三次創作 とある装蹄師に自覚と反省を促す取材記録 作:zenra
今回は急なお願いにも関わらず、快くインタビューを受けて頂いありがとうございます
「いえいえ、私の話で良いなら喜んで」
早速ですが、装蹄師の彼の後輩だったとか
大学時代のお話を伺っても?
「OKですよー」
「大学入った頃は家庭の問題というか、環境が普通とは違ったんだと気づいたタイミングだったんですよね」
「それで、遅れてきた反抗期というか…大学入学を期に独り暮らしを始めたんですよね」
反抗期ですか、まぁ、家庭の問題というのは当人たちには大問題ですからねぇ
「ですよねぇ、従妹だと思ってた子が畑違いの妹だったとか普通びっくりしますよねぇ」
まって、これ取材なんですよ?
記事にするんですよ?
大丈夫なんですか??
「いや、後々知ったんですけど、名家とか名門だと割とある話だそうで…」
「偶々そういう側に産まれたんだと理解しましたよ…」
えぇ…
「あ、戸籍上は従妹ですよ?」
「私が成人するまでは分家の未婚の母とその娘で押し通してましたから…」
あの、これホントに記事にしていいんですかね?
「だーいじょうぶですって」
「話戻しますけど、一人暮らし始めて、ガッコもバタバタしてて」
「割といっぱいいっぱいだったんですけどねー」
「頼りになるのかならないのか判断に迷うけど頼れる先輩方と知り合ってしまって…」
え、あの、装蹄師の彼ですよね?
「先輩というか、先輩一味というか…」
一味って何ですか、不穏な言い方ですけど
「先輩と、先輩が可愛がってる後輩と、全力でバカな事を始めて先輩たちを巻き込むヤツとで良くつるんでたんで…その、学校関係者からはワンセット扱いされてたんですよ」
あっ(察し
「で、困ってる所をおバカ先輩に絡まれて、割って入ってくれた先輩にお世話になって…」
「講義とかサークルとか…まぁ、他にも細々とした事までお世話になりましたね」
な、成程
「良く遊びにも連れて行ってもらったり…楽しかったなぁ…」
「あ、レースも見せてもらいましたね、クルマの奴」
色々イベントがあったみたいですねぇ
「そりゃもう、盛りだくさんでしたよ?」
例えばどのような?
「大学構内一周流しそうめん事件とか」
待って
「はい?」
流しそうめん?
「そうですよ? ビニルパイプと給水タンクを用意してやってましたね」
「タンクは老朽化に伴って交換されたヤツを綺麗に掃除して使ってましたね、確か」
「ビニルパイプは窓の前を通るように這わせて、御叮嚀にめんつゆと薬味を置いておく台まで設置してましたね」
無駄に壮大な規模でちっちゃいことしてますね
「ですよねー。 どこからかゾロゾロ舎弟が湧いてきて、2時間くらいで設置終わらせてましたよ」
???
「深く考えない方がいいですよ」
アッ、ハイ
「後は…学際でエンジンの熱でポン菓子とか作ってましたね」
「それと板金で1分の1ミニ四駆制作とか、旧校舎モトクロスバイク走破レース、モデルガンでの曲撃ち早打ちと…あ、小学校に手打ちうどん、というか足踏みうどん作り体験とかやりにもいってましたね」
最初と最後以外が思ってたより酷い!?
「えっ?」
えっ?
