キャラクターの名前の由来
・ディッパー(英語表記:Dipper)
由来はThe Big Dipper(意味は北斗七星)で、僕の好きな星座です。
僕は小さい頃、トルストイ作の絵本の読み聞かせをしてもらったことがあります。
内容は女の子が病気のお母さんのために、ひしゃくで水を手に入れ、困っている犬や老人に分け与え、さらにお母さんに飲ませてあげるうちに、銀のひしゃくになり、金のひしゃくになり、さらにそこから7つのダイヤモンドが現れ、それが天に昇って北斗七星になったというものです。
作中ではチョイ役ですが、一応自分の分身という設定になっています。
・セレニカ(英語表記:Serenica)
由来はドラゴンクエストXIに登場するキャラクター、べロニカ(英語版での名前はVeronica)とセーニャ(英語版での名前はSerena)です。
なお、彼女の容姿に関しては、ベロニカの少し成長した姿を思い描いています。
・ビルト(英語表記:Built)
ブレスオブファイア 竜の戦士に登場するビルダーの息子ということで、buildの過去形、過去分詞であるこの単語を名前に採用しました。
ビルダー・ジュニアも考えましたが、そうすると文章にするのがややこしくなるので、親子同名はボツにしました。
・カーノ(英語表記:Karno)
原作ではノルカちゃんの両親の名前が出てこなかったため、自分で命名することにしました。
その際、2人の名前の文字を組み合わせると「ノルカ」になるようにしようと考えて、すぐにこれが思い浮かびました。
ですから、特に由来はなく、考え始めて1分もせずにお父さんの名前が決定しました。
・ルシア(英語表記:Lucia)
ノルカちゃんのお父さんの名前をカーノにした結果、ルが残ったため、ルの入る女性の名前ということで、ファミコンゲーム「マドゥーラの翼」の主人公「ルシア」からそのまま命名しました。
・リベーラ(英語表記:Libera)
・ブレイン(英語表記:Brain)
この2つは、僕が別サイトで投稿した作品に出てくる競走馬の名前です。
・キュロ(英語表記:Culo)
由来は英語のtuberculosis(意味は「結核」)です。敵キャラということで、縁起の悪い単語から命名しました。他にもコーマ(英語表記はComa。意味は「こん睡状態」)という名前を考えており、下書き段階ではこの名前でしたが、最終的にこちらに変更しました。
・シーム(英語表記:Sheme)
由来はドラゴンクエストシリーズに登場する敵キャラクター、スライムベスの英語版での名前She-slimeです。
女性っぽい名前の敵キャラから命名しようと考えた末に、これを採用しました。
他にマドゥーラの翼で出てくる敵キャラ「スネイサ」を候補として考えていました。
・キロ(英語表記:Quillo)
由来はエクアドルの首都キト(Quito)です。
(英語のつづりはアメリカの種牡馬Princequilloから)
ローマ字入力で文章を打っていると、どうしてもQのキーを使わないことが気になっていたため、Qを含む単語から命名しました。
(でも「キロ」と入力する時にはkiroと入れていました。)
この作品を作り始めた当初から、ギーちゃんにもガールフレンドがいればと思っていたため、このようなオリジナルキャラを登場させてみました。
単行本ではノルカちゃんの両親を助けることが目的でしたが、ここでは逆にキロちゃんを両親から助ける形にしてみました。
裏話
その1
この作品は子供達が主人公ということで、僕が子供の頃に歌ったことのある合唱曲を3つ参考資料として取り入れてみました。
・歌はぼくらの友だち
・友だちはいいもんだ
・そのままの君で
利用規約にひっかかると嫌だったので、歌のどの部分を使用しているかについては割愛させていただきます。
その2
ステージ3と7で、ノルカちゃんの親が当初、リュウちゃんとギーちゃんを「時を旅する人」と解釈しているシーンがあります。
(下書き段階では、ステージ5でも入れていました。)
これは「ドラえもん」で、のび太が西部劇のガンマン「ノビータ」として、応援に駆け付けたドラミからもらったドリームガンでギャングをやっつけるエピソードをもとにしています。
