日本連邦召喚   作:nogi-蒼太

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今更感がありますが、この日本連邦召喚は、原作以上に敵を強化しないと、単なる流れ作業のようになってしまうので、敵を強化しています。


第2話 ロデニウス沖大海戦

中央歴1639年3月18日 マイハーク沖合

朝の5時55分、特別派遣艦隊には起床ラッパが響き渡っていた。

1時間後、艦橋にブルーアイが登ってきた。

 

「おはようございます。天神艦長」

 

「おはようございます。ブルーアイさん、出撃は9時になります。それまで艦内を散策して構いませんよ。」

 

「ありがとうございます。それと失礼ですが、敵の数はご存じですか?」

 

「大丈夫ですよ。既に6600隻を確認しています」

 

「しかし、いくらこの船が大きいからって…」

 

「大丈夫です。ブルーアイさん、貴官の安全は絶対に保証しますのでご安心してください。」

 

「わかりました。ありがとうございます。」

 

3月18日午前9時

「通信手、全艦に通達、これより作戦行動を開始、ロウリア艦隊を攻撃するため出撃する。」

 

「了解。」

 

「汽笛を鳴らせ!機関前進原速!艦隊出撃!」

 

ゴォォォォォォォォォォォォォ

 

ここで特別派遣艦隊編成を紹介しよう。(★は旗艦)

★皇国天照型戦艦天照

 帝国敷島型戦艦敷島

 日本国ふそう型航空護衛艦ふそう

 皇国虎狼型巡洋艦1隻(三嶋)

 帝国阿賀野型軽巡洋艦2隻(阿賀野、矢矧)

 日本国あたご型護衛艦2隻(あたご、あしがら)

 日本国あきづき型護衛艦2隻(あきづき、てるづき)

 帝国秋月型防空駆逐艦2隻(秋月、照月)

 皇国朝潮型護衛駆逐艦2隻(大潮、満潮)

 

「なんて速度だ…」

 

「ロウリア艦隊との会敵は1時間後です。」

 

「1時間…」

 

ブルーアイは、1時間という時間を短く感じながら、会敵を待った。

 


ロウリア王国東方征伐海軍 海将 シャークン

海将シャークンが率いる6600隻の征伐海軍は、クワトイネ公国のマイハークに向けて航行していた。

 

「いい景色だ。美しい」

 

6年間パールパディア皇国からの援助で完成した6600隻の艦隊は誰が見ても美しいものだった。

 

(ん?何かこちらに飛んでくる…)

 

バタバタバタという音を立ててロウリア艦隊の前を飛んでいた

 

(飛竜か?…いや違う。なんだあれは!?)

 

『こちらは日本連邦海軍です。航行中のロウリア艦隊に警告します。ここから先はクワ・トイネ公国の領海です。直ちに回頭し、自国の領海に引き返しなさい。繰り返すーー』

 

見た事のない飛行物体からの警告をクワ・トイネからの挑発と思い、弓で攻撃しようとしたが矢はまったく届かず、あえなく海上に落ちた。その後、飛んできた面妖な物体は、同じことを繰り返して、東の空へ去っていった。

しばらくすると海の向こうに1つ何かが見えるようになった。

 

「なんだ?あれは…島?」

 

「いや、島が動いている!まさか船か!?」

 

「化け物だ!」

「島が動いているぞ!」

「怪物が出たぞ!」

水兵たちは騒いでる

 

『こちら、日本連邦海軍総旗艦天照。ロウリア艦隊に告ぐ、ただちに回頭し引き返せ!繰り返す、ただちに引き返せ!さもなくば攻撃する!』

 

「さっきと同じことをいっているな…構うな!攻撃しろ!」

 

天照に近づいた船は、火矢を大量に発射した。

しかし、全てカンカンカンと音を立てて傷を与えず矢は海に落ちていった。

 


特別派遣艦隊旗艦天照艦橋

 

「ロウリア艦隊から攻撃を受けた。敵船とみなし攻撃する。」

 

「砲術長、主砲発射用意、弾種榴弾装填。目標左舷前方の水上船」

 

『了解、主砲発射用意!エネルギー充填開始!』

 

『エネルギー充填30%』

 

『エネルギー充填40%』

 

『エネルギー充填50%』

 

『エネルギー充填60%』

 

『エネルギー充填70%』

 

『エネルギー充填80%』

 

『エネルギー充填90%』

 

『エネルギー充填100%!主砲発射準備完了!』

 

「主砲ー撃ち方、初め!」

 


ロウリア東方征伐海軍 海将シャークン

「あの棒はなんだ?」

 

あの巨大船に載っている棒がこちら側に向いたのを目の良いシャークンは、見逃さなかった。

 

ダァン!

