軍艦少女のヒーローアカデミア   作:siriusゆう

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船見戦火、建造

個性。

それは人の新たなる可能性。

 

 

 

始まりは中国で光る赤子が生まれた事だった。

それをしきりに、世界では異能をもって生まれる子供が相次いだ。

 

 

その果てに、異能を持つものと持たざるものとの間で起こった争い。

次第にその争いは異能を持つ者同士にも飛び火した。

 

社会という枠組みが壊れた混迷の時代の中で、異能を使い自らの欲望に生きる者(ヴィラン)と、その身勝手を許さぬ者(ヴィジランテ)と呼ばれる存在が現れたからだ。

 

そして社会が再び形を取り戻していく中で、人々が持つ異能を法律で制限する様になる。

そこに賛否両論は勿論あっただろう。

 

しかし、異能を持たぬ者も多くいた時代。

さらには個々に違う異能という不平等さも要因となった。

故に異能を制限し、社会を保とうとしたのは国として間違いでは無かっただろう。

 

だが異能とは身体機能の一つ。

それを制限されることに対する窮屈さに耐えられない者も居る。

 

当然のように法を無視して異能を使い、自らの為に他者を踏みにじる(ヴィラン)が後をたたなかった。

特にそのような人物が持つ異能は、他者を害するのに有利になるものが多いのは仕方のない事なのかもしれない。

 

しかし同時に、他者の為に異能を使う人間も現れる。

その自警団(ヴィジランテ)達は、法を犯しているのを承知しながらもヴィランや災害と戦い、多くの人に支持をされた。

名声を集めた彼らは、後に国が免罪符を出す形で認められ、こう呼ばれた。

英雄(ヒーロー)と。

 

 

 

それら人々が個々に持つ異能は、時代を経て個性と呼ばれる様になる。

その個性を持つ人間が増えていき、今や人類総人口の8割が何らかの個性を持つようになった現在、とあるヒーローのおかげで平和になった日本。

とある街のとある一軒家の庭先。

 

そこでは一人の少女が発現しばかりの個性を、近所に住まう仲の良い男の子に見せびらかしていた。

 

その少女の腰と足の左右には、魚雷の様な物が。

さらに腕にはまるで小型の軍艦の主砲の様な物がくっついている。

 

 

周りにはそれを微笑ましく見る四人の大人達。

少年少女達それぞれの両親が談笑している。

 

「それにしても戦火ちゃんの個性は凄いわね。ヒーロー向けの凄い個性。」

少年にどことなく似た女性が笑いながら話す。

 

「でもウチの娘は、ヒーローには憧れてないみたいなんですよ。」

少女に似た顔立ちの女性が苦笑いしながら答えた内容に、少し驚きながら呟くのは、少年と同じ髪色の男性。

 

「それは今どき珍しいですな。うちの康弘なんてヒーローのことしか喋らんし、ヒーローごっこではいつも私がヴィラン役。

将来はヒーローになるんだと話してますわ。

そういえば船身さんは、昔ヒーローだったんですよね?」

少年と同じ青い髪の男性は、少女と同じ金髪の男性に質問をする。

船身と呼ばれた男性は、何処か懐かしそうな表情を浮かべながら答える。

 

「ええ、婿養子で妻と結婚するまではヒーローやってました。

養父に娘と結婚したいならヒーロー辞めろって言われましてね。」

苦笑いしながら話す男性は、ふと視線を感じて目線を下げる。

そこには小さな少年少女が目を丸くしながら見上げていた。

先程まで二人で遊んでいた子供達だ。

 

「パパ、ヒーローさんだったの?」

少女の顔は驚きに満ちながらも、どこか誇らしげな色が浮かんでいる。

 

「凄い!!凄い!センカの父ちゃんヒーローだったのか!

だって凄いもんな!個性!武器を造るやつ!カッコイイ!」

目をキラキラさせた康弘が戦火の父親を見つめる。

 

「なあなあ、センカの父ちゃん!俺を弟子にしてくれよ!」

そんな康弘のお願いに、にっこりと笑いながら戦火の父は屈み込みながら康弘の頭を撫でる。

 

「そうだな。康弘君が、大きくなって個性も出たら弟子にしよう!」

男と男の約束だ。

そんなやり取りをする二人を見ながら、康弘の父はヴィラン役は任せろ!と声を上げる。

 

笑顔の耐えない、暖かな記憶。

それが薄れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして少女は飛び起きる。

懐かしい夢を見た。

夢の中の自分は4歳の頃であったかと夢を思い出しながら、なんとなしに時計を見る少女はギョッと驚く。

 

