仮面ライダーゴーストAnother storys:仮面ライダーナイトメア~ディメンションウォーズ~ 作:世界一孤独なチンパン
最近思ったんですよ。この作品名変えた方がいいのかなって。
原作→ゲゲゲの鬼太郎
作品名→仮面ライダーゴーストAnother storys:仮面ライダーナイトメア~ディメンションウォーズ~
うーん。鬼太郎世界主体で話が進むのに要素が一つもない!というわけで作品名変えた方がいいかどうか、今やってるアンケートと合わせて進めます。ぜひご回答を!
前々回からめちゃくちゃスパンが空いてしまったのでお詫びの意を込めて連続投稿です。本日は前回の続きから原作第八話の話に入っていきます。前回のある程度補足など加えましたので、見ていただけると幸いです。
今回は主に猫娘とまな、鬼太郎の3人に焦点を当てた話となります。蓮人の家庭事情も少し語られますのでお見逃しなく。
あと、サブタイトルの数字を漢数字に書き直しました。そっちの方が鬼太郎っぽくね?ってなって。
それではどうぞ!
「ふぅ…」
「珍しいですね。父さんがため息なんて」
「無理もないわよ。蓮人が目覚めるまで聞きたいことも聞けないし、いざ聞いたら一時間ちょっとであの情報量。私だって帰ったらさっさと寝たいくらいだもの」
夜も深く、市街地の住民がすでに寝静まった時間帯。一反木綿がいない際に空中移動に使うカラスの乗り物通称『カラスヘリコプター』に揺られながら、鬼太郎は自分の頭の上で疲労のため息をついた父に珍しいと話しかける。その横でもう一台のカラスヘリコプターに乗った猫娘が携帯の液晶画面を見つめながら呟いた。
「じゃが、のびあがりから始まる妖怪の事件に加え、異界からの刺客『眼魔』…。事態は思ったより深刻な用じゃな…」
「ですね。この夜も、嵐の前の静けさじゃなければいいんですが…」
鬼太郎と目玉おやじはそろって夜空を見上げる。黒一色の中に点々と光る大小さまざまな星たち。それらの魅力をより一層強く際立たせるのが、目線の先に浮かぶ淡く輝く月。やがて雲がその存在を隠し、月の光が失われていく。
(彼らの目的は僕…か…)
輝きが薄くなっていく様を見ながら、鬼太郎は心の中で蓮人が言葉を思い返していた。
◇◇◇数十分前◇◇◇
「…人間!?」
猫娘が驚愕の声を漏らす。一時停止し、拡大された画面には三つの影。それは全て人の形をかたどっていた。
「この世界に来ているのは、眼魔たちだけじゃないってこと?」
「ああ。多分俺の推測が正しければ、この三人は眼魔が本来いた世界で、あいつらと戦ってた人たちだ」
「そんな人達が、なんでこの世界に?」
「さあな。でもこの世界にいるっていう確証がつかめた以上、眼魔達の詳しい情報を知るためにも、このまま探さないっていう手はねえ」
グレートアイの言葉通り、この世界に来ているであろう三人の戦士の顔を脳裏に浮かべながら、蓮人は呟いた。
◇◇◇◇◇◇
「遅くまですまない」
「いいってことよ。情報共有もある程度できたことだしな。またわかんねえことがあったらいつでも言ってくれ」
「あぁ。ありがとう。まなにもすまないと言っておいてくれ」
「あ~。あいつは大丈夫だよ。まなの場合謝るようなことになった原因作ったのは俺だし」
時間も時間なのでということで、話を切りのいいところで切り上げた一同。この世界に来ている者の捜索は双方手が空いている時間に行っていくという方針で話がまとまり、蓮人は自宅の玄関先まで鬼太郎を見送っていた。ちなみにまなは蓮人が目を覚ますまで睡眠時間を削って看病していたこともあってか例の方針について話している間に疲れて寝てしまい、今は蓮人の部屋のベッドで熟睡中。まなの母親にその旨を伝えた際、なぜか期待いっぱいの声色でよろしくねと言われ赤面しながら誤解を解いたのは余談である。
「あ、そうだ鬼太郎。親父さんも。ちょっといいか?この話はあんまり姉ちゃんに聞かせたくなくて」