「いや…おとなしめでしょ?」
(おとなしく)無いです
「ポン菓子は初代スーパーカブのエンジンが見つかったからって、並べて臨界までぶん回したついでに作ってた感じでしたけどセーフでしょ?」
普通はまず臨界までぶん回すとしてもそれを長時間維持しようとは思いません
「でも初代カブのエンジンとか頑健性を実際に確かめたくなりません?」
気持ちはわかる
「でしょ? じゃあセーフで」
「板金フルスケールミニ四駆は、廃車置き場から綺麗なフレームが見つかったからって調子に乗って遊んでただけですね」
普通は板金で遊ぶという発想は無いです
「でも、憧れのマシンをガワだけでも再現していいってなったらやりたくないですか?」
うっ…それは、まぁ、見たくないと言ったら噓になりますが…
「やはりロマン、ロマンは全ての答えですね、これもセーフと」
「旧校舎レースは…これはまぁ、頭悪いですよねぇ…」
あ、そこはフォロー諦めるんですね
「えぇ、まぁ」
「先輩がレース用モトクロスを用意したんですけどね?」
「参加した面子がおかしかったんですよねぇ」
いや、それ以前に旧校舎とはいえ、屋内でレースとか…
「あ、設備の旧式化と耐震構造の不足が指摘されて、残しておく訳にもいかなくなったから解体しましょって話がまずあったんですよ」
「で、敷地を遊ばせるのも何だから、建て替えるかって事で、研究室棟の新築という形で落ち着いたんだそうです」
あー…震災の結果、耐震設備やそもそもの構造が見直されましたからねぇ
しかし、それだと旧校舎でレースをする必要もないのでは?
「そうですね、でも先輩達が、最後に思いっきり使い倒して感謝しようぜ、って」
「一部の教授とかもノリノリになっちゃいましてねぇ…」
「教員側でレースに参加したのが、本郷先生、一文字先生、風見先生に結城先生」
「先輩の伝手で外部招待枠で来たのが南さんと秋月さん」
「レギュレーションは50㏄の用意されたマシンを、前日からカスタマイズ可能、但し使用するパーツは規格品のみ、って縛りでしたね」
すいません、そのレース映像残ってませんか?
「え?」
えじゃないが
はよ、レース映像はよ
「あの、急にどうしたんですか?」
いや、レジェンドライダーとマニアの間では絶賛されてる元プロの本郷さんのレース映像とか見たくないわけないでしょ?
国際レースも幾つか制覇したヒーローですよ?
「本郷先生元プロだったんだ…」
確かに若くして引退してしまったので、知る人は少なくなっていると思いますけど
マニアなら一度は憧れるようなレジェンドもレジェンドですよ
それに南さんと秋月さんは現在活躍中のレーサーですよ?
国外の大会がメインですから、あんまり馴染はないかもですが
「そんなに凄い人なんだったんですか…」
貴女方にわかりやすく言うと、セントライトさんとシンザンさん、クリフジさんが野良レースに参加してるようなモノですからね?
「成程、それは絶対に見たいですね」
でしょう?
だから映像はよ
はよ
「一応資料室には収まってると思いますけど、部外者は閲覧禁止だったと思いますよ?」
もう盗み出すしか…
「いやいや、ちゃんと許可取れば見れる筈ですから!」
そうですか…では、後で申請に行くとして…
話、戻しましょうか
「は、はぁ」
「曲撃ちと早打ちに関してはおバカ先輩が主導してましたね」
「後から聞いたんですけど、用意したのが実銃を改造してモデルガンにしたそうです」
…逆ではなく?
「はい、実銃の重量バランスなんかは一切変えずにモデルガンに作り替えたそうですよ」
「カートリッジも金属薬莢を利用して作ってた辺り、徹底してましたね」
噂以上の変人じゃないですかね?
「これ、まだマトモな部類なんですよ…」
なんか色々壊れそうな…ま、まぁ気を取り直して
曲撃ちと早撃ちの内容はどういったものだったんで?
「曲撃ちは目隠しをしたまま、音楽に合わせてターゲットを撃ち落としていく、というモノでしたね」
「リロードをする係としておバカ先輩が控えて、撃ち終わったら投げ渡し、リロードが終わったら投げ渡しで、モデルガンのやり取りもジャグリングみたいにこなしてましたよ」
「最後は空き缶をトランプタワーみたいな感じで積み上げたのを連続で撃ち抜いて終わりでしたけど、まー拍手喝采でしたね」
「一発も外さなかったのと、最後に撃ちあげた空き缶を連続で撃って空中に残して、最後におバカ先輩に当ててましたね、空き缶を」
器用とかいうレベルじゃないんですが…?
