水の龍。指示すれば色んなことをしてくれる。
背中に乗れば、水上スキーにもなる。
水なので当然物理攻撃は効かない。
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ついに来た...決勝戦が。
法「うぅ...プレッシャーが俺を襲ってる気が...
だが逆境を乗り超えてなんぼのヒーローだ。
やらなきゃやられる時代でっせ。」
ブツブツと言いながら歩いてると
法「おや?」
「あぁ、いたいた。君が法雨天之助か?」
俺の目の前には、轟君の父親で、
敵検挙率ならオールマイトを
上回るNo.2ヒーロー。エンデヴァーが居た。
待ってたの?ずっと?
法「何か用ですか?」
エ「君の個性、実に素晴らしいものだ。
水や雷の応用技。そしてあの戦闘力。
パワーやスピードからしても、
オールマイトと同等かそれ以上の力だ。」
法「はぁ...。」
エ「家の焦凍には、
オールマイトを超える義務がある。
君との戦闘においても、有益な物となるだろう。
焦凍も必ず君相手なら本気で挑みに来る筈だ。
くれぐれもみっともない試合はしないでくれよ。」
法「さいですか。んでその台詞、誰かに似たような事
言った気がするのは俺の気の所為かな?」
エ「!」
法「それとあんさん、余計な世話かもしんねぇが、
一人の父親として家族も労れんのか?
少しはそんな心持ちなされよ。泣く事になるぞ?
後から気付いてからじゃ遅せーぜ?
言いてえ事はそれだけだ。では。」
エ「何故そう思う?」
法「さあ?自分で考えといてくだせぇ。」
そう吐いて後を去った。言いたいこと言ったった。
反省も後悔もしてない。
プ『待たせたな!リスナー諸君!!
これまで白熱した試合もいよいよ決勝戦だー!!
轟VS法雨!両者共々強力な属性使いだぜ!!
どちらが勝ってもおかしくねーが、
優勝するのはどっちだーー!!!』
轟「法雨...お前、親父に何か言われたか?」
法「言われた気はするが何て言ったかは忘れた。
まー今は試合に集中しまっしょい。」
轟「...そうだな。」
プ『そんじゃあ行くぜー!最後の闘い!!
トーナメント決勝戦!!今!
STAAAAAAAAAAAAAAAART!!!!」
相『長ぇよ。』
轟「ハァッ!」
轟は開始早々、いきなり巨大氷で来た。
プ『うおぉい!轟!初っ端からそれかよ!!法雨は大丈夫か!?』
氷に巻き込まれたと思われた天之助は氷の
先端部分へ回避していた。
轟「チッ!分かっちゃいたが避けられたか。」
法「うーん...この氷邪魔だな...よーし、〔霸〕。」
天之助は殴る姿勢に入り
法「ぬぅんッ!!」
氷を力いっぱい轟に向かって殴った。
ビキビキビキッ!!!
氷が激しい勢いでヒビが入り、
しまいには砕け崩れていった。
轟「...法雨ならやりかねないな。」
法「危ねーぇ。うっかり凍っちゃう所だった。」
轟「凍らせても、何ともねーだろお前は。」
法「ま〜ね。じゃあ次俺のターン。」
シュッ
轟「くっ!」
瞬時に間合いを詰めてる。轟は
凍らせようと試みるがしゃがんで躱され、
法「セイっ!」
逆に下から左ストレート蹴を喰らった。
轟「ガハッ!?」
プ『法雨ナイスしゃがみ回避!
そして轟は痛いのを食らっちまった!!』
法「どぉしたぁ?その程度かぁ?」
轟「このッ!」
法「電磁大白光!」
カッ!!
轟「しまっ!?」
法「アーンド...霾の舞!」
ビュイィィン!!
天之助は手を上に掲げ轟が目を隠した隙に、
霾で風に巻き込ませた。
轟「クソッ!このままじゃ場外にされちまう!
何とかしてステージに戻らねぇと!」
戻ろうとするが轟の顔に何かが近づいて
ぶつかった。
ベチャア
轟「うっ!?これは...土?」
轟が全体を見ると大量の土が風とともに
舞っていた。これが霾なのだ。
轟「流石に多いな。」
大量の土が轟を襲う!
べシッ!ベチョ!