 

「なに?!?!何が起こったんだ!?」

 

巨大船からの爆音と共に先頭を航行していた100以上の軍船が木っ端微塵になって海に浮かぶのは木片だけになっていた。

 

「棒……まさかパールパディアにある魔導砲か!?」

 

「しかし、ここがまだワイバーンの届くところでよかった。通信士!司令部に上空支援を要請しろ!『敵主力船団と交戦中』とな!!」

 


ロウリア王国 王都防衛騎士団総司令部

 

「東方征伐海軍から魔信です!『現在、敵主力艦隊と思われる船と交戦中。敵船は超巨大で、高威力の魔導砲を装備している。100隻が撃沈された。反撃のため、航空支援を要請する』だそうです。」

 

「敵主力か…よろしい1200騎全騎を差し向けろ」

 

「しかし、それでは王都の防衛が疎かになってしまいます。」

 

「聞こえなかったか?全騎だ。敵主力ならば撃沈すれば大戦果だ。それにここまでたどり着くなんてありえんよ」

 

「了解しました。『飛竜隊に告ぐ。全騎出撃!目標マイハーク西沖合の東方征伐海軍と交戦中の敵主力船団。海軍の支援に当たれ!繰り返すー』」

 

その後1200騎全てのワイバーンは、飛び立っていった

 


特別派遣艦隊旗艦天照CIC

天照のレーダー天叢雲型システムは、すでに画面にWVNとワイバーンの識別名が写っていた。

「敵航空戦力、ワイバーンと確認。数1200!」

 

天照艦橋

「ワイバーン1200騎がこちらに向けて接近しています」

 

「そうか…」

天神は、1つ間を開けると

「副長!高天ヶ原を起動させろ。総員!対空戦闘用意!砲術長、主砲発射用意!弾種4式弾装填!全砲門で対応しろ!」

 

「了解しました!高天ヶ原起動、全WVNのターゲティングを急げ!」

 

『了解!主砲発射用意!弾種4式弾!*1エネルギー充填開始!』

 

「艦対空ミサイル発射用意!」

 

「了解!艦対空ミサイル発射用意!」

 

「ターゲティング完了!主砲誤差修正完了!艦対空ミサイル発射用意完了!」

 

「艦長!射程距離に入りました!いつでもどうぞ!」

 

「わかった。主砲、対空ミサイル発射!全部撃ち落とせ!」

 

大きな白煙をたてながら、天照はミサイルを発射、主砲からは、核融合炉のエネルギーを使い発射されたマッハ10を越える時限砲弾が9発発射された。

 


ワイバーン部隊

 

「もうすぐ攻撃だ…」

 

ドォン ドォン ドォン

 

「なんだ!?急に味方が爆発したぞ!」

 

「おい!なんだあれは?」

 

「光の矢?」

 

ボン!ボン!

 

その光の矢は、味方に近づくと大爆発を起こした。

 

「光が追ってくる!助けてくれ!」

 

「ダメだ逃げ切れない!」

 

攻撃を受けながらも雲がなくなり、残りの味方は750騎になり、下には味方の船団、その前には、島のような大きさの船があった。

 

「あいつかー!!!!」

 

「全騎!導力火炎弾発射用意!」

 


旗艦天照艦橋

 

「CIWS起動!主砲!充填完了次第打ち続けろ!」

 

ブォォォォォォォォンッッッッッ!!

