日本連邦召喚   作:nogi-蒼太

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公立高校に合格して勉強に明け暮れていました。
最初から出鼻を挫くのは嫌だったので投稿ができず申し訳ないです。
がんばって連続で投稿できるようにするね。
3週間も経ってて驚きすぎた…


第3話 マイラス日本に行く

中央歴1639年6月18日ムー国首都オタハイトの軍港

ムーを守る艦艇が点在する軍港に1つ上を行く巨大な戦艦が停泊していた。

今日は中谷達三人の外交使節団が日本へ帰国する日なのだが、三人以外にも2人ほどの同行者がいた。

 

「申し訳ないです。急遽決まったことで…」

同行者の1人マイラスは中谷に謝罪をした。

「いやいいんですよ、国交結ぶんだったら、我が国日本を見てくださいよ。全然そういうことは大丈夫なんで」

 

「感謝します、中谷長官」

もう1人の同行者ラッサンも礼を言う

 

「それでは行きますか、私の祖国に!」

 

この日までの短い1日の間で何があったというと、国交を開こうとしている日本が転移前の友好国であるヤムートで、軍港に現れた戦艦伊勢の技術力の高さに大騒ぎの上層部は、中谷達の帰国に急遽使節団を同行する許可を中谷達に得て、今に至る。

 

6月24日

 

「日本の領海に入りました。数時間後には上陸します」

早見の説明に耳をいれず、伊勢の速さに驚いていた。

「すごい速さだな…」

 

「そうだな…一度見たが何度見ても驚愕の速さだ。」

 

「ん?あれはなんだ?」

ラッサンの向く先には、艦隊が訓練を行っていた

 

「あれは艦種から見て、連邦海軍第1艦隊の第5戦隊ですね。別名高雄戦隊です。」

 

所属だけ言われてもわからないだろうから、第5戦隊の編成だけ紹介しよう。

日本連邦海軍第1艦隊第5戦隊(別名高雄戦隊)★は旗艦

★高雄型巡洋艦1番艦高雄

       2番艦愛宕

       3番艦摩耶

       4番艦鳥海

 たかなみ型護衛艦1番艦たかなみ

         3番艦まきなみ

 虎狼型巡洋艦5番艦橘

       6番艦光

       10番艦真田

 天城型巡洋戦艦1番艦天城

        2番艦赤城

 熱田型高速戦艦4番艦白峯

        12番艦宇佐

 鳳翔型航空母艦34番艦神楽

        35番艦獅子

なお日帝皇の艦艇の混成編成なのは、作戦時の連携効率化等々を目的に編成されている

 

 

ムーの艦船の倍の大きさをする第5戦隊に2人は驚愕だった。

 

「見たこともない武装を積んでいる艦もいるな…」

 

ラッサンは、ムーではまだないレーダーやCIWSなどの設備、武装に目を向けていた。

 

「それにラ・カサミより大きい主砲をのせているな…あれはだいたい40cmほどかな?」

マイラスは天城型巡洋戦艦を見て話す

 

「凄いですねマイラスさん、だいたい合っています。」

 

「合ってるんですね…」

 

第5任務部隊を見ながら話して、その後は比売神島に着いた

 

「これは島ですか?」

 

「はい人工島です。かなり時間がかかりましたが、今はビルなどの建設がたくさん行われています。1年、2年すればほぼ完成すると思います。」

 

「たった1年や2年でですか…」

 

「なんて速さだ…ムーでは倍以上かかる速さだ…」

 

マイラス達はその後、比売神島の海軍守備隊の艦艇がある地下ドックへ案内された。

 

「これだけの空間が作れるなんて、それに何十隻もの艦艇が存在しているなんて…この技術はムーの技術の歴史に多大な影響を及ぼすだろう…」

 

「そうだな…ちなみに早見殿。ここには何隻艦艇があるのですか?」

 

「そうですね…だいたい35隻ほどですね。補助艦含めると50隻ほどです。」

 

「これだけの空間に50隻も入るんですね。」

(この建築技術があれば、地上からの攻撃を全く受けなくなる、これはほしいところだな)

 

「それではこちらへ来てください」

 

早見の案内で島の比売神・日本連絡橋*1を渡って日本国に向かった

 


マイラス達が連絡橋を渡って案内された先は、日本最高峰の富士山がそびえ、総火演の開催地て知られる東富士演習場だった。

中谷が2人に質問をする

「機密レベルは話さなくていいので、マイラスさん達に聞きたいことがあるんですが、いいですか?」

 

「なんでしょう」

 

