前の話の続きです
皇都東京某所
マイラス達は日本国を後にし、中谷とマイラス、ラッサンの3人で、皇国の都の郊外に来ていた。
「中谷殿ここは一体…ホテルで宿泊ではないのですか?」
「そうする予定でしたが見せたいものがありまして」
3人の目の前には、大阪城1個分ほどの広さの土地にある大豪邸だった。
「ホテルではないですよねここ…」
「ここは私の家です。もう500年くらいここに定住していますね。」
「わお500年…」
新鮮なリアクションが出てしまうラッサンである。
中に入ると長く続く廊下の奥の扉に着いた。
「ここです。」
ガチャ
「な、なんですかこれは!?!?これ本当に家なんですか?」
2人の見た光景は凄まじいものだった。
「ここには先祖代々の"私物"があります」
中谷の言う私物は、ほとんどが兵器や武器だった。
「これは、帝国時代に量産され、登場初期は世界最強の戦闘機に君臨した零式艦上戦闘機、通称・零戦です。」
「これが…」
ラッサンはムーの戦闘機であるマリンと比べて複葉機ではなく単葉機であることや、その流線型の機体形状に見張れていた
「なぜこれを見せてくれたんですか?」
マイラスが尋ねると
「お二人の祖国ムーのある第2文明圏は、ある国と緊張状態になっていますね。」
「はい、グラ・バルカス帝国とは現在は戦争状態になってはおりませんが、近いうちに開戦するとムー軍上層部は考えております。」
「我々の軍情報部が帝国を調査したところ、あの帝国は、連邦のもう1つの構成国、大日本帝国の技術と同じかそれ以上の強さを持っているところがあります。」
「本当ですか…」
「失礼ではありますが、グラ・バルカス帝国とムーの技術力の差は、我々から見れば2、30年程離れています。」
「確かにムーの情報部と技術部の回答とほぼ同じですね。」
「我々連邦軍は正式な国交開設により同盟国となったムーに零戦と同程度の航空機の供与について検討しています」
「本当ですか?!?!」
(やった!!これで航空機技術において複葉機から単葉機へと大きく進歩できる!)
「やったぞラッサン!…ラッサン?」
マイラスの隣にいたはずのラッサンが消えていた
「おーい、ラッサンーー!」
「どこに行ったんですかーー!」
2人はラッサンを探すことになった。
「不味いですよ。ここ広すぎて私含めた住人以外が入ると、遭難する恐れが…」
「そそ遭難?!?!?!」
(一体どれだけ広いんだ…)
「あっいた!」
「おーいラッサンー!!」
「おぉどこ行ってたんだよ」
「こっちの台詞だ…もう。ていうかなんでここに?」
「見て回っていたら、これが気になってな」
ラッサンが気になっていたのは、豆のような形をした飛行機だった。
「これですか、お目が高いですね。これはロケット局地戦闘機秋水です」
「ロケット?」
「ロケット?」
2人揃って頭の上に❓️が浮かぶ
「そういえば言ってなかったですね。これは、ロケットエンジンを使った航空機なんです。このエンジンは、非常に強力なんですが、燃料をものすごく消費するんです。なので本土防衛の任に就くことを目的に設計されたんです。」
これが日本じゃなくてドイツで作られたのは秘密
「なるほど。伺うんですが、これをムーには…」
「ん~~。さっきの橘花より難しいかもしれませんが、これも私からなんとか言ってみます。」
「本当にありがとうございます。」
その後も中谷邸の武器、兵器を見て回り、就寝した。
(もしかしたら中谷邸の武器庫?の内容を紹介するかも…)
翌日比売神島軍港
マイラスとラッサンをムーへ見送るため早見と中谷、奥田のムー外交使節団の3人がいた。
「本当になにかとお世話になりました」
「いえいえ、日本は楽しめましたか?」
奥田が尋ねる
「はい!同僚に自慢ができるくらい!」
「よかったよかった。そうだ!譲君、例のあれは持ってきてるかい?」
「もちろんです。これですね。」
「そうそうこれこれ。早見と私からお二人へのささやかなプレゼントです。どうぞ」
「これは…」
2人へのプレゼントは、3つの拳銃だった。
「これは、拳銃ですか?」
「そうですね、早見君の2挺拳銃がラッサンさんので、私の拳銃がマイラスさんのです。」
「ムーのよりも銃身が長いくて少し重いな。早見さんこれ名前とかありますか?」
「それの名前は、トーラス・レイジングブルModel444と言います。別名怒れる牡牛と言います。実はそれ特別製で、大陸共通語で名前が彫られています。」
「レイジングブル…かっこいい名前だ。ありがとう早見さん」
「中谷殿、私の拳銃は、なんていう名前なんですか?」
「名前はジェリコ941KAI、別名は、ベビーイーグルです。早見君と同じで、これも特別製です。私が魔改造を施して、多分どのモデルよりも強いです。」
「す、すごいですね。大切に使わせていただきますね」
「あ、あと奥田さんからの提案で、お二人の銃にはムーと日本の国旗が彫られてます。」
「奥田殿にもありがとうと伝えてください。」
「もちろん。もうすぐ時間ですね。」
「そうですね。名残惜しいですが、また会いましょう。」
「それではまたいつか。」
その後、マイラスとラッサンの2人をのせた伊勢は、ムーへ向けて6日間の航海に出発した。
ムー編は、これにて終了です。
マイラスとラッサンにプレゼントした銃はとてもかっこいいので調べてみるのもいいですよ
次回は、待ちに待ったパールパディア編です。
次回パールパディア編
第1話 真のSAMURAIの国フェン王国
会話文にいちいち人物名書く書かないか
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「名前無し」
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○○○○「名前有り」