 

700騎以上いたワイバーンは、天照のCIWSによって690騎が撃墜された。


ワイバーン部隊

CIWSが停止し、攻撃の嵐がなくなる

 

「魔導が切れたか…仲間達の無念を晴らしてやる!」

 

残りは10騎、天照の対空砲火を潜り抜けてきただけ勲章ものだろう

 


旗艦天照艦橋

 

「副長!機関停止!41cm陽電子衝撃砲発射用意!これで終わらせろ!」

 

「了解!陽電子衝撃砲発射用意!」

 

『エネルギー充填50%』

 

『エネルギー充填70%』

 

『エネルギー充填90%』

 

『エネルギー充填100%!発射用意完了!』

 

「陽電子衝撃砲発射!」

 

綺麗な青水色の線を引きながら発射された陽電子は、残りのワイバーン10騎を全て葬り去った

 

「ワイバーン、全て撃墜!」

 

「残りは水上船か…ふそうに通達ーー一」

 


ロウリア東方征伐海軍 海将シャークン

「我々は、伝説の魔帝軍と戦っているのか…」

 

つい先ほどまで空を覆い尽くすような数のワイバーン部隊が、目の前の1隻の船に全て撃墜されたことによる恐怖は計り知れない。

 

「ば…化け物…」

「勝てる訳がない……」

水兵達は、この世の終わりを見たような目をしていた。

 

(いまここで退けば、私は死刑になり、歴史に無能の提督として記されるだろう…ならば…)

 

「ガレー船団を突撃させ、移乗させよ!」

 

シャークンの命令で天照に向かって何千隻ものガレー船団が向かう。

 

「提督!東から敵の増援です!」

 

「なに?!?!」

 

東の海を見ると、目の前にいる巨大船と同じくらいの船が多数接近していた。

 


 

航空護衛艦ふそう

 

ふそうの甲板から2種の飛行機が飛んでいく。そこには、皇国海軍と最初に接触した、新島率いるアルファ隊のもいた。

 

アルファ1(新島)「F-3は、F-35より武装は少ないが、やれることはやるぞ!F-3中隊!全機攻撃開始!」

 

F-3全パイロット「「了解!FOX3!」」

 

FOX3という言葉のあと、F-3のから25mm機関砲が発射される。

 

F-35「ミサイル発射!FOX1!」

 

F-35のミサイル攻撃により外すことなくロウリアガレー船は、撃沈されていく。

 


30分後

そこには1000隻程の船しかいなかった。シャークンが撤退の指示を送ろうとした時、乗船する自分の船が撃沈され、指揮系統は混乱、東方征伐海軍はバラバラになりながら西の母港に撤退していった。

 

戦艦天照艦橋

ブルーアイは、1時間にも満たなかった戦闘に言うことがなかった。空を埋め尽くすようなワイバーンの大群を単艦で全滅させ、諦めず接近してくるガレー船に対し、飛行機械による攻撃で全滅、それに追い討ちをかけるように、全艦からの砲撃による大損害。ブルーアイは、指を止めずに全てを書こうと紙に海戦の状況を書いていた。

 

「ロウリア海軍…撤退していきます。」

 

「戦闘終了。武装格納せよ。副長、各艦に通達、救助活動を開始せよ」

 

「了解しました。」

 

「終わったんですか?」

ブルーアイは、天神艦長に聞く

 

「はい。戦いは終わりました。これから救助活動を始めます」

 

「損害はあるのですか?」

 

「ありません。損害ゼロです」

 

「ではなぜ救助活動を?」

 

「我々ではなく、ロウリア兵士への救助活動です。」

 

ここにロデニウス沖大海戦は終了した

 

 


ロデニウス沖大海戦結果

日本連邦海軍

戦艦天照の塗装が一部剥離

 

ロウリア東方征伐海軍

シャークン乗艦の旗艦含め5000隻以上が撃沈

残りは撤退

ロウリア飛竜隊

ワイバーン1200騎全て撃墜

*1
4式弾、帝国時代に開発された三式弾の後継、2034年に開発されたため4式であり、三式弾から100年程たっているため、1発の威力は三式弾の数百倍にもおよぶ




次回 第3話太陽神の使い
海戦から陸戦に変わります。
海戦は皇国と日本だけの感じになってしまったので陸戦は帝国も入れていきます!

会話文にいちいち人物名書く書かないか

  • 「名前無し」
  • ○○○○「名前有り」
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