日本連邦召喚   作:nogi-蒼太

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長い間、音沙汰もなく失踪したと思われたかもしれませんが、実は今年で高校生になってから、部活などでの過労で倒れたり、起立性調節障害等と診断されたりで、スマホを触るほどの時間がありませんでした。これからも投稿していきますので、日本連邦をよろしくお願いいたします


第4章 パーパルディア編
第1話 真のSAMURAIの国フェン王国


中央歴1639年7月25日 護衛艦きりしま改艦上

ムーとの国交締結から1ヶ月がたった頃、帝国からの外交大使北岡と、日本からの外交官島田が、隣国のフェン王国との国交開設のため向かっていた。

 

「もう少しでフェン王国に着きますね島田さん。」

 

「そうですね。どういう国なんでしょうね。」

 

 

「あ!見えてきました。え…」

 

「あれは、熊本城?」

 

「いや、少し形が違いますね。」

 

「江戸時代の日本のようだな」

 

「そうですね。」

 

 


フェン王国首都アマノキ 天ノ樹城

 

「剣王様、日本連邦という国の者が、国交開設のために来訪されて降りますが、いかがいたしましょうか?」

 

「日本連邦?あぁ、ガハラ神国の大使からの情報であった、ガハラの東側に、出現した新興国家か。確かあそこは、小さな群島に乱れた海流以外なかったはずだが…、各島の集落が集まって国でも作ったのか?」

 

「いえ、つい数ヶ月ほど前に、クワ・トイネ公国及びクイラ王国とロウリア王国との戦争に、クワトイネ側で参戦し、数日で勝利しています。そして、両国が派遣した使節の情報によると、列強を超える超文明を実現していると、ガハラ神国経由で伝わっております。」

 

「ほう…列強を超えるは言い過ぎとしても、ガハラがそれほど褒めるのであれば、それなりの国家なのだろうな…。よし!我も会うとするぞ!」

 

 

 

 

 

そして日本の島田と北岡は、天ノ樹城の一室に通された。

 

「なんというか、身が引き締まるな。」

 

「そうですね、街もこの城も厳格な雰囲気を漂わせていて、本当に、武士が治める国と見てわかりますね。」

 

「剣王様が入られます」

側近が声を上げ、襖を開く。

 

「そなたたちが、日本国の使者か」

 

「はい、貴国との国交を開設したく、ここへ参りました。ご挨拶として、我が国の品をご覧下さい。」

北岡の挨拶と共に、日本の品が剣王シハンと側近達の前に並べられる。

それは、日本刀、着物、真珠のネックレスなど、様々であった。その中でシハンは日本刀を手に取った。

 

「ほう…これは良い剣だ。貴国にも優秀な刀鍛冶がおられるようですな。」

惚れ惚れと日本刀を見つめるシハン。その横の側近達も

「着物も見事なものです」

「この飾り物も凄く綺麗だ…」

 

「そしてこれが、国交開設についての提示条件です。」

島田が書類をシハン達に渡し、口頭でも確認した。

そして確認が終わり。

 

「失礼ながら、私はあなた方の国、日本についてよく知らない。それに、あなた方の提示条件が本当ならば、我が国としては申し分ない」

 

「それでは…」

 

「しかし、しかしだ。国ごと転移や海に浮かぶ島のような船鉄船などといった事象や技術は、とても信じられない気分だ」

 

「それに関しては書類にも書いてある通り、我が国に使節を派遣していただければ…」

 

「いや、我が目で確かめたいのだ」

 

「と、申しますと…?」

 

「貴国には、数千もの船が属する水軍があると聞く。」

 

「日本連邦海軍ですね…」

 

「その中の一つでもよい、親善訪問として派遣してはくれぬか?今年は我が国の水軍から廃船が6隻出る。それを標的にして攻撃してほしい。要は、日本の力を見たいのだ」

 

「うーん…」

 

「どうします?北岡大使…」

 

「任務部隊程度だったら大丈夫かもしれない…本国に問い合わせてみよう。」

 

「申し訳ないのですが、軍を動かすとなると、本国や軍司令部に問い合わせないといけないので少しだけお時間をいただけないでしょうか…」

 

「あいわかった。返答を待つとしよう。」

 

