三次創作 とある装蹄師に自覚と反省を促す取材記録   作:zenra

19 / 27
捏造入りまーす(何時もの


File  private detective 4

「ハッハッハ、随分と元気に走り回ってるようじゃないか、ニンジャ」

 

 

 

あの、私は記者であってニンジャでも探偵でも無いんですけどねぇ…

ついでに言えば、何故ガードがついてる出入り口が一つの部屋に呼んだんですかねぇ

しかも、アポは無いから自力で来てくれたまえとか…

無茶振りが過ぎますよ?

 

 

「何を言ってるんだ、君は」

「この部屋は防音だから多少騒いでも問題ないが、事前にカメラの画像をループさせて通気孔から侵入してくる記者など居ないよ?」

「やはりニンジャじゃないか!」

 

 

自分がやれって言ったのに…

 

 

「普通はやれと言われても出来ないと思うのだがね?」

 

 

話が進まないのでさっさと本題に入ってくださいよ、Mrトニー

貴方の依頼通り、彼に関連する記事は集めてるでしょうに

 

 

「いやぁ、ロメオの奴が何人のシニョリーナを笑顔にしたのか気になってなぁ」

「もう、何年経ったか…出逢った時に、感じた通りだったよ」

 

 

ロメオ…?

いや、そう言われるだけの事はやってるみたいですけどね?

彼の名前はちが

 

 

「ロメオさ、それで良いんだ」

「彼と初めて出逢った時に、お互いに名乗らずあだ名をつけたんだ」

「だから、彼は僕をビンと呼んで良いし、僕は彼をロメオと呼ぶのさ」

 

 

はぁ、男同士の通じ合いですかねぇ

 

 

「そんな所さ、君は相変わらず男か女かわからないんだけどね」

 

 

わからないようにしてますからね

 

 

「そんな所もニンジャと呼ぶ理由なんだがね」

「さて、本題に入ろうか」

「URA幹部の一人として、今の彼の動向は掴みたい」

「直接中央トレセン学園を探ってもらいたい」

 

 

随分と急な話ですね

それに、中央トレセン学園ならそちらにも話は流れているのでは?

 

 

「君も掴んでいるんだろう?」

「ロメオの奴が面白い事を始めたようでね」

「大きな話になるなら、是非共一枚噛んでおきたいのさ」

 

 

それ、問題が起きても良いように自分がバックアップに付く理由が欲しいって言ってます?

 

 

「ハッハッハ…そういうのは、言葉にするのは無粋というものだよ?」

「シニョリーナへの褒め言葉と妻と娘への愛は直接言葉にするべきだが」

「男同士はひけらかすものじゃないのさ」

 

 

はいはい…しかし、そうですね

折角です、貴方と彼の馴れ初めでも聞かせてもらえませんか?

それで追加注文はロハで受けますよ

 

 

「対価を求める時点でロハとは言わないのでは無いかな?」

 

 

おや、随分とケチくさい事を

ここは男の器量を見せる場面ですよ?

 

 

「…ふぅ、君のペースに巻き込まれるのは御免被るよ」

「だがまぁ、良いだろう」

「労働には対価が必要だからね」

 

 

はいはい、じゃ、お願いしますね

 

 

「私達の出会いは、私が妻に叱られて放り出されたのが始まりでね」

 

 

いや待って

放り出されたって、何したんですがアンタ

 

 

「いや、特には…妻とのデート最中にウェイトレスを褒めたりはしたが…」

 

 

それじゃねぇか

 

 

「そ、そうか…まぁ、話を戻そう」

「頭を冷やしてこいと放り出されて、仕方なくぶらぶらと歩いていたんだ」

「そうしたらね、ロメオが降ってきたんだ」

 

 

は?

 

 

「いや、こう、ひゅーんと」

 

 

は??

