日本連邦召喚   作:nogi-蒼太

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第15話 本土決戦 ─1─

中央歴1639年11月30日 

   パーパルディア皇国地方都市シカリア

この都市はパーパルディア皇国首都エストシラントから120kmで聖都パールネウスからも100km以下の距離にあり、両都市から中間地点に存在していた。

 

パ皇兵「あれがミリシアルの対空砲って奴か…」

 

 

シカリアの城壁には十数人がミリシアルから有償貸与してもらった第一世代イクシオン対空砲の調整で群がっていた。

 

対空砲員1「ミリシアルによると簡単にはできるといっていたが魔力回路が複雑すぎるだろ…」

 

対空砲員2「日本の上陸が近いんだ、こいつで日本の飛行機械を地に落としてやるんだ。」

 

 

上空にはワイバーン12騎が哨戒と訓練を行っていた。

 

竜騎兵1「隊長~日本軍の奴らいつ来るんですかね?」

 

隊長「わからん、だが司令部から命令で交代で夜間以外哨戒任務を行っているんだ。いつ来てもおかしくない…」

 

竜騎兵2「日本の飛行機械なんて我々が海に落としてやりましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪Target is in firing range(目標を射程範囲内に捕捉)≫

 

≪Schnee1 to all units(シュネー1より各機)≫

 

≪Release your missiles(槍を放て)≫

 

航空自衛隊飛行開発実験団試験戦闘機隊のF14JSから22式空対空誘導弾を8発発射した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボン!!ボン!!

 

 

竜騎兵1「なんだ?!」

 

竜騎兵2「くそ!!8騎やられた!!」

 

隊長「敵騎はどこだ!!全騎散開!!見つけ次第叩き落とすんだ!!」

 

隊長の判断は素早かった、ここで遅かったら2発目を撃たれていたため寿命が長引いたのである。

 

竜騎兵1「畜生!!あ!あれか!!!!!!」

 

 

 

 

キュィィィィィィィィィン!!!!!!!!!!!!     ゴォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!

 

ワイバーンが350kmで飛行している中、F14JSは音速で未だ飛行しているワイバーンの横を通る

 

隊長「うぉ!!!」

 

竜騎兵1「嘘だろなんて速さだよ…あれ?あいつは…」

 

さっきまで共に飛行していた2騎がいなくなっており、見回すと

 

隊長「くそ!!2人はバランスを崩して手綱を離して落ちたのが見えた!!」

 

竜騎兵1「隊長!!!…あ」

 

地平線の向こうからワイバーンとは違う"何か"が大編隊で飛行してくるのが見えた。

 

 

 

パ皇兵「敵騎来襲!!!!!!!」

 

対空砲員1「くそ!!哨戒部隊がほとんど落ちた!!」

 

対空砲員2「喋ってないで手を動かせ!今まで調整してきたんだ!!叩き落とすんだろ!!」

 

対空砲員3「魔力回路がやっと起動した!!魔力を注入しろ!!」

 

対空砲員2「比率は適当で良い!!とにかく撃って当てるんだ!!」

 

対空砲員4「くそ!!狙いが!!とにかく撃つぞ!!!当たれーーー!!!!!!」

 

さっきまで魔導回路を苦心して調整していた対空砲員は、第一世代イクシオン対空砲で地平線から接近しくる日本軍機に攻撃を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪こちらAWACSスカイアイ。各機に告ぐ、上陸のため城壁に配置された対空砲及び砲台を破壊せよ。≫

 

スカイアイの指令の元、対地ミサイルを装備している戦闘機は、城壁上に存在する対空砲や魔導砲台を次々と破壊していく。

 

 

パ皇兵「うぅ……いったい…何が…」

 

城壁上にいた兵士は、対地ミサイルによって近くにあった砲台の爆風で意識が朦朧としていた。

 

対空砲員「撃てーーー!!!」

 

視界の先では、破壊されていない対空砲が様々な色の弾を発射しながら戦闘している。

 

「あ…」

 

まだいけると一瞬だけ感じることもできたが、そんな希望もすぐ消えるかの如く対空砲に近づく1機の機体見えた。

 

「敵騎接近!!!撃てー!!!」

 

「うわぁ!!もうダメだ!!!」

 

真正面から接近してきた機体は手前で上昇し、いわゆるポップアップを行い対地ミサイル発射し離脱していった。

 

≪全敵砲台の破壊を確認。よくやった"メビウス1"≫

 

 

 

 

 


シカリア司令部

シカリア司令部では、急な日本軍機の来襲でたった数分で城壁上の対空砲及び魔導砲台が破壊されたという報告が来て、大騒ぎになっていた。

 

「首都の総司令部に報告するんだ!」

「状況はどうなっている!!」

 

「駐留しているワイバーンは全部出せ!!そうだオーバーロードもだ!!」

 

「民間人の避難指示を急げ!!!」

 

「戦列艦隊は何処にいる?!?!」

「現在ここに向けて急行中です!!」

 

