スターセイバープリキュア!-Star Saviour Precure!- 作:星龜
鶴城市の市街地―。
ビルの屋上に降り立つ
メグレス
ベネトナーシュ
アリオト
の3人―。
「さて、始めるかのォ…
ぬンッ!!」
と、気張り始めるメグレス。
「ぐぬぬ…
ふンッ!!」
と、メグレスの股間から…
ヘンなニオイがする粘液に濡れたオソロシーの卵
が、3つ落ちた…。
「ハァッ…ハァッ…ハァッ…!!」
と息を切らせながら、ベネトナーシュとアリオトに、オソロシーの卵を渡すメグレス。
「大丈夫かい、ばあちゃん?」
と、メグレスを気遣いつつも、オソロシーの卵に付着している粘液のニオイに、顔をしかめるアリオト。
「ムリをするな…。」
と、ベネトナーシュも、メグレスに気遣いつつも、オソロシーの卵に付着している粘液のニオイに顔をしかめる…。
「フンッ★
ワシを年寄り扱いするんぢゃないよ…ッ!!」
と、自ら産み落としたオソロシーの卵に、魔力を込めるメグレス。
メグレスの魔力が注入されたオソロシーの卵が、緑色に発光する。
そして…
「いでよ、オソロシィィィッ!!」
と、メグレスはビルの屋上から、オソロシーの卵を地面に投げつける。
大通りの道路に落ちたオソロシーの卵から、緑色の雷光と、大量の白い煙が発生した。
雷光と煙が消えると…
「オソロシィィィッ!!」
という雄叫びとともに、マンモスの骨のオソロシー―
マンモスボーンオソロシーが出現した―!!
突如出現したマンモスボーンオソロシーに、大通りは大パニックになった。
「お前達も行きなッ!!」
と、ホヘィの種もバラ撒くメグレス。
地面に落ちたホヘィの種からスケルトンホヘィが出現し、パニックに拍車をかけた。
「オソロシィィィッ!!」
と、マンモスボーンオソロシーの両目から、緑色の光線が放たれる。
マンモスボーンオソロシーの両目から放たれた、緑色の光線が当たった人間は失神し…
そこに、スケルトンホヘィが骨を投げつける。
スケルトンホヘィが投げた骨が人間に当たると…
骨が人間の体内に侵入し…
スケルトンホヘィに変化した!!
この方法で、どんどんふえていくスケルトンホヘィ。
いまや、大通りは、スケルトンホヘィであふれかえっていた…。
「オレもやるか…!!」
と、ベネトナーシュも、オソロシーの卵に魔力を込める。
ベネトナーシュの魔力が注入されたオソロシーの卵が、赤色に発光する。
そして…
「行け、オソロシーッ!!」
と、ベネトナーシュはビルの屋上から、オソロシーの卵を地面に投げつける。
裏通りの道路に落ちたオソロシーの卵から、赤色の雷光と、大量の白い煙が発生した。
雷光と煙が消えると…
「オソロシィィィッ!!」
という雄叫びとともに、トランペットのオソロシー―
トランペットオソロシーが出現した―!!
アリオトも、オソロシーの卵に魔力を込める。
アリオトの魔力が注入されたオソロシーの卵が、青色に発光する。
そして…
「育て、オソロシーッ☆」
と、アリオトはビルの屋上から、オソロシーの卵を川に投げつける。
川の中に落ちたオソロシーの卵から
「オソロシィィィッ!!」
という雄叫びとともに、メダカのオソロシー―
メダカオソロシーが出現し、空に飛び上がった―!!
◇
茉莉花の家では…。
「あれ?
天気、悪くなってきたね?」
と、窓の外を見る凜花。
しかし―
「この気配は―!?」
凜花以外の全員が感じた気配―。
「もしかして…敵…!?」
と訊く凜花に
「そうよ!!
凜花は、ここにいて!!」
と言う茉莉花。
「行くわよ!!」
と、静流を先頭に出ていく一堂。
「行ってくるね、お姉ちゃん。」
と行く桃花を
「気をつけてね…!!」
と見送る凜花。
路駐
してあった静流のランドクルーザーに乗り込む一堂。
「行くわよッ☆」
と、アクセルを踏み込む静流―。
市街地に向かって、車を走らせること数分―。
「来たわよ…ッ!!」
と言う静流。
「うわッ!?」
と、助手席に座る南海が驚く。
前には、大勢のスケルトンホヘィがいたのだ。
その、スケルトンホヘィの集団に、容赦無く突っ込む静流のランドクルーザー。
「いやぁ〜ッ!!」
と、スケルトンホヘィが次々と撥ね飛ばされていく光景に、目を覆う南海…。
スケルトンホヘィを撥ね飛ばしながら進んでいくと…
「いたわッ!!」
見えてきた、マンモスボーンオソロシーの異容―。
「降りるわよッ!!」
と、ランドクルーザーから降りる一堂。
そこに襲いかかるスケルトンホヘィ。
「
「
「
と、影から星剣を召喚する桃花、南海、れもん。
そして、星剣でスケルトンホヘィを迎え撃つ。
茉莉花、静流、ライカは、金属バットでスケルトンホヘィを殴り倒していく。
「ここは私達にまかせて!!
