが、ご学友が危険なのでは」

 

彼の言う通り、携帯に大和から電話が鳴りっぱなしだ。恐らく彼らも戦闘になっている。

 

「その通りなのだがなッ!こいつらこともあろうに―――!」

 

ロボットの分際で、木箱に詰められた重火器を数体がかりで持ち出し、

 

パシュン!

 

「ええい鬱陶しい!」

 

ドゴン!

 

倉庫が派手に爆発し、重火器、RPGを発射した個体を、背面を使った当身、鉄山靠(てつざんこう)で粉砕して弾き飛ばす。

 

「こうして内蔵武器を使うどころか、そこらに転がっている武器を担ぎ出されては見過ごすこともできん!」

 

ランサー一人でもこいつらの殲滅は可能だろうが、もし万が一にでもロボットが重火器を外に持ち出したら大変なことになってしまう。

 

最悪なことにこの隠れ家・・・工場とでも言うべきか。ここは住宅街からそれほど離れていない位置にあり、油断すれば近隣住民に被害が出る。

 

それが分かっているのかいないのか、とにかくロボット達は攻撃するだけでなく、備蓄されている火器を持ち出そうとするのだ。

 

(全滅させるのは容易いが、こうも数が多いと―――)

 

今は二人でロボットをガラクタに変えているのでまだ外には一機たりとも出ていないが、これが一人になれば確実に外に出る個体が出てくるだろう。

 

それではまずいのだ。こいつらはここで全てガラクタに変えねばならない。

 

と、

 

バゴン!

 

「!?」

 

急に工場の壁面が爆発した。

 

「マスター!お下がりを!」

 

「その必要はない!」

 

ドンドンドン!!!

 

急に周囲が爆発、さらに火器に引火して更なる爆発が起きる。

 

「その服装、九鬼の従者部隊か!」

 

「いかにも。九鬼家従者部隊・序列4位のゾズマ・ベルフェゴールだ。君からの支援要請を受けて参上した」

 

そう言って現れたのは黒人系で髪をドレッドヘアーにした執事服の男だった。

 

「すまないがここを任せていいかな?少々・・・いや、だいぶ込み入っていて、ねッ!」

 

投影した黒鍵を投げつける。ただ投擲されたように思えたそれは、

 

ドゴン!

 

まるで大型トラックが衝突したかのような衝撃をロボットに与え、一体に留まらず数体を串刺しにして、

 

――――壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)

 

派手に爆発四散した。

 

「ほう。すごいな君は。今のが報告にあった魔術かな?」

 

「ただの純粋な投擲技法だが!悪いが説明している時間はない!ランサー!後を頼む!」

 

「お任せを。ご武運を!マスター!!」

 

そう言いおいて工場から飛び出る。入れ替わりに九鬼の従者部隊が入っていくのが見えたのでこちらは問題ないだろう。

 

鳴りっぱなしだった大和の電話に出る。

 

「大和!今どこだ!」

 

『町はずれの漁港だ!今姉さん達が釈迦堂とか言う川神院の元師範代と、その弟子達・・・ああっ!こっちくんな!』

 

バチバチ!と何かが弾ける音がしてガシャン!と何かが崩れ落ちる音が聞こえる。

 

「大和!?まさかそっちにもロボットがいるのか!?」

 

恐らく電気によるショート音から、大和達もロボットに襲われていると推察する。

 

『その通りだ!何とか持ちこたえてるけどそろそろまずい!急いで来てくれ!』

 

「わかった!すぐに行く!!!」

 

返事をして電話を切る。

 

(人目に付くが仕方ない!)

 

「――――同調、開始(トレース・オン)

 

脚力を集中強化。壁を蹴ってビル屋上へと駆け上がり、

 

「――――工程完了。全投影、待機(ロールアウト・バレット・クリア)

 

空中に一定間隔で直剣を水平に投影。それを足場にして、

 

「はッ!!」

 

目視した大和の元へ、地形を一切無視して空を駆ける。

 

(頼む!間に合ってくれ!!!)

 

一筋の閃光となって彼は友の元へと走る。

 

 

――――interlude――――

 

「川神流・無双正拳突き!」

 

「こっちもだ!!」

 

ガッ!

