ペルソナⅤ -NOCTURNE   作:唐揚ちきん

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第一話 ノンストップ・トリックスター

「ガイア教団に興味があるのか? あそこはまともな宗教団体じゃないぞ。表向きこそ、『自然との共存や万物との調和』を(うた)ってるが、混沌を尊ぶ思想からか反社会勢力だ」

 

 代々木公園の入口に立つ聖は、そう言って蓮に講釈を垂れる。

 説教というよりも自分の知っている知識を開帳することに意義を感じている様子に見えた。

 

「噂じゃ、悪魔崇拝までしてるって話だ。どう考えても危険なカルトだろ? 氷川の奴も何で、こんな奴らとつるんでたのか。理解に苦しむよな」

 

 ――“悪魔”。

 その単語は近隣住民からの暴動事件についての聞き込みの中でも聞いた言葉だった。

 暴動事件を起こした通信会社サイバース・コミュニケーション。そのCEOにしてガイア教団と通じていた氷川。

 比喩や騙りの類で偶然使われたにしては、出来すぎている符合。

 もしも何らかの手段によって、シャドウ、もしくはそれに類似した存在を現実に召喚しているのだとすれば話としての辻褄は合う。

 実際、蓮を含めた心の怪盗団のペルソナ使いは『イセカイナビ』というスマートフォンのアプリケーションによって認知世界へと侵入している。

 ならば、認知世界から現実世界にシャドウを呼び出す技術が存在しても不思議ではない。

 蓮はそう考え、聖に質問する。

 

「悪魔について何か知らないか?」

 

 オカルト月刊誌の記者であれば、非科学的な知識も保持していないかという淡い期待によるものだったが、予想に反して聖の反応は冷笑的だった。

 

「悪魔ねぇ……流石の俺も長年オカルト関連の記事書いちゃいるが、そんな存在は見たことないな」

 

「信じてないのか、オカルト雑誌記者なのに」

 

「ふっ、オカルト雑誌記者だからだよ。自分の目で見たもの以外は信じないのさ。だからこうやって現場に出向いて、確証を持てるものを探してる。ほら、心の怪盗団が捕まらないのも一緒だ。警察だって、奴らの存在を直接現場でも押さえない限りは捕まえられない」

 

 急に怪盗団の話になり、一瞬だけ蓮は言葉を失ったが、よく考えてみれば、世間を騒がせている改心事件もまたオカルト記事で取り上げそうな題材だろう。

 

「……心の怪盗団も信じない?」

 

「予告状を出している奴らが実在してるかって話か?  そりゃ居るだろうさ。だけど、俺は奴らが本当に人の心を自在に変える力を持ってるかって意味なら違う。そいつらの手口が全く判らない内は信じない」

 

「そうか……」

 

「まあ、居たら面白いとは思うけどな。悪魔も人の心を変える怪盗団も」

 

 茶化すようにまとめた意見に、モルガナは不満げな声を上げる。

 

「怪盗団はちゃんと存在してるってのに失礼な奴だな、コイツ。蓮、時間の無駄だ。さっさとこんな場所からおさらばしよう」

 

 自分たちの存在を疑う聖に反感を持った彼は、一刻も早く、この場から去りたい様子だ。

 しかし、蓮としてはむしろ聖のジャーナリストとしての在り方に感心していた。

 確証を得られるまでは不確定な情報は信用しない。

 その在り方は、周りから不確定な情報によってレッテルを貼られた蓮には重く響いた。

 

「……お話ありがとうございました」

 

「何だよ、急に敬語使い始めたりして。調子狂うな」

 

 お辞儀までして誠実に礼を言う蓮の殊勝な態度に、面食らった聖は何とも言えない表情で頭を掻いた。

 それからすぐに付け足すように喋る。

 

「悪魔はどうだか分からないが、新宿衛生病院に行けば、悪魔崇拝の痕跡を見つけることはできるかもな」

 

「新宿衛生病院?」

 

「ここから東に行ったとこにあるガイア教団の息がかかった病院さ。後で俺も向かおうと思ってた場所だ」

 

「何で俺に話してくれた?」

 

 ついさっき会ったばかりの高校生にわざわざそこまで話してやる義理は聖にはないはずだ。

 まして、仕事のネタにする大切な情報を漏洩する危険性まで無視して、親切に教える理由は皆無だ。

 蓮が尋ねると聖は言い辛そうに視線を逸らした。

 

「さあな。ま、購読者になってくれそうな奴へのサービスってとこだ。あーと……」

 

「雨宮蓮」

 

「じゃあな、蓮。そっちに行った時、何か見つけてたら教えてくれよ」

 

「分かった」

 

 聖にそれだけ言うと、蓮は代々木公園前から(きびす)を返して、去って行く。

 その背を見送る聖の表情はどこか柔らかく見えた。

 

