目が覚める。知らない天井(当たり前)。そしてこの動きにくさ。
確信した。
赤子からのスタートだと。
周りを見ようとモゾモゾしていると、
?「あら?起きちゃったかしら?」
女性の声が聞こえてきた。確認したいが、思うように動かせん。
?「どーしたのかなー?」
女性が俺の顔を伺ってきた。おそらくこの人がこの世界での俺の母親なのだろう。名を美空と言うらしい。
というよりか、流石アニメ・漫画の世界、美人だ。後どこがとは言わないがデカい。こんな美人に世話されるのか(´・ω・`)
まぁ、男なら誰しも美女に世話たれたいと思うだろう。
?「ただいまー」
母「あ、おかえりなさい」
どうやらこの世界での俺の父親が帰って来たのだろう。名は勇人と言う。
父「ただいまー美空、天之助〜今日も可愛いな〜」
ただいまの挨拶と同時に俺の頬をムニムニしてきた。少し強めにしてくる。地味に痛い。
母「うふふ、じゃあ私もやる〜」
そう言うと母もムニムニしてきた。暫く父と母はずっと俺の頬をムニムニしてた。よく飽きないな(^^;
ちなみに父は大手企業のエリートらしくて、収入もかなり良さげだそう。やったね。
食事を済ませた後、二人は日常的会話をしていると、母が、
母「ねぇ...この子の事...どう思う?」
ん?どう思うとは?今度は父が
父「可能性は余り期待しない方がいいかもな...。」
と言った。可能性?待て?もしかして何かやばい病気にでもかかってんの!?だとしたら最悪じゃん!と恐れながら時は経ち、
5年後
病院へ来た。俺は病気の検査か何かと思ったがどうやら個性検査をするために来たようで、
(あれ?そっち?てっきり病気の方かと)
たちまち検査は開始された。何個かの診断を受け、その結果は
ちゃんとありました。俺が神様から貰った個性、“雨冠”は無事発現していた。ヨシッと小さくガッツポーズをすると両親が急に立ち上がり、
父・母「ほ、本当ですか...?」
口を揃えて涙ぐんでいた。医者はハイと頷き、数秒顔を見合わせると、
「...ゃ」
法「や?」
父・母「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ドえらくバカでかい声を出した。二人を落ち着かせると、暫く顔を赤くしていた。
病院を後にし、二人に何故あそこまで喜んでいたのか聞いてみると、二人は無個性だったからで、この超人社会の中で8割の人間が個性を持って生まれる時代、自分達は持たずに生まれた。周りに置いているかのように感じてしまったようで、自分達の子供には個性は発現しないものだと思ってたらしい。
しかし実際個性は出ているのだからそりゃ驚くだろうし、喜びもするだろう。
そんな両親は俺を抱き、凄く嬉し泣いていた。なんかこっちが恥ずかしい(;-∀-) 後母よ、何がとは言わんがすんごい当たっとったよ。
家に帰ってこれからの事を考える。勿論雄英を目指す。この個性を最大限引き出すために。そしてヒーローとして生き、多くを助け、ヴィランを倒すと。
まぁぶっちゃけそれくらいしかやることがないのだけれども。
法「さてと個性もちゃんとある事だし、明日から個性の修行すっかー。」
修行じゃあァァァ