「やっと全員揃ったねえ、来なかった人がいたら死体が増えちゃうとこだったよお」
『…不謹慎な言葉はもういいって』
「あれ?奏瑛くんフキゲン?うぷぷ」
裁判場に増えた遺影。
千晴ちゃんもまたモノクロの世界でにこやかに生きているのだろうか、写真の中の彼女は明るい笑みを浮かべていた。
「さあ、議論しなさいオマエラ!輝かしい過去を掴み取るために!」
ぐるりと皆の顔を見回す。
あの時と違って、もう誰も分かりやすい表情なんてしていなかった。
「…シロは千晴ちゃん、現場は音楽準備室。犯行時刻はきっと演奏会が行われていた頃。第一発見者は3人…ここまで、間違いはないかしら?」
「無いね。ところでさ、どうして琉霞ちゃん達が一緒にいたの?アンタら3人、特別仲良いわけじゃないでしょ?」
グレイちゃんの発言に同意をし、ちらりと3人を横目で見、怪しいと疑問を口にする麻堂くん。
莎莎匁くんと琉霞くんは動揺すらしなかったけれど、問題は琴梨くんだった。
「ひ、っ…お、俺じゃな…ぁ、っ…だ、だって、」
見る人からすると彼こそがクロなのではないかと思ってしまうような…大きな動揺。
「…一条さんは楪さんに誘われただけ。俺は元々楪さんの隣にいたし…、探してみる?って言ったのは俺だし」
「ちなみに一条さんを誘ったのはたまたま音楽室の外で出会ったからです、この件に関しては既に歌方さんに話していますよ」
「そうなの?」
『うん、俺はそう聞いたよ。どこか間違いはある?琴梨くん』
何度も首を縦に動かす彼は必死だった。
「死因は首を圧迫されたことによる縊死、そうだよな?」
「イシ…?流星くん難しい言葉知ってるんだね!……ていうかさ、あたしちょっと思ったんだけど〜」
「本当に千晴ちゃんは誰かに殺されたの?」
「え?」
「だって千晴ちゃんがその…死んじゃったときってあたし達奏撫ちゃんの演奏聴いてたでしょ?」
「…ふむ、つまり葉金くんは千晴くんが自殺をしたのではないかと…そういうことか?」
言われてみるとそうかもしれない、と奉憧くんが納得したように頷く。
「近くに椅子も倒れていたし…そうだとしたら千晴の体格じゃあ、縄を吊るすのも大変だったろうに」
「無理してまで死にたかった…死にたく思った理由がある、ってこと……?」
「俺は心理カウンセラーじゃないから詳しくは知らないけどな」
「そう……」
オレーシャちゃんはそれきり口を閉ざしてしまう。
表情には感情が浮かばない彼女
それでも態度や行動にふわりと浮き出てくるものなのだろう…きっと悲しく思っているはずで
…尊ぶ命を泥水に投げ捨てるようなことをする子だとは、どうしても思えないけれど。
それと同じくらい、誰かが千晴ちゃんを殺したとも思えなかった。
思いたくなかっただけなのかも。
そうしてこの思いは、彼も同じだった。
「少し視点を変えてみませんか?」
「本当に自殺だったのだとしたら、少しおかしい行動を雨野さんはしているんです。」
「それって…どんなこと?」
「演奏会のお誘いがかかる少し前、私は彼女にこう告げられました。
__音楽準備室に行ってくるね
と。」
「えっ、じゃあつまり未依葉サンは千晴の居場所を知ってたってこと?何それ、あーしにも教えてくれたらよかったのに…」
「…だから雨野さんを探しに行くとき、迷わず音楽準備室に向かったんだね」
きるちゃんと琉霞くんが驚きに目を丸くしている様子が目に入る。
それと同時に、今にも彼に噛みつかんとばかりに激しく睨み付けている彼の姿も。
「場所を知ってたんならアンタにはその情報を利用して殺すことも可能なんじゃねえの?」
蒼太郎くんと莎莎匁くんが不仲なのは周知の事実だった、しかし莎莎匁くんも負けじと蒼太郎くんを冷たい目で見返すものだから少しハカハカしてしまう。
ああでも俺も見たこと聞いたことをきちんと証言しないと、
莎莎匁くんの無実を証明出来るものを俺は持ってる、夏月くんも同じものを持ってる!
