作「遅れてすみませんですぞ。
それと職場体験は最終日まで
過程を吹っ飛ばしました。」
法「えー...まぁ良いでしょう。」
作「いや良いんかーい。」
三日目のあの日、「ヒーロー殺し」ステインが
逮捕されたニュースを見た。
あの時確かにデックンから連絡が入ってた。
まぁ俺は九州だからな〜無理があるなからな〜。
でも本気出せば直行して行けっけどな。
なんやかんやあって今日が最終日。
そんな俺は今までの日を振り返る。
俺の所はこれといって変わり映えはなかった。
事件を聞きつけて、駆けつけて、退治の繰り返しで
自分の実践はあっさり系に終わりそうだ。
おそらくだとは思うがこれは何処に行っても
同じ結果になっていたのかもしれない。
周りからして見れば、自分はとても強い存在。
プロ級のヒーローとも言われている。
法「皆してもうプロヒーローだって言われっけど
ホントにそうなのか?自分はまだプロには
通用しない域だと思うんだけど。」
ホ「ホントにプロの域に居るよキミは。」
法「あ、ホークス。」
ホ「おつかれ〜。所でいきなりな質問なんだけどさ。」
法「ぬ?」
ホ「君さ、何でウチに来てくれたの?」
法「何でか...言われてみりゃ、何でだろ。
プロなら何処でも良いかなって思ってましたが...
強い個性が故に色んなとこに引っ張りだこに
なってるとは思いますけど、それでも
自分は自分が強いとは思ってません。
プロってのは、迅速且つ的確に。んで、
被害も最小限に抑えないかん訳でしょ?
そりゃそれをコントロールできてる人らも
居るのは分かってますよ?けれどもし
災害レベルの戦いになってしまったら?
それで人を怪我させてしまったら?
...自分はなるべく他を巻き込みなく解決出来たら
それでいいんでしょうが...」
ホ「んー、それは君が気にし過ぎてるからだね。
気にし過ぎて全力を発揮出来てないやつだ。」
法「そんな気にしてました?」
ホ「うん。その思考が悪いとは言わないけど、
ネガティブ過ぎるのもダメでしょ。
人命第一に考えちゃって遠慮しがちになって
それじゃ実力が出せないまま終わってしまう。」
法「ぐうの音も出ませんな...。」
ホ「全力を出せなきゃ意味がない。つっても
こんな街中でやれないからな〜。」
法「まぁその辺は訓練と修行で何とかしますよ。」
ホ「そー。ま、その辺りは自分で努力していくしか
ないな。頑張れよ、応援してっから。」
法「ありがとです。」
午後2時だろうか、ホークスが俺を呼んだ。
法「呼び出したぁ何ですの?」
ホ「今日で職場体験も終わりじゃん?
そのお疲れ様的な意味で天之助君に何処か
美味いもん奢ってあげようかと。」
法「じゃあ博多の屋台ラーメンで。」
ホ「早っ、即答か。」
法「九州に来たならば一度本場の味を
食ってみたかったんですよね〜。」
ホ「そか。今日は特に仕事も
無いみたいだから、丁度良かった。」
法「想像しただけで腹減ってきた...。」
ホ「よーし!腹も鳴ってることだし、
じゃあ早速食べに出発ー!」
法「おー!」
猛スピードで博多に直行し、着いたら
屋台ラーメンにさっさと向かい、
本場の味に舌鼓を打った。
法「豚骨パネェ。」
ホ「醤油も中々に絶品だぜ?大将!替え玉!」
「あいよ!」
法「職場体験、一週間色々と世話になりました!」
ホ「いやいや、君の活躍もあって、仕事が早く
片付いたのもあるからさ。本当に卒業後にウチに
来てもらおうかな?」
法「毎度ラーメン奢ってくれるなら。」
ホ「そいつはちょっと無理があるでしょ〜?」
法「フフッ。冗談ですよ?」
ホ「ならいいけどw
それじゃ、また会う日まで!」
法「はい!またいつかー!」
そうして天之助は空港へ向かった。
ホ「いやはや、この世代にはとんでもないのが
沢山生まれて来ちゃったのかもな。
法雨天之助...彼も彼でスンゴイ事になりそうだ。」
作「オリジナリティってムズカシ。」
法「そいや、何でこんなに空いたん?」
作「親と一緒に兵庫のイベントに。」
法「えー...まぁ良いでしょう。」
作「いや良いんかーい。」(2回目)