海賊大戦士 マスターコウジ  【序章】 光の子伝説 ~ロタ王国・反乱編~   作:マスターコウジ

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さて、いよいよ最終決戦! 果たして、ロタの運命は如何に……?


第十三話 革命、そして崩れゆく野望

ロタ王国からの攻撃はさらに勢いを増し、軍艦の所にも攻撃が当たる。それに応えるように軍艦も主砲をロタに向け、全艦発砲。砲弾はロタの街に命中。しかし、攻撃が止むことはなかった。

 

ヨゴ:し、正気かあやつら……!天竜人は触れることも敵わぬほどの偉大なる神の王なのだぞ!そんな奴等に攻撃を仕掛けたらどうなるかくらい、わかっておるだろう!!

 

ヨゴは自分の野望を打ち砕かれた怒りと天竜人に危害を加えたという恐れに震えながら言った。

 

ガカイ:陛下!ここは私、ガカイにお任せください!

 

ヨゴ:ガカイ、頼むぞ!あの無能どもを抹殺だ!抹殺してきてくれ!

 

ガカイ:はっ!!

 

ガカイは頭を下げ、今いる、城の展望台から飛び出す。しかし、無事に着地出来たものの体が一瞬よろけてしまい、思うように走れない。

 

ガカイ:う……!く、くそ!思うように力が入らない……。まさかどこかに海楼石が入りのやつがあるのか?それにこの所、どこかぶつけたわけでもないのに、体の出血や痛みが出るのだが、……これも、能力の反動か……?いや、今はそんなことなどどうでもいい!!今は雑魚どもの愚かな攻撃を止めねば!!

 

ガカイは自分に鞭を打ち、力を振り絞るように超人的な跳躍力で屋根を伝い、中心街へ向かう。しかし、その道中、ガカイはある違和感を抱いていた。

 

ガカイ:人の気配がしない……。どこかに避難したのか?

 

覇気を使い、人の気配を探してみる。

 

ガカイ:………、 ………む!!あっちか……!

 

気配を察知したガカイはその方向へと進み、大砲のあるであろう建物へと辿り着く。

 

ガカイ:ここか……。これを破壊さえすれば……。だが、妙な大砲だな……、壁と連結させるとは……。

 

ガカイが目にしたのは最上階の壁に直径3m程の大型の砲筒が設置されているからだ。

 

ガカイ:だが、まあいい。こいつを破壊すればいいだけだ。ふん! 

 

 

 

  ガィン!   ガィン!

 

 

 

ガカイは大剣で大筒を攻撃。だが、金属音が響くだけで大筒はびくともしない。

 

ガカイ:はあ…… 、はあ……  くそ……!!思うように力が出せん!くそ~……!!

 

と、悔し紛れに力を振り絞り、剣を振り上げる。すると、大剣は武装色のオーラを纏い真っ黒と変化した。

 

ガカイ: は……!! よし、これなら……!!でやあぁぁ……!!

 

 

 

 バキッ!!

 

 

 

ガカイは途端に笑顔になり、黒く変化した大剣を思いきり叩きつける。大剣は大筒を砕き、へし折ることに成功。

 

ガカイ:よし!

 

ところが、大筒を砕かれた大砲は瞬く間に再生し、元に戻ってしまった。

 

ガカイ: な……!?再生した……!?  これは………一体?  ………!? 何だあれは!?

 

ふと周囲を見てみたガカイは驚愕した。何故なら、屋上階に設置されているは大砲ではなく、大・小の人の手の形をしたものが火山弾やら、レーザービームやらを撃ち出していたからだ。

 

ガカイ:これは、人の手……?まさか……!!

 

ガカイはふと港の方を見やるとそこに呆然と立っている人影を発見した。晃司だった。ちなみに晃司は新選組のような青い羽織と銀色の軍服のような恰好している。

 

ガカイ:まさか、これ全部あいつの能力の仕業なのか!!

 

ガカイは建物の階段を下りると、すぐさま港へ向かった。晃司は誰かの気配を感じ取ったのか、後ろを振り向く。

 

ガカイ:これはこれは、光の子・晃司ではないですか。

 

晃司:………。 

 

丁寧口調で話すガカイに対し、晃司は真剣な眼差しでガカイを無表情で見ている。

 

ガカイ:まさか、こんな所で会うとは奇遇ですね! ところで、あの後ろの船のようなものがなにやら燃えてますが、あの船にいるもの人たちが何者か知っていますか? まあ、知らないのは当たり前か……。では、教えて差し上げ……

 

晃司:知ってる

 

ガカイ:へ?

 

晃司:自分の誇りだけを棚に上げてウチら庶民にはひどいことをするやつらだって!

 

ガカイ:……なるほど……。全く、ここの下民は礼儀と言うものがなっていない。まさか、あなた様のような神に相応しいお人にまさか、神同等の天竜人の価値をお教えなさらないなんて……!