 

百代と釈迦堂の拳が衝突する。しかし、

 

「ぬお!?」

 

「はあああ!!」

 

釈迦堂の拳は容易く弾き飛ばされ、百代が連打を仕掛ける。

 

「川神流・大車輪!!」

 

「おうさ!」

 

一子の大車輪に対し、板垣天使もゴルフクラブで同じ技を繰り出す。

 

「はあああ!!」

 

「そらそら!」

 

クリスの突きに合わせて板垣亜巳が棒を回転させることで受ける。

 

「ふっ!」

 

京の放つ矢を辰子が素手で弾き、

 

「オラァ!」

 

「甘いです!」

 

竜兵の拳を由紀江が躱し、

 

「やあ!」

 

「ごはっ!」

 

峰打ちを決める。だが・・・

 

「いてて・・・女だろうと容赦しねぇぞ!」

 

「コイツちょっと頑丈すぎね!?」

 

「それより大和は!?」

 

京が叫ぶ方を向けば大和がロボット相手に孤軍奮闘していた。

 

「せい!」

 

バチバチ!

 

キューン・・・

 

また襲われた時の為に準備していた改造スタンガン(違法です絶対やめましょう)で一体ずつロボットを行動不能にしていく。

 

ガション!

 

「それは無理!」

 

ガトリング砲が開いたのをみて即座に壁に隠れる大和。

 

「はぁはぁ・・・レオさんの言う通り、最後にもの言うのは筋肉と頭脳だ、なッ!」

 

バチバチ!

 

また一機行動不能にするが、

 

ジジ・・・

 

「やっぱ無理があったか!」

 

無理やり電圧を上げたスタンガンは内部が焼き付いて使い物にならなくなってしまった。

 

「こうなるともう攻撃手段が無いな・・・!クッキーからビームサーベル借りてくるんだった!」

 

ロボットの脚を払い、転倒させて銃撃を受けないようにする。しかし彼ではそれが精いっぱい。唯一の攻撃手段は使えなくなってしまったのでもう逃げに徹するしかない。

 

「ちっ!大和!」

 

「よそ見はいけねぇな!」

 

「がっ!」

 

百代が釈迦堂に殴り飛ばされて飛んでくる。

 

「姉さん!」

 

「問題ない・・・川神流・瞬間回復!」

 

気を高めて細胞を活性化、傷ついた部分を回復する奥義。

 

「そういえばそれがあったな。少し長居しすぎた。引き上げだ!」

 

釈迦堂のその言葉に板垣兄妹は町の中へと消える。

 

「まて!」

 

「いけません!クリスさん!」

 

「まだロボが残ってんぞクリ吉ー!」

 

「くっ!みすみす取り逃がすか!」

 

周囲を囲むロボットに対し、大和を守るように囲む百代達。

 

「ワン子大丈夫か!?」

 

「まだ平気!でもちょっとまずいかも・・・」

 

まだ完全に復活したわけではない一子はそろそろ限界だった。既にオーバーフローを起こしかけている。

 

ガツ!

 

「!?」

 

突然ロボット達が地面に体を固定した。

 

「まずい!避けろ!」

 

咄嗟に判断できたのは百代と由紀江だけ。しかしそれも虚しく、

 

バジジジジ!!!

 

「「「うああああああ!!!」」」

 

防ぎようのない大電流が流れる。如何に壁を作っても地を伝う電撃までは防げない。感電した一同は身動きが取れなくなってしまった。

 

ガション!

 

そしてガトリング砲がこちらを向く。

 

(まだだ!まだ手はあるはずだ!)

 

フラフラになりながらも大和は諦めない。もう考えることを止めることは絶対しない。生きている限り思考をやめない!

 

 

ヒューン・・・

 

 

ガトリング砲が空転を始める。後一秒もない。それでも、

 

(絶対諦めてやるもんか!!!)