「どうした?」
「あの場では言えなかったんだけどさ、眼魔達は多分お前の力を狙ってるようなんだ」
「っ!?…僕の力を?なぜ…」
「たんたん坊眼魔とかいうやつにこの世界で暗躍してることについて聞いた時、のびあがりを倒した日に鬼太郎が指鉄砲を使った瞬間を見てたらしくてさ。まあ、丁寧に答えてくれた代わりにあの後死にかけたんだけど…」
「なるほど…。蓮人君の話を踏まえると、あのスペリオルとかいうやつがたんたん坊の魂を取り込んだのは、妖怪の力をその身に取り込むことで自分の力とし、本来眼魔の力だけでは倒すことができないはずの鬼太郎を倒すことができるためじゃったのか…」
「しかし、奴がたんたん坊を倒す直前に使った銃のことも気になりますね…」
「銃?」
「ああ。たんたん坊はその銃撃を受けて魂の姿へとなった」
「謎は深まるばかりじゃな…」
「まあ、それもおいおいってことで。とりあえず、眼魔の動向にはくれぐれも気を付けてくれ」
グレートアイの存在はなるべくこの世界の者には漏らさないでほしいという本人たっての希望により、あたかも自分の推測のように眼魔の標的が鬼太郎であることを本人に告げた。その中で解決していったことや逆に深まったことがいくつか浮き出てきたが、ここで話を深堀ってしまうと玄関先に出てきた意味がないため、話をいい感じに切り上げてカラスヘリコプターをつかって上空に消えていく鬼太郎達を見送った。
◇◇◇現在◇◇◇
「そういえば、蓮人と何話してたの?」
「別に何も。蓮人の力のことで気になったことがあるから少しね」
「そう」
先ほど自分に内緒で鬼太郎に話したいことがあるといわれた時のことを思い返し、鬼太郎に尋ねるが、当の本人からの何ともないと言わんばかりの回答を受けた。それ以上彼女は追及することなく、再び液晶に目を通す。液晶には蓮人とのトーク画面。そこにある一文を見て、猫娘はため息をついた
『姉ちゃんって呼んでいい?』
蓮人には姉がいた。彼が言うに、その容姿はまるで猫娘そっくりであり、時折文句を言いながらも自分の相手をしてくれる面倒見のいい性格もまた、彼女に似ていたという。
だが、両親を失うずっと前に彼女は他界した。元々病弱であった彼女は、当時日本中に流行していたはやり病に感染。そのまま帰らぬ人となってしまったのだ。そのころ蓮人は物心がつき始めたくらいの歳であったため、早くして身内を失ったということに現実感がなかったとか。しかし成長するにつれ、過去への感傷というものは時折したくなるもの。ふと開いたアルバムには姉に抱かれた自分の姿、その姉もまた、現状思い当たる限りの記憶にはないまぶしい笑顔を浮かべていた。そこでようやく、身内を失う悲しみというものを知り、その日は夜な夜な涙を流したらしい。
その数年後、彼は両親と思い出の家を失った。原因不明の爆発事故だった。助かったのは、蓮人ただ一人。重苦しい体験だが、その話は申し訳ないがのちに語らせてもらうとしよう。そして紆余曲折あり、まなとの出会いを経た彼は鬼太郎と、猫娘と出会った。
ここまで長々と思い返した猫娘だが、現在思っていることは一つ。
(あいつが無事でよかった…)
『姉ちゃん』と呼ばれることに関して、悪い気はしない。それどころか呼ばれるたびに自分のことをそう呼んでくる彼のことを弟のように見てしまう。短い付き合いではあるが、一瞬自分は一人っ子だったよなと再確認してしまうくらいに、彼の姉ちゃん呼びには言葉では言い表せないような不思議な力があった。
「ん?」
気づかぬ間に暗くなった画面に光が戻り、通知が目に入る。蓮人からだった。
「ふふっ…」
『言い忘れてたんですけど、今週の金曜学校の授業で山奥行くんで連絡あんま取れないです<(_ _)>』
『そう。山には妖怪が封印されてるものが結構あるから気をつけなさい』