 

晃司:…………。 

 

ガカイ:なら、この私が直々にあの天竜人と言うものがどういうものなのかお教えて差し上げ

 

晃司:んなことはどうでもいい!

 

ガカイ:……何?

 

晃司:お前はウチの村を襲って、モウムたちを殺した。

 

ガカイ:そ、それはあなた様のいる所がふさわしくないから……

 

晃司:んで、モウムのおかげで逃げた先はウチの体を無理矢理取る怖い所だった。そんでもってもっと逃げた先はもう生きている人はいなかった。死のうと思ったけどどうやったって治るし死ねなかった。ウチはロタの人たちが怖かった。でもトーマスたちが来たとき、最初は怖かったけど、あの人たちとは違うって気づけた。そして、本当の友達になった!

 

トーマス:晃司……。

 

晃司:そんでもってシュガやドク達から全部聞いた。お前とヨゴってやつが村を襲ったってことも、自分の野望を叶えるためにウチを天竜人に売り飛ばそうとすることも!

 

ガカイ: ………な!?

 

晃司:そして、バルサやロジャーが来て村が出来た時もお前とあいつ(ヨゴ)が来てトーマスたちにひどいことをした!!

 

ガカイ:ぐ……陛下をあいつ呼ばわりと……!!)

 

晃司:だからウチはお前らを許さない!!だからウチは……

 

 

天竜人を攻撃して、バスターコールを発動させることにした!!

 

 

 

ガカイ: な……!?ば、バスターコールだと!?  

 

ガカイは目を丸くして愕然した。

 

ガカイ:バカな……!?   バスターコールが何を意味するのかわかっているのか!?第一そんな案でここの民が納得するわけがないだろ!!

 

だが、ところがどっこい!俺たちは大賛成だぜ!

 

ガカイ:だ、誰だ……!?どこにいる……!?

 

シュガ:ここだ!

 

と、建物の至る物陰からジョニー、ドク、ポニー、バルサ、シュガ、ロジャー、レイリー、ジェームズの8人が顔を出し、ガカイの前に躍り出る。

 

ポニー:あんた達の企みなんて何もかにもお見通しよ!

 

ジョニー:そうそう、あいつの万能能力がありゃな!

 

ガカイ:貴様ら……!!こんなことしてただで済むと思っているのか!!

 

ジェームズ:儂らにしてみれば、どの道も同じことだ!

 

ガカイ:な、何……?

 

ジェームズ:お前たちによる数々の悪行、能力のこともあり黙って過ごしてたが、今回の件は見過ごすわけにはいかん!ロタはみんなのものだ!決して、お前たちだけのものではない!

 

ガカイ:ぬ……く…く……!!

 

ジェームズ:だが、それでも売り渡すというのならば、わしらは喜んでこの国とともに心中する方を選ぶ!

 

ガカイ:く……下民如きが……ぬけぬけと……!言ったはずだ、ここはお前らのようなゴミクズどもがいていい国ところではないと!

 

シュガ:それはお前たちの理想(・・)だろ。

 

ガカイ: ……何!?

 

シュガ:たしかにかつてのロタは気品あふれる誇り高き国と言われる程、貴族が我が物顔で歩くようなところだった。だが、今は亡き国王・イーハンにより例え貧困者であっても受け入られるような「愛に溢れる豊かな国」となったのだ。

 

 

ふん、何が「貧困者でも受け入られるような愛に溢れる豊かな国」だ、くだらない……!!

 

 

シュガ: ……!?

 

ガカイ:……?  ……へ、陛下!?

 

ヨゴ:貴族というのは誇り高く力のある者の種族だ。何故(なにゆえ)に、なんの誇りもない下民なんかと同等と扱われなければならんのだ!

 

シュガの話に横槍を入れるかのように暴言を吐き、ガカイの横に現れのは、馬に乗っているヨゴの姿だった。

 

ロジャー:あれは、クソ王!!

 

晃司:………!! 

 

ガカイ:陛下!!

 

ヨゴ:お前の動きがあんまりヨロヨロだったから心配になって着いてきたのだ。

 

ガカイ:あ……ご心配をお掛けして申し訳ございません!! 

 

ヨゴ:まあ、よい。私自身もあれを間近で見たくなってな。

 

ヨゴは馬を降り、建物の上部分辺りを見渡す。

 

レイリー:まさか、王様も着いて来ちまうとはな……。

 

バルサ:まあ、こうなったら一気に方を付けるしかないな。

 

ヨゴ:なるほど。全部晃司の能力での攻撃か。どうりで私の”言葉”が効かぬわけだ。

 

続いてヨゴはごうごうと燃え盛る4隻の軍艦を見る。

 

ヨゴ:おうおう、なんとも美しい光景だ。私の偉大なるお方がその乗せる船とともに炎に包まれ、燃え、尽き果てていく……。フフフ…そして、この私の野望も燃え尽きたというわけか……フハハハハハ……! 

 

 

 

ハーハッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・・!!!! 

