RAINY CROWN   作:KAMENRIDER

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できる限り出す。


〔何時もの〕個性把握テスト

「「「「「「個性把握テストォ!?!?」」」」」」

 

グラウンドに集まって最初に言われたのはそれ。いきなりテストだなんて誰だって驚くわな(´-ω-)ウム。

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

相「ヒーローならそんな悠長な事してる時間は無い。雄英は自由な校風が売り文句。それは先生側もまた然り。」

 

生徒達は少し困惑してたが、お構いなしに話を続ける。

 

相「これからテストの説明をする。ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈と、中学の頃からやってるだろ? 個性禁止の体力テスト。国は未だに画一的な記録を取って平均を出してる。全く合理的じゃない。」

 

そう言うと相澤先生は俺を見て

 

相「法雨、中学の時、ソフトボール投げ何メートルだった?」

 

法「えー、72くらいでしたかね。」

 

相「じゃあこれ使って投げてみろ。円から出なけりゃ何してもいい。」

 

法「...何しても?」

 

相「何してもだ、はよ。」

 

そう言ってボールを渡され、俺は円の中に入る。

 

そんな中、複数名は疑問に思った事がある。

 

「なぁ、そういやぁなんでアイツ傘なんて持ってんだ?」

 

「さあ?まさかあれで野球みたいに打つのか?」

 

「えぇ?傘で?」

 

「まーでも実際見りゃ、わかるだろ。」

 

まぁうつっちゃうつけどその打つじゃないんだよなぁ。俺がやるのは

 

 

ブクブク...

 

天雨に個性を集中させて

 

法「よっ」

 

ボールを前上空に投げ、天雨を銃の構えにする。よーく狙いを定めて.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雫霸遠弾(だはくえんだん)!!

 

 

ダァン!

 

 

 

「「「「!?」」」」

まるで戦車砲を彷彿とさせるその威力。またはそれ以上か。その場にいた全員は見ていて驚愕せざるを得ないと思わせてしまう程に、とても。

 

この雨冠は『霸(はたがしら)』。音読みでハ・ハクとも読む。力で天下を取った者などの意味があり、力強さなら他の雨冠で随一の能力だ。

 

 

相(先日の入学試験時の落雷もそうだったが、法雨は少し、...いや俺が思ってる以上に規格外な存在なのかもしれない。...[ピピピッ]...うわ、何だこの飛距離。)

 

 

記録 10462・3M

 

 

相「...まず自分の「最大限」を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」

 

「はぁ!?10000メートル越え!?」

 

「ヤベーなおい!」

 

「そっちの〔打つ〕じゃなくてこっちの〔撃つ〕かよ!」

 

「なんだこれすげー()()()()!」

 

「個性思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」

 

 

法(くるぞーあの言葉が)

 

相「面白そう...か。ヒーローになる為の3年間、お前らそんな腹積もりで過ごす気でいるのか?」

 

その一言で、空気が一気に重くなった。

 

相「よし…トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう。」

 

「「「「「はあああ!?」」」」」

 

 

相「生徒の如何は先生の自由。ようこそこれが、雄英高校ヒーロー科だ」

 

「最下位除籍って!!入学初日ですよ!?いや、初日じゃなくても理不尽すぎる!!」

 

相「自然災害、大事故、身勝手な敵たち。いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽に塗れている。そういう理不尽を覆していくのがヒーロー放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから3年間雄英は全力で試練を与え続ける。Plus Ultraさ。全力で乗り越えて来い。さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ。」

 

 

法「よーし後は流れに任せつつ、全力でやろ。」

 

すると、何人か寄ってきた。

 

「なぁ!さっきは凄かったな!傘であんだけの距離飛ばせるなんてよ!」

 

「だよね!私ならあんなに飛ばせないよ!」

 

「いやいやそれを言うなら俺もだせ!」

 

「まぁ、ワタシ達はワタシ達で各々頑張るしかないわね。」

 

かなりグイグイくるな。( ̄▽ ̄;)目立ち過ぎたか。

 

「俺、切島鋭二郎!改めてよろしくな!」

 

「私は芦戸三奈!よろしくね!」

 

「俺は上鳴電気だ!よろしくぅ!」

 

「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。」

 

法「うん!みんなよろしく!」(`・ω・´)ゞ

 

 

 

 

 

第1種目 50メートル走

 

俺の番が回ってきて、スタート位置につく。普通なら雷を使う所だが、ここで使うのは雷とはまた少し違う。

 

 

位置について

 

 

ビリビリ

 

 

よーい...........ドン! のドが聞こえた瞬間

 

バギュゥゥン!

 

 

雷鳴と共に駆け抜けた。記録は

 

 

『0.03秒』

 

上「いや速すぎるにも程があるだろ!?」

 

飯「何.........だと.......」

 

飯田くんがあまりの速さに失神しかけたがなんとか正気を保った。

 

因みにさっき使ったのは霹靂。某ヘタレ剣士が使う技名にもなってるやつ。

 

 

 

第2種目 握力

 

これはさっき使った霸で、

 

バギィ...