「学生ってのはやっぱり活気に満ちてて敵わないね。俺も昔はあのくらい活発だったっけかな」

 

 かつての学生だった己を思い出して、苦笑する。

 蓮はそんな枯れてしまった大人の眼差しも露知らず、新宿衛星病院へと向かう。

 道中、モルガナは聖への文句を言っていたが、大半を聞き流し、目的地へと到着した。

 建物内に入ると、ガランとした空間が蓮を出迎える。

 受付のカウンターにすら人影はなく、病院としての機能を果たしているのか疑わしいほどに静かだった。

 

「この病院、やってるのか? 受付すら居ないぞ」

 

 モルガナの言葉に頷こうとした蓮だが、その前に彼の鋭敏な聴覚が小さく本のページでも捲る微かな音を捉えた。

 

「……誰か居る」

 

 足音を極力消して、待合スペースまで行くと椅子に腰掛けた少女を見かけた。

 センターで分けた茶髪の長髪の彼女は、年頃は蓮と大体同じくらいの年齢だろうか。

 勝気そうなつり目で膝の上に乗せた雑誌に落としている。

 声を掛けてみようかとも考えたが、この状況で男が近付けば警戒されてしまうのではと思い、二の足を踏む。

 

「どうするんだ、蓮。話しかけた方がいいんじゃないのか?」

 

 モルガナに促されて、渋々蓮は彼女へと近付いた。

 

「あの」

 

「え? うわっ、誰! あなた、一体いつからそこに居たの!?」

 

 蓮の存在に気付いた彼女は思い切り、警戒した様子で立ち上がって身を引いた。

 

「……うっ」

 

 初対面の人間に失礼な発言を言われるのには慣れていたつもりだが、完全にこちらのことを知らない相手に変質者のような目で見られるのは流石に堪えた。

 気を取り直して、改めて話そうとしたところ、近くにあったエレベーターが降りて来て、中から二人の少年が現れた。

 

「駄目だ、祐子(ユウコ)先生どこにも居ねぇ……って千晶(ちあき)の奴、ナンパされてる!?」

 

 キャスケット帽を被った揉み上げの長い方の少年は、こちらを見て驚愕の表情を浮かべた。

 

「…………」

 

 もう片方の、前髪の一部が寝癖のように逆立った少年は無表情でこちらを静かに観察していた。

 どうやらこの三人はお互いに知り合いのようで千晶と呼ばれた少女はやってきた男子たちに命令する。

 

「ちょっと、新田君たち! 見てないで助けなさいよ!」

 

「助けるったって……なあ?」

 

 新田というらしいキャスケット帽の少年は困った様子で、隣に居るもう一人の少年の顔を見る。

 助けを求めているのか、同意を求めているのか分からないが、一言で表すなら優柔不断な態度だった。

 対する寝癖頭の少年は、何を考えているのか分からない無表情で蓮を眺めていた。

 少なくとも好意的に思われていないのは間違いない。

 蓮は勘違いを正すために、自己紹介をしてこれまでの経緯を掻い摘んで話した。

 

「そうならそうと最初に言いなさいよ。忍び足で近寄って来ていきなり声掛けたら普通の女の子は警戒するわよ」

 

「おいおい、千晶が普通の女の子だったら、この日本にキツイ性格の女の子しか居なくなるだろ」

 

「新田君が平均的な男子よりもヘタレで臆病なだけでしょ」

 

「何だと!」

 

「何よ!」

 

 二人が言い合いになりそうなところで寝癖頭の少年が無言で間に割って入る。

 仲裁……しているのだろうか。二人はバツの悪そうにそこで(いさか)いを止めた。

 モルガナは鞄の中から小声で「蓮よりも無口な奴、初めて見たぞ」と漏らす。

 

「そっちの名前は?」

 

「ああっと、悪かったな。見っともないところ見せちまって。俺は新田(いさむ)。そっちの気の強い女が(たちばな)千晶。そんで、こいつが……」

 

「……嘉嶋(かしま)尚紀(なおき)

 

 今まで沈黙を貫いていた寝癖頭の少年はそう名乗った。

 決して大きな声量でも高い声質でもなかったが、よく通る澄んだ声音をしていた。

 蓮は彼にどこか自分に似たような印象を懐く。

 

「それにしてもこの病院、おかしいわよね。雨宮君の話でもさっきのオカルト雑誌でもカルト集団と繋がっているとか書いてあったし」

 

「俺はやべー人体実験をしてるって噂聞いたことあんの、思い出したわ……」

 

「ちょっと止めてよ。ただでさえでも人居なくて不気味なんだから」

 

「わりぃ……でも、祐子先生も見つからないし」

 