 

 

 

ヨゴはまるで狂ったように、そして抱腹絶倒しそうなくらい爆笑した。

 

ガカイ:へ、陛下……!? 

 

ヨゴ:誠に愉快だ!怒りを通り越して笑えて来る!フハハハハハ……!!このドブネズミどもはこの私に想像を超えることをして来おった!!アーハッハッハッハッハ………!!

 

ヨゴはついに抱腹絶倒し出す。

 

ガカイ:陛下、お気を確かに!!

 

ヨゴ:アハハハハハ……はぁ…  もうよい、笑い疲れた…。で、お前たちはこんなことをして無事に生きて帰れると思っておるのだろうな?

 

シュガ:言ったはずだ。「このままお前たちに売り飛ばされるくらいなら、バスターコールを発動して、この国ごと消し飛ばされる方がマシだ」とな!

 

ヨゴ:なるほど。だが、この私がそうさせるとは思うか?もうすぐで叶うはずのこの私の夢が!野望が!貴様らクズどもによってぶち壊されたのだ!私は今すぐ貴様らを処刑したいところだが、それだけではこの怒りは収まらん。バスターコールが発動されるというのなら、私は貴様らをボロ雑巾になるまでこき使おうじゃないか。そして使い物にならなくなったらそのまま処刑してやる!

 

タンダ:このクズ野郎……!!

 

ヨゴ:私の言葉(ちから)はどんなやつでも奴隷のように従わせることが出来る!私の言うことには誰にも逆らうことは出来ぬのだ!ハーハッハッハッハ!! 

 

晃司の中・で見守るタンダたちもロジャーやシュガ、ジョニーたちは脂汗を流しながらヨゴを睨む。

 

ロジャー:野郎……!! 

 

レイリー:こんなやつがこの国の王なのか……!!(# ゚皿°)

 

ヨゴ:そこ、口を慎め!!

 

レイリー:ぐ……!?Σ(゚—゜) 

 

ロジャー:レイリー!

 

レイリー:んぐ、んぐ、んぐ………!

 

ロジャー:こンの、よくもレイリーを!! 

 

ヨゴの能力でレイリーの口が封じられたことに激高したロジャーは咄嗟に駆け出しヨゴにパンチを仕掛ける。

 

ヨゴ:伏せ! 

 

 ドッ! ロジャー:ごはっ! 

 

しかし、ヨゴの命令でロジャーは地べたに引っ付くように伏せられた。

 

ロジャー:く、くっそ……!

 

ヨゴ:ふん、我の言葉の前では無力!  

 

晃司:…………。 タンダ。

 

タンダ:ん?何だ?

 

晃司:ヨゴの能力ってなんだったっけ?

 

タンダ:ん?あぁ、たしかコトコトの実だ。それが…?

 

晃司:そっか、分かった。”コトコト

 

タンダ:分かったって……は!そうか…!Σ(゚Д゚)

 

晃司:うん! …ヨゴ!

 

ヨゴ:ん?

 

晃司:口、閉じろ!

 

ヨゴ:何?……うぐっ!?Σ

 

晃司の言葉を受けにヨゴの口はぴったりくっついた。

 

ガカイ:陛下!?

 

ヨゴ:んぐ、んぐ、んぐ……!?(◎♓◎;)

 

ジョニー:ヨゴの口が!?

 

ドク:そうか!晃司は悪魔の実全種類が使える!つまり、晃司にコトコトの実の能力が使えても別にありえないことじゃないってわけだ!

 

バルサ:目には目を歯には歯を、能力には能力を、だな。

 

ロジャー:よし!

 

晃司:ロジャー、レイリー! 自由になれ!

 

晃司の言葉を受け、ロジャーとレイリーはヨゴの呪いから解放された。

 

レイリー:おお!元に戻った!

 

ロジャー:おお、サンキュー!おかげで助かった!!

 

ガカイ:ぐぐっ……!!陛下を元に戻せ!

 

ガカイは大剣を振り上げ晃司に襲い掛かる。しかし、晃司は動じなかった。

 

  ザシュ!

 

ガカイの大剣が晃司の身体を切り裂く。

 

トーマス:晃司……!! …な~んてな!晃司はもう昔の晃司じゃねぇぜ!(自分の)肉食って痛みの耐久力が良くなったんだ。

 

ベン:まあでも今回、ダメージ全部向こうに・・・・行っちゃったけどね。

 

 ブシュ!! 

 

ガカイ:がはっ!!

 

ベンが言い終わると否やガカイが大量の血を吐いた。気が付いてみると胴体には刀ですっぱり斬り付けられたような傷跡が残っていた。

 

ヨゴ:んぐぐ(ガカイ)!!

 

ガカイ:な、何だ……!?この刀で斬り付けられたような感覚は……?  ……!? 

 

ふと振り返り、晃司を見たガカイはすぐさま違和感を覚えた。一文字に斬ったはずの晃司の身体がきれいな状態であるのだ。しかも、晃司の口には血が零れるようすもなく、その跡もない。

 

ガカイ:傷がない……!?もう再生したのか?

