「調子はどうだい?ベル君」
「絶好調ですよ、先生」
あの改造された日から7年、ベルはマーリンの元で暮らしていた。改造されたことで手に入れた
「とうとうオラリオに行くんだね、ベル君」
「はい、それに離れても連絡自体は出来ますしね」
そう言いながらマーリンから貰ったデバイスを取り出すベル。そのデバイスは多機能で連絡やアイテムボックスなど様々である。そして今日、ベルはオラリオへ向かう。ベルは荷物をまとめてバックパックに入れると、ある部屋へ入る。そこにはこの世界では存在しない乗り物、バイクがあった。銘は【アロンダイト】
「それじゃあ頑張って、ベル君」
「はい!行ってきます!」
ベルはバイクに乗り、マーリンから声援を貰い外への扉が開く。その瞬間ベルはアロンダイトを吹かし飛び出す。
「身体には気をつけるんだよー!」
マーリンの叫びにベルは背中を向けながらサムズアップで応える。ベルは義母のマフラーをなびかせながら全速でオラリオへ向かった。
〜オラリオ付近にて〜
「あれがオラリオ・・・」
ベルはバイクのお陰もあって数日でオラリオの付近まで来ることが出来た。遠目から見えるオラリオはかなり大きく見える。
「これ以上コレに乗って近づくのは不味いな・・・」
そう言いながらベルはアロンダイトのスイッチを押す。するとアロンダイトが縮小し、手のひらサイズまで小さくなった。それをポケット入れるとベルはオラリオへ歩いた。
「はい次!オラリオに来た目的は何だ?」
「冒険者になりに来た。通して貰いたい」
「わかった。それじゃあ背中をこちらに向けてくれ」
「ステイタスシーフだったか?わかりました」
そう言いながら背中を向けるベル。そこに門番はベルの背中にステイタスシーフを使う。
「・・・よし!問題無し!通っていいぞ!」
「ありがとうございます」
そうして漸くオラリオに入れたベル。そこでこれからの事を考える。
(先生から聞いたけど冒険者になるにはファミリアに入らなければならないが・・・)
「ヘイ!そこの君!」
「ん?」
思案中に声を掛けられるベル。振り向けば黒髪ツインテールのロリ巨乳がいた。
「冒険者になりにオラリオに来たのかい!?」
「まぁそうだけど」
「なら、ボクの眷属にならないかい!?」
突然の勧誘、恐らく神であるがベルは7年前の出来事を思い出す。家族を喪った日を、神の所為で家族を喪ったベルにとっては神は嫌悪の対象だった。目の前の女神を観察するベル、彼女が善神と呼ばれるものなら入っても良いが未だ信用に値する要素が無い。先ずは探りを入れようと決心する。
「話だけでも聞くよ」
「ほ、本当かい!?」
「まだ入るとは決めてない。場所を変えよう」
「なら、ボクのホームにおいでよ!」
「わかった。所で名前は?」
「ボクはヘスティア!君は?」
「ベル・クラネルだ」
そうして移動するベルとヘスティア。やがて着いたのは寂れた廃教会だった。
「・・・・・・」
「ご、ごめんね、こんなボロボロで・・・」
「・・・大丈夫だ」
気まずい中教会に入る二人、内装もボロボロで所々にツタが生えている。ヘスティアはそんなことも構わずに奥へ進む。ベルはそれに付いて行くとその先には隠し室があった。
「さて、改めてようこそ、ヘスティアファミリアのホームへ・・・と言っても眷属は誰一人も居ないけどね」
「・・・先に言っておきたいことがある」
「ん?何だい?」
「俺はあんたら神々から
「・・・どういうことだい?」
そこでベルから語られる7年前からの事や自身の改造された肉体の事を掻い摘んで話す。それを聞いたヘスティアは・・・
「辛かったんだね」
「・・・先生が居なかったら俺はもうダメだったかもしれなかった」
ヘスティアの行動と発言にベルの声が震える。
「もう大丈夫だよ」
「っ・・・う、うわあああぁぁぁぁ!!??」
ベルはこの時、彼女について来て良かったとおもいながらヘスティアの胸の中で泣き続けた。
現在公開可能な設定
ベル君の機能
・核魔力炉
・魔力回路
・恩恵拒絶
マーリン
オリキャラ。ベルから先生と呼ばれている。ベルを改造した張本人。格好は白衣を着た青い髪をした女性。ファルナ無しでオラリオのモンスターを倒すというコンセプトの元で現在のベルが誕生した。