 

 

「いやね? 後輩のシニョリーナに追いかけられて、階段から飛び降りてきたらしい」

 

 

嘘でしょ…

 

 

「いやいや、本当さ」

「私も驚いて、手に持っていたジュースのビンを構えてね」

「お互いに目があって、どちらともなく笑いだしてしまったよ」

 

 

えぇ…ワケワカンナイヨー

 

 

「それで、お互いに自己紹介でもと思ったんだが」

「ロメオの奴は追われてるから名前を呼ばれるのはちょっと、と言うのでね」

「なら、あだ名をつけて、それで呼び合おうじゃないか、と」

 

 

ポンポン話が転がりますねぇ…

 

 

「うむ、気持ちよく会話が続いたものさ」

「それで、私が持ったままのビンをみて、ビンさんと言い出してね」

「だから私も、シニョリーナに追われているのならロメオだな、と」

 

 

失礼ですが、子供かあんたら

 

 

「ロメオは当時はまだ学生だった筈だが?」

「子供というような年齢では無かったと思うが」

「私も娘が生まれていたからね、子供のような気持ちでは居られなかったさ」

 

 

でもやってることは子供と変わりませんよね

 

 

「君も大概口が悪いね…」

「ま、兎も角だ」

「ロメオとは実に気があってな、非常に楽しい時間だったよ…年の離れた友人のようであり、弟や息子のようでもあった…得難い、貴重な時間だった」

「気に入り過ぎて、将来うちの娘を口説いてもいいぞ、と一筆書いたものさ」

 

 

アンタ何してんだ(素

 

 

「? 僕の最愛の天使である娘を口説く権利だぞ? 何にも代えがたい権利じゃないか」

「ま、僕の女神である妻は絶対に渡さないがね」

 

 

嘘でしょ…

 

 

「嘘なものか、今も此処に持っているぞ」

「お互いノリノリでサインを考えて入れたからな」

 

 

嘘でしょ…(驚愕

 

 

「ハッハッハ、ロメオも最初は渋ったがね、僕の天使を見せてあげたら一発さ」

 

 

(あぁ、面倒になって流されたんだな…)

 

 

「それから…確か、ロメオが何故追われていたのかを聞いて、解決策を教えたんだったかな?」

 

 

解決策ですか?

それはどのような…

 

 

「シニョリーナを褒める事は恥ずかしいことではない、堂々と褒めたまえ、とな」

「シニョリーナの笑顔を奪うのは大罪だが、笑顔を増やすことは尊い事なのだと教えただけさ」

 

 

あっ(察し

 

 

「今も元気でやっているようだから、ロメオも男として上手くやっているんだろう」

「後は彼も、彼にとっての女神を捕まえられると良いのだがなぁ…」

「まぁ、僕の天使と出逢ったなら、ロメオにとっての女神だとおもってしまうかもしれないがね!」

 

 

(多分、もう出逢ってて既に口説き落とされてると思います)

そうですか…

 

 

「うむ、それで良い時間になったし、また何処かで合えば…その時はお互い名前を交換しようと約束して別れたよ」

「その約束はまだ果たされてはいないが…」

 

 

貴方本当に彼のことを気に入ってますね…

 

 

「そうかい? そう見えるか!」

 

 

(なんでこんなに上機嫌なんだこの人)

 

 

「まぁ、話はこんな所さ」

「満足頂けたかな?」

 

 

えぇ、まぁ、はい

それでは、私はアポ等の準備もありますのでこれで

 

 

「相変わらず素早いねぇ、もう部屋から消えてる」

「やはり、ニンジャだな(確信」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー…

疲れた…

アレで敏腕・豪腕・辣腕と行く先々で様々な評価を受ける人とは思えませんね

しかし、彼のイタリア人的な部分はあの人の影響が少なからずある、と見るべきでしょうか…

もう少し侵食されていれば、今のような朴念仁では居られなかったでしょうに、惜しいですねぇ

イタリアから出向してきた当初に出逢ったダイナカールさんに一目惚れして、誠実に口説き続けてお付き合いに漕ぎ着けた辺り、粘り強さもある、と

まぁ、事あるごとに叱られていたという噂の裏付けが取れたのは頭の痛い話ですが…

さて、愛車の整備もそろそろ終わるでしょうし…行きますか、中央トレセン学園

何度かアプローチを掛ける必要がありそうですが、なんとでもなるはず…

やってみせましょう

 




ライターさんの愛車は隼(ベースは)
趣味が高じてフルチューンの末外観まで拵えた一品
どうやって車検通したんですかねぇ…?(某デスモドゥスコピーのマシン)

並びは

  • 分ける
  • 分けない
  • ちくわ大明神
  • そんな事より続き書けや
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。