何故なら今日は自分の高校受験の日だったからだ。

まだ一応は間に合う時間だと少しの安堵と焦りが交じる。

今日に限って何故アラームをつけ忘れたのか。

 

身だしなみを整え、昨日準備していた中学の制服に着替えて、同じく準備していた荷物を掴み取り、居間へと駆けていく。

 

 

居間では彼女の母が呆れたような顔をしながら弁当を包んでいた。

近くには気を利かせたのかバナナボートとフルーツボートが置かれている。

少女が朝ごはんを食べながら、受験先の高校に行くのは折込済みだったみたいだ。

 

「戦火、おはよう。もう少ししたら起こそうと思ってたのよ?」

 

「おはよ、ママ。紅茶だけ飲んでくね!」

足早に居間を通り過ぎて、和室へと入っていく少女は線香を持ち、遺影の前に膝まずく。

 

その遺影の主は彼女の父だった。

「パパ、行ってくるね。」

手を合わせて声をかける。

 

急いで立ち上がり、居間のテーブルに置いてある紅茶を飲み干し、母の用意した荷物も持ち駆けていく。

 

 

「戦火!」

玄関を出る直前、母は声を上げる。

珍しい言動に驚く少女。

振り返る少女に母は声をかける。

 

「頑張ってね。行ってらっしゃい。」

 

「うん。行ってきます!」

 

 

 

 

 

 

電車を乗り継ぎ、少女が来た高校の正門前。

そこには、数えるのが馬鹿馬鹿しくなるほどの人が、次々と校内に入っていく光景を作り出している。

 

国立雄英高等学校

偏差値79。倍率は300倍を超えるヒーロー科を有する高校。

 

そのヒーロー科を受ける為に、少女は此処に来た。

 

 

父の母校。

遂にこの日が来たのかと感慨深く思慮に耽っていると、近くを歩いていた緑色をした髪の少年が転倒しかけるのを見て、反射的に戦火は手を伸ばす。

 

しかし彼に触れる前に、転倒しかけた彼の身体が浮いた。

浮く前に彼に触れたのは茶髪の少女。

その少女が彼に言葉をかける。

 

「大丈夫?私の個性。ごめんね、勝手に。でも、転んじゃったら縁起悪いもんね。」

笑顔で彼に笑いかける少女を見て思う。

 

人を助ける事が出来る人間は強い。

早くも手強いライバルを発見できた。

微笑む戦火は校舎へと向かい歩む。

 

 

 

 

筆記試験を終え、ヒーロー科を受験する学生は別の会場に集まっていた。

これから始まるヒーロー科実技試験。

この会場にて、今から実技試験の概要が説明される。

 

 

「受験生のリスナー!今日は、俺のライブにようこそ!

エブリバディ・セイ・ヘイ!」

そう光と共に現れたのは、この雄英高校にて教員となっている、プロヒーロー。

プレゼント・マイク

 

ライブの掛け声のよう繰り出すプレゼント・マイクだが、受験という人生の関門を越えようという時に、元気よく返答出来る人間はいない。

 

「こいつはシヴィー。なら受験生のリスナーに、実技試験の概要をさくっとプレゼンするぜ。アーユーレディー?イェー!」

シーンと静まる会場の空気も気にせずプレゼント・マイクはテンションそのままに続ける。

 

10分間の模擬市街地演習。

仮想ヴィランが3種類、多数用意されていて、受験生はそれらを行動不能にさせたら該当のポイントを得られる仕組み。

ちなみにアイテムの持ち込みOK。

受験生同士の攻撃はNG。

そして最後に、0ポイントに分類される仮想ヴィランがお邪魔虫として居るようだ。

 

戦闘は個性の性質上得意分野だ。

しかし、自らの個性では下手すると攻撃に他人を巻き込む可能性が有ると戦火は考えた。

 

それらの概要を喋り終え、プレゼント・マイクはこう言葉を締める。

「俺からは以上だ!最後にリスナーに我が校“校訓”をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った!『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と!」

 

 

「Plus Ultra!それではみんな、よい受難を。」

そう。自らの壁を乗り越えるんだ。

 

 

 

 

 

市街地を模した演習地。

これが雄英にはいくつもあるのかと戦火は驚きながらも、入口の見える位置でモチベーションを高めていく。

 

そんな戦火を周りに居る受験生は、興味深そうに眺めている。

先程まで無かった筈の戦艦の大砲の様な装備やレーダーのような物を身に纏う戦火。

個性を最大限活用すると、突如として現れる戦火の身体機能の一つ“艤装”。

多種多様な個性がある現代においても、異質な個性。

 

個性“軍艦”

 

