この素晴らしい竜巻使いに祝福や!   作:へぇへぇ

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どうも!
なんか夜起きちゃって、書きたくなるんですよね、!

今回も少し長くなっちゃいました!すいません!
おかしなところはコメントで!普通の感想もコメントで書いて欲しいです!お願いしますっ!


パーティーってことやな

 

「ふぅ、酷い目に遭いました」

 

カエルに食べられた俺たちをカズマが助けてくれた後、ヌルヌルになってクエストから帰ってる途中で俺の背中にいるめぐみんがため息をついた。

 

「ほんまになあ」

 

めぐみんの言葉を聞いたおれが共感する。

 

「お前らなあ… !俺とアクアがどれだけ必死に助けたと思ってんだ!」

 

俺たちの会話を聞いたカズマが怒ってはります。

 

「本当に感謝してますよ。ありがとうございます」

「ありがとうございます」

 

俺の言葉に続いてめぐみんもお礼を言う。

 

「はぁ。とりあえずこれからは緊急事態以外爆裂魔法と竜巻魔法は禁止な。リスクが高すぎる!もっとこう使い勝手のいい魔法を…」

 

「使えません」

 

カズマの言葉を聞いためぐみんが即座に否定する。

 

「は?今なんて?」

 

カズマは何を言ってるのかわからないといった顔でこちらを見てくる。

 

「私は爆裂魔法以外の魔法は一切使えません」

 

「あ、俺も竜巻魔法以外の魔法は一切使えないです」

 

めぐみんに続けて俺も手を上げながら言った。

 

カズマはあり得ないとでも言わんばかりの顔でこちらを見てくるが、アクアは純粋に疑問をぶつけてくる。

 

「フウマはおそらく竜巻魔法を転生特典で選んだんでしょうけど、めぐみんはどうして他の魔法は使えないの?最上級の爆裂魔法が使えるのに。」

 

え、なんでアクアが転生と特典のこと知ってるんやろ?

 

 

アクアからの質問に、めぐみんは俺の肩をぎゅっと掴んで、少し間を開けて答える。

そこからはめぐみんと俺の熱弁が始まった。

 

「…私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード…!たとえ1日1発が限度でも、撃った後は力尽きて倒れようとも!私は爆裂魔法しか愛せない!!」

 

「俺も竜巻魔法をこよなく愛するアークウィザードです!めぐみんの言う通り、1日に1発だけしか撃てなくとも、撃った後は何もできなくなるとしても!一撃で葬り去ってやればいいんですよ!!」

 

「素晴らしい!素晴らしいわ2人とも!その、効率よりもロマンを追い求めるその姿に、私は感動したわ!」

 

アクアは俺たちの熱弁を聞いて感動してくれたが、カズマは諦めたように満面の笑みになり、

 

「そかっ!2人とも頑張ってな!茨の道になるだろうけど、俺は応援するよ!ギルドに着いたら報酬は山分けるから、またどこかで会おうな!」

 

「「待ってください!!」」

 

「見捨てないでください!私たちだけじゃクエストもろくにいけないんです!私たちを見殺しにする気ですか!!」

 

「そうです!貴方には人の心がないんですか!!アクアさんも賛成してくれてるんですし、どうか人助けだと思って!ほら!ね!」

 

「ええいうるさいうるさい!!燃費の悪いアークウィザードなんかいらん!!」

 

断られそうになっためぐみんと俺が、必死にカズマを説得するが、カズマは聞く耳を持っていない。

さあどーしよかな。

 

その時、どこからかヒソヒソと話す声が聞こえた。

 

「やだ…あの男、あんな小さい子をヌルヌルにして弄んで捨てようとしてるなんて…とんだクズね!」

 

「しかも自分は何もしないでヌルヌルの子はヌルヌルの男の子に背負わせてるなんて…鬼畜ね!」

 

あ、そーいえば俺ら今ヌルヌルやん。

どうやらヒソヒソと話していたのはこの街の住人らしきお姉さん方だった。

ナイスです!

 

「ヌルヌルにするだけしてすぐにポイか…。」

 

お姉さん達の言葉の後に、俺はカズマに聞こえるくらいの小声でそう言ってやった。

 

「…おい?」

 

カズマが反応するが、それ以上にめぐみんがハッと反応を見せる。

 

めぐみんはここがチャンスと思ったのか、一気に捲し立てた。

 

「私…っ、カズマの望むことはなんでもっ…!カエルを使ったヌルヌルプレイにだって耐えて見せま…」

 

「よーし2人とも、これからもよろしくな!!」

 

あ、いけた。

 

 

「あ、俺もカエルを使ったヌルヌルプレイにだって耐え…」

 

「いらん!!」

 

いらんかったかー。

 

 

――――

 

 

無事にカズマ達とパーティーになることができた俺たちは、体のヌルヌルを落とすべく、大浴場に来ていた。

その間にカズマ達は俺たちの冒険者カードを持って、ギルドでクエストの報酬を受け取ってもらっている。

 

「どう?もう歩けそう?」

 

俺は大浴場のロビーでめぐみんをゆっくり背中から降ろしながら、歩けそうか聞く。

 

「んん…まあゆっくりならなんとか…」

 

めぐみんはゆっくり2、3歩歩いてから、いけるかどうか判断する。

 

「そっかそっか!無理すんなよ?ゆっくりでいいからなー」

 

「わかりましたっ!ですがもしダメだったら、フウマが私をお風呂に入れてくださいね?」

 

めぐみんはからかうつもりなのかニヤニヤしながら言ってくる。

はっ、そんな毎回毎回やられてばっかりやと思うなよ!