『待って!…そのやり取りをした後の会話なら夏月くんと俺が聞いてる。そうだよね夏月くん!』
「はい。…ちなみに音楽室には一緒に行く羽目になりましたし、その後楪が音楽室を一人で出ていく様子も見てないです」
彼は真っ黒な目で此方をジトリと見やる。
数秒そうしたまま、やがて諦めたように深く息を吐いて投げ出すように姿勢を崩した。
「……フン。警察官はシロかよ。」
「シロ…ああ、警察の隠語の方?じゃあ莎莎匁くんはクロじゃないんだ!」
「はい、安心してくださいね深作さん」
「安心安心、すっごい安心!」
「でもそうしたら、千晴ちゃんが自殺をしたのかも怪しいわ。殺されたかもしれない、なんて考えたくないけれど……話は元に戻っちゃったわね」
グレイちゃんの言う通り、少し進んだように思われた話は元に戻ってしまった。
聞き込みで時間を使い切ってしまった分、物的証拠は何も持っていない。だから誰か、何か他に見つけてくれていたら…。
内心頭を抱えること15秒 その後のこと。
トン、とひとつ証言台を叩いて次にトントン、と指を躍らせた彼。
「事実は小説よりも奇なり!誰も死体を調べてなかったから俺が調べてみたんだけど…実はね、分かったことがあったんだ」
「あのお客様、どうやら絞殺じゃなくて撲殺だったみたいだよ…♪」
えがき視点
静野くんの証言は「他殺」を確立することこの上ないものだったと思うの。
誰も殺していないなんて一筋の光は、天地を照らすにはあまりも細すぎた。
「ちょ、ちょっと静野さん、どうしてそんな重要な情報今まで言わなかったんですか…!」
「言うタイミングが無かっただけ!みんな黙った今がちょうどいいと思って、本当はもっと早く言うつもりだったんだよ?」
「…首吊り自殺に見せかけて、実は殴り殺してたってこと?ヒエ…それ、殺意持ってないと出来ないことじゃん」
「う〜ん、でも雨野ちゃんと仲の悪かった子…いたかなぁ?」
「静野さんが雨野さんの遺体を見たとき、他に気付いた点は無かったんでしょうか?」
「そうね……。」
何かを考えるように間をおいた後、ホーネットちゃんは可愛らしい裾をふわりと揺らして静野くんの方を見る。
「ねえ、未依葉くん。他になにか分かったことは…あるのかしら」
「あるよ♪」
「あるのか!?」
「あ、あるんだ…」
大切な情報は遅れて開示されるのは、漫画ではよくある定番の話なんだけど。
それでも今はもう少し早めに知ってみたかったな、なんて思うのは酷い話なのかなぁ。
「えっと、撲殺痕?打撲痕?なのかな、雨野さんの頭に特徴的な痕が残ってたんだよね。それこそ見ただけで分かるくらいくっきりと」
誰かの生唾を飲み込む音が聞こえてきた。
見て分かるほど特徴的なもの、って、もしかして
音の聞こえてきた方は真隣だったはずで
「その痕、ちょうどお客様の…ソレみたいな感じだったんだけど」
わたしが思わず顔を向けた先と、静野くんの指差す先にいたのは今も大事そうにソレを抱えているあの子。
「えっ」
世子子ちゃんだった。
「…Got it.世子子サマのその大きな杖が疑わしいと言うことですね、静野サマ。」
「ちょっとアンジェリーナサン…!?」
「あ、いえ…私は疑ってはいないのです。議論がどれだけ進んでも、新しい発見があっても、アンジュには分かりません…」
強く指揮杖を握り始めた世子子ちゃんの音色は一斉に注目を浴びたことへの恐怖、一斉に疑いの目を向けられたことへの恐怖でいっぱいで。
わたしの視にも気が付いたらしく、絶望したように世子子ちゃんは顔を青くして俯いてしまった。
「ま、待ってよ……あーしじゃないよ…!」