そう。

船身戦火という少女は軍艦の能力を人の身に有した超人なのだ。

 

 

 

 

 

「ハイ、スタート。」

カウントダウンも無く、サラッと発せられたスタートの合図。

多くの受験者が何を言われたのかを理解する前に、戦火や一部の受験者は走り出した。

 

その一部の集団の中でも、飛び抜けて戦火は速かった。

 

時速70キロにも及ぶ速力。

そして数万馬力にもなるパワーから繰り出される殴打により、一撃で数体のヴィランロボが粉々になる。

そして開けた視界から他のヴィランロボ集団へ向けて、背から伸びる主砲を放つ。

轟音と共に弾け飛ぶ敵集団。

 

その一連の流れを見て、戦火の後ろに居た受験生達は散らばって行く。

飛び抜けた戦火のパワーと火力、そして機動力。

それを目の当たりにして考える事は、コイツの周りで戦ってもポイントを稼げないだった。

 

 

轟音を響かせながら、次々と仮想ヴィランを撃破していく戦火。

少し遅れて入り口から来る他の受験生達は、一人の少女が作り出した惨状に驚いて足を止めてしまっている。

 

 

この試験では機動力、状況判断力、戦闘力が求められていると見ている戦火は、足を止めたその時点で、彼らの合格は無いなと冷徹な思考をする。

 

 

 

 

 

戦火が作り出す轟音が、次から次へと仮想ヴィランをおびき寄せる。

遠くの敵には主砲を。近くの敵には強力な殴打と副砲。

そして視界外から迫る敵には、電探を駆使して察知する。

 

「これでだいたい60ポイント!」

 

試験開始から既に幾ばくか。

終了時間まで残り時間は余り無いだろう。

常に思考の片隅に置いていたお邪魔虫が、一向に姿を見せないことに戦火は若干戸惑っていた。

 

ふと感じる異変。

会場の奥から多くの受験生が逃げてくるのが見える。

 

ビルが影になっていて見えなかった。

その巨大な姿。

 

0ポイントヴィラン

 

20メートル以上の巨体を誇る圧倒的驚異。

それから逃走する受験生たちの中に足を取られて転倒する少女の姿が戦火の目に映る。

 

 

 

考えるよりも先に身体が動いていた。

背負う大きな艤装が無くなり、両脚部に付く魚雷と手につけられた比較的小さな主砲へと変わる。

本人曰く、駆逐艦モードとなった戦火は試験開始時に見せた速度よりも更に早く駆ける。

 

 

 

大きな十字路。

その真ん中で転んでいた少女を、速度を落とさずに抱え走り抜ける。

 

「え!な、なんで?」

助けられた事を疑問に思い、声を出す少女に戦火は笑いかける。

 

「何でって?僕は此処に、ヒーローになりに来たからだよ。」

そんな戦火の言葉に衝撃を受けた様な表情を浮かべる少女。

 

 

先に逃げていた受験者の集団に追いつく戦火。

こちらを見つめる彼らの中から、助けてくれそうな人を選び少女を託す。

そして十字路の真ん中で周りを見回す0ポイントヴィランへ向き直り、先程までの大きな艤装を展開する。

 

勝手に託された紫色の髪の少年は、驚き戦火に声をかける。

 

「おい、待ってくれ!アンタはどうするつもりなんだよ。」

そんな少年に戦火は堂々と答える。

 

「あれは0ポイントとはいえ、ヴィランはヴィラン。

だったら放って置く訳にも行かないでしょ?

だから戦うよ。

何せ今の僕は、ヒーローなんだから!」

 

そう宣言する戦火を眩しそうに、悔しそうに見つめる紫髪の少年。

 

「だから君も、今はヒーローになって。

僕にはアイツと戦う力が有る。代わり、君がその娘を助けて上げて。」

 

「俺がヒーローに?」

 

「うん。だって君もヒーローになりに来たんだよね。

…だから頼んだよ、ヒーロー。」

 

 

 

戦火はそれ以上の返答を聞かずに駆け出す。

本来なら主砲を撃ちたかった。

しかしこれまでの戦いで、弾薬を使いすぎた。

故に選択肢は近接戦闘。

 

そんな彼女を追うように一部の受験生が走ってくる。

走る速度を下げ、追いつけるようにする戦火。

 

「お前の言葉痺れたぜ!俺も此処にヒーローになりに来たんだ!俺は鉄哲徹鐵!個性はスティール。鋼の様になれる!」

 

「俺は佐藤力道!増強系だ。糖を摂ると一時的に筋力が5倍になる。」

 

「私は芦戸三奈!個性は酸だよ!よろしくね!」

 