 

「はいはい、わかったわかった。その時は入れたるから」

 

「ふぇ!?い…いいです!自分で入れます!」

 

俺が予想外の返しをしたのか、めぐみんは少し顔を赤くしながら早歩きで脱衣所へ入っていった。

 

俺も入るかあー。ヌルヌルが…気持ち悪い…

 

 

 

 

風呂を手早く済ませた俺は、服のヌルヌルをできるだけ取ってから服を着た。

 

あ、四等分するけど報酬も入るし後でめぐみん誘って服買いにいこーっと。

 

俺が脱衣所を出てベンチに座って少し待った後、めぐみんが暖簾をくぐって出てきた。

 

「お、もういけるんかー?」

 

「お待たせしました。まだちょっとだけ体がだるいですが、ヌルヌルは取れました!」

 

「よかったよかった!じゃあカズマ達も待ってるしちょっと休憩したらギルド向かうかっ」

 

「ですね!」

 

 

俺はめぐみんをベンチに座らせて、いつも通り牛乳を2本買うと、1本めぐみんに渡してめぐみんの横に座る。

今日は休憩しながらやしちょびちょび飲むかあ。

 

 

「あ、そーいえばめぐみん」

 

俺は牛乳を飲みながら思い出したように話しかける。

 

「はい、なんですか?」

 

めぐみんも両手で牛乳を飲みながら、首を傾げてこちらを見る。

 

「そろそろ服買いたいんやけど、装備屋の場所がわからんくてさ。後で一緒についてきてくれへん?」

 

「お、装備を買い替えるんですか。いいでしょう!この私がかっこいい装備を整えてあげますよ!」

 

めぐみんは任せなさい!と拳を胸に当てる。

 

「ありがと!助かるっ」

 

やっと服変えれる…めぐみんには感謝やな。

 

「どういたしまして!では体のだるさもマシになってきたので、そろそろ行きましょうか?」

 

めぐみんは残っていた牛乳を飲み干してそう言いながら立ち上がった。

 

「お、よかった!じゃあ行くか!」

 

俺も同じように飲み干し、立ち上がる。

 

 

 

 

大浴場を出てギルドに着いた俺たちは、すぐに座っているカズマ達を見つけた。

 

「お待たせしましたー」

 

俺はそう言いながらめぐみんと隣り合わせで座る。

 

「お、やっと戻ってきたか」

 

するとこちらに気づいたカズマは報酬の袋と俺たちの冒険者カードを俺とめぐみんに差し出す。

 

「はいこれ。全部で52万だったから1人13万ずつな」

 

「「ありがとうございます!」」

 

俺とめぐみんがお礼を言いつつ受け取ると、今更カズマ達とパーティーになったという実感が湧いてきた。

 

パーティーになってはじめての報酬なので、少ない額でもどこか別の嬉しさを感じる。

 

「それにしてもこのパーティーも随分と豪華になったわね!4人中3人が上級職のパーティーなんてそうそうないわよ?」

 

そう言ってアクアは手に持っていたジョッキを口へ持っていく。

 

え、てゆうかお酒飲んでるやんこの人ら。アクアはともかくカズマに関してはまだ未成年な気するんやけど?

…異世界やからいいんか。

 

 

「お前がもう少し動けたらな」

 

アクアの言葉を聞いたカズマが、ジトっとした目を送る。

 

「何ですってーっ!?」

 

あ、怒った。

 

 

 

 

 

「そーいえば、2人は恋人同士なのか?」

 

カズマとアクアが言いあってる間、めぐみんと二人で話していると、カズマが突然ニヤニヤした顔でそんなことを聞いてきた!

 

「「ち、ちがいますっ!」」

 

俺は少し顔を赤くして…って、めぐみんも…?

俺たちはお互いに赤くなっている顔を確認すると、恥ずかしくなって同時に目を逸らす。

 

 

それを見た2人が、またニヤニヤとからかうように見てくる。

 

「俺たちはつい最近できたパーティーです!そんな関係じゃありません!性格が悪いですよおふたりとも!!」

 

俺はまだ赤い顔で2人に念押しする。

 

「「ふーん?」」

 

「顔を赤くしながら言われてもねー?」

 

どうやら信じてないのか、アクアがニヤニヤとからかってくる。

 

「ほんとですからー!!」

 

俺はずーっとニヤニヤしているカズマ達に反論するが、めぐみんが黙っているのに気づく。

 

めぐみんの方を見てみると、帽子で赤くなっている顔を隠して俯いていた。

 

え、何その反応…!

そんな反応されると…俺まで…赤くなっちゃうんですけど…

 

俺は左手でさっきより赤くなった顔を隠しながら、右手を出してストップを伝える。

 

「ま、今日はもう自由でいいから、二人でゆっくりしとけよ」

 

カズマ達はそう言ってニヤニヤしながら去っていった。

 

取り残された俺とめぐみんは、俯きながら赤い顔を頑張って抑える。

が、当然すぐには治らず、一部始終を見ていた周りの冒険者からもニヤニヤした目で見られる。

 

とりあえずこの場所から逃げ出さな…!

 

「装備屋…いく?」

 

 

めぐみんは喋りはしなかったが、コクン、と傾いてくれた。

 




ということで今回はちょっとしためぐみん要素を入れてみました!
変じゃなかったでしょうか?
ここからカズマ達との冒険が始まるので、実質これが一話かもですね!

わからない言葉や口調や文脈のおかしなところ、誤字脱字などがあれば、コメントなどで教えてもらえると助かります!
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