あるジェダイが世界を変える為に命を掛けて戦う話   作:スッパーン//

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□□□ライトサーバを起動しろ!!コイツはもう避けようが無い






引用 これから起きる未来の出来事より


3大欲求を蔑ろにした代償

ここアルザーノ帝国で第二の首都と呼ばれる程、栄え、平和で活気溢れる魔術都市フェジテ、そしてそこに併存するアルザーノ魔術学院、この都市と共に発展してきた学院に今日もまた平和で新たな1ページを織りなすはずだったのだが.....

 

[いやだってぇ〜魔術に置いては絶対勝てないし〜素手でも俺より強いんだも〜ん]

 

[いや、そんな事言ってないで!!グレン先生あれなんとかして下さいよ!!!]

 

[よし....お前らの事は忘れない後は頑張ってくれ]

 

[ちょっ!!逃げるな!!貴方それでも教師ですか!!]

 

[ボクチン非常勤ですぅぅ!!だから責任を負いませんんん]

 

[なんとかするまで絶対逃がさないから!!]

 

[いやだぁぁぁぁぁ!!ボクチンお家帰るぅぅ]

 

阿鼻叫喚の地獄絵図、教室は荒れに荒れている、なんとか結界で外に出してはいない物の破られるのは時間の問題だろう。そして暴れているのは、なんと頭に変な装置を付けたアーサーであった!怪我人こそ出ていないが失神してる生徒もチラホラいる。何故こんな事になったのか、少し遡るとしよう。

そうそれは今日の朝いつものように、学校のホームルームをしている時だ、ギィーと言う音共にドアが開くとヨロヨロと壁にもたれ掛かりながら、歩くアーサーが入ってきた、それは別に良いのだが問題はその顔色と頭に付けている装置だった、頭に謎の帽子のような、装置が付いていて、顔面蒼白で頬はコケて目は充血して目の下にはでっかいクマができている、とにかく生気のない顔をしていた、そして自分の机に向かい腰を掛けた瞬間に、鞄からレポート45枚位を広げ、後5枚後5枚と目をかっぴらきブツブツ呟きながら、ペンを走らせていた、余りに異様な光景にグレンを含めクラスの人間全員がアーサーに注目した、そして隣にいたカッシュが声を掛けた。

 

[よ、よぉアーサー3日振りだな、いきなり来てレポートに勤しむとは真面目だな、ていうか大丈夫か?顔色悪いぞ]

 

[......後5枚後5枚]

 

[おい、アーサーってば!]

 

カッシュがアーサーの肩を揺さぶるとようやくアーサーがカッシュの事を認識する。

 

[あれ?カッシュなんでここに?あれ?俺自分の家にあぁそうか、さっき学院に向かっていたっけ、そうだったあはは何言ってんだろ俺]

 

そう言って笑ってはいるが顔が声に力が無く、目は虚で何処か遠くを見ているし記憶も混濁しているように見えた、なんだが嫌な予感がしたカッシュはこんな事をアーサーに問いかける。

 

[お前最後に寝たのいつ?]

 

[眠る?眠るってあぁ睡眠すなわち、周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態のことである。ねむりとも言う。体の動きが止まり、外的刺激に対する反応が低下して意識も失われているが、簡単に目覚める状態のことをこう呼んでいる。ヒトは通常は昼間に活動し....以下略]

 

まるで機械の様に喋るアーサーにカッシュが遮った。

 

[そう言うこと言ってんじゃ無くて、お前が最後に寝たのはいつだって!!]

 

[三日10時間前]

 

《(今・すぐ・寝ろ!!》)

 

クラス全員から言われるとアーサーが頭の装置をコツコツと叩きとんでもない事を言った。

 

[眠りたくても、この装置が睡眠を完全妨害してきて眠る事が出来ない..]

 

[誰に付けられた?アーサーなんとかシュナイザーとか言う奴か?]

 

グレンが聞くと、アーサーがそうですと認めた、そしてグレンがカッシュにその装置を外してやれと言うと、カッシュがあたまに付いてる装置を無理矢理引っ剥がしに掛かる

 

[とりあえず、その装置外して、保健室行くぞ、んでその後あの腐れ教師俺とグレン先生がブン殴っといてやるから、お前は休んで、てっぉぉぉ]

 

そう言いながら、カッシュが装置を外し掛けたその時、カッシュがアーサーに吹き飛ばされ、警告音がクラスに鳴り響いた。

 

[!?カッシュ!!おいアーサー何やって...]

 

そうグレンが怒りながらアーサーの方に向くと...

 

[-------外敵による、本体への攻撃と判断、コード66を執行します、殺傷武器、軍用魔術、後遺症が残る攻撃手段以外を用いて速やかに対象を無力化します。]

 

機械的なアナウンスと共にとんでも無く物騒な単語が聞こえクラス一同唾を飲み、身震いし始める。

 

[凄く嫌な予感がします、先生...]

 

[奇遇だな白猫...俺もだ]

 

瞬間アーサーが全員の前に立ちはだかり、黒魔ショックボルトを即興改変して二重詠唱する、無数の紫電が襲い掛かる。グレンとシスティーナ以外が直撃してしまった。と思うといきなり直撃した紫電が形態変化して鎖の様になり、そのまま拘束してしまった。

 

[ハハッ、最近の魔導具はすげぇな本人の能力まで底上げどころかブッ壊れまで上げちまうのかよあんなの宮廷魔導士レベルじゃねぇか、即興改変からの二重詠唱、しかも一人一人威力まで調節してやがる寸分の狂いもなくだ。...まぁでも種はわかってるあれさえ壊せばいいんだからな]

 

[グレン先生?]

