スターセイバープリキュア!-Star Saviour Precure!- 作:星龜
キュアトネールと戦っていたアリオトだったが…
「オ…オソロシーが…!?」
と、フィッシュオソロシーの気配が消えたため、アリオトは池の方を向いてしまう。
「戦闘中によそ見って、余裕だね…!!」
と、アリオトが池の方を向いた隙をついて、
「ぐわ…ッ!!」
と、
「ちくしょう…」
ちくしょう…ッ!!」
と、
「あのさ…
と、アリオトの
「ま、私も、人のこと言えないけどね…!!」
と、キュアトネールも
「ぐわぁぁぁ…ッ!!」
アリオトは、キュアトネールの
「とどめよ!!」
とキュアトネールは、
すると
『SABER CHARGE』
という音が鳴った。
再び、
そして…
「プリキュア・トネール・スパーク!!」
と叫んで、
振り下ろされた
「ぐわぁぁぁ…ッ!!」
鎧が砕け散り、全身から火花を散らしながら吹き飛ぶアリオト…。
ヨロヨロと立ち上がるアリオトだが、なおも全身から火花が散っている…。
「と…父さぁぁぁん…ッ!!」
とアリオトは叫んで、うつ伏せに倒れ、大爆発をおこした…。
「シズル、やったわ☆」
と、静流と凛花と一緒に、離れた場所でキュアトネールとアリオトの戦いを見守っていたライカが喜ぶ。
「す…スゴい…☆
七騎士の一人を…☆」
と、静流も喜ぶ。
しかし…!?
キュアトネールがアリオトを倒した数分後…。
「きゃあ…ッ!?」
キュアトネールの周囲に、突如、爆発が起きた―!?
「な…何なの…!?」
と、キュアトネールは、ふと、空を見上げた。
「あっ…!?」
上空には…
ベネトナーシュとアルコルが浮遊していた―!!
◆
「あ…あれ…?
15世様は…ッ!?」
と、アリオトの姿が無いことに、あわてふためくアルコル…。
「やられたようだな…。」
と言うベネトナーシュだったが、その言葉に、悲しみの感情は無かった…。
「お前は…
ベネトナーシュ…!?」
と、空に浮遊しているベネトナーシュを見据えるキュアトネール。
ベネトナーシュとアルコルも、地上に降りてきた。
「お前は…
たしか、キュアトネールとかいったな…。」
と、キュアトネールを見据えるベネトナーシュ。
「お前も倒す…!!」
と、ベネトナーシュに斬りかかるキュアトネールだったが…
「なんのぉ!!」
と、レイピアを持ったアルコルが、キュアトネールに挑む。
キュアトネールとアルコルが戦っている間に、ベネトナーシュは、ある場所へと歩いていく。
向かったのは、アリオトが死んだ場所…。
そこには、アリオトの
ベネトナーシュは、
池の中に投げ込んだ。
ベネトナーシュが
「をろあ!!」
と…
アリオトが、池からあがってきた―!?
「ウソ…
生き返った…!?」
と、アリオトが復活したのを見て驚くキュアトネール…。
「あ…ありがとう、
もうちょい遅かったら、マジにヤバかったよ…☆」
「間に合ってよかった。」
と、アリオトに声をかけると、キュアトネールの方に向き直り
「さぁ…
やろうか…ッ!!」
と、
(くっ…!!)
キュアトネールの相手は
ベネトナーシュ
アルコル
復活したアリオト
の3人になってしまった…。
さすがに、3対1は不利だ…。
しかし…
「
キュアトネールは、ボクに殺らせてくれ…ッ!!」
と言うアリオト。
しかし、ベネトナーシュは
「ダメだ。」
と却下する。
「どうして…ッ!!」
と食い下がるアリオトに
「あいつは
雷の属性
だ。
水の属性のお前では不利だ。」
と説くベネトナーシュ。
それを聞いて、引き下がるアリオト…。
「オソロシーも倒されてしまった…。
どうやら、オレ達の負けのようだ…。」
と、ベネトナーシュも引き下がる。
「
「退くぞ…!!」
と、空に飛び上がるベネトナーシュ。
「ま…待ってよ、
と、アリオトも空に飛び上がる。
「17世様〜★
15世様〜★」
と、アルコルも空に飛び上がった…。
(助かった…のかな…?)
