三次創作 とある装蹄師に自覚と反省を促す取材記録 作:zenra
御忙しい中、取材を受けて頂いてありがとうございます
誘導バとしての仕事の傍ら、レスキューバとしての講習もうけておられるとか
「や、全然いいですよ。先輩も受けてたみたいですし?」
あ、ポレールさんですか?
彼女は一足早くレスキュー講習受けて、既に実際に活動してるとか
残念ながら私は見に行けてないんですがね
「先輩は面倒見良いし、前々から気にしてたっぽいですからね。そりゃ講習受ければレスキューで控えられるってんなら受けますよ。」
ポレールさんに限らず、誘導バの皆さんは講習を受けているのが殆どだとか
受けていない方はスケジュールの関係で、事実上全員が受講予定だそうで
「良く調べてますねぇ。えぇ、みんな後輩達が無事で居てくれるに越した事は無いですからね。」
「後はやっぱり、ターフの上を走りたいって思いが無いでは無いですね…」
やはり、レースから離れてもそういう思いは強いモノですか?
「そりゃあ、やっぱりウマ娘ですから」
「個人差はあれど、ターフを去ったからと言って走る事から離れられるウマ娘というのは滅多に居ないと思いますよ」
ですよねぇ
さて、現役時代の事をお聞きしても?
「と言っても、語れるほどのレースなんて…んー、日経賞くらいですかねぇ」
条件戦やOP戦で戦歴を積み上げていった先
シニア3年目での挑戦でしたね
「えぇ、まぁ、鳴かず飛ばずだった私とトレーナーの挑戦でしたね」
「あの一戦だけは、破れかぶれというか…色々と振り切れてた状況だったんですよ、えぇ。」
破れかぶれ、と言いますと?
「いやぁ…お恥ずかしながら、当時の私はトレーナーの事いいなぁって思っててですねぇ…」
「既婚者だった事に気づいて、その…元々逃げで走るつもりではあったんですが…大逃げしちゃいましてねぇ…」
あー…そういう…
「えぇ、まぁ。結果として逃げ切り勝ち出来たんですけどねー。こう、テンションというか、気持ちがぷっつり切れちゃった感じでね?」
「そこからはまた鳴かず飛ばずで、トレーナーは障害転向なんかも考えてくれたんですけど、どうにも気持ちが入らなかったんで…まぁ、仕方ないかなって」
仕方ない、で諦めきれたんですか?
「走ってるうちに、自然と吹っ切れましたね。レースから離れるのもいい機会かなって」
「で、卒業して先輩に声をかけてもらって、今に至るって感じですね。」
成程
誘導バとしてのお仕事で何か変わりましたか?
「変わりましたよ?また走りたくなりました(笑」
と、言いますと?
「走る為じゃないけど、ターフに戻って。後輩達がバチバチに競り合ってるの見てたら、うずいちゃいましてね?あぁ、走るのやっぱり好きなんだなって。」
ですか(笑
では、お話はこの辺で
「おっと、ちょい待ち。ここで返しちゃサービス足りないでしょ?」
は?
「せっかくなんで、先輩の事を色々教えちゃいますよん」
良いんですか?
私としてはありがたいですが…
「良いの良いの、手始めに先輩の朝のルーティンから行きますかね」
「先輩ってさ、あのスミレのアクセサリー大事にしてるんですけど…毎朝必ず、付ける前にアクセサリーに向かっておはようございますって挨拶してるんですよ」
「アレはきっと送り主に言えないから代わりに言ってるんですよ!カワイイですよね!」
それはまた、いじらしいというか…
「でしょ?それに他にもあるんですよ。」
「先輩は寝る前にあぴゅっ」
あっ…ぽ、ポレールさんお久しぶりです(震え声
「この子は寝てしまったようなので今日はこの辺で」
えっ、いやあの
「こ の へ ん で」
アッ、ハイ
失礼しました(脱兎
今回は現誘導バのネコパンチさん、でした(震え
取り敢えず…次回はちゃんと選びましょうか…
短いけど許してクレメンス