 

シュガ:まあ、喰らっていると言やぁ喰らってるけどな。

 

ガカイ:何?

 

シュガ:けど、その傷のダメージはあんたに行ってるってことだ。

 

ガカイ:何だと?それはどういう……

 

晃司:これだよ!

 

ガカイ: ……!?

 

晃司は体から藁人形のようなものを取り出す。その藁人形はかなりボロボロになっていて、しかも体にはざっくりと刃物か何かで切られたような傷があった。

 

ガカイ:藁人形……?

 

バルサ:藁を操る能力、ワラワラの実というものだそうだ。体内に対象の髪などを入れて人形を作ることで、自分のダメージをその髪の持ち主となる相手に擦り付けることが出来る。

 

ガカイ:ダメージを擦り付ける…!?  ……まさか!?Σ(◎Д◎;)

 

バルサ:これまでお前の体に何か異変みたいなのがあったかもしれないだろうが?それは皆、これのせいだ。

 

ガカイ:能力が思うように使えないというのもか……!やつに海楼石入りの服でも着せているっていうのか!

 

タンダ:まあ、そうだね。海楼石っていうよりも俺の「海楼丸」で染めた羽織を着せているが正解かな?

 

ガカイ: ……!?

 

何処からかタンダの声がしたかと思うと、現れたのは晃司の中からだった。

 

ガカイ: ……!!晃司の中から……?

 

タンダ:藍と海水を混ぜて作った丸薬さ。ま、晃司の場合、呪いが効かない能力者だけど、あんたのは普通の能力者だからね! 

 

ガカイ:タンダ!!貴様……!!

 

タンダ:俺を騙して、毒性の丸薬をイーハン暗殺のために使ったことの罪、忘れてないよな?

 

ガカイ:田舎汚い薬剤師の分際で……!!

 

タンダ:その田舎くさい薬剤師が作った海楼丸入りの上着に悩まされてるのはどこのどいつでしょうねぇ……! 

 

 

ガカイ:タンダ!!貴様……!!

 

 

と、その時、ヨゴの馬が通ってきた所から10、20人もののロタ兵らが次々とやって来た。

 

ヨゴ:んーおお!!ん~、ん~ん~んん(我が衛兵たちよ)

 

ガカイ:フ……どうやら風向きが変わってきたようだな。 

 

バルサ:ロタ兵か。

 

ジョニー:ま、でもさすがに晃司の前ではただ烏合の衆に変わりはないでしょ!それに晃司の能力でヨゴはしゃべれないし。

 

シュガ:だが、やつの“言伝(ことづて)”は何も「話す」だけじゃない。

 

ジョニー:え?あ、そう言えば、話だけじゃなくても字やジェスチャーでもいけるんだったっけ?

 

ポニー:でもそれ正確に伝われば(・・・・・・・)の話でしょ?あいつ何か書くためのペンも紙も持ってなさそうだし、ジェスチャーだってうまく伝わったとしても、せいぜい1人か2人でしょ?┐(¬_¬)┌

 

ヨゴ:んー!んんんーん! 

 

ロタ兵:…………。

 

ヨゴ:ん?んーんー! ))ブン  ))ブン

 

ガカイ:陛下は今「全軍、突撃!」と言っておられるのだ。

 

ポニー:何でわかるのよ?

 

ドク:そりゃ側近だからだろ?

 

と、次の瞬間…ガカイの言葉に反応するようにロタ兵は皆槍や剣を構え、前進為始めた。

 

ジョニー:えー!?き、効いた!?(◎Д◎;lllノ)ノ 

 

ポニー:ちょっと“伝言”でも効果ありってそんなの反則でしょ!?   

 

タンダ:お、おい!バルサ、なんとかならないか!

 

バルサ:わからない。数が多すぎる。私とシュガでいけるが……。

 

シュガ:しかも中には私の元兵たちもいるからな。相手をするにしても少し攻撃しづらい……。

 

タンダ:そ、そんな……。

 

ロジャー:なんだったら俺達に任せろ!俺は海賊だ!こんな衛兵俺達にゃどうってこたぁねぇ!

 

と、ロジャーは足下に落ちている木の棒を広い武器のように構える。

 

ジョニー:く……、こうなりゃ俺たちも腹くくるしかねぇか!

 

ドク:一か八か!たとえ僕らが敗けても悔いはない!

 

ジョニーたちも隠し持ってた武器を手に取り、突撃してくるロタ兵らに向け睨む。

 

 ✊ドン! ✊ドン!

 

その時、晃司が急に自分の体をノックするように叩き、ジョニーたちを瞬く間に自分の体内へと引き込んだ。

 

ジョニー:ん? おわ!?  

 

ポニー:きゃあっ!?  

 

ドク:うわっ!?  

 

シュガ:わわっ!?  