桃花達は、オソロシーを!!」
と叫ぶ茉莉花。
「わかった!!
行こう、南海、れもん!!」
と、マンモスボーンオソロシーに向かって走る桃花、南海、れもん。
そして―
「プリキュア!!
セイバーオン!!」
と叫んで、
空良 桃花
水崎 南海
稲妻 れもん
が
では、もう一度見てみよう―!!
「プリキュア!!
セイバー・オン!!」
という掛け声とともに、星剣の刀身が光り輝き、その光に包まれる。
すると、桃花、南海、れもん の着衣は光に分解される。
光に分解された着衣は
に再構成され、体に装着されていく。
理由は不明だが、
同時に、体をつつんでいた星剣の光も消えることで…
「空の
空星剣・キュアシエル!!」
「水の
水星剣・キュアドゥロー!!」
「雷の
雷星剣・キュアトネール!!」
と、名乗りをあげ、マンモスボーンオソロシーの前に立ちはだかる―。
「現れたね、
と、マンモスボーンオソロシーの頭の上に立つメグレス。
「あなたはメグレス!!」
と叫ぶキュアシエル。
「ボクもいるよ☆」
と、マンモスボーンオソロシーの左隣に来た、メダカオソロシーの頭の上に立つアリオト。
「お前はアリオト!!」
と叫ぶキュアトネール。
「オレもいるぞ!!」
と、マンモスボーンオソロシーの右にあるビルの屋上に立つベネトナーシュ。
トランペットオソロシーは、マンモスボーンオソロシーの右隣に来る。
「アンタは…
…って、アイツ、誰?」
と、キュアシエルとキュアトネールに訊くキュアドゥロー…。
「あいつがベネトナーシュだ。」
と、ベネトナーシュに会ったことのあるキュアトネールが教える。
「聖星界は、どうなっているの!?」
と叫ぶキュアシエルだったが
「死んでいくお前達には、知る必要は無いッ!!
やれッ、オソロシーッ!!」
と、ベネトナーシュがトランペットオソロシーに命令する。
「オソロ・シィ〜!!」
と、トランペットオソロシーが破壊音波を放つ。
「きゃあっ!!」
「ぐわっ!?」
と、耳をふさぐキュアシエルとキュアトネールだったが…
「いやぁぁぁ…ッ!!」
と、キュアドゥローが悶絶する。
それだけではない。
キュアドゥローの
「キュアドゥロー!?」
「そんな!?
どうして、キュアドゥローだけ…!?」
と、キュアドゥローだけ、トランペットオソロシーの破壊音波で苦しんでいるのを見て、驚くキュアシエルとキュアトネール。
「今度はボクの番だッ☆
やれ、オソロシーッ☆」
と、メダカオソロシーに命令するアリオト。
「オソロシーッ!!」
と、高速で突っ込んでくるメダカオソロシー。
「なんのッ!!
プリキュア・トネール・プレッシャーッ!!」
と、
「オソロシイイイイイッ!!」
と、
それを見たキュアトネールは
(変ね…?)
と、疑問を持った。
だが、今は…
「トネール!!」
「あぁ!!」
と、キュアシエルとともに、倒れたキュアドゥローを連れて、一度、退がる…。
「南海…!?」
と、キュアシエルとキュアトネールに抱えられているキュアドゥローを見て、驚く静流。
「お母さん…。」
と、弱々しく言うキュアドゥローに
「ベネトナーシュのオソロシーと戦ったんでしょ!!
バカッ!!」
と叱る静流。
「バ…バカって何よ…!?」
と怒るキュアドゥローに
「水は、音をよく伝えるのッ!!
だから、あんたはベネトナーシュのオソロシーには不利なのよッ!!」
と叱責する静流。
「えっ?
だから、ドゥローだけ、こんな大ダメージを…?」
と驚くキュアシエル。
「そ…そんな…。」
と、うなだれるキュアドゥロー。
「キュアドゥローを助けるためにも、まずはベネトナーシュのオソロシーから倒しなさい!!」
と言う茉莉花に
「わかった!!」
と答えるキュアシエル。
「れもん!!
アンタは
水属性に有利な雷属性
だから、アリオトのオソロシーを倒しなさい☆」
と言うライカに
「わかったッ!!」
と答えるキュアトネール。
「待っててね、ドゥロー!!」
「しばらく、見学してな☆」
と
キュアシエルはトランペットオソロシーに
キュアトネールはメダカオソロシーに
立ち向かっていく。
「冗談じゃないわ…!!
休んでなんていられるか…ッ!!」
と、立ち上がるキュアドゥロー。
「おとなしく休んでいなさいッ!!」
と怒る静流。
「気持ちはわかるけど、まずは、桃花がベネトナーシュのオソロシーを倒すまでは、ここにいて!!」
と、キュアドゥローを引き止める茉莉花。
「わかった…。」
と、思いとどまるキュアドゥロー。
そして
トランペットオソロシーに立ち向かったキュアシエル
と
メダカオソロシーに立ち向かったキュアトネール
を見守った―。