「こんなに遅れてすみません」(;_;)
法「...で、何してたん?」
「宮崎へ葬式に。」
法「...何かゴメン。」
夏になってきたこの頃、蝉の声も小五月蝿く、
太陽もメガマブシーと感じるくらいに容赦なく照らす。
季節の変わり目って何か妙にワクワク感出るよね。
それに浮かれる人は少なからずいる。
が、油断するべからず。掬われるぞ、足。
相「期末テストまで残り一週間だが、
お前らちゃんと勉強してんだろうな?
当然知ってるだろうが、テストは
筆記だけじゃなく演習もある。
頭と体を同時に鍛えておけ。以上だ。」
そう言って教室を去った。その筆記の中では、
焦る者、楽観的な者、余裕ある者と様々いる。
俺?余裕な方だよ。こっち来てから物覚え良いし、
それに勉強するに越したことはない。
なんたって天下の雄英だからね。それぐらい
やっておかないと。来る日の一週間まで
皆それぞれのやり方で勉強やトレーニングに励み、
本場へと。筆記に挑み続けること3日間。
筆記試験が終了し、頭脳全般を使う試験の次は、
体と頭を使う試験だ。
実技試験会場中央広場前
相「それじゃあ、演習試験を始めていく。
この試験でも勿論、赤点もある。林間合宿に
行きたけりゃ、みっともないヘマはするなよ。」
耳「?先生多いな?」
↑
法(ここ重要とは口では言えない。)
相「諸君等なら事前に情報を仕入れて、
何するかは薄々分かってるとは思うが...」
上「入試みてーなロボ無双だろ!?」
芦「花火ー!カレー!肝試しー!!」
「残念!諸事情があって、今回から
内容を変更しちゃうのさ!」
相澤先生のマフラーの中から出てきたのは、
白いネズミのような人?の根津校長だ。
校長の発表に2人は真っ白になっていた。
「「「「校長先生!?」」」」
八「変更って...」
根「これからは対人戦闘・活動を見据えた
より実戦に近い教えを重視するのさ!
と言うわけで...諸君等にはこれから2人1組で
ここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」
「「「「「「!?」」」」」」
麗「先..生方と!?」
法(そらそっか。USJであんな事件起きてっから
ロボだけじゃ生ぬるいってか。人とやった方が
よっぽど合理的だな。これなら状況や
相手の能力なんかで戦況も大きく違うし
変わってくるかんな。)
相「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済みだ。
動きの傾向や成績、親密度...諸々を踏まえて
独断で組ませてもらったから発揮てしいくぞ。
まず轟と八百万がチームで...俺とだ。
そして緑谷と...爆豪がチーム。」
緑・爆「!?」
相「で、相手は...」
すると空から誰かが降りてきた。その人物こそ...
オ「私が.....する!」
緑・爆「オールマイト!?」
数ある壁の中でも更に困難なヤツだ。キッツ。
オ「協力して勝ちに来いよ!お2人さん!」
その後淡々と組み分けが決まり
1 切島・砂藤 対 セメントス
2 蛙水・常闇 対 エクトプラズム
3 飯田・尾白 対 パワーローダー
4 轟・八百万 対 相澤
5 麗日・青山 対 13号
6 上鳴・芦戸 対 根津
7 耳郎・口田 対 プレゼント・マイク
8 障子・葉隠 対 スナイプ
9 峰田・瀬呂 対 ミッドナイト
10 緑谷・爆豪 対 オールマイト
と、ここで一つ疑問が浮かぶ。
法「ん?俺は?」
対戦リストの中に天之助の名前が無かった。
一体どういうことなのか?
相「あぁ。それについてだが、法雨。
それはお前の相手が...」
「俺が相手をするのだから。」
声が聞こえた後ろを振り向くと、
そこにはあの人物がいた。
緑「ええ!?え...え」
「「「「エンデヴァー!?」」」」
轟「親父...!?」
法「どゆこったい?」
エ「君とは1度一戦交えたいと思っていたが、
まさかこんなにも早く叶うとはな。」
その表情は非常に嬉しそうな気がした。
飯「先生!一体どういうことですか!?
何故法雨君ただ1人だけ!?しかも
エンデヴァーもかなりの上位者なのに!?」
相「一旦落ち着け。理由としては、
まず個性。お前らも知っての通り、コイツの個性は
半端なく強い。技の種類はもちろん、
法雨自身の身体能力もだいぶ高い。
状況判断力も意外とあるし、
それ故に俺達にとっちゃ、プロ同然なくらいだ。
そんな猛者とやり合えるのか多少疑問になった。」
「「「「「確かに。」」」」」」
相「それで学校以外のプロヒーロー何人かに
法雨の相手をお願いした所、エンデヴァーが
真っ先に名を上げたよ。」
法「はえー。」
根「法雨君は今のままでも十分に強いけど、
実際常に前線に立つ者として
エンデヴァーに来てもらった訳さ!」
エ「そういう事だ。体育祭で見せてくれた
あの闘気、俺にも全力でぶつけに来い。
遠慮はするなよ。」
法「.........。」
轟(法雨の相手がよりにもよって親父かよ!)
緑(法雨君対エンデヴァー...
どんな戦いになるんだ!?)
相「法雨は一番最後だ。気ぃ抜くなよ。」
法「はい。」
そしていよいよ始まった実技演習試験。
ルールとしてクリア条件は相手にカフスをかける。
又は誰か1人でも演習場ゲートから脱出する事だ。
この試験の課題は[相性]。生徒に対し、
相性の悪い先生を敢えてぶつけ、いかにして
対処するかがポイントとなる。
ハンデとして体重の約半分の重量がかかる
超圧縮錘を手足首に付けているが...
初戦の切島・砂藤ペアも、滑り出しは
良かったものの、セメントス先生の生成する壁に
圧倒されてしまい、クリアならず。
2戦目の蛙水・常闇ペアは、梅雨ちゃんの起点で
黒影がエクトプラズム先生にカフスを掛ける事に
成功し、見事クリア。
そんな感じで後の上鳴・芦戸以外はクリア。
上鳴らん所は手も足も出なかった。
根津校長の頭が良すぎたな。
そんな天之助にもようやっと出番が回ってきた。
法「さーてライト、行きますか。」
轟「法雨。」
法「ん?どしたトドロッキー?」
轟「...親父の事なんだが。」
法「あ〜、まさか俺の相手がエンデヴァーだなんて
見当もつかなかったよ。」
轟「あぁ、全くだ。それでお前に忠告しに来た。」
法「なんぞや?」
轟「...はっきり言って親父は強い。認めたかねぇが...
あんなクズでも腐ってもヒーローだ。
余裕こいて力量を見誤んじゃねぇぞ。」
法「肝に銘じておこう。ご忠告ドーモ。」
さぁ、行こうか。戦場へ。
次回・法雨に異変が?