轟「ウザってえな!フッ!」
ステージに向かって氷を棒状に伸ばし、
そのままの勢いで戻ってこられた。が、
戻ってきた頃には所々に泥が付いていた。
法「あ〜...大丈夫?」
轟「あぁ。」
法「ごめんな。物理的に顔に泥を塗っちゃって。」
轟「そこまで気にしてねぇよ。」
法「そか。まあそれはそれとして、
何時になったら炎を使って来るんだい?」
轟「ッ!」
法「いやだってさぁお前デックンに感化されて
吹っ切れて使ったじゃん?俺は感動したんだ。
氷と炎。二つの相反する物が合わさる時、
驚異的な力が生まれる。生で見たときにゃ、
マジでスゲーって思ったよ。
この世の中強え奴はゴロゴロいる。
お前もその中の一人に含まれてんだ。
だから俺にも見せてくれよ。その炎を。
じゃなきゃ、俺も全力を出せない。」
轟「全力を出せねぇだと?ナメてんのか?」
法「そういう訳じゃないさ。
ただ単に俺はお前に全力でぶつかりたいんだ。
その為にも、そっちも全力で来てくれ。
完全燃焼の完膚なきまでな。」
轟「法雨.....」
法(あと最近ふと気づいたんだけど、
俺には明確な目標が無い。
皆にはあるんだろうけど俺には無い。
今現在模索中だけど中々見つかんないもんだね。
でもやめた訳じゃないさ。
今も探し続けてる。いわば目標を探す目標って
感じかな?この戦いで何かが得られるのであれば、
全力で挑みたいんだ。だから...)
法「御託はいいか...さっさとかかって来い。」
轟「お前何かに言われなくったって...」
ボオッ!!
轟「そのつもりだったよ!!」
プ『轟!!また見せてくれたぞ熱い炎!』
法「なら良かった。
俺も心置きなく全力を出せるってもんだ。」
そう言って天之助の周りに電気が走る。
ビリビリ...
轟「アレが来るか...!」
ビリビリビリビリ...
法「ハアァ!!」
バリバリバリィ!!
天之助は龗・靊霳となり、轟の前に立ちはだかる。
プ『えぇー!?ナニアレ!?法雨は
雷神かなんかにでもなれんのか!?
ホントどーなってんだよお前のクラス!?』
相『話には聞いていたが、これほどまでとはな...』
緑「龗・靊霳...!」
法「水龗」
【グルル...】
轟「覚悟は良いか?法雨?」
法「無論。では始めよう。氷・炎対水・雷の闘いを。」
そこからの戦闘は言葉で表すには
どうしたら良いのか。どうすれば良かったのか。
誰にも分かりえなかった。
進撃せし巨氷。紅滾る火炎。
龍が如く水雨。怒れる豪雷。
言葉にするには不十分と感じさせてしまう程に。
まるで自然その物の闘いを見ているかのような。
その激戦に思考を忘れた人達も多々見られた。
互いが互いを極めるこの勝負。結末や如何に。
法「ではそろそろ終幕だ。轟よ。」
轟「あぁ、次で決める。」
轟からはこれまで以上の炎が吹き上がり、会場を
熱風が荒々しく吹いた。対する天之助は
法「
ドゥーーン...ヴァリィッ!!!
雷が紫電へと変化し、空気すら痺れさせる。
轟「まだそんな大技があったのか。」
法「これは紫電に切り替えたことにより力が増す。
技はこれからだ。これが今我が出せる最大の一撃。
この一撃を以てして、貴様を倒してみせようぞ。」
轟「来い!!」
法「ヒュウゥゥゥ...」
天之助が抜刀術の構えをし、
雷もさらに激しく鳴る。一体何が起こるのか。
誰にも想像出来ない。それが彼である。
轟「膨冷熱波」
法「
ゴゥオーーン
爆発が起きた。いや、爆発と呼べるのだろうか。
とても低く籠った音と絶する衝撃波。
またセメントスが壁を作るも、
呆気なく破壊されてしまった。
ミッドナイトは危険を察知し、セメントスの
後ろに事前に隠れていた。
ミ「まったく...さっきの戦いといい、
もうなんなの?滅茶苦茶じゃない...」
確認の為ステージを見ると、煙に中に
一人立っている影があった。
それは.........
法雨天之助であった。
優勝させたった。正直迷った。