 

 

法「あ。」

 

.....マジで潰しちゃった。

 

相「...測定不能で」

 

芦「控えめに言ってヤバくね?」

 

 

 

 

 

第3種目 立ち幅跳び

 

ここでは霄(しょう)というのを使う。(訓読みでそら)霄とは、大空を意味し、これと雲を合わせた雲霄(うんしょう)というので空を飛べることが可能となった。

 

相「それ何時までやってられる?」

 

法「最長で1週間弱です。」

 

相「じゃ無限で」

 

切「テキトー過ぎないか!?」

 

 

 

第4種目 反復横跳び

 

ここも霹靂で

 

シュシュシュシュ( °ω° ) 三 ( °ω° )三( °ω° )

 

記録 6135回

 

蛙「速すぎて残像が見えたわ。」

 

「くそ!オイラの得意種目が!」

 

法「ナンカゴメヌ。」

 

 

 

第5種目 ハンドボール投げ

 

俺はもうやったので、スルー。

 

1位は勿論、∞をだしたお茶子ちゃん。

 

この後、出久くんがSMASHして、それに爆豪がキレて、相澤先生がその爆豪を取り押さえた。(ここだけ簡素でスンマセン)

 

落ち着いてきた所で、俺は出久くんの方に近寄った。

 

出「な、何かな?」

 

法「いやぁ、だって見ての通り右の方がさぁ...」

 

出「だ、大丈夫だよ。これくらい、何ともないからさ。」

 

法「はぁー、それ見てダイジョブな訳ねーでしょーよ。ちょい見せてみ。」

 

出「え?ちょっ...!」

 

突然出久の右手を天之助の両手で挟み込んだ。暫くすると、水が溢れるように出てきて、出久の負傷した部分に覆うように留まった。その時

 

 

出「.....え!?」

 

不思議なことに出久が負傷した部分は、みるみる無くなり、何事も無かったかのように綺麗さっぱり消えていた。

 

「「「え!?」」」

 

目の前で起こった事にクラスメイトも驚いている。

 

法「これで良し。」

 

出「え!?ちょっと待って!?今何をしたの!?」

 

法「何って.....ただ傷を(うるお)しただけだよ。デックン。」

 

出(()()()?それってどういう...あと、デックンって...僕のことだよね?)

 

相(なるほど...あれがリカバリー・ガールのような治癒能力の正体か...)

 

相澤は何処か納得した顔をしていた。

 

 

まーそれはそれとして

 

 

第6種目 上体起こし

 

ここは雷の出番。霹靂は移動手段なので、普通に雷でやる。相手は切島だ。

 

シュババババッ!

 

切「うおぉ!?コッチが吹っ飛ばされそーだ!」

 

法「あ〜ごめ〜ん。」(上体起こししながら)

 

切(上体起こしやりながら普通に喋ってやがる...)

 

記録 1423回

 

切「バケモンじゃねーか!」

 

 

第7種目 長座体前屈

 

記録 完全に閉じれるくらい。(単にどれくらいか忘れた)

 

 

(((((まぁ、今までのと比べたらこれが普通か...)))))

 

 

最終種目 持久走

 

最後は(ひさめ)。(音読みでハイ)大雨という意味らしいが、他にも、〔水の流れが盛んなさま〕という意味もあるらしく、俺はそれを利用して、スイスイ滑るように進んだ。簡単に言えば、サーフィンかな?結果的に俺がバテるまで終われなかった。(バテる気配0)

 

こうして個性把握テストは全て終えた。

 

相「んじゃ、パパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した点数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一喝開示する。」

 

開示された結果を見ると、ダントツで俺が1位だった。

 

法(予想通りの結果になったかな。あと爆豪が俺の事スンゴイ睨んでるのが、背中で分かってしまう...)

 

相「あー後、ちなみに除籍はウソな」

 

「「「「「!?」」」」」

 

相「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

「「「「「は──────!!!??」」」」」

 

八「あんなのウソに決まっているじゃない。ちょっと考えればわかりますわ。」

 

法(いやいやヤオモモさんや。あの人は見込みが無かったらマジで除籍させるめちゃ厳しい人だかんな。)

 

相「つーわけで、これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。」

 

 

 

法「いやー終わった終わった。」

 

切「あぁ。つーかやっぱお前が1位だよな!」

 

法「まぁねぇー。」

 

「おぉい!」

 

俺を呼び止めたのは...爆豪であった。

 

法「何でございやしょう?」

 

爆「テメーは俺が必ずブッ殺す!そして俺がNo·1になる!それまで覚悟しとけ!水溜まり野郎!」

 

そう言って去って行った。

 

法「水溜まりて...」

 




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