『了解( •_•)>』
やり取りがひと段落し、画面のスイッチを再び落としポケットにしまう。ゲゲゲの森に着く時間までの間、彼女もまた空に浮かぶ月をぼんやりと見つめていた。
◇◇◇数日後◇◇◇
「今日はこちらの緒方さんご夫婦に、『昔ながらの暮らし方』を教えていただく。お礼にしっかり掃除をするんだぞー!」
『はい!』
今日は社会の校外学習ということで、蓮人含むクラス一同は町はずれの山に住む老夫婦の家にお邪魔していた。 やはり日本の昔からの文化を知るということは便利になった現代社会において何気ない日々に潜むありがたみを知るということにつながり、実際蒼馬は実際に暮らしを知るうちにエアコンに感謝しねえとと現代文明に感謝の意を述べていた。そしてあっという間に学びの時間は終わり、掃除の時間となった。
「蓮人!バケツどこー?」
「あぁさっきあいつが隣の持ってったぞ~!」
天井の角に張っている蜘蛛の巣を取り除きながら、クラスメイトにバケツのありかを教える蓮人。同じ空間にははたきを使って障子のほこりを除去している黒いショートヘアの少女『
「ゴホッゴホッ…あぁ、ほこりっぽい…」
「なんで私たちがこんなことしなきゃいけないわけ?」
「愚痴ばっか言うなよ…。ここで学ばせてもらった礼なんだから。少しはまなを見習え」
「うわでた。いつもの嫁自慢」
「あ?なんか言ったか?」
「べっつに~?」
「あはは…///」
「お前は何でまんざらでもなさそうなんだよ。少しは否定しろや」
雅と綾のため息交じりの愚痴に黙々と蜘蛛の巣を取り続ける蓮人が釘を刺すも、雅から嫁自慢と言われてしまい、手を止め抗議の声を挙げるも、その嫁に当てはまる人物が頬を赤らめ苦笑する程度だったので思わずツッコんでしまう。とそこへおばあさんがやってきた。
「ご苦労様です。家中綺麗にしてもらって、本当に助かりますよ」
「あ、いえ!」
「こちらこそ色々学ばせていただいて感謝してます」
「いえいえ…。ん?まぁ!この鏡もこんなにピカピカになって…!」
おばあさんはまなが掃除していたドレッサーに近づき、感嘆の声を漏らす。聞けばどうやら、このドレッサーはおばあさんが結婚する際にもらった嫁入り道具らしく、元々はおばあさんの母の嫁入り道具だったのだが、無茶を言って譲ってもらったとのことだった。
「昔はこんなに立派な鏡、滅多に無かったんだから…」
「立派?」
「今でこそドレッサーはみんな当たり前のように持ってるが、昔…特に戦争前の家具は物理的に低いものが多かったんだ。だから家に上半身を移せる鏡があるだけでも、当時を生きていた人からするとその家はすごいって言う評価になってたんだってさ」
「へ~」
「だからおばあさんからみたら、あのドレッサーはあの人のなかで一番立派な代物なんだろうな」
蜘蛛の巣撤去のために使っていた脚立をもとの場所に戻し、土が入らないために下に敷いていたブルーシートを畳みながら、まなと会話しているおばあさんとドレッサーを見つめていた。
◇◇◇◇◇◇
「嫁入り道具かぁ~…」
ドレッサーのあった部屋はすっかり綺麗になったため、まなは場所をかえそこにあった箪笥を拭きながらぽつりと呟いた。おばあさんとの話の後、まなの頭の中は脳内ピンク一色となっていた。読者のために余談をしておくと、嫁入り道具とは結婚した女性がその後の生活に困らないように実家から持っていく財産のことである。
それはさておきこの犬山まなという少女、中学生という身分ながら色恋沙汰には目がない。それは他人であれ自分であれ同じこと。恋愛、結婚その他それらに類似することには常々アンテナを張っているのだ。
『うわでた。いつもの嫁自慢』
「~っ!?///雅ってばあんなことぉ!///」
脳裏にふとよぎるのは、雅がからかい口調で蓮人に言った言葉。唐突に顔が赤くなり体が熱くなり始める。あの場では苦笑いでやり過ごしたものの、今思い返してみればめちゃくちゃ恥ずかしい。そんな中でもふと思ったことがある。