と、キュアトネールは変身を解いた―。
◇
ベネトナーシュ達が撤退した数分後…。
「あったよ☆」
と、キュアドゥローが
「よくやったわ、南海ッ☆」
と、手放しで
キュアドゥローは、
「これが…星剣…。」
と、
「さ、これを持って帰って、
と、凛花に言う静流―。
「ただいま。」
と、
「
みんな。
おかえり。」
と、出迎える桃花。
「マリカは?」
と訊く静流。
「お母さんなら、リビングにいます。」
と答える桃花。
リビングに来る静流達。
「見つけてきたわよ、マリカ。」
と言う静流。
凛花が、茉莉花に
凛花から受け取った
そして、
十数年間、池の底に沈んでいたとは思えないほど、
「私はまだ…
と言って、
「どういうこと?」
と、ライカに訊く れもん。
「星剣は、
だから、私はもう、星剣は抜けないの。」
と教えるライカ。
「そうなの?」
と、れもん は、影の中から
ライカは
逆に、ライカから返された
れもんは、簡単に抜いた…。
「それが、れもんが
と言ったライカに続いて
「でも、覚えておいてほしい…。
星剣を抜くことができるという、その意味を…。」
と、茉莉花が言った。
それを聞いたライカが
「どうしたの?」
と訊く。
「ごめんなさい…。
私…
どうかしていたのよ…。」
と、ライカに謝る茉莉花。
「いいのよ…。
自分を取り戻せたなら…。」
と、ライカは茉莉花を許した。
茉莉花は、凛花に
「凛花。
これを凛花に―。」
と、
「ごめんなさい…!!」
と、凛花は、受け取りを拒否した。
「凛花…!?」
「ごめんなさい…!!
こわいの…!!」
と、泣き出す凛花…。
「偉そうなこと言っておきながら…
でも、さっきの戦いを見て…
今でも、こわくて足の震えが止まらないの…!!
ごめんなさい!!
私には無理…!!」
と、泣き崩れる凛花を、優しく抱きしめる茉莉花。
「これじゃ…
凛花ちゃんには無理ね…。」
と嘆く静流。
「じゃ、桃花が?」
と訊く南海に
「そうなるわね。」
と答える静流。
「私が…
と、戸惑う桃花…。
「でも…
私の個人的な意見だけど…
桃花が
と言う れもん。
「どうして…?」
と訊く桃花に
「何て言ったらいいのかな…?
桃花は、こういうことをするような娘じゃないと思う…。
正直、巻き込んだことに、罪悪感あるのよね…。」
と答える れもん。
それを聞いた桃花は怒る。
「ひどいよ、れもん…!!
南海や れもんが、こんな大変なことをしているのに、私だけを除け者にするなんて…!!」
「だからこそ、巻き込みたくないのよ!!
こんなことするのは、私と南海だけでいいのよ!!」
「私だって…
「…っ!!」
「れもん。
桃花ちゃんに謝りなさい。」
と、れもん と桃花のやり取りを見ていたライカが、れもん を諌める。
「お母さん…。」
「少なくとも、桃花ちゃんの方が、多少の覚悟はあるみたいだわ…。」
と、れもん を諭すライカ。
「桃花…ごめん…。」
と、頭を下げる れもん。
「いいの…。
ありがとう、れもん。
私のこと、本気で心配してくれてて…。
でも…」
と、れもん の手を取る桃花。
「2人よりも3人の方が、ちょっとは楽できると思うよ。」
「そうかもね…☆」
と笑いあう、桃花と れもん。
そして、桃花は、
「
「
と、茉莉花に続く桃花。
「その心を善にささげる」
「その心を善にささげる」
「その剣を悪しき者に向け」
「その剣を悪しき者に向け」
「弱き者を守り助ける」
「弱き者を守り助ける」
「その力は闇を打ち砕き」
「その力は闇を打ち砕き」
「世界に光をあたえる」
「世界に光をあたえる」
「その言葉は慈愛に満ちて」
「その言葉は慈愛に満ちて」
「人々に勇気をもたらす」
「人々に勇気をもたらす」
「汝、
「ここに誓います!!」
しかし…
「ど…どうして…!?」
と、戸惑う桃花…。
「やっぱ、次女は成功率低いか…★」
と嘆く静流。
「どういうことですか?」
と訊く桃花に
「星剣を引き継げるのは、たいてい、長女と相場が決まっているの。」
と答えるライカ。
「これは…
ちょっと困ったわね…。」
と、静流は頭を掻いた…。