その後、本国に問い合わせた二人は、フェン王国の印象からの観点を伝え、なんとか許可を得た。

 

 


7月28日フェン王国首都アマノキ上空

 

ガハラ神国 風竜騎士団長スサノウは、隣国、フェン王国の首都上空を飛行していた。

今日は、フェン王国が5年に1回開催する「軍祭」が行われるため、その親善として、3騎で上空を飛ぶ。

スサノウは、上空から下を見た。

 

「なんという大きさと数だ…」

 

東に存在する日本連邦という新興国家らしい

 

そこには、訓練がてら訪問していた、現時点で日本連邦海軍最強の部隊、第一艦隊所属第一任務部隊がアマノキ沖で、その身を休めていた。(入りきらないので、半分は遠くで待機)

 

ここで、第一任務部隊の編成を紹介する。★は旗艦

★天照型戦艦1番艦天照

 穂高型巡洋戦艦1番艦穂高

        2番艦駿河

 まや型護衛艦1番艦まや

 こんごう型護衛艦1番艦こんごう

         2番艦きりしま

 鳳翔型航空母艦30番艦信長

 ふそう型航空護衛艦1番艦ふそう

 大鳳型航空母艦1番艦大鳳

 大桐型護衛駆逐艦125番艦刹那

         228番艦保月

         249番艦柏谷

         287番艦伊豆

         306番艦御前崎

         314番艦鳥居

         327番艦浜松

 あさひ型護衛艦1番艦あさひ改

 あきづき型護衛艦3番艦すずつき

         4番艦ふゆつき

 利根型重巡洋艦1番艦高雄改

◉艦名の後に"改"がついている艦は、機関や武装などの設備のアップデートや調整が行なわれた証である。

 

◎日本国海上自衛隊艦は、機関を核融合炉にするのが難しいため、大日本皇国にある、サイズのほとんどが変わらない超高出力ガスタービンエンジンを搭載した。

 

◎大日本帝国艦艇は、大型艦を中心にアップデートの工事が行われたため、機関は皇国が最初に開発した第一世代核融合炉を出力を維持しつつ、重量やサイズを減らした、第一世代核融合炉改を搭載した。

(なお駆逐艦などは、小型ガスタービンエンジンに交換される)

 

なおこの説明たちは、掲載と同時に日本連邦の細かな設定に掲載します

 

話を戻そう。

スサノウは、相棒の風竜と第一任務部隊を見下ろしていた。

『眩しいな…』

 

『そうだな、今日は雲ひとつない快晴だからな』

 

『そうではない、あの船達からだ。船から線状に光が様々な方向に高速で照射されている。』

 

『船から光?私には見えないが…』

 

『フッ······お前たち人間には見えまい。我々が遠く離れた同胞との会話に使用する光、人間にとっては不可視の光だ。 何が飛んでいるか、確認もできる。その光に似ている』

 

『風竜だから判るのか?どのくらい遠くまで?』

 

『個体差がある。ワシは120キロくらい先までわかる。あの船出している光は、ワシのそれより、遥かに強くそして光が収束している』

 

『……まさかあの船は、遠くの船と魔力通信以外の方法で通信できたり、見えない場所を飛んでいる竜を見ることができるのか?』

 

『あそこにいる船、すべてがそのようだな…ん?』

 

『どうした?』

 

『後ろから、何かがとんでもない速さで来る…』

 

『なに?』

スサノウが後ろを振り返ると、3つの点が急速に大きくなっているのがわかった。

 

「なんだ?!あれは!」

 

スサノウと相棒の風竜に近づいてくる"それ"は、轟音と共に横を飛んでいった。

 

スサノウ達を横切った"それ"は、航空護衛艦ふそう所属の日本国3代目国産主力戦闘機F-3の垂直離着陸型のB型だった。

 


フェン王国 首都アマノキ 天ノ樹城

剣王シハンは、城から沖を見て呟く

 

「あれが日本の軍船か…まるで城だな」

隣でシハンの感想を聞いた武将マグレブが頷いた

「いやはや…ガハラ神国からの情報では聞いていましたが、これほど大きな船が全て金属で出来ているなんて…。パーパルディア皇国でも見たことがありません」

 