 

そう誓って敵を睨みつけてやる。

 

はたしてその祈りが届いたのか。はたまた決意が呼び起こしたのか。一秒後に摘み取られるはずの彼らは

 

 

 

――――I am the bone of my sword.(体は剣でできている)

 

 

 

“熾天覆う七つの円環”(ロー・アイアス)――――!」

 

 

――――大輪の花に守られた。

 

 

――――interlude out――――

 

 

全力で空に浮かぶ剣を踏み砕きながら、視界に飛び込んできたのは、大和達がロボットの大放電により動けなくなってしまい、今にもガトリング砲に撃ち抜かれる所だった。

 

 

 

――――I am the bone of my sword.(体は剣でできている)

 

 

やらせない。させるわけにはいかない。

 

「――――“熾天覆う(ロー・)

 

敵射撃まで後0秒。盾の展開まで後―――

 

七つの円環”(アイアス)――――ッ!!!」

 

キイィイイン!!!

 

大輪の花が大和達を守らんと立ちふさがる。それはトロイア戦役において大英雄の一撃さえも防いだ友情の盾。たかだか人一人を粉微塵にする程度ではこの盾は破れない。

 

「――――工程完了。全投影、待機(ロールアウト・バレット・クリア)

 

次いで追い打ちをかける。これ以上、友たちを傷つけるわけにはいかない。それがたとえなんであろうと一片も残さず粉砕する――――!!!

 

「――――停止解凍、全投影連続層写(フリーズアウト・ソードバレルフルオープン)ッ!!!」

 

ダンダンダンダンッ!!!

 

剣弾が雨あられと降り注ぐ。降り注ぐ剣は一切の容赦なく、ロボット達を粉々に粉砕する。そして、

 

 

――――壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)

 

 

ダメ押しとばかりに降り注いだ剣が全て大爆発を起こす。広範囲を爆散させたその光景は凄まじく、舗装されていた道路が見る影もなく、爆破の余波が周囲の建物にさえ及んでいた。

 

「・・・士郎?」

 

目の前の光景に目を奪われていた大和が自分達を守るように右手を掲げていた士郎に声をかける。

 

「すまない、遅くなってしまった」

 

彼が右手を下すと同時に、花の盾はその花弁を蕾に戻すようにして消えた。

 

「いや、ジャストタイミングだ。あれが士郎の魔術なんだな」

 

「・・・まるで魔法使い」

 

「確かに、私にもあれはできないな」

 

「綺麗な花の盾・・・夢を見ているようだった」

 

「剣が降りそそぐのも現実離れしていて」

 

「かっこよすぎるぜシロ坊・・・」

 

「はう・・・綺麗なお花に沢山の剣、もうなにが何やら」

 

そう煤にまみれながら言う彼女達に心底安堵する。大放電を食らった時は本当に心臓が止まるかと思った。だが皆こうして生きている。

 

(間に合って本当によかった・・・!!!)

 

もう少しで大事なものを失う所だった。この世界に来て初めてできた仲間達を―――失う所だった。

 

(М。貴様が何者かはもうどうでもいい。貴様には。貴様にはこのつけ、10倍にして返してくれる・・・ッ!!!)

 

 

――――まだ見えぬ黒幕に対し、士郎は決意する。相手が何であろうと、例え神が相手であろうと。その存在を叩き落し、粉砕すると。このやり場のない怒りに決意した。




今回はいかがだったでしょうか。とりあえずうん。もう隠す気ないよね。スパルタゆうてるもんね。渋メンだのガチムチだの書くのだいぶ辛いです思わず名前書きそうで(笑)
もう二話・・・かな?で彼の経緯を書きますのでもう少々お待ちくださいね。

なんでだろう。衛宮定食の話し書いてる時が一番楽しいです。誰を出そうかなーとかどういう状態の人出そうかなーとか。色々考えちゃいます。今回は最上先輩に全部かっさわれましたが。

二度目のアイアス、かっこよく書けたかなぁ・・・ヒーローは遅れてやってくるもの。

後Мさんは士郎にぶっちKILL認定されました。私の書く士郎がマジギレしたら正直、川神の方々は震えて祈るしかないです。戦闘力はまだしも火力がやばいですからね。まぁ、士郎強い設定なので戦闘力自体やばいのですが。

次回は決戦です。遂にあの方が宝具発動!こうご期待!なんて自分でハードル上げちゃう(モーロンラベ‼モーロンラベ‼)

では次回お会いしましょう。
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