ちゃんと投稿していくのでよろしくお願いいたします。
中央歴1639年7月28日日本連邦 比売神島連邦議会
国家設立以来、連邦議会では多くの論争が繰り広げられていた。
「直ちに、フェン王国にいる日本人観光客に退去命令を!このままでは、パーパルディア皇国の攻撃にさらされてしまいます!」
「しかし、退去命令となると…王国内にいる観光客への伝達方法がなく…あるとしても、町の1つ2つある掲示板位しかないんですよ…」
「それに、退去命令となると、もう少し法整備をしなければなりません…あと1ヶ月か半月程時間がないと難しいんです」
「しかし!…このままだと数週間後には、パーパルディア皇国はフェン王国に再度攻撃を開始します!何か…何か手を打たないと!」
こうして、フェン王国での軍祭の後は、ほぼ毎日議会を開き、観光客の退去命令の為の法整備や、フェン王国が攻撃された時に戦争に参加せず中立を保つか、同盟国として、パーパルディア皇国に宣戦布告をするかなどの議論もされ、全てが決まるのは、1ヶ月程になるのは確実だった。
中央歴1639年8月1日 アルタラス王国 王都ル・ブリアス
フィルアデス大陸の西側に位置する文明圏から少し外れた王国、アルタラス。人口1500万人を抱え、文明圏外の国としては、国力も人口も(日本を除き)大国である。
「な…なんだこれは?!」
そう叫んだ人は、現アルタラス王国国王ターラ14世だった。
国王が持っていたのは、パーパルディア皇国からの、毎年くる要請書(命令書)だった。
今年の要請書を見た国王がなぜ叫んだかというと、その理由は、中身の文であった。
○アルタラス王国は魔石鉱山シルウトラスをパーパルディア皇国に献上すること。
○アルタラス王国王女ルミエスを奴隷としてパーパルディア皇国へ差し出すこと。
魔石鉱山シルウトラスは、アルタラスの経済の割合のほとんどを占める利益を出すこの惑星の中ではトップ5の鉱山だ。
そして、2番目の文にもある、王女ルミエスは、国王ターラ14世のたった1人の娘で、国民からの支持も熱い国民的アイドルの存在だ。
どちらとも、パーパルディア皇国に差し出せば、アルタラスは、国力が大きく低下し、全国民の生活も危険になってしまう。
「こんなの…こんなの承諾できるわけがない!二番目に関しては、あのパーパルディア大使ブリガスの仕業だな…!」
名前だけでは、わからないかもしれないので説明するが、ブリガスとは、パーパルディア皇国アルタラス出張所の外交大使である。(偉そうで、とても行儀がわるく欲深い人だと想像してくれ。)
「陛下、パーパルディア大使が陛下を呼んでおります」
「あんな野郎に会う必要もない!さっさとこの国から追い出せ!そして、軍を集結させろ!皇国の懲罰攻撃に準備するのだ!」
ルミエスは、父に呼ばれ王の間に来ていた。
「お父様、何の御用でしょうか?」
「ルミエス、お前は、数人の兵を連れて偽装商船で逃げろ。」
「なっ…なぜです!」
「パーパルディアからの要請書に、お前を奴隷として差し出せと書いてあった。他にも無理難題のものがいくつもあったが、最愛の娘をあんな奴らに渡してたまるものかと、大使を追い出した」
「そんな…それって…」
「あぁ、もうすぐ皇国は王国に宣戦布告をし、監察軍ではなく正規軍がここに攻め込んでくる。だから早く逃げるんだ!今まで、お前に何もしてやれなかった私の最期の我儘を聞いてはくれないか?」
「………………わかりました。」
「南海海流に乗ればロデニウス大陸に着くだろう、数ヵ月前、ロウリア王国を倒した日本連邦に保護してもらえ、噂によればあそこは、強く優しい民族が住んでいるそうだ。」
「わかりました、お父様もどうかお気をつけて…」
その後ルミエスは、数人の従者などを連れて王国を出た。
そして、ルミエスが出発した後のアルタラス王国は、皇国による宣戦布告をうけて皇国正規軍が攻撃を開始。パーパルディア側は被害を殆ど出さずにルミエスの父である国王ターラ14世も戦死、アルタラス王国はパーパルディア皇国に降伏し、73個目のパーパルディア皇国の属領になった。
次回 第3話 列強!パールパディア皇国!
会話文にいちいち人物名書く書かないか
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「名前無し」
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○○○○「名前有り」