 千晶と勇の会話に出て来た祐子という女性名が気になり、蓮が尋ねてみると三人のクラスを受け持つ担任教師だと教えてくれた。

 勇によれば、『知識の詰込み』より『人としての重み』を重視する教育方針で、若くて美人なのも相まって生徒に人気のある教師なのだそうだ。

 本名・高尾祐子というその教師がこの病院に入院しているということで三名はやって来たとのこと。

 

「ウチの担任もなかなか可愛い」

 

「へえ、ちょっと見てみたいな。写真とかないのか……いやいや、俺は祐子先生一筋だから!」

 

 蓮がそういうと興味津々で食い付いて来た勇だったが、脱線しかけた話を元に戻す。

 

「なあ、蓮。ここで会ったのも何かの縁つーことで、お前も祐子先生探してくんね? 俺たちで上の階、もう一度探すから地下の方見て来てほしいんだけど。ほら、お前としてもそのガイア教団? っての情報を探してんだろ?」

 

「分かった」

 

 二つ返事をすると、勇は喜んで、探している最中に見つけたという職員用のIDカードを蓮に手渡した。

 尚紀はそれを見て、自分も蓮に同行して地下へ行くと言ったが、勇は反対する。

 

「いや、尚紀は俺と一緒に来てくれよ。屋上だって見ないといけないしさ」

 

「新田君、一人で居るのが怖いんでしょ。情けないわね」

 

「う、うるせーよ。俺はあくまで効率を重視してだな……」

 

 千晶にからかわれ、反論するがどうやら図星を突かれたようで語気が弱々しい。

 あまりに不憫に思えたので、蓮は彼に助け舟を出した。

 

「俺は一人で大丈夫。……千晶はどうする?」

 

「わたしはここで待ってるわ。もしも病院の人たちが返って来たら一言文句でも言いたいしね」

 

 豪胆だな、と思ったが口には出さずに置いた。

 それから彼らと別れて、エレベーターで地下一階に降りて行く。

 鞄の中から頭を出したモルガナは堂々と蓮に話しかけた。

 

「ようやく、単独行動か。あいつらが居るとワガハイが大っぴらに発言できないからな」

 

「猫の鳴き声にしか聞こえないと思うが」

 

「鞄に入れた猫と話してたら嫌でも怪しまれるだろうが。少しはワガハイの気遣いに感謝しろよ」

 

「……マジ感謝」

 

「誠意が軽い!」

 

 下らないやり取りを交わして、廊下の中央で行く手を阻む隔壁に、職員用のIDカードを通す。

 スリットがカードの情報を読み込むと、隔壁の一部が開き、通行できるようになった。

 

「いくら病院の地下って言っても厳重過ぎじゃねーか? これはやっぱりあの聖って記者が言ってたことも(あなが)ち間違いじゃねーかもな」

 

 モルガナの言葉に蓮も頷き、慎重に歩を進める。

 パレス内部で培った潜入スキルを遺憾なく、発揮し、物陰に隠れながら蓮は奥へと侵入して行った。

 廊下の奥には、いくつか部屋の扉があり、床には赤黒い染みを引きずった跡が点在していた。

 極めつけは、血で作れた魔法陣の上に手術台のようなものが置いてある部屋に入った時だった。

 

「おい、何だよ。これは……」

 

 部屋中に残る血液の跡と大きな生き物が付けたような爪痕。

 強烈な鉄錆じみた悪臭。

 モルガナも絶句するほど、凄惨な様相を呈していた。

 悪趣味なホラー映画のワンシーンをそのまま、再現したようなその部屋はとても現実世界の一部とは思えない。

 

「……認知世界よりもひでーな」

 

 モルガナに同調した蓮は、手術室……否、拷問室から退室した。

 ガイア教団が行ったことなのかは断定できないが、この場で非人道的な行いがなされていたことはもはや疑う余地はなかった。

 最後に残された通路の先の一室に近付くと、内側から物音が聞こえてくる。

 耳を扉に這わせると、研ぎ澄まされた蓮の感覚が人の気配を感じ取った。

 

「どうする? 鍵は掛かってないみたいだが、入ってみるか?」

 

 モルガナの問いに蓮は首を横に振った。

 

「考えがある」

 

 心の怪盗団リーダー・ジョーカーはそう短く答えた。

 

 

 ***

 

 

 パソコンのモニターの明かりだけが光源の薄暗い部屋の中。

 サイバース・コミュニケーション社のCEO、氷川は椅子に腰掛け、目を瞑っていた。

 騙し絵のようなMの字型の反り込みのある髪型を揺らし、目の前で回転するドラム缶に似た機械の静かな駆動音を聞いている。

 ――もうすぐ。もうすぐ、世界は生まれ直される。

 ガイア教団で『ミロク経典』を見つけた時から、既に己の目的は一つに集約されていた。

 今ある欲望で汚れ切った世界を破壊し、新たに誰も苦しまない静寂の世界を作り上げる。

 それこそが己が使命であり、この穢れた世界に生まれ落ちた理由なのだと、疑うことなく、そう感じていた。

 世間では“世直し”を行なっている正体不明の『心の怪盗団』とやらが小規模の欲望を消しているようだが、あれでは駄目だ。

 ゴミで溢れた街で空き缶を一つ二つ拾ったところで解決には程遠い。

 

