いやほんと全く投稿しないで申し訳ございません…
これからはちょくちょく投稿していけたらなと思っているのでぜひ暖かい目で読んでいただけると嬉しいです!
(気長に…)
ギルドを早足で出た俺とめぐみんは、街の中を2人で歩いていた。
うう、気まずい…
さっきのカズマ達のせいでなんか意識してまう…
めぐみんはすでに真っ赤になった顔を抑えた後だったが、やはり俺と一緒でさっきの事が気になるのか、無言でやや下を向きながら俺の横をトコトコと歩いていた。
「あー…とりあえず装備屋の場所を教えてもらえると…助かります…」
「あ、そうですね。えっと…こっちです」
俺が歯切り悪そうに話すと、めぐみんも同じく歯切れ悪そうに話しながらきょろきょろした後、指をさした。
「お…そっか。ありがと」
俺はお礼を言ってめぐみんの後をついていく。
装備屋へ向かっている途中、俺とめぐみんはあれから一言も話さず歩いていた。
無言。ずっと無言です。
うん、無理やこれ
「あーもう!この気まずさは嫌やわ!」
俺がうがーっと唐突に叫ぶと、めぐみんはビクッと体を震わせて驚いていた。
「っ!?びっくりした…いきなりなんですか?」
「気まずいねん!こんな初デートで緊張してるカップルみたいな雰囲気嫌やわ!」
「カ、カップル!?」
めぐみんはカップルと聞いてつい反応する。
って、さっきも思ったけどめぐみんって恋人とかカップルとかいう言葉に敏感なんか?
「例えじゃー!!確かにカズマの言葉は恥ずかしかったけどここまで引きずらんでもいいやろ!子供か!」
俺がからかうと、めぐみんは負けじと言い返してきた。
「っ!なにおう!?そんなのフウマだってさっきまで思いっきり引きずってたじゃないですか!!」
「う…そーやけどもう気にするのは終わり!!せっかくめぐみんと二人で装備買いに行こうとしてるんやから、楽しくしたいし…!」
「ッ!じゃあちょっと顔赤くするのやめてくださいよ!!」
めぐみんは顔を赤くしてそう言いながら俺の体をぽかぽか叩いてくる。
「うっさい!めぐみんも赤いやん!!」
「いきなりそんな事言われたら誰でも赤くなりますよ!!」
「なりませーん!めぐみんが単純すぎるんですー!」
「む!私は単純じゃないです!!」
「ふーん!?すぐ顔赤くなるのになー?」
「ハッ!そんなこといいながらフウマもすぐ赤くなりますけどねー??」
「う…ならんし…!」
「もしかしてフウマも単純なんじゃないですかー??」
形勢逆転。
めぐみんはニヤニヤしながら攻めてくる。
「う…うっさい!!大体めぐみんとは顔赤くなる度合いが違うし!!めぐみんは一回赤くなったらなっかなか戻らんもんなあ!?」
「す…すぐに戻りますけどー!?フウマの見間違いなんじゃないですか!?」
「ふーん?帽子で真っ赤になった顔隠してずーっと俯いてた姿が見間違いと!!」
あ、また形勢逆転しました。
めぐみんのターン一瞬やったなあ
「そ…そうですよ!見間違いです!!」
「挙句の果てにギルドの床で顔を隠しながらゴロゴロ転がって…」
「そこまでしてないですよ!!」
俺が冗談という名の餌を垂らすと、めぐみんは見事に食いついてきた。
「ほらやっぱ見間違いじゃないやん!」
「あ…!ずるいです!!」
「ずるくないですー!まあめぐみんはまだ子供やしな!そこまで気にすることじゃないさ!」
「だから我は子供じゃありません!!」
「離れへんように手握ってあげよか?」
俺はニヤニヤしながら冗談ぽくそう言う。
「…………わかりました…!わかりました!!じゃあお願いします!!これで良いんですね!!」
え。
めぐみんは怒って半ばやけくそに俺の手を握ってきた。
握ってきた…握ってきたんやけど…あの、指絡まってるんですけど…?柔らか…って、違うやんか。
思ってたのと違うやんか…?
「え…あの…めぐみんさん?これは…?」
俺は顔が段々赤くなるのを感じながら、ポカーンとした表情でめぐみんの方をみる。
「ふん!知りません!!ほら、もうすぐ着きますよ!」
そう言って俺の手を引くめぐみんの顔はあまり赤くなっていなかった。
もう俺の顔は真っ赤なんですけども!
――――
装備屋は先程の場所から少し歩いたところにあった。
「着きましたよ…」
やはり恥ずかしかったのか、先程よりも顔を赤くさせてそう言ったあと、繋いでた手を離すめぐみん。
あ…。
ち…違うし!別にしゅんってなってないし!
あーよかった!離れてくれてよかった!
……。
「あ…ほんまやな。じゃあ入ろか!」
「ですね。……なんかちょっと悲しそうじゃないですか?」
めぐみんはそう言いながら不審な目でこちらを見てくる。
「は…はぁ!?気のせいちゃう!?」
俺が少し取り乱しながらそう言うと、めぐみんは、ふーん…と信じて無さげなジト目でこちらを見た後、軽くため息をついた。
「まあ、いいです。とりあえず入りましょうか」
そう言うとめぐみんは中へ入っていく。
俺もふと我に帰って後ろをついていった。
「いらっしゃい!」
中に入ってみると、ガタイの良い店員さんが迎えてくれた。
ふと周りを見ると、壁や棚、籠などに装備類がたくさん置かれてあった。
やっぱ日本にはこういうの中々なかったからテンション上がるなあ!