 

ロジャー:うおっ!?  

 

ヨゴ: んー()!?んんんんんんん(体の中に吸いこまれただと!?)

 

コウジ:フッ…

 

ヨゴ:……あ、開いた……。  は……!!Σ(゜Д゜;)

 

ヨゴは何かに気が付いたかのような反応をするとその場に残っている晃司を見る。その前には晃司に向かい突進するロタ兵たちがいた。

 

ヨゴ:待て!そいつはやる(∠ ドス!∠ ドス!∠ ドス!)な……ぐふ……!?

 

しかし、ヨゴの声掛けが間に合わず、ロタ兵の槍や剣らはそのまま晃司の体を貫き、晃司は串刺し状態となった。

 

晃司:ゴメン、急に……。

 

ジョニー:いや、むしろ逆に助かった……。あのまま行ってたら死んでたよ。  

 

ポニー:ま、でもこれでガカイは戦えないんじゃない? 

 

バルサ:いや、ダメージを負ってるのはガカイじゃない。ヨゴだ。

 

ポニー:へ?……てか、え……? 

 

ポニーはびっくりして小窓を除く。

 

ヨゴ:ぐふ……!ゴファ……!!(・┰・)

 

見るとヨゴは口から滝のような血が溢れ出ていた。それもそのはず、彼の体に槍かなんかで刺し傷がいくつもあり、そこから湧き水のように血が流れ出ているのだから!

 

ガカイ:陛下……!?  

 

ヨゴ:な、何故だ……?何故……私の体から血が……? (;゚┰゚)ガフッ……!

 

ガカイ:陛下……!!

 

自分が重傷を負ってるのがわかるとヨゴは瞬く間に崩れ落ちるように膝を付いた。それをガカイが駆け付け抱き抱える。

 

ヨゴ:ガカイ……

 

ガカイ:陛下!

 

ヨゴ:か、体に力が入らぬ……わ、私は死ぬ……のか……?

 

ガカイ:陛下!お気を確かに……!!

 

レイリー:あいつ、完っ全にやられてんな……。

 

ジョニー:ま、これがいわゆる“自滅”ってやつ? ~♪

 

バルサ:原因は晃司がガカイの藁人形を取り外したままだということみたいだな。

 

タンダ:はぁ~、なるほど。・・・・・て、ちょっと待て!てことは、あいつ…  

 

ガカイ:く……おのれ…、私だけでなく、陛下にも……!!  許さぬ……!!

 

ガカイは肩を震わせこちらを睨む。お前ら、そこを退け!

 

ロタ兵一同:は、は!

 

ガカイ:陛下に手を上げたこと後悔させてやる!!

 

ガカイは大剣を手に取り、ゆっくりと立ち上がる。

 

トーマス:ん?何だあいつ、まだやる気か?馬鹿だなぁ!今さっき、今の晃司には効かねぇってわかってるだろうに……!!

 

ロジャー:しかも、今、自分の王を人質に取られてる(・・・・・・・・)ってのが、わかんねぇのか?

 

シュガ:どうやら、頭首をやられたことに頭に血が上ってて我を忘れてるみたいだな。

 

ガカイ:ロタのドブネズミよ!覚ゴ…

 

 

 ダァン!

 

 

ガカイ:……!?  

 

と、バットのように大剣を構え、晃司のいる方へと突撃したその時……突然の銃声が響いた。その瞬間ガカイの右肩が仰け反り、大剣が手から離れた。

 

ヨゴ:ガカイ!!

 

  カラン、カランカラン……!

 

ベン:父さん?

 

ドク:だが、それもまた好都合。この海楼弾(かいろうだん)の威力を試せる。

 

撃ったのはドクだった。晃司の体内にある小窓から鉄砲を構え、ぶっ放したのだ。

 

ジョニー:おお!ロタ一の名狙撃手スナイパー!

 

ガカイ:く……力が…抜ける!!これもタンダ製か!

 

ヨゴ:ガカイ……!

 

腹の痛みに耐え、ガカイへと近づくヨゴ。

 

ガカイ:ヨゴ陛下……申し訳ございませぬ……このガカイ、力及ばず…

 

晃司:ヨゴ、ウチの前に立て!

 

ヨゴ: ……この私に命令を…!?貴様、この私のことをなんと心得る!身の程をわきまえ……  …な、何!?

 

ガカイ:へ、陛下!?

 

自分の気持ちと裏腹にヨゴは晃司の指示に従い、立ち上がる。

 

ポニー:この期に及んでまだそんなこと言ってるの?その言葉、そっくり返してあげるわよ!

 

晃司:手を前に。

 

晃司の指示に従うまいと必死に抵抗し続けるヨゴ。だが、それも虚しく、手は晃司の前へと動いていき、手はついに晃司の目の前に差し出されていった。

 

ヨゴ:ぐ……、この私がただの献上品(・・・)の……ロタの汚物を味方する者の命になど……だれがさ左右されるものか……!!

