ふぅ!
正直疲れます!慣れてないので、1話書くのに4時間くらいかかるんですが!?
お気に入りが…ついに10になってました…!
見てくださってる皆様、本当に心より感謝しております!
とんがり帽子の女の子を抱きかかえながら無我夢中に走ってカエルを撒くことができた俺は、アクセルの街まで戻ってきた。
「あ、助けていただきありがとうございます。
それはそうともう少しマシな持ち方はなかったのですか?」
女の子から横目でジトっとした目が向けられる。
そんな変な持ち方してるっけ?…あ、してました
どうやら俺は脇腹に女の子を抱えながら逃げてきたみたいです。
うんそりゃこーなる
「あ、それは本当にごめんなさい。とにかく逃げるのに必死で必死で。…てへ」
俺はそう言いながらよいしょと脇腹の女の子を背中に持ち替えた。
「まあ、いいですよ。とにかく助かりました」
女の子は、んしょ、といいながら脇腹から背中へ移動すると、改めて感謝を述べた。
そして、俺に純粋な疑問を投げかける。
「それと、なぜずっと敬語なのですか?」
うん、それは君もやけどな。
「あ、ごめんなさい。どうしても初対面の人には敬語で話してしまうのがクセで。」
俺は親が礼儀にうるさい人だったので、子供の時から初対面の人には敬語、と言うのが根付いてしまっている。
「なるほど。ですがもう背負い背負われの仲なんですし、敬語じゃなくて大丈夫ですよ?」
うんほんまに何で俺出会って30分くらいの女の子おんぶしてるんやろ。
「…ほんま?正直こっちの方が楽やから嬉しいわ」
「ぷっ、変な喋り方ですね」
「ブッ殺」
「あ、そういえば名前聞いてなかったでな?」
俺はついパッと思いついたことを口に出した。
「あ、そうですね。く、目の前で言えないのが残念ですが、まあいいでしょう!」
ん?何が残念なんやろ
すると、女の子が背負われたまま口を開いた
「刮目せよ!!
我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法使いにして、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操りし者!」
「ぷっ、変な名前やな」
「ブッ殺」
仕返しじゃっ!
やけど、名乗りはなかなかかっこいいな。
…よし!関西人のノリ、とくとご覧あれ!
「んん!…我が名はフウマ!関西弁を扱う関西人にして、今は無き最高の古代魔法、竜巻魔法を操りし者!」
俺は気持ちよく名乗りを終える。
ふうっ!こんなん言えるのも異世界ならではやでなー!
すると、俺の肩を持つめぐみんの手にギュッと力が入った
「お…おおーっ!フウマ!あなたはどうやらわかる人のようですね!?紅魔族の名乗りを里の外の人がやってくれるとは!!なかなかカッコいい名乗りでした!!」
俺の耳元に顔を近づけながら嬉しそうに言った。
あ、本気で嬉しそうこの子。
……かわいいなあなんか。
……あ!ロリコンちゃうぞ!!確かに歳上よりは年下の方が好きやけども!!ロリコンではない!!
「おお、めっちゃ褒めてくれてるけど、めぐみんの名乗りもめちゃくちゃかっこよかったで?」
俺がそう言うと、めぐみんは笑った。
「ふふ。いい人なんですね、フウマは。大抵の人は私の名乗りを聞いて、冷たい目を向ける人や冷めた目を向ける人、そして冷ややかな目を向ける人しかいませんでしたから」
「いやぜんぶ一緒の意味やん」
唐突のボケへの俺のツッコミにふふっ、と笑うめぐみんはとりあえず置いといて、やっぱこーゆー名乗りとかはノリのいい人しか返されへんよなあ
「まあ、ノリだけはいいからなっ!俺は!」
――――
そのままめぐみんを背負ったままギルドまでやってきた俺は、めぐみんを空いてる席へと座らせた後、クエストの報酬を受け取りに行った。
一人で待たせているので、なるべく並ぶ人が少ない列へ並ぶ。
少しだけ待つと俺の番が来たので、冒険者カードを渡して精算をまつ。
どうやら9匹倒していたようで、受付の人から討伐報酬として18万エリスを受け取った。
9匹!一撃で9匹!!あのでかいカエルを!!
どーや!あとでめぐみんに自慢しよっと。
本当は倒したモンスターを回収して貰えば買い取ってくれるみたいだが、俺もめぐみんも超強力魔法によってカエルを跡形もなく消してしまったので、そちらは諦めた。後悔はしてない。
少しして返された冒険者カードを見ると、レベルが上がって3になっていた。スキルポイントも少し貯まっている。
俺はルンルン気分で、受け取った報酬を持ってめぐみんの元へと向かった。
「おまたせー」
「お、早かったですね」
俺が戻ると、めぐみんは帽子を置き、椅子にちょこんと座って待っていた。
「そりゃまあ子供一人で待たせられへんやろ?」
俺が冗談っぽくそう言った。
するとめぐみんはすごい剣幕で抗議する。
「な、なにおう!?私はもう今年で14ですよ!結婚もできる歳ですし子供じゃありません!!
それに、見た限りあまりフウマも離れてないでしょう?」
「え、14歳?…思ったより近かったわ…。えーと、俺は今年で17になったばっかりやで。」
見た目的に12歳くらいかなと思ってた…
「ほら見たことか!私と3年しか変わらないじゃないですか!私が子供だと言うのならフウマも子供ですよ子供!」
3年って結構な気もするけど…
けどそれを言うとまた怒られそうなのでやめた。
「わかったわかった、ごめんな。俺も子供やったわ。」
俺は白々しくボケる。
「ん…?いや、そこは否定してくれないと私も子供じゃないですかー!?」
あ、気づいた。
その反応に俺はついつい笑う。
めぐみんの反応ほんまに好きやわあ。
めぐみんと少し話していると、めぐみんのお腹が突然、ぐーっ!と音を鳴らした。
それに気づいた俺がめぐみんの顔を見ると、恥ずかしいのか赤くなった顔を隠すように下を向いていた。
「わ、私じゃないですよ。」
「いや流石に無理あるやろ?てゆうか別にそんな恥ずかしがらんでも。俺もお腹すいたし、ご飯でも食べよか」
俺もこの世界に来てまだ何も食べてなかったので、どれどれとメニュー表を見てみる。
するとめぐみんが慌てて口を開いた。
「え、待ってください。私お金持ってないですよ?」
「え、別に奢ってあげるけども」
さっき冒険者初報酬も貰ったし、正直食事代には全然困らない。
「え?」
「え?」
「えと…いいんですか…?実はもう丸2日何も食べていなくて…」
え?2日?2日って言った今?どんだけ食べてないん?
「どんだけお金ないねん…まあもう申し訳なさとか全くいらんから気にせずいっぱい食べていいよーっ。好きなだけお食べ!」
めぐみんはありがとうございます!と俺にお礼をした後、すいませーん、とウェイトレスを呼んだ。
はい、ということでめぐみんでしたねー!
早くもっと絡ませたい…!
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