第4話の会議から帰還した後の話
大日本帝国 明治宮殿【東一の間】
「それでは第12回御前会議*1を始めさせていただきます。」
「本会議での議題は日本国と大日本皇国との国交開設です」
「海軍としては、両国との国交を開くことには、賛成です。日本国も皇国も、我が国とはかけ離れた技術を持っており、それは軍事技術もなおさらです。」
「陸軍も海軍と同じで賛成です。あの国々と敵対関係を持つのは、自殺行為でしかありません。」
「私、近衛内閣総理大臣は、海軍と陸軍と同じで賛成であります。両国は技術以上に帝国とは違う議会制民主主義*2を形成しており、これを帝国に取り入れるのは、かなりの利益になると思われます。」
天皇陛下が質問する
「近衛総理、私は両国との国交を開くことはよいと思っているが、果たして両国が自分の技術を簡単に渡してくれるのか?」
「その件に関しては、陛下の言う通りです。両国では、新世界技術流出防止法などが施工されておりますが、私はこれを回避できるかもしれない案を考えつきました。この案は、陸海軍にも話をし了解を得ております。」
「ふむ、その案とはなんですか?」
「回避できる案、それは日本国3か国だけでの連邦国家を設立することです。国交開設後、帝国が国家設立の提案を両国に伝えれば、参加するかはともかく、両国が加盟してくだされば、多少は、技術を提供してくれるかもしれません」
「なるほど、後はその案を私に伝えるだけだったという訳ですね。」
「そうでございます」
「その案を了承します。国交開設後、機会があれば提案してください」
「了解しました!」
御前会議は、話の通り以下の事が決められた
・日本国と大日本皇国との国交は開設決定
・日本の名を持つ国だけの陣営設立を提案する
数日後 大日本皇国 皇都東京
皇国の首都東京では、国交開設のため大規模な式典が行われた。そして国交は全て締結された。
話は式典が終わった後になる
「やっと終わりましたね朝田大使」
「あぁこれで少しは、仕事が減るよ」
「朝田大使少しよろしいでしょうか?」
朝田に声をかけてきたのは、帝国側の大使【
「大丈夫ですよ。何か話しでもあるんですか?」
「少しお待ち下さい奥田大使も呼んで来ます」
「わかりました」
そして北岡は、皇国側の大使【
数分後
「お待たせしました。実はお二人方の国に帝国からの提案がございまして。」
「なんでございますか?」
「帝国は、両国との陣営、連邦国家を形成したいと考えております」
「なるほど。私は国交開設の権限しか与えられていないため1度帰国します。この事は、ちゃんと伝えるのでご安心を」
「私も総理に聞いてみます。」
「良き返答をお待ちしています」
朝田はすぐに飛行機で日本国に帰国した
朝田帰国後 日本国首相官邸
岩田は、式典を終えて帰国した朝田を呼んだ。
「お疲れさま朝田君!良くやってくれたよ!」
「いえ、自分は自分の役目を遂行しただけなので」
「謙遜するな、自国だけの孤独という全国民の不安要素を取り除けたんだ。大きな事だぞ。」
「それと総理、式典後にある話がありまして」
「なんだ?」
「帝国の北岡大使から、帝国は、我が国と皇国との陣営、連邦国家を形成したいらしいです」
「なるほど、前世界のイギリス連邦みたいなやつか」
「そんな感じです。いかがいたしますか?」
「これに関しては、また大臣たちと会議を行わないといけないな…、君も出席…いや止めておこう君は疲れを癒してくれ」
「わかりました。」
朝田との話が終わった後岩田は、大臣を召集し会議を行った。古矢防衛大臣からは、帝国は技術を狙っている可能性が高いと言われたが、それ以上の技術を持つ皇国の技術を欲する大臣も多く古矢もその技術は、防衛に必要と考えていたため、連邦国家形成案は、賛成で可決された。
大日本皇国 首相官邸
皇国も日本国と同じく奥田大使を総理が労っていた。
「君のお陰で1つ問題が解決したよ奥田大使」
「ありがとうございます。海馬総理」
海馬隼人
年齢28歳(既婚)
役職大日本皇国内閣総理大臣
皇国の総理大臣。中谷守とは33年台湾クーデターの時に知り合い、スネークも驚きの隠密行動と異常な足の速さで政府軍の陣地に到着するまで、反乱軍の兵士を50名以上も不意打ちで戦闘不能にさせたりしているので反乱軍兵士は、次は自分かもしれない恐怖で投降する奴もいたそうな。軍事以外の事ならだいたいできるすごいお方。
「総理1つお話がございまして」
「なんだ?聞かせてくれ」
「式典が終わった後に帝国の大使からある提案がされまして」
「どんな提案だ?」
「帝国は、我々皇国と日本の3か国での連邦国家を建設したいらしいです」
「まじでか、これは守が聞いたら驚くだろうな」
その後奥田が退室した後、海馬は1人で考えていた。
(帝国の一番欲しい技術は、航空機のジェットエンジン、ミサイル、レーダーだろうな。日本国は、かなりの法律厳守だから、渡さないだろうし、狙ってくるのは必然的にこの皇国だろうな…)
(1944年水準から2000年まで上げるとしたら、帝国は扱いや訓練に悪戦苦闘するだろうな…終戦講和から10年の1954年水準の技術だったら案外簡単かもしれないし、皇国や日本にも影響は少ない…どうにかして探れないかな~?)
