今回からこの「雨傘剣天雨」を用いて修行する。俺の個性を大幅にパワーアップさせてくれるようで、ホント感謝しかございませんよ。
法「それでは早速」
天雨に意識を集中させ、今度こそは雷になると強くイメージした
法「スゥーーーーーー」
「ハァーーーーーー」
(雷...雷...)
バリバリ
おや?
バリバリバリ
エッマジ?...ならもっと激しく!
スゥーー
( ゚д゚)クワァッ
バリバリバリバリィ!!
!?!?
これは流石に驚いた。なんせ足や腕が てか身体全体が白光していて、バリバリいってんもん。天雨が有るだけでこんなに簡単に.........俺のあの時間はなんだったのか...(´・ω・`)ショボン。って落ち込んでる場合じゃねぇ!こいつがあるおかげで出来ることの量が増えたんだ!おっしゃー、やる気出てきた!雨宮天之助!ファイトォォ!!イッパーーーツ!!
雷と化した俺は木々を悠々と駆け抜け、大きな岩をタックルで破壊することができて、極めつけは県跨ぎ。普通なら何時間も掛かる移動が、俺ならほぼ数秒で着く。北海道も沖縄もおおよそ1分で着けるからめちゃ便利。って言っても、まだヒーローじゃねーから個性も思っきし使えんから暫くしないけど。
日が暮れかかった山奥。夕日が優しく俺を温かく照らしてくれている。(気がする)
法「さぁて、時間もいい頃だし、もう下山しよ。今日の晩飯なーっにかな〜♪」
晩飯のことを考えながら山を降りていると...
熊「グルルル...」
ある日〜♪森の中〜♪クマさんに〜♪出会った♪(ガチ)
って呑気になってんの。熊よ?見た感じ3メートルいってんよ?まだ5歳よ?俺。とそんな事を思っているのも許してくれるなく、ジリジリ寄ってくる。
熊「グルアァァ!」
法(くっそー、この山は私有地だから他の人は入って来ないし、無駄な動きをしたら襲って来そうだし、いやそうじゃなくても襲う気満々だわコレ。)
熊「グガァ!!」
熊が俺に向かって突進してきて、勢いよく爪を振り下ろした。
法「うおっと!」
距離があったため余裕で避けられたが、地面はヒビいっていた。
雨(ムゥ...こりゃ殺らなきゃ殺られるなぁ。ハァ...仕方ない。なら、悪いがこいつにゃ俺の個性の練習台になってもらおうか。恨むなよぉそちらが先に手出して来たんだから。この歳で死ぬなんざ真っ平ごめんだ。)
熊の様子を伺いながら、ゆっくりと後ろに下がりつつ、天雨を銃の様に構える。
熊「グルァァ!!」
再度突進してきた。俺は前を見ながら素早く後退し、熊に狙いを定め
雫弾(だだん)。
バァンッ
熊「グオォッ!?」
放った弾は鼻にヒットし、狂い悶えていた。熊は鼻が弱いとは聞いたことがあったので用意に対処できたからまだ良かったものの、知らなかったらどうなってたことか。まぁその時は目を撃ってたかな。
ダッダッダッ.....
熊はそそくさと森の方へ逃げて行った。あのまま戦闘にならずに済んだ。なんせ身体はまだ未発達だから、今のでどっと疲れた感覚に見舞われた。
法「あーっぶなかったー。マジでヤバかったー。遠距離攻撃作っといて良かったーひぐちカッター。」
俺が新たに開発した攻撃法、雫弾(だだん)。雫を銃弾に見立て、発射する技。一見するとの水鉄砲の様な物にも捉えられるが、この雫弾を侮ってはいけない。どれくらいかというと、普通の拳銃と同等の威力なのだ。殺傷能力が出てしまっている。これだとヴィランならまだしも、雄英の生徒を殺しかねない。威力を調整しなくては。一応、指からもできた。こっちはパチンコ玉くらい。天雨もパチンコ玉の威力にしとかないとな。
法(そして今日の出来事は口外しないでおこう。言ったら二人がぶっ倒れる未来が見える。)
そんな事がありつつ、修行を重ね、日々精進し、勉強し、よく食べよく寝て、あっという間に時は流れ.....................................................
そんな俺は今
・ ・ ・ ・ ・ ・
入学試験場前に立っている。
誰だってリアルで熊には会いたくない。