 

晃司は手でヨゴの手に触れる。すると、ヨゴの手に手錠が現れた。

 

晃司:能力者は海に弱いって聞いた。だから海の力を持つウミウミの実と触れた相手を捕まえるオリオリの実を合わせて作った。

 

晃司は羽織を脱ぎ捨て、ながら言った。

 

晃司:あ、そうだ。

 

ヨゴ:な、何だ?うぐぉ……!?

 

晃司はズボンのポケットから丸薬を取り出し、ヨゴの口の中に押し込んだ。

 

晃司:よし、自由になれ!

 

ヨゴ: ぐ……!?ゲホゲホっ……   な、何をした!?私に何を……  ……!?

 

晃司の能力から解放され、気が付いてみるとヨゴの前に多くの人だかりが出来ていた。

 

ヨゴ:な……?

 

ガカイ:こ、これは……ロタの民衆…!?

 

ヨゴ:な……!?こいつら、どっから湧いて出て来た!!  

 

シュガ:どっからもなにも、ここにいる人達は皆、晃司の中にずっといたさ。

 

ヨゴ:何だと?

 

バルサ:シロシロの実ってやつだ。体の内部を城の構造に作り替えることが出来、人や物などを収容することが出来る。

 

ジェームズ:居心地は最高さ!今のロタよりもいい!

 

シュガ:そもそも、この手の計画はお前らが晃司の肉を天竜人と手を結ぶため、シャボンディ諸島へと密輸していた時から始まっている。

 

ヨゴ:何?私の計画が漏れているというのか!?誰だ、私の秘密を公のしたのは!?

 

トーマス:漏らしたも何もずーっとあんたのことを監視していたんだよ!それも鏡でな!

 

ヨゴ:何?鏡でだと?

 

ポニー:ミラミラの実。鏡で何でも出来る能力。鏡で場所を映し出したり、鏡を伝ってその場所へと移動したり、鏡の中の姿を変えたりってね!

 

ロジャー:つまり、お前は晃司を相手にしていた時点で負けてるってこった!

 

レイリー:しかも今、食ったのは海楼丸(かいろうがん)。つまりお前はその錠が解けたとしても能力を使うことは出来ないと言うことだ!

 

レイリーがそう言った途端、周りの大人や子供たちは黒い笑みを浮かべ様々な武器を取り出したり、拳をポキポキを鳴らしたりしていた。そして、ジェームズ、ロックら率いるロタの民たちはヨゴに迫るようにゆっくり近づいって行った。

 

ヨゴ:な、何だ?お前たち……!?

 

ジェームズ:そして、さらにお前がそうなったってことはもう俺たちには怖い物はなくなったってことだ!!

 

ロタの民:俺たちを散々こき使わせたこと、そして俺たちの大切な家族の仇!!全部償ってもらうぞ!!

 

ロタの民:俺たちドブネズミ(・・・・・)の怒り、思い知れ!!!!

 

ヨゴ:ぐ……、くく……!!お、おい!ロタ兵!何してる!!早くこいつら始末しろ!!

 

  ∠槍ジャキン!!

 

ヨゴ: ……!?

 

ロタ兵1:勘違いするなよ?俺たちはただ、お前から受けた呪い(・・)でなってただけだ!俺らは元々イーハン側の兵士、貴様なんぞに仕える気など全くない!!

 

ロタ兵5:お前のせいでどれだけの苦汁を味わったことか!!どれだけの屈辱を味わったことか!!

 

ロタ兵2:俺は貴様の命令で村を襲わされた!村には俺の家族がいたんだ!貴様のせいで……!家族は……!俺の家族は……!!  

 

ヨゴ:ぐ……くう~……!!!!(°皿°;)

 

ドク:味方は誰もいなかったか……。

 

ポニー:自業自得よ。言葉で無理矢理抑えつけてたツケが回ってきたのよ! 

 

ジョニー:ロタの独裁者もこれで終わりだな。 

 

ガカイ:味方なら……まだいる……!!私は……ヨゴの忠実なる僕しもべ……!どこまでもヨゴ陛下のお味方ですぞ!

 

ガカイは呟きながら大剣を手に立ち上がる。

 

ガカイ:事の発端はシュガ、そしてイーハン派の手の者。やつらを始末さえすれば……!!

 

ガカイはシュガに向け、突進する。シュガも気配で気づいたが、ガカイの速度の方が速かった。

 

 

  ドス!

 

 

しかし、その途中で何かが割って入り、ガカイの大剣はそれに貫通した。

 

ガカイ: ………!! 何……?  

 

その姿は晃司だった。しかも、晃司は後ろ向きで腹をひと突きされており、腹から血が滴り落ちている。

 

シュガ:晃司!?  うおっ!?

 

晃司:ちょっと剣借りる!

 

シュガ:お、おう……。

 

ガカイ:ふん、その剣とこの体勢で何が出来(ドス……!)ぐふっ……!?

