この素晴らしい竜巻使いに祝福や!   作:へぇへぇ

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どうも!へぇへぇです!
少し更新が遅れて申し訳ございません!

ついにカズマ達の登場です!お待たせしました!



なんか主人公っぽいなこのジャージの人

ああもうほんまに最悪。全然寝られへんかったし…。

 

昨日の夜、体についた糞をすぐ払い落として、匂いを本気で我慢しつつ寝たおれは、朝起きてすぐ大浴場へ来ていた。

 

朝早くに来たので、またほぼ貸切状態の浴場へ入り、糞がついていたところを入念に洗ったあと、軽く湯船に浸かって浴場を出た。

 

出た後に売店でフルーツ牛乳を買って一気に飲む。

うん、風呂上がりの牛乳は正義。美味しい。

 

 

 

大浴場を出た俺が宿へと戻ってくると、めぐみんが宿の前で待ってくれていた。

 

「あれフウマ、どこに行ってたんですか?」

 

めぐみんは俺が宿から出てくると思っていたのか、不思議そうに聞いてくる。

 

俺は昨日あったことの一部始終を説明して、今お風呂に入ってきたことを話す。

 

「ぷっ。それは災難でしたね」

 

「今笑った?」

 

「笑ってません」

 

「笑ったやろ」

 

絶対吹き出したよなこいつ。

 

「はぁ、まあいいや。ギルド行く?」

 

頑なに笑ってないと言い張るめぐみんはもう諦めて、ギルドに向かうか聞く。

 

「そうですね、行きますか…ぷっ」

 

「おい」

 

 

 

絶対今度仕返ししたるし!!

 

――――

 

 

「なあ気づいたんやけどさ、俺ら2人だけやったらパーティー的にバランス悪いと思うねんな」

 

ギルドに着いてとりあえずテーブルに座った後、俺は思っていたことをめぐみんに伝えた。

 

「ふむ…確かにそうですね?」

 

めぐみんは顎に手を当てて少し考えたあと、俺の言葉に共感してくれた。

 

まあ俺がもし魔力切れになっちゃったら倒れためぐみんのこと守られへんしなあ…

 

「やからどっかのパーティーと合体するってゆうのはどう?」

 

「いいですね!ですが入れてくれるでしょうか…」

 

めぐみんは頭を縦に振って賛成するが、不安そうに嘆く。

 

「大丈夫!俺らの最強魔法見せたろ!!」

 

俺がそう言うと、めぐみんは我に帰ったかのようにハッとなった。

 

「そうですね!!空いた口が塞がらないようにしてあげましょう!」

 

元気が出たのか、いつもの調子になるめぐみん。

よかったよかったっ!

 

「それで問題はどこのパーティーに入るかやけど…どーする?」

 

あんまり人数多すぎてもなあ…

俺らもまだ駆け出しなわけやし戦力差があっても嫌やし…

やから、人数は少なめで最近できたパーティーが良いかな?

 

「んー…とりあえずパーティー募集の掲示板を見てみませんか?」

 

めぐみんは少し向こうにある掲示板を指差しながら言った。

 

俺は了承すると、めぐみんについて行った。

 

 

 

 

「あ、フウマフウマ!ここはどうですか?」

 

少しの間掲示板を見ていると、良いところを見つけたのか、めぐみんが募集の紙を持ちながら話しかけてきた。

 

「お、ふむふむ?アットホームで楽しいパーティーで、上級職限定…と。んー、ってことは駆け出しじゃ無いかもせーへんけど…とりあえず行ってみよか!」

 

「ですね!」

 

 

 

 

 

「すいません。募集を見て来たのですが…ここでよろしいでしょうか?」

 

ギルドの椅子に座っていた男女2人組のパーティーを見つけ、めぐみんが声をかける。

 

 

ん…?てゆうか男の子ジャージっぽいの着てるんやけど。この世界でもジャージはあるんかな?

 

「そうですけど…あなた達は?」

 

めぐみんが声をかけると、青い髪を腰まで伸ばした女性が返事をした。

 

それを聞いためぐみんは、待ってました!とでも言わんばかりにバサッとマントを翻し、隠し持っていた眼帯をいそいそと目につけた。

 

「我が名はめぐみん!最上級職であるアークウィザードを生業とし、人類最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操るもの!!そして!」

 

めぐみんはポーズを決めて名乗りを上げた後、次は俺の番だと言わんばかりに俺のことをキラキラした目で見る。

 

よっしゃ、いっちょかましたるか!!