「あ!そうだ!その手があったぞ!」
その後皇国は、日本国に連絡を入れた
大日本帝国 首相官邸
「うまくいくといいんだが…」
です
「他にも条件をつけとけばよかったですね」
プルルル! プルルル!
「もしもし私(近衛総理)だ。おー豐田外務大臣!どうしたか?」
『近衛総理!朗報です。日本と皇国から首脳会談参加の申し出が来ました!』
「なんと!ぜひとも参加すると連絡しろ」
「総理、なんでございましたか?」
「豐田外務大臣から連絡だ、帝国含めた三ヶ国で首脳会談をするそうだ。開催日は1ヶ月後だ、準備をしろ」
1ヶ月後 日本国首都東京 首相官邸
首相官邸でついに
「海馬総理、岩田総理この度はこの会談に誘っていただきありがとうございます。」
「近衛総理よろしくです。改めて自己紹介させてもらうと皇国総理大臣海馬隼人です、日本国総理大臣岩田樹です。」
「自己紹介ありがとうございます。それでは、話に入いりましょう」
「近衛総理、日本国は、あなた方帝国の連邦国家設立の提案に賛成いたします。この未知の異世界で、1つ1つの国として行動するのではなく、結集した連邦国家の方がより国家としての行動がしやすいと考えたからです。」
「大日本皇国も、連邦国家設立案に賛成です。この3か国で国交を結ぶにしても、失礼かもしれませんが帝国との大きな技術格差で問題などが発生する可能性があるのでね。それに皇国は、帝国へ10年程先の技術を輸出する計画をしております」
「両国に設立案の賛成を頂き、本当にありがとうございます。正直な所あなた方の国とは、技術の差が大きすぎて、軍や国民は、劣等感を抱いてしまうという最悪の自体になってしまうおそれがありましたので…」
「そうだ、もう1つ近衛総理にお願いしたいことが」
「なんでしょう?」
「あなた方帝国には、革命思想家や皇道派の部隊が存在します。あいつらに反乱や革命でも起こされたら、この設立案が白紙にへと消えてしまうので、直ちに刑罰を与えてもらいたいです。これがその思想家や部隊の一覧です。」
海馬から渡されたのは、北一輝などの革命思想家や、皇道派の将校と部隊が記されている一覧表だった。
「これを参考に全てとは、いいませんが7割は刑罰をお願いいたします。可能性がかなり高い人を記したので。」
「わかりました。帰国したら直ちに行いますので。」
「それでは、連邦国家の名前はどうしますかね?」
「同じ日本の名前を持っているので【
「それがいいですね!」
「私(近衛総理)もです!」
その後は、帝国の憲法改正の件や日本連邦の体制などが話し合われ、数時間に続いた首脳会談は幕を閉じた。
中央歴1638年12月23日
遂に日本国、大日本帝国、大日本皇国で形成された日本連邦が設立された。会談後帝国は、海崎から渡された一覧表の人物のほぼ全員に刑罰(粛清)を与えた。近衛は、帝国の憲法改正にも成功し、良いことが続いた。
ここからは、日本連邦の詳細や、3か国の詳細を紹介します。
日本連邦
構成国 日本国 大日本帝国 大日本皇国
首都 東京都 帝都東京 皇都東京
人口 3億4500万人
制度 特殊議会制
首都が三つあり、分散首都かと思われるが、そうではなく、構成国の議会で議決された議題を、選ばれた3か国の議員たちで構成される連邦議会でまた話し合い議決するという、今までに見ない制度を使用している。
日本国
首都 東京
人口 1億2000万人
憲法 日本国憲法
制度 立憲君主制*3
現実とは、ほとんど同じだか、憲法9条改正などの違う点がある。
大日本帝国
帝都 東京
人口 6500万人
憲法 大日本帝国憲法
制度 立憲君主制
近衛総理大臣が憲法改正をしたので行動を起こしやすくなった。
大日本皇国
皇都 東京
人口 1億6000万人
憲法 大日本皇国憲法
制度 立憲君主制
日本国の制度とほぼ同じだが、天皇が日本国の象徴君主制ではなく、本当の立憲君主制として存在している。
次回から原作本編です。
感想ぜひ!!!!
会話文にいちいち人物名書く書かないか
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「名前無し」
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○○○○「名前有り」