「先輩達は、遊びは全力で、手抜きは一切無しって感じでしたから…」
「早撃ちも凄かったですよ、並べた空き缶がほぼ同時に吹き飛ぶとか意味わかりませんでしたし」
ボブ・マンデンかな??
「まぁ、そんな感じで色々やってましたね」
「あんな事が無ければ、ずっとそうだったのかなぁ…」
あんな事?
もしやレースでの
「ノーコメントで」
「ま、それとは別口で少しあったのもありますね」
といいますと?
「先輩に私のお父さんになってくださいってお願いしに行ったんですよね」
ん???
「先輩は私の父親になってくれたかもしれない男性だ!」
いきなりどうした
「あの包容力、距離感、落ち込めば励まし、悩めば寄り添い、踏ん切りがつかなければそっと背中を押す」
「そんな先輩に父親になってほしいと思うのが間違っているだろうか、いや間違っているわけがない!」
あの、落ち着いて?
「とまぁ、そんな勢いで先輩を追いかけまわしてたんですが」
「ある日を境に、先輩の対応が変わりましてね?」
あっ(察し
「逃げ回ってた先輩が、正面から向き合ってくれたんですよね」
「で、はっきり父親には成れないが、父親のような先輩って線で勘弁してくれって」
「苦笑いしながら、少しだけすまなさそうにして、優しく撫でながら言われちゃったんですよねぇ…」
ソウナンデスカー
「なんだか、ドキッとしちゃって…それで、じゃあそれでお願いしますって言っちゃったんですよ」
「それからはまぁ、ベッタリでしたけど」
「それも、先輩が大学から距離を取っちゃうまででしたけどね…」
成程…それで、現在は何を?
「マッサージのお店やってますねー、主にウマ娘専門になってますけど」
「そろそろ店舗移転しようかな、と考えてますけどね」
「テナント借りてやってるんで、新築しようかな、と」
おや、繁盛してるようですね
「ええ、有難い事に」
「ただ、学園からそれなりに遠いので、近いところにあったら、とか結構言われましてね」
「今は土地の確保中ってところですよ」
そうですか…
それでは、益々の発展をお祈りしつつ、そろそろ締めとまいりますか
「あ、ハイ」
「じゃ、最後に宣伝を…コホン」
「ウマ娘専門マッサージ、ミネラルsを御贔屓に!」
はい、本日はありがとうございましたミネラルシンボリさん
本当に貴重なお話を聞けて嬉しく思います
戦績13戦3勝 鹿毛をポニーテールに纏めて走り抜けたミネラルシンボリ
重賞レース日本短波賞、後のラジオたんぱ賞、国際競争G3・ラジオNIKKEI賞となるそれを制した
次走のセントライト記念や菊花賞では大敗、結果として最後の勝利が最初にして唯一の重賞勝利であった
シニアに上がってから約一年の休養を挟んで復帰レースに挑むも敗戦
次走の条件戦に敗戦と同時に引退と卒業を決定(大学入試はこっそり受けていたらしい)
卒業式のスケジュールが合わなかった為に独り個別で卒業となった
因みに、皇帝シンボリルドルフの年上の従姉である(今回の取材で実姉であると判明したが)
さっ、閲覧申請に行かなきゃ(真顔
アンケート…
キミ等、おしりぺんぺん()が好きなんすねぇ(ネットリ
許可が出たら希望する少数に投げつけるかなぁ…妄想一発書きのヤツ
おしりぺんぺん(マイルドな表現)は
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セーフ
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アウト
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消えるのか…お前…
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スパンキングは特殊プレイ