(蓮人って、私のことどう思ってるのかな…?///)
十年近く一緒にいれば、多少は彼のことを意識してしまう瞬間がある。まなは熱くなる体と火照る顔を必死に抑えながら、今も蜘蛛の巣撤去に励んでいる幼馴染に思いを馳せていた。だが、同時に思った。
「私、蓮人とこれからも一緒にいていいのかな…」
思い出してしまう。あの日の夜を。囚われた自分を助けるために、生身で立ち向かい危うく死にかけそうになった彼の姿を。何かしてあげたい。でも、その力はない。徐々に負のスパイラルの陥りそうになったまなの思考は、竹がぶつかり合う軽やかな音ととある男子二名の笑い声に遮断された。そちらの方向を見てみると、蒼馬とこちらもまなと同じクラスの有本が竹箒でチャンバラごっこをしていた。
「有本!蒼馬!ちゃんと掃除しなよ!!」
「チャントソウジシナヨ~♡」
真面目な時間に遊びなど許されない。そう思い二人に注意するも、有本がまなを煽る。それにカチンと来てしまったまなは、近くにあった竹箒で二人をシバこうと決意し彼らを追い回した。と、ここで事件は起きた。
「おわっ!あ~っ痛たたた…」
「あっ…」
後ろ向きで走っていた蒼馬が、不注意で近くにあった墓石らしきものを倒してしまったのだ。蒼馬はまなに責任転嫁するような言葉を吐き捨てその場から逃げ出した。一方の有本はばれない限りは大丈夫という最近現代社会で陰ながら流行りつつある謎理論を展開し、墓石らしきものをもとの位置に戻した。不幸中の幸いだったのは、墓石らしきもの自体には、傷一つ入って無かったこと。
二人が去ってく中でまなは本当にこれで良かったのかという目線を墓石らしきものに向けるも、今は掃除に専念しようと割り切り、その場を後にした。
だからこそ、気づけなかった。まなが去った数秒後に、その石の下から禍々しい妖気があふれ出ていたことに。
「…」
そしてその一部始終を、鏡の中から妖しい影が見つめていた。
本作の猫娘は原作通り鬼太郎とカップリングさせます。猫娘からみた蓮人は義弟みたいなポジションです。なので、今後猫娘が蓮人にドキッとすることがあってもそれは義弟として見ているだけであって、絶対に恋愛対象ではないのでそこらへんはよろしくお願いいたします。
そして今回、蓮人に関する重要な伏線を張らせていただきました。影崎一家が巻き込まれた爆発事故。これが後に物語のカギを握る出来事となっています。
あと何気なく今回初登場した蓮人の実の姉ですが、今後出すかどうかは未定です。もしかしたら閑話の章で…って感じになるかもしれません。まあ爆発事故より軽く扱う予定なんで期待しないでください。
次回はできれば原作8話完結までもっていきたいなと思ってます。
最後に話は変わりますが、アンケートで出した次回作云々のアンケートについて、それぞれどういった話になるかという、軽い構成案を私の活動報告の方に書いておきました。下にリンク張っときます。
モチベーションが上がるので、感想を書いて頂けると幸いです。その他評価もお待ちしております。アンケートも行っていきますので興味があれば是非ご回答ください。
ではまたヾ(•ω•`)o
評価リンク:https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=322947
感想リンク:https://syosetu.org/?mode=review&nid=322947
アンケートの詳細について:https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=337778&uid=349437
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