スターセイバープリキュア!-Star Saviour Precure!- 作:星龜
キュアトネールがトリケラトプスオソロシーに苦戦している頃…
ビルの屋上では、キュアシエルがフェクダと…
キュアドゥローがアルコルと戦っていた―。
キュアシエルが相手をしている悪魔殿の七騎士・
そんな彼から繰り出される斬撃を、まだ13歳の少女であるキュアシエルが受け止められるはずもなく…
フェクダが放った横薙ぎの斬撃を
「きゃあっ!!」
と、受け止めきれずに、吹き飛ばされてしまう…。
「何だ何だァ☆
そのヘッピリ腰はァ☆
そんなヘッピリ腰でワレに勝てるとでも思っているのかァ☆」
と、ふんぞり返っているフェクダに
「プリキュア・シエル・シュート!!」
と、
しかし…
「効かぬわァ☆」
と、争魔剣で光弾を斬り払うフェクダ。
「弱い☆
弱過ぎるゥ☆
まだ聖星界にいた
と、争魔剣を振り下ろし、紫色の光弾を放つフェクダ。
「プリキュア・シエル・シュート!!」
と、キュアシエルも
しかし…
「えっ…!?」
キュアシエルが放った光弾は、フェクダが放った光弾にかき消され…
「きゃあぁあぁ…!!」
フェクダが放った光弾をくらい、全身から火花を散らしながら吹き飛ぶキュアシエル…。
・
一方、アルコルと戦っているキュアドゥローだが…
キュアシエルとは逆に、アルコルを圧倒していた―。
「いくぞ、
と掛け声勇ましく、両手にレイピアを持ち、キュアドゥローに挑むアルコルだったが…
キュアドゥローは、アルコルの突きを右にかわすと…
「えぇいっ!!」
と、アルコルの右脇腹を蹴った。
「ぐへっ!!」
と、苦しむアルコル…。
キュアドゥローは、そのまま、アルコルの背後にまわり、
「ぎゃんっ!!」
と、背中から火花を散らして吹き飛ぶアルコル。
「これでもくらえっ!!」
と、アルコルは左手のレイピアを投げたが、キュアドゥローは
そして
「プリキュア・ドゥロー・シュートォッ!!」
と、
「ぶぎゃあぁあぁ…っ!!」
と、キュアドゥローが放った光弾をくらったアルコルは、全身から火花を散らして吹き飛んだ…。
(?)
キュアドゥローは、背後に、何か物音がしたので振り返ったら…
「シエル…ッ!?」
フェクダの光弾をくらって吹き飛ばされたキュアシエルがいた。
「シエルッ!!」
と、キュアシエルに駆けよるキュアドゥロー。
「シエルッ!!
しっかりしてッ!!」
と、キュアシエルを抱き起こすキュアドゥロー。
「大丈夫だよ…。
でも…
あいつ…強い…!!」
と、立ち上がるキュアシエル。
キュアドゥローも、キュアシエルの全身の
単純な強さだけなら
ベネトナーシュ
アリオト
メグレス
の比ではないことがわかる。
それでも…
キュアシエルとキュアドゥローは星剣をかまえる―。
そこに…
《シエル。
ドゥロー。
聞こえる?
下にいるオソロシーなんだけど、私の能力が通用しないの!!
助けて!!〉
と、キュアシエルとキュアドゥローの頭の中に、キュアトネールの声が響いた。
「えっと…
どうする…?」
と訊いてくるキュアドゥローに
「トネールを助けに行こう!!」
と言うキュアシエル。
「たしかに…。
アイツ、強そうだし、勝てそうにないし…★」
と言うキュアドゥロー。
◆
一方…
「フェ…
フェクダ様ぁ…。」
と、ボロボロになったアルコルが、フェクダに助けを求めてきた…。
「ヌゥウゥ…★
アルコル★
なんたるザマだ★」
と、アルコルを叱責するフェクダ。
「そ…そんなこと言われましてもぉ…★」
と、フェクダに泣きつくアルコル。
「ぬん!?」
と、キュアシエルとキュアドゥローの方を見るフェクダ。
キュアシエルとキュアドゥローが、走り去ろうとしていた。
「待て★
どこへ行く★」
と、キュアシエルとキュアドゥローを呼び止めるフェクダ。
「オソロシーを倒しに行くの☆」
と言うキュアドゥロー。
「勝負はお預けよ!!」
と、キュアシエルとキュアドゥローはビルから飛び降りていった。
「ヌゥウゥ★
そうはいくか★」
と、フェクダもビルから飛び降りる。
「ま…
待ってくださいぃ〜★」
と、アルコルもビルから飛び降りる…。
◇
静流のランドクルーザーの陰に隠れている
茉莉花
静流
ライカ
キュアトネール
に駆けよるキュアシエルとキュアドゥロー。
「シエル、ドゥロー…。
ごめん。」
と謝るキュアトネール。
「違うよ。
最初に、みんなでオソロシーを倒せばよかったんだよ。
トネール1人に戦わせた、私達も悪かったよ。」
と言うキュアシエル。
「シエル…
その姿…?」
と、キュアシエルの
「フェクダは強かった…。
私じゃ勝てなかった…。」
と言うキュアシエル。
「でも、ここからは私達のターンよ☆
と、まるで我が事のように言う静流に、顔を引きつらせるキュアドゥロー…。
「じゃ、行くよ…!!」
「「えぇっ!!」」
と
キュアシエル
キュアドゥロー
キュアトネール
は、トリケラトプスオソロシーに立ち向かう―。
・
「オソロシーッ!!」
と、暴れまわるトリケラトプスオソロシーの前に立ちはだかる
キュアシエル
キュアドゥロー
キュアトネール
フェクダも、トリケラトプスオソロシーの背中の上に降り立つ。
「空の
空星剣・キュアシエル!!」
「水の
水星剣・キュアドゥロー!!」
「雷の
雷星剣・キュアトネール!!」
「これ以上、あなた達の好きにはさせない!!」
とフェクダに星剣を向けるキュアシエル。
「やれるものならやってみろ★
やれ、オソロシーッ☆」
と叫ぶフェクダ。
「オォソロシィーッ!!」
と、トリケラトプスオソロシーは角の先端から紫色の光線を放つが
キュアシエルは上に
キュアドゥローは左に
キュアトネールは右に
回避する。
そして、右からトネールシュートを放つキュアトネール。
しかし、トリケラトプスオソロシーには効かない。
だが…
左から飛んできたドゥローシュートは効いた。
しかも、トリケラトプスオソロシーは完全に油断していたため、キュアドゥローの攻撃はクリティカルヒットとなり、トリケラトプスオソロシーは横倒しになった。
「オ…オソロシ〜★」
と、もがくトリケラトプスオソロシー。
どうやら、横倒しになると起き上がれないらしい。
「シエル!!
今よ!!」
と叫ぶキュアトネール。
「まかせてっ!!」
と、上に飛び上がった上空にいるキュアシエルは、
すると
『SABER CHARGE』
という音が鳴った。
再び
「プリキュア・シエル・フラァァァッシュッ!!」
と叫んで、
「オォソロシィィィ…ッ!!」
と、シエルフラッシュをくらったトリケラトプスオソロシーは、ピンク色の光につつまれて消滅した…。
オソロシーの消滅後、破壊された街が復元されていった―。
「な…なんたること…★
ワレのオソロシーが…★」
と、驚愕するフェクダ。
「
と進言するアルコル。
「ヌゥウゥ…★
悔しいが…★
おぼえておれ…★」
と、紫色の光球となって空に飛び上がるフェクダ…。