そのエピソードの終盤で、のび太とドラミは「会えば帰りにくくなる」という理由で、助けた人達に何も言わずに帰ってしまいます。
そして、残された人が「ふしぎな少年だった…。わしらを助けるため遠い星の国から来てくれたのかもしれないね。」と言うシーンが、今作と凄く重なって見えたため、採用してみました。
その3
ステージ4、5でノルカちゃんがしゃべる時、度々噛んでしまうシーンがありますが、これはインスタントラーメンのCMで子供がセリフを噛んでしまう(というか、噛みまくる)シーンを参考にしています。
僕はこのCMを結構気に入っていました。
その4
ステージ4でギーちゃんが大ハプニングに見舞われるシーンは、話が重くなる前にお笑い要素を入れておこうと思って書いたものです。
別に変な魂胆はありません。
ただ、後で彼に相当怒られました。
その5
ステージ7で、リュウちゃんがディースさんに願い事をするシーンのセリフ「もしも願いがかなうなら、3人一緒に手をつないで、ノルカちゃんと過ごしたい。言葉なんかはなくてもいい。勇者じゃなくても構わない。ボクは彼女と過ごしたい。」の部分は、「もしもピアノが弾けたなら」のAメロに合わせて歌えるようにしてみました。
その6
僕は単行本の表紙の次のページに掲載されている、リュウちゃん、ギーちゃん、ノルカちゃんが3人で手をつないでいる絵を凄く気に入っています。
そのため、ステージ5でそれを再現してみました。
さらに、最終回のラストにもぴったりだと思っていたため、キロちゃんも加えて4人で手をつなぐシーンを書いてみました。
・2021年7月に本編を書き終えた後、このサイトで発表するまでの間に、その後の物語のアイデアがいくつか浮かんだので、ダイジェストで発表します。
リュウちゃんはノルカちゃんと一緒にいるという願いはかなったものの、ギーちゃんと離れてしまい、500年後の世界に行った後、相当落ち込んでしまいます。
その日の夜、カーノさんやルシアさんに励まされても、気持ちは晴れません。
翌日。彼はギーちゃんに会いに、1人で過去に戻ろうとしますが、ディースさんに見つかってしまい、彼女に「それも試練だ。乗り越えてごらん。」と言われてしまいます。
重い足取りで家に帰ってきて、落ち込んでいると、ノルカちゃんに「わたしじゃだめ?」と励まされてしまいます。
彼女を元気付けるはずが、逆に元気付けられてしまい、これではいけないと思った彼は、寂しさを振り払い、ノルカちゃんの前でニコリとほほ笑んで見せます。
そして、ギーちゃんは今もきっと笑っていると思うようになり、強く生きることを心に誓います。
ノルカちゃんの左手のギプスが外れた頃、ルシアさんが指を動かす練習にと、本物の笛をプレゼントしてくれました。
それからノルカちゃんは笛で自作曲をいくつも披露するようになり、リュウちゃんはそれを聞きながら作詞に挑戦し、歌うようになります。
そんなさなかに、ギーちゃんとフェイスガードを付けたキロちゃんが、手をつなぎながらやってきました。
その際、ギーちゃんはビルト君がビルダーさんの協力を得て初めて作った剣を持っており、それをリュウちゃんに渡します。
キロちゃんは鼻の骨折こそ治りそうな状態でしたが、未だ嗅覚が戻らず、ギーちゃんがにおいを嗅ぐシーンを見る度に、悔しい思いをしていました。
そんな中、500年後の世界の方が医学が進んでいるということで、すがる思いでやってきました。
その話を聞いたカーノさんとルシアさんは、お客さんの目につくところに貼り紙をし、情報提供を呼びかけます。
やがて、この人なら治せるかもしれないという情報を聞いたノルカちゃんの両親は、旅費や治療費を集めるために、お客さんや町の人から募金を呼びかけます。
それを見たリュウちゃん達4人キッズは、一時的に500年前の世界に行き、お父さんやお母さん、ギリアム、さらにはビルダー、ダンク、マニーロ(←今頃登場)、モグ達にも募金を呼びかけるようになります。
その後、旅に必要なお金も集まり、いよいよ旅立つ日。4人はノルカちゃんのお父さんの薬で命を助けてもらったおじさんからリヤカーをもらいました。
そして、薬、剣や弓など、必要なものを乗せて、いよいよ新たな冒険に出発します。