 

と、その時、何かに刺さるような音と共に腹に何かが貫通したような痛みを感じた。それもそのはず、晃司が自分の体と密着した状態でゴムの手でひったくったシュガの剣で自分の体ごと(・・・・・・)刺し貫いているのだから……!!またもや、血を吐くガカイ。

 

ガカイ:ぐふ……!ま、まさか……じ、自分ごと!?

 

晃司:ウチは不死身だ。痛みにはもう充分慣れた。

 

晃司は自分に刺さっている剣をまるで当たり前のように抜いた。

 

ガカイ:ごはっ!? ……こ、こんなことが……!!  な……!? lll 

 

ガカイは目を大きく見開いた。今のガカイには金色のリボンの付いた女神のような女が晃司の背後に憑いているように見えたからだ。しかも、ガカイはその女に見覚えがあった。

 

ガカイ:ま、マスター・クリスティーン……!? 

 

晃司:お前のせいで

 

ガカイ: ………!?

 

コウジ:村が襲われた……。 お前のせいで、モウムが死んだ……。

 

晃司の脳裏には村の襲撃やガカイの凶刃に倒れるモウムの姿が走馬灯のように映し出される。

 

晃司:お前のせいで、ウチは地獄を味わった……。お前のせいで、村のみんなはみんな死んだ……。お前のせいでウチは独りぼっちになった……。

 

それに続き、ロタの悲劇やトルガル村の死体の山など……数々の思い出の風景が映し出され、晃司はそれを怒りに変えながらゆっくりとガカイに近づく。怒りの影響か、剣がドス黒いオーラに包まれ、真っ黒に染まっていく。

 

ガカイ:まさか、その剣は……!?

 

怯んだように情けない顔で後ずさるガカイ。しかし、気が付いたときにはもう道がなかった。晃司は目元がよく見えない表情でゆっくりと前進していく。そして、鋭い眼差しで睨みつけ剣を振り上げた。なお、この時の剣は刃の部分からは凄まじいくらいの赤いオーラが溢れ出ていた。

 

晃司:お前のせいで……(や、やめろ……!来るな……!!  お前のせいで……やめろ……!!!!お前のせいで……!!!!うわあああぁぁぁ~~~!!!!(◎□◎;) 

 

 

 

晃司:うおおおおお~~~!!!!《/big》

 

 

 

《xbig》ガカイ:ああああああ~~~!!!!(◎□◎) 

 

 

 

晃司:うあああああ~~~~!!!!

 

 

 

《/big》  ズバァァァーーーーーン!!!!《/big》

 

 

 

ガカイ:うおおおお~~~……!!!! 

 

そして、晃司はガカイ目掛け、力の限り剣を一気に振り降ろす!振り下ろされた剣からは凄まじいオーラに包まれた斬撃が飛び交い、至近距離でもろに喰らったガカイは断末魔を上げながらその凄まじい斬撃で真っ二つになるとともに、オーラの衝撃で体はバラバラに砕け散った。そして、後ろで燃え上っている天竜人が乗っている軍艦も海と共に巻き添えを喰らった。

 

ジョニー:ひゃえ~~~!!スンゲ~、凄まじい一撃だったな、今の……。 

 

トーマス:至近距離でもろに喰らったガカイはもちろんだけど、後ろの軍艦まで一撃で消し飛んでんぞ!! 

 

ヘンリー:しかも、海まで割れてるし……。 

 

他のロタの人たちも今見た瞬間が衝撃過ぎて、誰もが口をポカンとしていて、閉じる人はいなかった。

 

晃司:あ、ゴメン…、やりすぎた……。(¬₋¬;)

 

シュガ:ま、まあ……誰もが予想もしなかったんだ。しょうがない…。 

 

ポニー:ま、でも、これであの人の後ろ盾はもういなくなったんだし、結果オーライよ!

 

ヨゴ:が、ガカイが……、そ、そんな……。

 

 

 

──────────

 

 

 

─その後、ヨゴはロタの民らにより城の見晴らし台に強制的に連れられ、頑丈な縄でまるで操り人形のようにして吊るされ、民衆から報復攻撃に晒された。最初は石やら泥ダンゴなどが飛来していたが、時が経つに連れ、槍や弓矢など、さらにはハンマーや鉄球なども飛んできた。みんな憎しみが交えたような鬼の形相をしていた。散々痛めつけられヨゴが瀕死状態になってくると、タンダが上から謎の液体を掛けた。すると彼の傷がたちまち塞がり綺麗になった。

 

実はタンダがヨゴにぶっ掛けた液体は晃司の肉と復活草を混ぜて作った丸薬を液状にしたもので、これを掛ければ、たちまち傷が塞がるというものだった。

 

そして、体が綺麗に復活したヨゴは民衆に報復攻撃を、…そして、タンダやシュガに液体をぶっかけられ、また執行と……その繰り返し行われた。報復側にはロジャー、ポニー、ジェームズ、ヘンリー、トーマス、ドクらも加わっており、報復に参加していない晃司、バルサ、レイリーは城のベランダや展望台から見晴らし台に群がるロタの民衆を見ながら、既に燃え尽きて黒焦げと化した船のある海を眺めていた。

 

レイリー:これでやつの独裁ももう終わりだな。

 

バルサ:ああ。

 

レイリー:だが、大変なのはここからだぞ?