そう慌てる彼女がクロとも思えない。
第一、世子子ちゃんがクロだとして、雨野ちゃんを殺すような動機が分からなかった。
お友達だったように見えていたからこそ。
それでも現段階で一番有力な情報であるのは、世子子ちゃんがクロかもしれないという証言ひとつ。
ちらほらと世子子ちゃんを疑うような声が聞こえてきてしまうのも無理はないのかもしれないね。
わたしに聞こえているんだから彼女に聞こえていないはずもなく、怯えるように俯くと声を震わせて抗議を続けていく。
「未依葉サンが嘘ついてる可能性もあるでしょ、それともこの学級裁判は先に言ったもん勝ちなの…?」
「そ、そぅ…じゃ、な、なぃけど…で、でも…」
「それにこんなに分かりやすい武器使わないし!あーしバカじゃないもん」
「逆に分かりやすい武器を使ったからこそ、死因を誤魔化そうとして首吊りさせたんじゃない…カナ…」
「一応武器になり得るものも一通り確認しましたが、使われた形跡はありませんでした。刃物も鈍器も、全て」
「世子子さんの指揮杖は調べてない…んですよね、ヴァイオレットさんは」
「ええそうです東雲様。彼女は肌身離さず手に持っていましたし何より、武器になるとも思いませんでしたので…」
それでもじわり、じわりと追い詰められている世子子ちゃん。
悔しそうに下唇を強く噛み震えている。
「〜〜っ、だから!あーしじゃ、」
「…あれ?きるちゃんのその指揮杖、ちょっと血みたいなの付いてない?」
「……っ!」
そんな時、弄ぶように麻堂くんがそう言うと僅かに肩を揺らして動揺を見せた世子子ちゃん。
ふざけないでと怒りだすと愉悦するようにニンマリと笑う。
「そもそも、あーしは千晴が準備室にいたことなんて知らなかったし!」
「!!……き、る…。きる」
そんなとき、泣きそうな声で今まで伏せていた顔を上げたのは卯佐美ちゃんだった。
「…………諦めて」
「………これ。きるの部屋から。………見つかった」
どこかからくしゃくしゃに丸められた紙を取り出し広げると、そっとその内容を読み上げる。
「……千晴へ。奏撫にサプライズ。…音楽室準備室。来て。………きるより。……呼び出してる」
「…………」
『音楽準備室か…。耳が少し聞こえずらい雨野ちゃんだもん。きっと、ピアノの音で聞き取れなかったんじゃないかな』
「ん〜、まず誰が演奏会を提案したの?僕は歌方くんに誘われたんだけどぉ」
『そっか、宇留賀ちゃんは歌方くんだったんだね。私は柊くんだった』
そうなの?と笑う宇留賀ちゃんに、思わず心を躍らせてしまう。
落ち着け、落ち着け、場違いにも程がある!
逸る気持ちを鎮めるために髪を触ってみたり服のシワを伸ばしてみたり。
そうこうしているうちに議論に満足したのか、時計さんがくすくすと笑いながら口を挟んでくる。
世子子ちゃんはもう反論することをやめていた。
「そろそろ投票に移行しても大丈夫そうかなあ?…うぷぷ……」
ああ、ついに来てしまった。
築き上げた信頼と絆、その全てを水に流すこの投票システム。
「待って!」
焦るように証言台に手をついて身を乗り出す暁美ちゃん。
彼女もまた、卯佐美ちゃんと同様に今にも張り裂けてしまいそうなほど悲痛な表情を浮かべている。
「待たない。さあ、待ちに待った投票の時間だよお!慎重に選ぶこと!」
ぽわん、と空に映し出された投票画面。
前回と違うのはこの一票に確実な重みが加わっていることだと思う。
もし、もし同票であれば…誰も投票しなければ…。
そんなこと時計さんが許してくれるとは思えないけどね。
超高校級の気象学者
【雨野千晴】を殺したクロは?
