中央歴1639年8月7日
クワ・トイネ公国 経済都市マイハークの軍港
マイハークの軍港は、多く賑わっていた。
そしてそこで、2人のクワ・トイネ軍人が話していた
「聞いたか?日本連邦軍がパーパルディア皇国軍に勝ったってよ!」
「聞いたぞ、ここでもう知らない奴はいないぞ!」
「それにしても…」
「あぁ…壮観だな…」
2人の目の前には、クワ・トイネ公国の国旗をひるがえした、8隻の艦艇がいた。
それは、最新鋭の木造船ではなく、全てが鉄でできた、
ここで8隻の艦艇を紹介しよう
クワ・トイネ級戦艦
全長 140m
全幅 25m
速力 25ノット
武装 30cm連装砲:1基
15cm単装砲:10基
25mm三連装機銃:6基
機関 蒸気タービンエンジン:3基
マイハーク級巡洋艦
同型艦 マイハーク含め2隻
全長 105m
全幅 19m
速力 27ノット
武装 15cm連装砲:3基
25mm二連装機銃:5基
二連装魚雷発射管:2基
機関 蒸気タービンエンジン:2基
エジェイ級駆逐艦
同型艦 5隻
全長 72m
全幅 10m
速力 31ノット
武装 10cm連装砲:2基
25mm二連装機銃:6基
二連装魚雷発射管:4基
爆雷投射基:2基
機関 蒸気タービンエンジン:2基
「第一艦隊の船を全て第二艦隊に格下げして、元第二艦艇の船は、退役なんて凄いことをしたな…」
「日本がいなければできなかったことだ…日本には感謝しないとな…」
「そうだな。そういえば…」
「ん?どうした?」
「噂というか、確証は無いんだが、上層部は、パーパルディア皇国と日本連邦の戦争に参戦するとかなんとか…」
「………………は?パーパルディアにか?さすがにそれは…」
「でも、俺、日本人の友達から聞いたけど、あの8隻は、ムーと同レベルの強さらしいよ。」
「………マジ?普通にやばくない?列強と同レベルは…」
「まあ、そうだとしたら頑張らないとな。」
「そうだな、俺ら戦艦クワ・トイネに配属らしいし」
「だな。」
8月9日
日本連邦構成国大日本帝国 帝国ホテル ライト館
「やっぱり、日本はいいな~」
「そうだな…」
ホテルの1室に日本人ではない男が2人いた。
「まさか、また日本に来れるなんてね、ラッサン!」
「あぁ…」
そう、ムーとの国交開設の時に、来日したマイラスとラッサンであった。今回は、パーパルディアとの戦争で日本側の観戦武官として来日したのである。
「さっきからどうしたんだ、ラッサン?」
「いや…さっき新聞を見てな…」
「どんなのだったんだ?」
「日本の少し下にある、クワ・トイネ公国って知ってるか?」
「あぁ~日本へ食料などを輸出している国だよな。それがどうした?」
「そこの海軍に、ラ・カサミ級と同等の戦艦が就役した…」
「…は?」
「主砲は30cm連装砲1基だが、日本による、技術供与と少しだけだが共同開発で完成したらしい…」
「日本の手が着いている以上、我々よりも性能は上だろうな…お前のその調子の意味がわかったよ。」
「…それもそうだが、マイラス、お前、大日本帝国の軍港クレを見たか?」
「うん…忘れもしないよ…」
2人が見たのは、呉に集まる無数の艦船だった。
「男のロマンと言う戦艦が20隻以上…」
「元々は、八八艦隊計画とかで建造されたらしいが、あの数は異常だ。それに、」
「あぁ、あの戦艦に似ているのが4隻もいたね」
「ヤマト型…完全にあの戦艦と瓜二つだった…」
「明日、中谷長官達と会合があるし、そこで話してみよう」
「そうだね」
そして2人は眠りに就いた
中央歴1639年8月10日
大日本帝国 元海軍省
↓
現統合軍事参謀本部付属海軍部
の会議室
中谷「お久し振りです。お二人とも」
マイラス「数ヶ月振りですね。中谷長官。そちらの方々は?」
井上「申し遅れたね、私は大日本帝国統合軍事参謀本部付属海軍部総長の井上成美です。お二人ともよろしく」
「井上総長に先を越されたが、私は、大日本帝国の海軍大臣をしている米内光政といいます。以後お見知りおきを」
ラッサン(なんで毎度毎度、こんなに位の高い人と話すことが出来るんだろう…暇なのかな?戦時中なのに…)
中谷「早速だけどマイラスさん、今回は観戦武官として来られたと聞いたが、何故我々なのだ?パーパルディアは列強国らしいじゃないか。」
マイラス「長官、ご冗談はやめてください。ムーと日本は、転移前からの友好国であることも理由ですが、国交開設の時に技術レベルはパーパルディアより上だということは分かっています。」