「剣王、そろそろ我が国の廃船に対して、日本の艦から攻撃を始めるそうです」

側近からその言葉を聞くと、持っていた望遠鏡で、旗艦である天照を見た。

 


日本連邦海軍第一艦隊第一任務部隊所属旗艦戦艦天照CIC

 

天照のCICには、艦長の天神が艦橋から降りて指示を出していた。

「フェン王国からの標的艦への攻撃開始の指示を受けた。これより、標的艦に攻撃を開始する。1番砲塔、弾種四式、陸に被害が渡らないように信管はギリギリで頼む。」

 

「了解しました。1番砲塔に四式を装填、射出エネルギーを充填中。」

 

「充填完了次第、三門一斉射だ。」

 

「了解。」

 

「1番砲塔、目標へ旋回完了。いつでもいけます。」

 

「エネルギー充填完了しました。」

 

「わかった。1番、撃ち方始め!」

 

 

青い光を纏った、1番砲塔は、ロウリア戦と同じように四式弾を発射。見事に1回で標的艦に8隻を跡形もなく消し飛ばした。

 

 

「それにしても艦長、この距離と数は少し近すぎはしませんかね?」

天照の副長が艦長の天神にそう言うと

「確かに、数も少なく距離も近いが、あくまでもこれはデモンストレーションだ。フェン王国との国交開設のために必要なんだとさ。」

 

「そうですか…」

 

 

「艦長!!」

レーダー員が、大きな声で天神を呼んだ。

「どうした!」

 

UNKNOWN(未確認物体)出現!数100!」

 

「艦長、ふそうからもUNKNOWN出現の報告が来ました!」

通信士がそう言うと

「フェン王国に連絡しろ、あのUNKNOWN…嫌な予感がする。」

 

「了解!」

 


少し時間は戻り、シハンが天照の砲撃を見ていた時

 

「おぉ!なんという破壊力だ!」

 

「この世のものとは思えませぬ。」

 

「お話中失礼します。剣王様、日本から、こちらに数百程の飛行物体が近づいているとの報告です!」

 

「ワイバーンか?だとしても、今日の軍祭にはガハラの風竜しか呼んでおらぬぞ。まさか…」

 

「剣王様…もしかすると…」

 

「パーパルディアの可能性が高い、お得意の懲罰行動だろう…」

 

「み…見えました!あれです!」

側近が望遠鏡を渡すと

「あれは、やはりパーパルディアのワイバーンロードか…」

 

「日本に伝えてくれ──────」

 


天照CIC

 

「もうすぐUNKNOWNの推定射程距離です…」

 

「フェン王国からの回答が来ました。UNKNOWNの所属は、パーパルディア皇国らしいです。貴国に危害が加わらないよう全力で対処する。もしものことがあればしかるべき行動をしてもよい。だそうです…」

 

「艦長…」

 

「これって明らか攻撃されること確実だよな…」

 

「言葉からして、そうでしょうね…」

 

「一応、SAM-17 (いなづま)を装填しておけ」

 

「了解しました。」

 

 

 

 

そして、数百改めて150騎のパーパルディアのワイバーンロードは、フェン王国への懲罰行動で80騎が天照の方に攻撃をしてきた。

 

 

「こちらに向かってきたWVNは80!攻撃体制に入っています!!攻撃してきました!!」

 

「自衛権を発動する!SAM-17 (いなづま)発射!とにかく撃ち落とせ!」

 

天照のミサイル垂直発射システムから発射された、20発のSAM-17 (いなづま)は、向かってきた80騎を全て撃墜した。

 

「全騎撃墜!」

 

「ふそう所属のF-3も残った70騎を撃墜したそうです」

 

「そうか…」

(だが…これでパーパルディア皇国と日本連邦の間は、最悪の状態になってしまった…数分後には北岡さん達が艦長の私に怒鳴り込みに来るだろうな…覚悟しないと…)

 

天神の思った通り、数分後に状況の確認と共に北岡と島田が天神へなんてことをしてくれたんだと怒られた。

 




次回 第2話強襲!アルタラス王国の滅亡

会話文にいちいち人物名書く書かないか

  • 「名前無し」
  • ○○○○「名前有り」
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