 

「我が名はフウマ!同じく最上級職であるアークウィザードを生業とし、いずれ人類最強になる古代の攻撃魔法、竜巻魔法を操るもの!!」

 

めぐみんとは対になるようにポーズを決め、名乗りを上げてやった。

ふふ、どうやらかっこよすぎて何も言われへんみ…

 

「冷やかしならお帰りください」

 

「「冷やかしちがわい!」」

 

 

「ってゆうか、フウマってその服装といい名前といいもしかして日本人か?」

 

あれ、日本のこと知ってるってことはやっぱりこのジャージは日本の物やったんやな。

 

「あ、はいそうです。ってことはもしかしてあなたも?」

 

「ああ、佐藤カズマだ。カズマで良いぞ!そしてこっちのダメそうな青髪がアクアだ」

 

カズマは自分の自己紹介をした後、何故か諦めたような目でアクアを指差した。

 

「ダメそうって何よー!!」

 

あ、これはダメそう。

 

「ニホン、というのはわかりませんが、フウマたちは同郷なのですか?」

 

横で見ていためぐみんが口を開く。

 

「そうやでー、いつかめぐみんにも見せてあげたいな!」

 

俺はめぐみんに笑顔でそう言った。

 

「ぜひお願いします!」

 

「機会があればな!」

 

めぐみんは気になるのか、食い気味で答えた。

んーいつになるかなあ…

 

 

――――

 

自己紹介が終わった後、テーブルで俺たちの冒険者カードを見せると、アクアは賛成のようだが、カズマはまだ実力がわからない、ということでとりあえずクエストへ行くことになった。

 

あ、いつも通りカエルみたいです。

 

 

 

「じゃあ、俺たちの魔法は発動に時間がかかるので、少しの間カエルの足止めをしておいてもらってもいいでしょうか?」

 

「あ…ああ」

 

カエルがゲコゲコと鳴く中で、俺たちは魔法を撃つために足止めをしてもらうことにした。

めぐみんは後に残して、先に俺が撃たしてもらう。

 

よし、昨日ぶりに気合い入れていくかー!!

俺はそう意気込んで、詠唱を始めた。

 

 

「闇に覆われし天空に、暴れ狂う風は破壊の源。

神に授かりし古代の力は、森羅万象を無へと帰さん。大気を揺らす嵐よ。全てを破壊し災害よ。我がもとに下れ!

まだめぐみんには及びませんが、これが俺が使う人類最高の古代魔法!フェオリバラム!」

 

 

詠唱を終え、魔法で出した竜巻がカズマ達の前にいたカエル達を消しとばしていく。

俺は相変わらず倒れそうになるが、なんとか足で踏ん張った。

 

ふぅ。快・感!!

 

竜巻が消えるまで口をポカーンと開けたまま見ていたカズマ達だったが、竜巻が消えてからハッとなって驚いていた。

 

そんな中めぐみんが口を開く。

 

「ふふ、フウマ!かっこよかったですがまだまだですね!次は私の番です!」

 

めぐみんはほんまに爆裂魔法のことになったら楽しそうやなあ。

俺はそんなことを思いながら少しクスクス笑う。

 

カズマ達はこれ以上どんなのがくるのかと期待した表情で、めぐみんの魔法を今か今かと待ち望んでいた。

 

「いきます!

黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!

見ていてください!これが人類が行える中で最も威力のある攻撃手段。これこそが究極の攻撃魔法!エクスプロージョン!」

 

めぐみんが放った爆裂魔法は、カエル達を一網打尽にした。

カズマ達はさっきよりも口をあんぐりとさせた後、何やらぶつぶつ言っていた。

 

俺はめぐみんが魔力切れで倒れる前に体を腕で支える。

 

「あ、フウマ…ありがとうございます…」

 

「おうっ。やっぱ流石やなあめぐみん!」

 

俺はお礼を言うめぐみんを背中におんぶしながら素直に褒める。

 

「ふふふ…!我に勝てるようになるのはいつになりますかねー?」

 

そう言って笑いながらからかってくるめぐみんに言い返していると、カズマが喋りながらこっちを向いた。

 

「よし2人とも!それじゃ一旦距離をとってもう一度……え、なにしてるんだ?」

 

どうやら俺がめぐみんをおんぶしている状況があまり飲み込めないらしい。

 

「我らの魔法はその威力ゆえ消費魔力も絶大…!

つまりしばらく身動き一つ取れません」

 

「あ、俺も歩けるけど戦力にはなりません」

 

俺たちがそう説明すると、カズマは絶望した顔でこちらを見てくる。

同じくアクアも絶望した顔で見てくるが、どうやら見てるのは俺たちではなく、俺たちの後ろのようだ。

 

「あ、あなたたち…後ろ…」

 

アクアが俺たちの後ろを指差してそう言った時にはもう遅く、俺はめぐみんを背負ったままカエルの口に放り込まれた。

 

 

「喰われてんじゃねー!!!!」

 




ということでやっとカズマ達を出すことができました…!
口調など変じゃなかったでしょうか?

わからない言葉やおかしなところがあればぜひコメントお願いします!
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