▶世子子 きる
「オマエラすごい!大正解だよお!そう、千晴ちゃん殺しのクロはきるちゃんでしたあ!」
ああ、見つけてしまった。
きる視点
モノクロックにまで言われちゃったらあーしはもう何をどう頑張っても逃げられないね。
「…あはっ、バレちゃったか!残念!」
それなら潔く認めてあげる。
あーしが千晴が殺したって、あーしこそがクロだって、おまえたちはこの言葉が聞きたかったんでしょう?
「ボクが説明してあげるね。まずきるちゃんは千晴ちゃんを手紙で音楽準備室へと呼び出し、ピアノの音で他の音が掻き消された千晴ちゃんを自前の指揮杖で撲殺。殺害方法と痕を隠すために首吊り自殺に偽装した」
「返り血、手紙、その他証拠を隠すために動いている間に死体が発見されてしまった。一番遅れて部屋に来たのは証拠隠滅してたからってわけだねえ。返り血は洗い流したみたいだけど、手紙はアナウンスに焦って処分し損ねちゃったみたい!」
全てを見ていたように事件のことを軽く話すモノクロックに少しだけ鳥肌が立った。
だってあーしの犯行は誰にも見られていないはずで、それこそ千晴が莎莎匁サンに余計なことを言いさえしなければ…。
…いや、告げ口しなくても未依葉サンに千晴を調べられたらオシマイだったかな。
相手が悪かった。そう思うことにしよう。
千晴の死体を真っ先に調べ始めた未依葉サンを見たときからあーしは諦めていたのかもしれない。
呆けたフリ、心ここに在らずのフリをしてずっとずっとアイツを監視してたもん。
それでも、何も見つけられなかったかのような顔をして離れていったから、あーしの犯行はバレなかったと思ったのにな。
「…、……。ねえ、きるちゃん。きるちゃんが私に、あの時私に、「演奏聴いてみたい」って言ったのは、…そのため、だったの?」
「そうだよ」
つき、ちく、と刺さっているのは視線か言葉か、人の想いか。
一番強く突き刺さっているのは願うようにあーしを見ている奏撫サンの声。
そりゃそうだ、あーしがやったことは紛れもなく、奏撫サンの気持ちを踏み躙る行為なんだから。
逃げられないと悟った人はこうも開き直ることが出来るのかと自分で自分に失望する。
「ど、どぅして?き、きるちゃ、ん。なん、なんで…?こ、殺さなく、っても…け、喧嘩、したの?」
そんな的外れなことを言うあるむに心から笑ってしまった。
これは失笑。
冷めきった裁判場に響くあーしの乾いた笑い。
『喧嘩なんてするわけないでしょ…?あーしと千晴は友達なんだもん。でもさ、何でって言われたってさ…もう殺しちゃったもんは仕方ないんだよ』
『動機なんてあってもなくても同じこと、知る権利はおまえたちに無い。どうしても知りたいなら後でモノクロックに聞きなよどうせおまえ知ってるんでしょ?』
「もちろんだよお!えらーい人はなんでも知ってるのだ!ゼンチゼンノウ!」
きゃらきゃらと笑うモノクロックを見ても不思議と嫌悪感は湧いてこない。
もうどうでもいいのかもしれない、あーしの野望は断たれ望んだ夢を律することも出来なくなったんだから。
分かるんだよ、
おまえたちのあーしを見る目が、モノクロックを見る目と同じ目になってきてるの。
あーしが独りになっていくのが嫌ってほど分かっちゃうんだよ、本当に。
「ああそうなの。友達でもアンタは構わず殺したんだ、それじゃあアンタは選択によってはおれも殺せたりするんだ」
『あはは、手厳しいな。少し前まで、あんなに優しい目を向けてくれたのに…』
刺すように睨んでくるまどかを正面から見た途端、どうしようもなく悲しくなって泣いてしまいそうになった。
傷付いて泣くことも千晴には出来ないのにね。
千晴の死体を改めて見たときに流した涙に嘘偽りなんてこれっぽっちもない。
友達だったんだもん、
本当に友達だと思ってたんだもん
だから全部全部本当の涙だった悲しかったの辛かったの!
