蒼き鋼のアルペジオ〜霧の大戦艦土佐   作:秋月艦隊

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次回はアンケートを見つつ考えていくのでゆ遅れます。
気長にお待ちくださいm(_ _)m


第8話ヒュウガの撃沈とその頃の霧の艦隊

イ401が起動してから1年たった。

そしてこの間、ついに東洋方面艦隊旗艦である大戦艦ヒュウガが撃沈された。

メンタルモデル反対派でありメンタルモデルを持ってなかったためイ401に意表を突かれて撃沈されたらしい。

これに姉で妹狂のヤンデレ野郎(女)のイセは心底残念そうにしておりイ401を沈める機会を狙ってるようだ。

 

(ついに原作も本格化してきたな)

 

そしてついにメンタルモデル反対派のもの達もメンタルモデルを制作し始めたのだ。

その筆頭はコンゴウやヒエイといった大戦艦であった。

元々、メンタルモデルを制作してなかったもの達は基本的に戦術を狭めアドミラリティーコードを遂行するのに支障が出るとのことだ。

 

「それで?」

 

「だから!ヒュウガちゃんを沈めたイ401を沈める手伝いをしてちょうだい!」

 

「却下」

 

「はぁ〜!トサのわからずや!」

 

「なんとでも言え。コアは消失してないんだから別に構わないだろ」

 

「ダメよ!」

 

「一応聞いておいてやる?何故だ?」

 

「ヒュウガちゃんと離れ離れになっちゃうじゃない!そんな状況にしたイ401を放置することはできないわ!」

 

「そうか」

 

「わかってくれるのね!なら早速艦隊を率い「断る」てってなんでよ!!」

 

「そんなくだらないことで霧の艦隊を動かせるか……」

 

「トサがヤマトとムサシに言ってくれればいいじゃない!」

 

「い、や、だ、これでわかったか?」

 

「くー!もうトサなんて知らない!これから毎日来てやるんだから!」

 

「来るな」

 

「へーんだ!毎日来てトサのことを困らせてやるんだ!トサのわからずや!」

 

「ほんとに沈めようかな?」

 

「ちょ、主砲を向けないで!帰ります!帰りますからぁぁああ!!!」

 

-ガチャッ-

 

「42cm連装砲5基の攻撃受けろ、沈め」

 

-ドーン-

 

「ぎゃああああ!!!」

 

「ちっ!逃げたか…」

 

「その割にはだいぶ飛んで行ったけわよ?」

 

「なんだ、いたのかヤマト?」

 

「えぇ、居たわよ?それにしてもイ401に演算能力を与えたのはあなたでしょトサ?」

 

やっぱりバレてたか……。

まぁ、元々ヤマトの演算能力なんだから当たり前か。

 

「あぁ、確かに私だ」

 

「トサが何を思ってイ401と千早群像に力を与えたかはよくわかるわ」

 

「そうか」

 

「だからこそ言うわ。その行動は霧の艦隊の全てを敵に回す可能性があるわよ?」

 

「承知のうちだ。それにいざそんなことになっても向かってくる全てを沈めればいいだけだ」

 

「確かにトサならできるでしょう」

 

「そうだ私はできるだから「でも、できるとやるは違う」……」

 

「トサ、あなたは大海戦の時もそうだった。自分だけが汚れ役を引き受けて傷ついて、もしさっき言った状況になったならばあなたは自らに全ての泥を受けて沈んでいく気でしょう?」

 

「……」

 

「沈黙は肯定と見るわよ?」

 

「わかってる、だがこれは私の自己満足だヤマトが気にすることではない」

 

「そんなことはないわよ?私達は霧の艦隊以前に家族でしょ?」

 

「…私はヤマトの妹ではないぞ?」

 

「いいえ、ムサシもトサも立派な妹です。妹を心配したり正すのに理由は必要ですか?」

 

「…勝手にしろ」

 

「ふふ、拗ねちゃって、いいわよ今はそれで許してあげる」

 

「はぁー、しばらく1人にしてくれ」

 

「わかったわ、ムサシと一緒に遊んでるから気持ちの整理が終わったらいらっしゃい」

 

 

 

 

 

 

 

「行ったか…」

 

結局この世界を覆す強行手段についてヤマトにはバレた。

元々転生してから考えてきた計画だった。

人類の敵を戦艦トサに集中させてイ401を使って霧の船たちをアドミラリティコードから解放する。

そして、俺は裏切り者として沈められ極秘に人類に紛れて霧の艦隊から離れる。

だが、やっぱりヤマト、霧の艦隊の総旗艦であり1番バレたくない存在にバレた。

もう薄々ムサシやアカギにはバレ始めてるがあと数ヶ月は大丈夫だと思っていた。

それだけの時間があれば準備は完全になって俺は人類と霧の艦隊の敵となるはずだった。

 

「ままならない物だな」

 

だが現実はヤマトにバレてたこれにより計画はどこかで綻びが生まれるだろう。

 

「どうするか……まぁいざとなればイ401と接触すればいいか」

 

やっぱり劇場版みたいに徹底的な敵役が必要だからな霧の艦隊のやってきたことの精算をするだけの敵と悪が…それに俺がなることで物語を終わらせるはずだったんだがな。

 

「このままの計画だとヤマト、ムサシが俺の味方につくから霧の艦隊が二つに割れる内乱になりかねないぞ?」

 

どっちだとしてもろくな結末にならないな……。

 

「まぁ仕方がない、みんなが幸せになれるハッピーエンドを目指してみるか」

 

となるとどこかでイ401と接触しなきゃな。

どこで接触するか、まぁどこでもいいができるだけドラマチックにやってみせるか。

 

「そうと決まればやってやるさ、大戦艦を舐めるなよ」

 

俺はそう決意すると立ち上がった、向かう先は明日…ではなくヤマトの元だった。

 

「それより急がないとな、そうしなきゃまたヤマトが拗ねる」

 

そうつぶやくと俺はヤマトとムサシの元に走って行った。

未来への希望を胸に抱きながら……。

原作の本格スタートの1年前のことだった。

次登場するメンタルモデル

  • コンゴウ
  • カガ
  • フソウ
  • ヤマシロ
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