「所詮、怪盗などと名乗っている者にはその程度のことにしか起こせない」

 

 小さく吐息のような呟きを漏らした時、部屋の外で物音が聞こえた。

 何者かが侵入したのか、それとも殺し損ねたガイア教団の生き残りか。

 入って来るなら気なら、殺して置こう。

 氷川は、扉の方を向いたまま、しばらく待った。

 しかし、いくら待てども扉は開く気配がない。

 ――……逃げたのか? 万が一にも“創世”の障害は排除しなければならない。

 椅子から立ち上がった氷川は扉を開く。

 外を覗いてみるが、人影はなかった。

 別の部屋に隠れたか、それともエレベーターを使って上の階に逃れたか。

 どちらにせよ、逃がすつもりは毛頭ない。

 氷川はまず、他の部屋の扉を開き、不躾な侵入者を排除しに向かった。

 

 

 ***

 

 

「うまくいったな。さっすがジョーカー!」

 

 鞄の中から歓声を上げるモルガナ。

 氷川が通った通路のすぐ上で、壁と壁の間に両腕と両足をつっかえて、掴まっていた。

 モルガナの入った鞄の持ち手を口で咥えながら、少しずつ下へと降りて行く。

 日々のトレーニングがこれほど役立ったのは認知世界でもなかったと断言できた。

 廊下に降り立った蓮は、開きっぱなしになった扉の隙間からそっと身を差し込んで室内に入る。

 暗い部屋の中、光るモニターの明かりを頼りに進むと、蓮は壁際にドラム缶のような機械を発見した。

 

「これは……機械?」

 

「何だか分からねーけど、このデカ物にケーブルがいくつも繋がってるところを見ると大事なものらしいな」

 

 その機械に触ろうと蓮は手を伸ばす。

 

「気安く触れてはもらっては困るな。それは大切なものなのだから」

 

 背後から声を掛けられ、振り向くとそこに部屋の入口に立っていたのは氷川だった。

 

「まずいぞ、蓮! あいつ、もう戻ってきちまった!」

 

 モルガナが叫ぶが蓮としてもそれどころではない。

 警戒はしていた。並の高校生とは比べ物にならないほど知覚には長けていた蓮でも氷川の接近にまったく気が付けなかった。

 だが、次の瞬間、蓮はそれすらも些末事だということを理解させられる。

 氷川の手前に空間の揺らぎが起き、山羊の頭と黒い翼を持った人型の化け物が姿を現す。

 

「……ペルソナ!?」

 

 いや、違う。現実世界にペルソナは召喚できない。

 だとすれば、これが悪魔と呼ばれる存在に違いない。

 

「君が何者であってももはやどうでもいい。ただ、私の崇高な目的の障害となり得るなら排除するまでだ」

 

 氷川によって召喚された悪魔、バフォメットは恐ろしい速さで蓮へと鉤爪を振り下ろす。

 回避できない!

 認知世界でなら、身を躱すこともできたかもしれないが、現実の蓮は多少身体を鍛えただけの男子高校生でしかない。

 本能的に後ろに大きく下がった瞬間、背後にあったドラム缶に似た機械――転輪鼓(てんりんこ)へと接触した。

 

「……! それに触れるな!」

 

 氷川が弾かれたように叫ぶ。

 悪魔の爪が蓮の身体を切り裂く、その寸前。

 蓮は世界が激しく振動し、視界が歪むのを認識した。

 

「う、うわああああああああああっ!」

 

 再び、意識をはっきりと保った時、蓮は転輪鼓に背を預けるように座り込んでいた。

 

「おい、起きろ! 蓮」

 

「……モル、ガナ?」

 

 鞄から外に出ていたモルガナの声が耳朶(じだ)を打つ。

 立ち上がって周囲を見回す。

 視界に映り込んだのは、四方を茶色の壁に覆われた洞窟のような場所だった。

 

「ここは、一体……」

 

「ワガハイにも分からない。けど、新宿衛生病院じゃないのは確かだな」

 

 現実に現れた悪魔。

 そして、急に転移した謎の空間。

 混乱する頭で蓮は、ゆっくりと歩き始める。

 この場所がどこかは分からない。

 けれど、この場に立ち止まっていて良いことなど何もないだろう。

 彼は進む。

 例え、何も分からなくてもトリックスターは止まらない。

 




ようやく物語が進んだ感じがします。
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