中谷「すまんすまん、ムーの考えを聞きたかっただけだよ。」
井上「話は変わりますけど、マイラスさん、ラッサンさんには、もうすぐ行われるアルタラス王国解放作戦で、艦隊旗艦の戦艦大和に乗艦してもらいます。」
「「ヤマト…」」
米内「どうかいたしましたか?」
ラッサン「いや、観戦武官として乗艦する艦に着いては、了解した。マイラス…あの魔写を持ってるか?」
マイラス「まあ、仕事柄一応持ってるが…」
マイラスは自分の鞄の中から1枚の魔写を取り出した。
米内「見せてもらってもいいかな?」
マイラス「国家機密という訳でもないので、どうぞ。」
米内「え?……フムフム」
井上「米内さんいったい何が…」
米内「見てみろ」
井上「え?これは…中谷長官!」
中谷「なになに?……は?」
米内「マイラスさんこれをどこで?」
マイラス「本国ムーの存在するムー大陸の西にある、レイフォル国の首都レイフォリアから、撮られた魔写です。」
井上「中谷さんあそこはまだ…」
中谷「あぁ、偵察衛星の軌道に入っていない場所だ。そして、これは完全に戦艦大和だ…対空砲や機銃も増加してるし、多分1944年位の時だな。」
井上「それで合ってると思います。レイフォルについては、少ししか、情報が無いのですが、グラ・バルカス帝国とかいう国に降伏したと聞いています。」
中谷「そうだな、あとJAXAに連絡しろ、次の偵察衛星の打ち上げ軌道を変更するんだ。」
井上「了解」
8月15日
日本連邦構成国日本国防衛省 中央指揮所
中谷「それじゃあ次の作戦、アルタラス王国解放作戦について教えてくれ」
自衛官1「参加する兵力については、まだ配置転換などが終わっていませんが、陸上自衛隊の第一空挺団と、皇国陸軍の第一空挺師団、そして、帝国陸軍の第一挺身集団の3個部隊でアルタラス島に空挺降下します。」
帝国軍人「海上戦力は、帝国海軍の大和型戦艦や大鳳型航空母艦、そして海自の、まや型護衛艦、むらさめ型護衛艦などが参加します。」
中谷「あれ?皇国海軍は?」
皇国軍人「それについては、私から、皇国海軍は、今回の作戦に参加しません。」
中谷「なんでよ?あんなに数があるんだから、1隻くらい参加できるだろ?」
皇国軍人「確かに、1500隻を超える艦艇数がありますが、全部動かす程の軍事行動などはできません。それに、メンテナンスや、燃料である水素などの交換、全て言えば数えきれません。元々ロシアなどから大量に貰っていましたが、今は、ロシアすらいない異世界です。」
中谷「え?貿易国のクワ・トイネとかクイラには、無いのか?」
帝国軍人「くまなく探しましたが、国民などが使う分を引いてギリギリです。なので他国との国交開設、そして、貿易開始を急いでいます。」
中谷「でもそれでも、参加しない理由にはならなくないか?」
帝国軍人「実は、最近、商船などの貿易船が攻撃を受ける事件が数件程出てまして…そのため護衛で皇国海軍艦を就かせています。」
中谷「了解した。また何かあったら教えてくれ。」
自衛官2「私からも少しよろしいでしょうか、長官」
中谷「どうした?」
自衛官2「アルタラス王国への空挺降下なのですが、作戦に使用する日本のC-2だと、航続距離が足りないのですよ。」
中谷「え~?30式使えば…」
皇国軍人「長官、あれは本当に大量輸送とかでしか使えないですよ。それとも首が落ちてもいいんですか?」
中谷「わかったわかったよ。じゃあどうするか~…」
自衛官3「どこかに中継点があれば…」
中谷「あったわ」
「「「は????」」」
中谷「あのさ、最近第一空中艦隊に、就役した"アレ"使おうよ。」
自衛官1「確かに…最近任務に就いて、今も飛行中のはず…」
帝国軍人「あのバケモノ使うんですか…」
皇国軍人「それだったらいいんじゃないですか?"補給"もできますし」
中谷「よし!それでいこう!」
作戦に何かヤバイのが参加するのを決定した中谷達であった。
次回 第9話 アルタラス王国解放作戦
感想よろしくね!!
会話文にいちいち人物名書く書かないか
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「名前無し」
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○○○○「名前有り」