理解しちゃったんだよ人を殺すことその残酷さの何たるかを!
『でもさあこんなあーしでも……っ、あっ』
どこからともなく伸びてきたアームが乱暴に首を掴かんでくるもんだから、思わず言葉が止まってしまう。
酷い、オレーシャのときはこんな演出なかったのに!
グイリと思いっきり後ろに引っ張られ首の皮が悲鳴を上げている。
苦しくて思わず蛙の潰れたような汚い声が漏れてしまう、失神しそうになっても衝撃がそれを許してはくれない。
物凄いスピードでどこかに連れて行かれるあーしの体は、その暴力的な早さに耐えきれずボールのように跳ねらされていた。
もう聞こえないはずだ。常人の耳には。
それでも耳の良いアイツには聞こえていますようにと必死で声を出す、紡ぐ。音を。
ごめん千晴、ごめんね
『……、…っ、……!』
✿ クロ が 特定 されました
オシオキ を カイシ します
【動画はTwitterにて】
✿ オシオキ 完了
奏瑛視点
擬似裁判のときとは違っていくら待ってもきるちゃんは帰ってこなかった。
いつものように人懐っこい笑顔で帰ってくると信じていたかった。
人を殺しておいて生きていられるはずがないとモノクロックさんは言う。
実際彼女がどういうオシオキを受けたのか、俺達はモニターでその全てを見せられていた。
人道の感じられない機械的なオシオキ。
血が飛び出ても、皮が裂けても、肉が千切れても、死を超えるまでアレは終わらないんだろう。
受けたことも無ければ、見たことも今回がはじめてだけど想像するのは容易い。
「コロシアイ生活、……そんなの起きっこないって思っていたのに…。これからも続くんですか、続けなくてはならないんですか?」
「そんな事ない!人を殺さなきゃいけないなんてルール、そんなルールがあった時代なんてもう昔のことでしょ飛鳥ちゃん!」
人が死ぬまでの過程を目の当たりにしてしまった俺達は萎縮してしまった。
自分の背中を優しくさする葉金ちゃんを見る飛鳥ちゃんの顔は、血の気が引いてしまっている。
「……。…終わったんだろ、俺は帰る。……馬鹿じゃねえの」
投げるように扉を開けて出ていく蒼太郎くん。
彼は変わらない、何が起きても。
バタン。
質素な音が場に響く。
どうしても、彼の心の音に聞こえて仕方がなかった。
震える人、怯える人、唖然とする人…
「友人が人を殺した」
「友人が友人に殺された」
「殺人が起きた」
「次は自分かもしれない」
そんな事を思ってるような背中。
死んだ彼女の足を持ってズルズルと引き摺るモノクロックさんの姿が映る。
きっと千晴ちゃんも回収済なんだろう、遺体は何処に連れていかれてるのか分からずじまい。
「……ずっとずっとずっと罪悪感はあるんだよ、……。」
ぽつり、ぽつり
そう呟いた奏撫ちゃんの頬には小雨が降り注いでいた。
きっとそれはきるちゃんの最後の言葉。
暗雲立ち込める裁判場。
雨はまだまだ止みそうにない。
1章【快晴アンサンブル】