名探偵の世界に転生しちゃった!!   作:うさぎ先生

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第4話

 

「おお~い!そこのウィスキートリオ!」

 

ライが初めに正気に戻り、その後に、ボーボン、スコッチの順で起動した。

 

ウィスキートリオ達の貴重な瞬間!

 

三人揃って停止するのは、少なくとも私の前世の記憶の中には無いからね!

 

しかも、この三人、こういう時の顔もかっこいい!

 

流石2Ⅾの世界のイケメン達!!

 

私だけ場違い感が凄い!(自分がカナエの姿になって転生したのを忘れている馬鹿です。←)

 

 

「それじゃあ、君達の拠点に行こ~。」

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――ロゼが拠点に向かいながら考えていたことの一部

 

そういえば、私の設定重くて複雑じゃない?

 

・両親は組織に殺された。

 

・助けた人が両親を殺した組織の幹部ジンだった。

 

・ジンに気に入られて、その組織に入ることになった。(無理矢理)

 

・一度助けたジンを見捨てられず、未だに組織に居るっと。

 

設定可笑しくない⁉

 

勿論、女神様には感謝してもしきれない気持ちでいっぱいだよ?

 

けど、これはつっこまない人いないでしょ?

 

もしバーボン達に正体を明かすことになったとき、こんな演技出来ないよ?

 

女神様、せめて前世の名探偵コナン以外の記憶(寝るとき以外スマホばかりやってた黒歴史)を消して私の記憶にこの

 

設定を刻んで欲しかった...。

 

私演劇やったことないし、ボー読みしか、しかしたこと無いよ?

 

これは、気合でなんとかしろと言っているんか?

 

相手は公安とFBIだぞ。

 

秒で噓だと思われる自信がある。

 

Help me~❕

 

 

 

いったん忘れよう。

 

現実逃避は得意だ!(ドヤ顔)

 

よし、気を取り直してウィスキートリオと仲良くなるぞー‼

 

スコッチを助けるためには、必須だよね~。

 

あくまでも私の考えだけどね。

 

スコッチ救済に関係なくても、あんなイケメン達だよ!

 

喋れるなんて、更に仲良くならたら....目の保養過ぎて、幸せ!(恋愛感情を持ったことが無い為、ファン的な感情。)

 

あっ。でも、もし食事一緒に食べる事になったら、お面どうしよう?

 

もういっそ、お面辞めて変装(顔だけ変身)するかな。

 

でも、カナエちゃんの恰好で戦いたい!!

 

くぅ~。

 

ああ~。

 

しょうがない、か。

 

よし、次の任務の時に考えよう。

 

今は気にするな。(現実逃避part2)

 

 

 

落ち込んでても、イケメン見ると元気になるよね!

 

それに、ウィスキートリオは、前世三人とも好きだったからね。

 

名探偵コナンで、一番の推しキャラとかはいなかったけどね。

 

皆カッコイイから、(女子も含め)好きなキャラ多かったな。

 

出来れば、私が好きだったキャラ達と仲良くなりたいな~。

 

ま、今は組織のことに集中しよう。

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

拠点についたけど、如何やら私が移動中ずっと喋らなかったからか、バーボンが気にしている。(ロゼの時は子供っぽ

 

い口調、雰囲気を演じているから)

 

う~ん。

 

どうしたものかな。

 

別に何もしなくてもいい気がするけど、何かないかな。

 

こういう時何かしたら面白そうじゃない?

 

あっ。

 

良い事思いついた♪

 

「ライって明美さんとつきあってるんでしょ~?」

 

紅茶を飲んでいたライは盛大にむせた。

 

おお~。

 

良い反応♪

 

でも、紅茶噴き出さないところは流石!

 

イケメン補正でもあるのかな?

 

「ゴホッゴホッ。はー。......なぜそれを?」

 

「ん~。確信は無かったんだけどね~。」

 

「ライって恋人いたんだな~。どんな人何だ?」

 

「ええ。意外ですね。」

 

「うんうん。」

 

「........。」

 

ライさん、沈黙は金なりとばかりに黙っちゃいました!

 

まあ、ライは普段いじられなそうだもんね。

 

FBIで......想像できない。

 

 

スッコチは興味津々って感じで、バーボンは何時もライの事毛嫌いしてるけど、少し気になるってところかな。

 

ここで、ライの恋人が組織の人間って言ったらどうなるかな。

 

言わないでおいてあげよう。

 

 

私はジンしか会った事無いから、明美ちゃんには会ってないけど会ってみたいな。

 

シェリーの所行ったら、明美ちゃんもいる可能性もあるし、二人に会えて一石二鳥ね!

 

今度会いに行こう。

 

絶対!

 

 

 

「冗談は置いといて、話を進めよう~。あっ。セキと案内ありがとう!じゃあ、先ず何か質問ある~?」

 

「仮面外してくれない?」

 

スッコチそこが先ず気になったのかな、いきなり来た!

 

やっぱり、今度から変装(顔だけ変身)するかな。

 

「却下~。はい、次は~?」

 

「何時も剣であの戦い方何ですか?」

 

「うん。私は、ああいう単純なソロの仕事意外した事無いからね~。遠隔狙撃は一応できるけど、実践ではやったことないし、ピス

 

トルは耳が痛くなるからなるべく使わないかな~。でも、君たちの教育係だから、これからは君達と任務一緒にやることもあるかも

 

ね~。その時は、頑張るからよろしく~。あっ。お兄ちゃん......ジン達には仕事が増えるから言ってないけど、ハッキングと変装

 

(実際には変身だけど変装も得意)は得意だよ~。」

 

ウィスキートリオは、公安とFBIだからハッキングと変装は言ってもいいかな。

 

ライとスッコチにライフルとかは教えられないけど(私がライフル得意だったとしても、二人共元から射撃が上手すぎるから教える

 

ことなさそうだけど。)三人には、主に変装と体術を教えようかな。

 

こっちの世界の人は、全集中使えたりするかな?

 

出来ちゃったりいして。

 

「ロゼの剣の師匠は?」

 

「No comment.」

 

いつも思うけど、我ながら発音良すぎる。

 

「次、どうぞ~。」

 

「うう~ん。もう無いかな。ロゼは何か質問あるか?」

 

「じゃあ、一つだけ質問と注意ね~。強くなるけど、きついトレーニングしてみたい~?

 

(少量の殺気+低音ボイス+丁寧語)それと、バーボン、ライ。貴方達ここ最近徹夜続きですよね。バーボン、隈は隠しても、ちょ

 

っとした動作で一目瞭然ですよ?二人共しっかり寝てくださいね?今すぐ仮眠を取って下さい。休めるときに休んで下さい。いいで

 

すね?」

 

ヤバい。

 

怒ったら、(少し怒った時の)素が出ちゃった。

 

会った時にバレないといいな。

 

(怖っ。いつもの様子からは想像できない。零と怒り方が似てる。)←スコッチ

 

(怒ると丁寧語になるんですね。少し悪寒がしました。なるべく気をつけましょう。)←バーボン

 

(ほう。何処からあの声を。無為無策はよくないな。)←ライ

 

「トレーニングは是非ともお願いしたいですね。しかし、任務と被って中々出来ないかもしれないですね。」

 

「「ああ。」」

 

「そこは私が何とかするから、安心してね~。」

 

なるべく穏便に済ませたいよね。

 

ジン達次第かな。

 

「バーボンとライはもう寝る!

 

スコッチちゃんと見張っといてね~。私は用事あるからバイバ~イ。」

 

「ああ。」

 

「さよなら。」

 

「またな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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