上野発特急「北陸」殺人連鎖   作:新庄雄太郎

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彼は親不知で密会していた


第13章 親不知・密会

次の日、鶴岡は上野発21時00分発の急行「能登」に乗って富山へやって来た。富山へ到着したのは4時45分である。

 

「おう、鶴岡、もう来たのか。」

 

「うん、昨日夜行で来たんだ。」

 

「そうか、夜行急行で来たのか。」

 

「ええ。」

 

鶴岡は、パトカーに乗って富山県警察本部へ向かった。

 

「では、もう一度推理してみるよ、第一の事件は寝台特急「北陸」の個室で起きた、第二の殺人魚津の海岸で

殺人が2件起きていた事が分かったんです。」

 

「なるほど、犯人はどうやって逃走したんでしょうか。」

 

と、小海は言う。

 

「と言う事は、犯人は寝台特急「北陸」に乗るために上越新幹線に乗ったって事は。」

 

と、高山は言った。

 

「ほう、なるほど東京又は上野から上越新幹線に乗って大宮か高崎で寝台特急「北陸」に乗ったって事か。」

 

と、水野は言う。

 

「うん、それは考えられるな。」

 

「でも、問題は犯人が乗った寝台特急「北陸」は何処で下車したのでしょうか。」

 

と、酒井警部は言う。

 

「そこなんですよね。」

 

「もしかしたら、新潟で何かの事件があったんでしょうか。」

 

「うん、そこなんだよな。」

 

新潟県・糸魚川

 

30代の男は、海岸を見て過去を振り替え取って見た。

 

「俺は、妙子に会ったのは2年前だな。」

 

「ええ、でも奥さんと娘にはバレない。」

 

「大丈夫だよ、バレなきゃいいんだから。」

 

「そうね。」

 

「ああ。」

 

思い出よぎる、親不知、男は妙子と一緒に海を眺めた。

 

丁度その頃、14時15分、警視庁管内で男性の変死体が発見された。

 

「被害者は、八島 鉄尾さん 42歳です。」

 

「職業は。」

 

「私立探偵ですね。」

 

「それで、死因は。」

 

「恐らくこの瓶に入ってた、農薬系の毒物ですね。」

 

「ええ。」

 

この事件の捜査をしていた、警視庁・捜査一課の浜田警部補と氷川刑事はすぐに鉄道公安隊へ向かった。

 

「えっ、アパートで毒殺死体。」

 

「はい。」

 

「それで、被害者の方は。」

 

「はい、被害者は私立探偵の八島鉄尾さん、42歳の私立探偵です。」

 

「ほう、死因は。」

 

「実はですね、このウイスキーの中に農薬系の毒物が混入されていたんです。」

 

「その八島は、何を調査していたんだ。」

 

「ああ、この女だな。」

 

「と言う事は、八島は浮気の調査をしていたんだね。」

 

「ああ、この事件と関係してるって事も。」

 

と、岩泉は言った。

 

「それ、あり得るわ。」

 

桜井は、高杉に行った。

 

「そうか、個室寝台と魚津で起きた水死体の関係してるんだ。」

 

「そうすると、その30代の男と50代の男とその女は疑われますね。」

 

「ああ。」

 

と、高杉は言った。




遂に、第3の殺人東京で起きた
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