「僕は物間。君に便乗させて貰うよ。」

 

そんな四人に目を丸くしながらも微笑む戦火。

「僕は船身戦火。個性軍艦。

残念ながら主砲は、鉄分や亜鉛が足りなくなってきたから弾切れ間近。だからトドメ用に残しておきたいんだ。」

 

「ならチームアップだね!どうする?」

元気よく芦戸が発言すると、間髪入れず物間が状況をまとめる。

 

「彼女が、トドメをさせる火力を持っているようだからね。

まずはこちらに引き付け、敵の足を止めて、機能中枢であろう頭部を脆くする。これで行こう。」

 

 

「それじゃあ、私が酸でキャタピラを溶かすよ!」

 

「その後、俺と鉄哲でキャタピラを壊す。」

 

「よし!足壊したら佐藤、俺を頭部まで投げろ!

壊せるかは分からないが、絶対脆くはしてやるぜ!」

 

「ある程度頭部へのダメージが溜まったら、僕が主砲を顔面に叩き込む!」

 

 

「それじゃあ、ひとまずは僕が敵を引き付ける。船見さん、借りるよ?」

そう言うやいなや、戦火の手に一瞬触れる物間。

すると途端に彼の背に艤装が展開される。

顔をしかめ、一瞬ふらつく物間だが、体勢を立て直し主砲を敵へと合わせる。

 

 

彼の個性に驚く一同。

個性“コピー”。

触れることにより他人の個性をコピー出来るのかと推察する戦火。

 

主砲を放つ物間だが、その威力は戦火の物とは比べ物にならない位に小さい。

それでも大砲は大砲。

着弾した砲弾は0ポイントヴィランを揺らし、注意を引き付ける。

 

悠々とこちらに向きを変える巨大仮想ヴィランの足元へと駆けていく3人を見送り、主砲を敵の顔へと向ける。

 

集中力を高め、敵を見つめる戦火。

主砲の一斉射。それを顔面に叩き込む。

消耗なんのその、失敗は考えない。

 

 

勝負の時は近い。

キャタピラが壊れ、鉄哲徹鐵が0ポイントヴィランの顔へと文字通り飛んで行き、顔面に張り付き何度も殴打する。

装甲にヒビが入り、防御が崩れていく。

 

 

そして遂にその時が来た。

頭部から落ちていく鉄哲徹鐵が声を張り上げる。

さらに芦戸の、佐藤の、物間の声が戦火に届く。

やってしまえと…

 

 

「Belli dura despicio!」

今までの砲撃の中でも会心の一撃だと、戦火が自負する砲撃が巨大仮想ヴィランの顔面に突き刺さる。

爆発を伴いながら後ろに倒れゆく0ポイントヴィラン。

圧倒的驚異を退け、地べたに座る彼らは端から見ればヒーローだった。

惜しむらくはそれを見ていた人間が少なかった事だろう。

しかし、彼らはやり遂げたのだ。

敵わないかもしれないと、思った敵を打倒した。

 

 

そんな彼らの元に、息を切らした紫髪の少年が走ってきた。

フラフラした走り。

もう体力など残っていない彼は、彼らの近くへ来て声をかける。

 

「はあ、はあ。あ、アンタ等大丈夫なのか?ケガとかは?」

 

「あ、さっきの。怪我した娘は大丈夫だった?」

戦火が一番に気にしたのは、足に怪我をした少女の事だった。

そんな戦火に呆れながら、息を切らしながら少年は答える。

 

「ちゃんと、出口まで送った。」

 

「良かった!ありがとう。えっと…」

言い淀む戦火に、笑いながら紫髪の少年は自分の名前を告げる。

 

「心操人使だ。」

 

「ありがとう、心操君。僕は船見戦火。

よろしくね。」

 

「よろしくって、俺は受からないよ。アンタ等はヴィランポイント稼いでたけど、俺はポイント稼げなかったからな。」

自嘲気味に顔を歪める心操。

そんな彼に戦火は笑いかける。

 

「でも、ヒーローになるんでしょ?諦められないって顔が言ってるよ。だからよろしくだよ!

誰かの為に頑張れる君は、ヒーローに成れる!

僕のヒーローが良く言ってた言葉だから。」

手を差し出す戦火を見つめる心操。

衝撃を受けた様な、その表情は何処か泣きそうにも見えた。

 

差し出されたその手を握り返す心操。

それを見ていた芦戸も混ざる。

すると鉄哲や佐藤も自分もと近づく。

やれやれと肩を竦めながら物間も近づいて来る。

 

 

願わくは、ここが彼らの、いや私達のヒーローアカデミアにならん事を。

そう願う戦火だった。

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