 


シカリアから60kmの海

    ─パーパルディア皇国海軍新第2戦列艦隊─

 

「どうなっているんだ?!シカリアは無事なのか?!」

 

「日本軍騎の攻撃で城壁の砲台が壊滅と報告がきています!」

 

「竜母のワイバーン発艦を続けろ!全騎発艦させて先行させるんだ!」

 

「急ぐんだ!!一刻も早くシカリアに!!」

 

 

 

 

運が良かったのか、洋上を航行していた約800隻の戦列艦隊は無傷のままであった。

 

 

しかし…

 

 

日本軍の探知網には既に捉えられているが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皇国海軍戦艦天照戦闘指揮所(CIC)

既に艦隊旗艦である天照は、全艦艇への情報共有、各艦の砲撃諸元を送り、一斉砲撃体制を整えようとしていた。

 

「海自艦と皇国駆逐艦のミサイル発射調整完了。」

 

「帝国艦艇に砲撃諸元送信、準備完了まで40。」

 

艦長天神晴樹「砲術長、弾種榴弾1番2番主砲装填。第3主砲は弾種4式弾。1・2番は敵艦隊、3番は上空ワイバーンを狙え」

 

「了解。主砲エネルギー伝達。磁場形成確認。距離50000。」

 

「主砲エネルギー1万メガワットに到達。」

 

「天叢雲1型*1起動。誤差修正完了。発射準備完了。」

 

 

帝国海軍戦艦信濃艦橋

 

連合艦隊司令長官山本五十六「あれが電磁加速砲…レールガンと言ったな…」

 

艦長柳木弘(やなぎひろし)「はい、文字通り電気で弾を打ち出す砲らしいですね」

 

「艦長、天照からの砲撃諸元来ました!」

 

柳木「弾種三式弾改*2。1・2番に装填。」

 

 

ミサイル護衛艦まやCIC(戦闘指揮所)

 

艦長柊天(ひいらぎすめら)「まやのデータよりも正確ね…天照のデータ…」

 

副長「そりゃ技術が我々から見て40年以上先の化け物性能ですからね…私も悔しい思いは隠せませんね…」

 

護衛隊司令早見『落ち込んでるね~まあ分からんでもないがね。中谷閣下の誘いで乗艦したことがあったが、基本は現代艦と大差ないが、中身が海自艦より効率化されている。CICをチラ見したが、ありゃ艦長含めても最大10人くらいしかいないぞ』

 

柊「アハハ…もう訳わかんないわ。」

 

砲雷長「あの…もうすぐ一斉攻撃ですよ…?」

 

 

 

 


パ皇ワイバーンオーバーロード フマスト隊

 

 

フマスト「全騎上がったか?」

 

「あと数十騎程です。現在2400騎程上がりました。」

 

フマスト「歴史上この数のワイバーンを率いた艦隊はいないだろうな…」

 

「艦隊司令部から通信です『全騎、上空援護から敵部隊攻撃に任務変更。』」

 

フマスト「よし、我々が先行するぞ!俺に続け!!」

 

そう叫ぶと、シカリア方面へ一気に加速して向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

航空護衛艦ふそうCIC

 

AWACS≪こちらAWACSイーグルアイ、敵航空勢力を探知。数は…≫

 

早見譲「どうしたイーグルアイ、数はどれくらいだ?」

 

AWACS≪数は約2500!レーダー画面がWVN(ワイバーン)で埋め尽くされている!!≫

 

「千歳に繋げ!!艦載機を発艦させろ!!空軍機はいつ到着する?」

 

「現在、アルタラス島から急行しています。すぐに到着するかと」

 

「急ぐんだ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


フマスト隊

 

「日本艦隊だ!全騎!攻撃体勢!!突撃するぞ!!」

 

隊長であるフマストの指示でワイバーンは導力火炎弾の発射体勢に移る。

 

「攻撃かいs!!なに!?!?!?」

 

攻撃開始の指示を使用としたとき、日本艦隊から白煙や爆発が起こった。

 

「なんだ?自爆か?ん?」

 

そう思っていたフマストだったが、よーく見ると何かの細長い物体がワイバーンの上を通りすぎて自分達の母艦のある方向に向かっていった。

 

 

「まさか…届くのか…?あの物体…」

 

「隊長!指示を!敵は目の前でs」

 

ボン!!

 

 

 

さっきまで話していた部下が大爆発を起こした。振り返ろうとしたその時、

 

「うぉ!?!?!」

 

隣を細長い物体(空対空ミサイル)が横切っていった。

 

 

*1:
皇国最新の射撃統制システム。量子コンピュータと自律AIによる計算を行う。

*2:
皇国艦艇のレールガンのような長射程に同調できるように、構造は三式弾を引き継ぎ、弾本体に使い捨てロケット推進を搭載する改良を行うことで射程の増加に成功している

会話文にいちいち人物名書く書かないか

  • 「名前無し」
  • ○○○○「名前有り」
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