南は、高山と鶴岡と一緒に上野から寝台特急「北陸」に乗って事件の推理をして見ることにした。
上野駅14番ホーム
「とにかく、彼が犯人じゃないとしたら。」
「でも、どうやって担いで3号車に来たのかな?。」
「そこなんだよ、鶴岡。」
「なるほど。」
「鶴岡、時刻表見せて。」
「はい。」
鶴岡は、時刻表を見て見ると。
寝台特急「北陸」金沢行
上野 22:44
大宮 23:08着 23:09発
高崎 0:05着 0:07発
水上 0:58着 1:00発
糸魚川 4:37着 4:38発
魚津 5:17
富山 5:38着 5:42発
高岡 5:57着 5:58発
津幡 6:20着 6:21発
金沢 6:33
「なるほど、長岡と直江津は停車しないんだ。」
「とう言う事は。」
「彼は11号車に乗っていた。」
「どうやって、3号車へ。」
「とにかく、検証してみよう。」
22時40分、上野発車
ピィーッ!
「鶴岡、高山、弁当だ。」
「ありがとうございます。」
「主任、ありがとうございます。」
列車は、夜を駆け抜けて北陸へ目指す寝台特急「北陸」、高崎で上越線に入る。
「つまり後藤は、上野から寝台特急「北陸」に乗っていたんですね。」
「ああ、後藤はB寝台に乗っていたそうだ。」
「なるほど。」
暫くして、寝台特急「北陸」は長岡駅に到着した。
「あれっ、長岡で止まったぞ。」
と、鶴岡が言った。
「どうした、鶴岡。」
「主任、長岡で止まるんですよ。」
「えっ、それ本当か。」
「ほらっ。」
「あっ、そっか。」
「わかったの。」
「ああ。」
それを見た、高山は。
「そうか、運転停車か。」
「なるほど、長岡で停車させて方向転換するって事か。」
「そうです、主任。」
高山は、時刻表をもう一度見て見ると。
「そうか、もう一度長岡と宮内を通って北陸本線に入るんだよ。」
「と言う事は長岡で逆になるのか。」
「そう言う事だ。」
「じゃあ、後藤が襲った犯人は。」
「調べて見ると、東京から大宮か高崎までは上越新幹線に乗って、大宮又は高崎から寝台特急「北陸」金沢行に乗ったんだよ。」
「そうか、東京から上越新幹線を利用して、寝台特急「北陸」に乗ったって事か。」
「その通りだよ、鶴岡。」
「でも、問題は犯人は誰なのかだ。」
「そこなんだよな。」
「でも、本当に上越新幹線に乗ることはできるのかな。」
「それに、犯人は何処で下車したのかな?。」
「ほう、個室寝台で殺人の後にどこの駅で下車したかだ。」
「あっ、そうか。」
「それも考えないとね。」
「問題はどこで下車したかだ。」
「ええ。」
そして、犯人は誰なのか?
そのトリックは見破れられるか