「おおっ、武器に防具にアクセサリー!結構色々あるんやなあ!」
俺はその光景にめぐみんの横で驚く。
「そりゃあ装備屋ですからね」
めぐみんに軽くツッコミを入れられる。
しっかりツッコんでくれるところ嫌いじゃないよ。
気を取り直して、店員さんに魔法使いであることと、魔法使いの装備一式が欲しいこと、そして予算は20万エリス程度であることを伝えた。
なるほど…と店員さんは少し悩んだ後、黒色を基調とした魔法使いの装備を一式持ってきてくれた。
「ならこいつらはどうだ?魔力増加の特殊効果がついてるぞ。その分予算は少しだけ超えちまうかもしれねぇが…」
おお、セットやし特殊効果も見た目も良い気するけど予算オーバーかあ…
「いいんじゃないですか?少し高くなっちゃいますが、効果は申し分ないですし…その…良く似合うと思いますよ…?」
めぐみんが少し顔を赤くして照れながら、サムズアップして賛成する。
「それでお願いします。」
はい即決しました。めぐみんにそんなん言われたらこれ選ぶしかないよな!
「あいよ!いやー、仲がいいじゃねえか。坊主、彼女さんを大事にしろよ?」
俺が真剣な眼差しで即決すると、店員さんはニヤニヤしながらそう言ってくる。
「「かっ…!?」」
俺とめぐみんはやはりあまりいじられるのに慣れてないのか、同じような反応で顔を赤くする。
それを見て店員さんは余計に顔をにやにやさせた。
「と、ところでフウマ!杖は買わないんですか?」
めぐみんはこの空気をどうにか変えようと思ったのか、勢いで話題を切り替えた。
よ、よし!ナイスやめぐみん!杖、杖…!
「あ、ああ!杖な!……杖?杖ってなんか効果あるん?」
話題を切り替えれたのはいいが、杖の効果を知らなかった俺がそう聞くと、めぐみんは少し驚いた顔をした後、腰に手を当て、人差し指を顔の横でピンと立てながら教えてくれた。
「杖は魔法使いの必須アイテムです!杖のあるなしでは制御のしやすさや威力に天と地ほどの差が出ますよ?」
え、杖ってそんな変わるんや?正直気持ち程度かと思ってた…
てゆうか可愛いなそのポーズ
「てゆうか可愛いなそのポーズ…」
「ふぇ!?」
「おーっとまちがえたーッ!!」
心の声ダダ漏れやんけ俺。やっちゃった…
めぐみんは顔を赤くしてそのポーズのまま一瞬固まった後、すぐにやめて恥ずかしそうに怒る。
「お、おい。我の話をちゃんと聞いてたかどうか聞こうじゃないか」
めぐみんは目を赤く光らせながら両手をわきわきさせてジリジリと近寄ってくる。
「聞いてました!聞いてましたともッ!」
俺は両手を上げて必死に弁明する。
「ふんっ!」
めぐみんは腕を組みながらほっぺを膨らましてプイッと横を向く。
あらかわいい。けど今度は流石に身の危険を感じるので絶対口には出さないようにしましょう。
「ガハハ!あんたら面白いな」
「…ってそんなことより今は杖ですよ!どーするんですか?一緒に考えてあげますから!」
めぐみんはふと我に返って杖の話に戻す。
「よし!じゃああんたら面白いからサービスしてやる」
面白いからサービス!?どんだけ優しいねんこの店員さん。
店員さんはそう言うと、奥から黒い杖を持ってきた。
え、何あの杖かっこい。てゆうかなんか変な紫色のモヤモヤ見えへん?オーラ的な?…気のせい?
横を見るとめぐみんもオーラ的なものをを感じ取ったのか、目をキラキラさせながらその杖を見つめていた。
「こいつはこの店1番の代物だ。この俺が言うんだから間違いない」
店員さんは自信満々げにそう言い切った。
「確かに力を感じます…どんな能力が付与されているんですか?」
「それは俺もわからねぇ。」
「なんやったねんさっきの自信」
俺は小さめにそう軽くツッコんだ。
「とりあえずこいつはサービスってことで貰っていってくれ。」
店員さんは気前良くニッコリと笑ってそう言った。
「え?いいんですか!?」
「フウマ!この杖はすごいですよ!なんというか、紅魔族センサーがビビビッと反応しています!!」
俺が驚いている横で、めぐみんがこっちを向いてぜひ貰っておくべきだという視線を向ける。
「ああ。こいつと一緒に冒険して、何の能力が付いているかぜひ自分で確かめてやってくれ」
「まかせてください!」
俺は即答して、思わぬ副産物に目を輝かせた。
ありがとうございます。と一礼してから、俺たちは装備屋を後にした。
てゆうかそーいえば俺の服装全身真っ黒じゃない??
〜今回はめぐみん要素多めでお送りいたしました〜
めぐみんはかわいい。
「めぐみんはかわいい」
「かわっ!?」
わからない言葉や口調や文脈のおかしなところ、誤字脱字などがあれば、コメントなどで教えてもらえると助かります!