大昔、傭兵王ヴァルトシュティンと呼ばれた男がいた。
名をアルバート。
彼は迷宮より現れた黒き竜と死闘を演じ、迷宮の奥深くへと姿を消す。
それから数日間彼も黒竜も姿を見せなかったが、迷宮より片目を失くした黒竜が飛び立った事で全ての者が
彼の結末を知った。
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――おい、生きてるか?
声が・・・・・・聞こえた。男の声だ。こんな地の底に来れる奴が、俺以外にいたのか。
――あれ? もうダメっぽい? 生きてると思うんだけどなぁ?
生きてるよ。けど声が出ねえんだ。声が出たら、少しでもいいから話をしてみたかった。どうやってここまで来たんだよ、お前。
――おーい? 口開けろって!
喋れねえって・・・・・・やめろや。変なもん押し付けんなよ。
――ほら早く、口開けろ!
開けねえよ。目も見えねんだ、最期の最期に変なもん咥えて死にたかねえ。
――とっとと口開けろぉ! 咥えろってんだよぉ!
・・・・・・何を押し当ててんだコイツ? やけに固いが・・・・・・いや、もう死ぬんだ、変なこと考えず逝こう。
――おーい! 生きてんだろー! このままじゃ死ぬぞー! これさえ喰えば生き延びられるんだぞー!
なに?
驚きのあまり反射的に瞼が開き目の前に虹の、極彩色が広がった。
魔石? だな。
――やっぱ生きてんじゃねえか。お前が殺した竜のやつだよ。喰えば助かるぜ、お前ならな。
喰うってか・・・・・・? なんか、思ったより動ける・・・・・・?
「こ・・・・・・なもん、ぐ、えるかよ」
なんだこりゃあ。なんで声が出せるんだ? なんで死なない?
――もう時間ねえぞ、奇跡が終わる。
奇跡。奇跡が終わる? 奇跡か。
――縦に頭半分。それ以外全部失くしても喋れてるんだから、今更人間は~とか言ってねえで、モンスターみたいに喰ってみろよ。
・・・・・・人間とか、モンスターとかじゃなく、気味悪がられるんじゃないか、嫌われるんじゃないかと思ったが。
置いていけない。もう一度会いたい。
そう思って喰らいついたことは覚えていた。
そして――
――気が付くと風に包まれていて、黒い竜となった自身とそれでも変わらぬ彼女に会った。
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神々が地上に降臨し数年が経った頃。
日々発展を続けるオラリオに怪人と精霊がやってきた。
彼らヴァレンシュタイン夫妻は多くの神々と友誼を結び、その日が来るまで、長い時を共にした。
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ダンジョンの奥深く、人類が、かの大英雄でさえ到達したことのない777階層。
そこで生活する一人の男の下に突如魔道具が現れ知らせを告げた。
【子供が生まれたよ、〇月〇日にお祝いするから来てね】
最低一千文字からだと・・・・・・!?
940じゃダメなのか・・・・・・!
どうしよう・・・・・・?
1037文字! これでどうじゃあ!
誤字ったぜ! 1036文字だった!