 

バルサ:ああ、わかってる。天竜人を殺ったんだ。当然ここは世界政府加盟国から外されるだろうな。

 

レイリー:だが、その前に…

 

バルサ:わかってる!世界政府からの報復だろう?だからここの連中を晃司の中にしまい込んでるんだろう。 

 

レイリー:あ、ああ…た、たしかにそうだったな。

 

─そして、その時がやって来た。

 

 

 

──────────

 

 

 

─翌日

 

 

 

晃司は展望台から一気に広場に降り立ち、トーマスのいる所へと向かった。

 

トーマス:ん?晃司か?どうした?

 

晃司:トーマス、向こうから船が来てる!

 

ポニー:え?嘘、もう?

 

晃司の声を受け、皆は港の方へと向かった。

 

ヘンリー:本当だ。軍艦がいっぱいだ~!

 

ジョニー:ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、いつ……うわ、数え切れん程いるわな……。

 

ジェームズ:こりゃあ、完全にバスターコールだ。まだまだ遠くの方にいるが、ここは急いで中に入らねぇとまずいかもな。

 

ロタの民:え~!!まだ、殴り足らねぇよ!

 

ロタの民:そうだぜ!俺なんかまだ触れてさえもいねぇし!

 

ポニー:じゃあ、あんたらはこのクズ王と一緒に沈められたいっての!? 

 

ロタの民:う、それは何か嫌だ……!! 

 

そんなこんなで皆、急いで晃司の中に一斉に飛び混むようにして入った。

 

そんなこんなで皆、急いで晃司の中に一斉に飛び混むようにして入った。

 

ロック:よし、取り残されてるやつはいないかー?

 

ロタの民:すいませ~ん!向こうの見晴らし台にロタ1人入ってない人が~~!!

 

ロタの民:バーカ!ありゃ処刑人だ!ロタに含まれてねぇだろうが!

 

シュガ:大丈夫だ。全員無事避難出来てるみたいだ。晃司!

 

晃司:うん、分かった。”スケスケ”!

 

晃司の身体は透けるように姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

海軍中将:全艦隊配置に付け!

 

何十隻の軍艦はそれぞれ分かれ、島を取り囲んだ。主砲は各軍艦とも島を向いている。

 

海兵:全艦隊配置完了しました!

 

海軍中将:うむ。目標!ロタ王国!全艦隊放て!!

 

 

 

◉ ドーーーーン!!

 

 

 

 

 ドカ~~~ン!!

 

 

 

 

◉ ドン!ドン!ドーーーーン!!

 

 

 

 

 ズガ~~ン!!  ドーーーーン!!  ドガ~~~ン!!

 

 

 

1隻の砲撃を合図に各艦隊も次々に主砲の音を轟かせ、ロタ王国に砲弾、そして爆撃を浴びせていく…砲弾は城の外壁、森、街へと飛んでいき、それらを砕き、燃え上らせた。どの軍艦もまるで大太鼓を演奏しているかのような砲声で島に何十発、何百発ものの砲弾を投げ込んでいった。もちろん、身動きできないまま放置されたヨゴの所にも砲弾が飛んでいく…

 

ヨゴ:ああ、私の夢が……、私の野望が……炎となって、燃えてゆく……。何故だ……何故、この神にも匹敵するこの私が、何故このような惨めな死に方せねばならぬ……!!何故だ!!!! フフフ、ハハハハハハ!!……この惨状を生んだ全ての元凶は……あの光の子・晃司……。この神のような存在となるこの私にこのようにした侮辱……死を持っても忘れはせぬ……!!いつか生まれ変わった日が来たら、私はお前を斃す!!それまで、待っておれ!!!!フハハハハハハハハ………!!!!!

 

ヨゴは笑いながら炎に包まれていった。砲撃は火が島中全体に行き渡り、燃え盛っていても続いた。

 

レイリー:これが、バスターコールてやつか……。

 

トーマス:す、すげぇ……!!

 

ポニー:晃司がいなかったら、私たちもあの島で燃えてたってことね。

 

ジョニー:おっそろし~……。

 

シュガ:だが、これが済めば俺たちは新しい1日を迎えることになる。これはそのための儀式のようなものと考えればいい。

 

ジョニー:ああ、そうだな。

 

晃司は姿が透明のまま、モクモクの実を使い、バスターコールの砲弾の届かない上空に避難していた。そして、晃司とその体内にいるロジャー、レイリー、トーマスらロタの民衆はキャンプファイヤーのように燃え上がる島を見つめ、その目に焼き付けるのだった。

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