異世界転生チーレムもの   作:アスター---------

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プリミティブ・ミィス

 大昔、傭兵王ヴァルトシュティンと呼ばれた男がいた。

 名をアルバート。

 彼は迷宮より現れた黒き竜と死闘を演じ、迷宮の奥深くへと姿を消す。

 それから数日間彼も黒竜も姿を見せなかったが、迷宮より片目を失くした黒竜が飛び立った事で全ての者が

 彼の結末を知った。

 

 

 

&&&

 

 

――おい、生きてるか?

 

 声が・・・・・・聞こえた。男の声だ。こんな地の底に来れる奴が、俺以外にいたのか。

 

――あれ? もうダメっぽい? 生きてると思うんだけどなぁ?

 

生きてるよ。けど声が出ねえんだ。声が出たら、少しでもいいから話をしてみたかった。どうやってここまで来たんだよ、お前。

 

――おーい? 口開けろって!

 

 喋れねえって・・・・・・やめろや。変なもん押し付けんなよ。

 

――ほら早く、口開けろ!

 

 開けねえよ。目も見えねんだ、最期の最期に変なもん咥えて死にたかねえ。

 

――とっとと口開けろぉ! 咥えろってんだよぉ!

 

 ・・・・・・何を押し当ててんだコイツ? やけに固いが・・・・・・いや、もう死ぬんだ、変なこと考えず逝こう。

 

――おーい! 生きてんだろー! このままじゃ死ぬぞー! これさえ喰えば生き延びられるんだぞー!

 

 なに?

 

 驚きのあまり反射的に瞼が開き目の前に虹の、極彩色が広がった。

 魔石? だな。

 

――やっぱ生きてんじゃねえか。お前が殺した竜のやつだよ。喰えば助かるぜ、お前ならな。

 

 喰うってか・・・・・・? なんか、思ったより動ける・・・・・・?

 

「こ・・・・・・なもん、ぐ、えるかよ」

 なんだこりゃあ。なんで声が出せるんだ? なんで死なない?

 

――もう時間ねえぞ、奇跡が終わる。

 

 奇跡。奇跡が終わる? 奇跡か。

 

――縦に頭半分。それ以外全部失くしても喋れてるんだから、今更人間は~とか言ってねえで、モンスターみたいに喰ってみろよ。

 

 ・・・・・・人間とか、モンスターとかじゃなく、気味悪がられるんじゃないか、嫌われるんじゃないかと思ったが。

 置いていけない。もう一度会いたい。

 そう思って喰らいついたことは覚えていた。

 そして――

 

――気が付くと風に包まれていて、黒い竜となった自身とそれでも変わらぬ彼女に会った。

 

 

&&&

 

 

 神々が地上に降臨し数年が経った頃。

 日々発展を続けるオラリオに怪人と精霊がやってきた。

 彼らヴァレンシュタイン夫妻は多くの神々と友誼を結び、その日が来るまで、長い時を共にした。

 

 

 

&&&

 

 

 ダンジョンの奥深く、人類が、かの大英雄でさえ到達したことのない777階層。

 そこで生活する一人の男の下に突如魔道具が現れ知らせを告げた。

 【子供が生まれたよ、〇月〇日にお祝いするから来てね】




最低一千文字からだと・・・・・・!?
940じゃダメなのか・・・・・・!
どうしよう・・・・・・?

1037文字! これでどうじゃあ!

誤字ったぜ! 1036文字だった!
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