「ムーの陸軍では歩兵以外の兵器は存在しますか?」

 

「一応最近になって履帯で動く装甲車を配備し始めましたね。」

 

「さすが科学技術国だ。ちなみにこの中にそれに該当するものはありますか?」

中谷は持っていたタブレット端末を渡す。画面には一次大戦から戦間期で登場した、戦車数十台が写っていた。

 

「ラッサンは見たことあったけ?」

 

「一回だけ見たことがあるから俺も探すよ」

 

「助かるよ。うーーん……」

2人で入念に見逃さないように探していく

 

「これじゃないか?」

ラッサンが話す

「確かにかなり似てる…これだ!」

 

2人が見つけたのはフランスで作られたルノーFT-17軽戦車だった。

「これですか、最初からこれは逆に凄いですね…」

 

「そうなんですか?」

 

「ムーの技術者の発想の豊かさに感銘を受けますね…」

 

「そうですか、ありがとうございます。」

 

「ちなみにお二人の言うこの装甲車は、我々の方では戦う車で戦車と言います。」

 

「戦車ですか…いい名前だ。これからはそう呼ばせてもらいます。しかしそれでもなぜここに来たんですか?何も無いですよ?」

 

「今から我々の戦車をお見せします。日本の歴史で配備されたムーの戦車の約90年先の未来の戦車です」

 

 

キュロロロロロロロロロロロロロロ

 

 

大きな音を立てながら左から二種類の戦車が登場した。

1つは油圧サスペンションといえばこの戦車と言われる。鋳造砲塔の滑らかなボディをもつ74式戦車だった。

2つ目は74式と違い明らかに角のあるボディをした90式戦車だった。

 

2両は、総火演の時のように射撃などはせず、中谷と早見の2人の後ろに止まった。

 

「これが未来の戦車ですか…」

 

「我々のより数倍大きいぞ。それに砲も大きい…」

 

「こちらの74式戦車の主砲はロイヤル・オードナンス105mmライフル砲です。そしてこの90式戦車はラインメタル120mm滑腔砲を搭載しています。」

 

「100mm?!?!」

 

「なあマイラス、ムーの戦車は何mmだ?」

 

「開発に携わっていないけど確か、37mm…」

 

「マジかよ…3倍か…」

中谷達の後ろに停車する2両を見ながら、それ以上に言葉が出なかった。

 

「それでは、2両の射撃をお見せするので少し待っててください。」

早見がそう話すと、2両は配置に着くため後退しだした。

 

「早見殿、この2両はどれくらい早いのですか?」

マイラスが話す

「だいたい時速70キロほどですね。その速度で今から行進間射撃を行います。」

 

「そんな速さで撃っても、当たる確率はゼロに等しいのでは…」

 

「まあ見ててください。前世界でもトップレベルの練度を誇る自衛隊戦車の射撃ですから」

 

そして左にある丘の麓で紹介した74式ともう一両の74式が待機していた。

 

「早見さん、私の予想だとあの丘の上から射撃をするんでしょうけど、あまり安定しないような気がするんですが…」

ラッサンがそう答えると

 

「普通はそうですね、しかし74式は少し違います。よく見ててください」

 

ぶぅぅぅぅぅぅぅぅん

 

「しゃ…車体が…」

 

「傾いている…」

 

「我々の74式戦車は油圧サスペンションというもので姿勢制御し、どんな地形でも水平に射撃することができます。」

 

「すごい…あれだけの重そうな車体を傾けたりできるなんて…」

 

バァン!!

 

「うぉ!」

大きな音にマイラス達は驚く。

ロイヤル・オードナンス51口径105mmライフル砲から発射される00式105 mm戦車砲用演習弾は、マイラス達から見て霞むほど遠い的に全弾命中した。

 

「耳が~!」

ラッサンは聞いたこともない轟音に耳を塞いでいた。

「すごい威力だ…あれは?」

マイラスが見つけたのは74式が砲撃する丘の後ろから全速力で走ってくる4両の90式戦車だった。

 

(はっ速い!早見殿の言う通りとんでもないぞ!)

 

4両の90式戦車は、綺麗に散開し隊列組んで進んだ。

バァン!!!!!!!

 

(すごい安定性だ…科学技術の行く末はこれほどなのか…)

マイラスは日本の技術の一角を見て、ムーへの未来を案じた。

 

*1
現実で言う本州四国連絡橋




次回第4話ムーへ帰る

会話文にいちいち人物名書く書かないか

  • 「名前無し」
  • ○○○○「名前有り」
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