 

首を傾げているシスティーナを他所に、遮蔽から身を出し、《《胸元からタロットカードを取り出すと、アーサーの魔術が一切起動しなくなった。》

 

[ヘヘッ、こうなればこっちのもんだ、残念だったな俺の必殺初見殺しがある以上お前は何もできない、こうなってはいくら卓越した魔術技巧があろうと意味が無いって訳だ、次からは格闘仕様を追加しておくんだなっはぁぁぁ]

 

グレンがカッコよく決めていた所にアーサーのキレの良い後ろ蹴りが飛んできた、この一撃にグレンは痛みよりも驚きが勝った何故なら

 

[こ、この動き喧嘩慣れした奴の動きじゃ無い本職の動きだ...!?あの構えは帝国式軍隊格闘術!?嘘だろ、あの魔導具ラクチン簡単宮廷魔導士簡単お作りセットって訳かよ!?笑えねぇ!!クソ!これは怪我させないギリギリのラインでやらないと行かなそうだ...]

 

そう言い、両者共に拳闘の構えを取る、その様子を固唾を飲みながらみる生徒達、最初に仕掛けたのは...グレンだった、地を這うように地面を蹴り一気にアーサーに接近すると、アーサーの足元に強力なタックルをかました、一気に体勢を崩させると、仰向けにさせ関節を決めて一気に寝業に持ち込んだ、まではよかったのだが、何とアーサーが関節を決められながらも、腕でのパワーで無理矢理外して、グレンを投げ飛ばした、急いで受け身を取り、体制を立て直しながらグレンが悪態をつく

 

[グッ...なんてパワーしてやがる。ゴリラかよ...なっ!?]

 

アーサーが一気に詰めて、グレンの顔面に鋭い一撃を叩き込もうとしてきた。グレンはそれに驚きながらも、間一髪のところでいなし、後ろに一度下がったが、あまりの拳のキレに、受けた方手の甲は切れて血が滲み出てきていた。

 

[グッ....強ぇぇ、コイツは手加減なんて言ってられねぇな、本気でやらないと]

 

今度はアーサーとグレンが同時に距離を詰めた、そしてゼロ距離で殴り合いを始めた、アーサーの一撃をいなして攻撃に転じ、そしてまたいなす。

 

[ウォォォォォォォォォッッッ]

 

[.........]

 

お互い譲らない譲らない譲らない。卓越した拳闘技術、そして内に秘めたる熱い気持ちと勢いで相手を圧倒するグレン

冷静で声を荒げずただ静かに淡々と的確な攻防をするアーサー

両者共に対照的な戦闘スタイルだ。

 

アーサーがグレンの攻撃を的確に受け、そして鋭いカウンターと時折くる威力を重視した、重い一撃をグレンに与え続けるが。それに簡単にやられるグレンでも無い、流れるようにいなし攻撃を防ぐ、勝負は長引いた。そして暫くしたのちグレンが息をふぅーっと整えた後こういった

 

[あーこれ無理だ勝てねぇ]

 

グレンが清々しい顔をしながら、半笑いしながら言った。それもそのはず、グレンの戦い方は短期決戦では大きな脅威となるが、長期戦に持ち込まれると体力の低下でキレも勢いも無くなる、アーサーの戦闘スタイルとは部が悪いのだ。だがシスティーナが直ぐにツッコむ

 

[はぁ!?何言ってるですか先生!?今他の講師の方々出払ってて頼れるの貴方だけなんですけど!?]

 

[いやだってぇ〜魔術に置いては絶対勝てないし〜素手でも俺より強いんだも〜ん]

 

 

[いや、そんな事言ってないで!!グレン先生あれなんとかして下さいよ!!!]

 

[よし....お前らの事は忘れない後は頑張ってくれ]

 

[ちょっ!!逃げるな!!貴方それでも教師ですか!!]

 

[ボクチン非常勤ですぅぅ!!だから責任を負いませんんん]

 

[なんとかするまで絶対逃がさないから!!]

 

[いやだぁぁぁぁぁ!!ボクチンお家帰るぅぅ]

 

 

完全に逃げる気マンマンのグレンとそれを必死に止めるシスティーナ、間違えなく終わったとクラスメイト全員が思いこれから何をされるかを想像して失神する者までいた、まさにカオス、そんな時バン!と扉が開き、リモコンを持った講師が教室に入ってきた。

オーウェル=シュウザーだ

アルザーノ帝国魔術学院の魔導工学教授、学院に毎年莫大な出資をしている領地貴族シュウザー侯爵家の当主にして第五階梯に至った若き天才。そして今回の騒動の黒幕と言ってもいい人物だ。

 

[おぉ素晴らしいぃ!流石は私の作った不眠不休働けるよ君だ!ちょっとした誤作動を起こしてるみたいだが完璧だ!!]

 

[んな訳ねぇだろ!!このマッドサイエンティストめ!早くなんとかしてくれ!!]

 

[オーウェル先生!?良かったなんとかしてくださいよ!!]

 

[しょうがないな〜ほいっと]

 

リモコンのボタンを押すとアーサーはその場に力尽き、寝息をかいていた。とりあえず気絶した生徒とアーサーを保健室に運び、ひとまず安心した後誰もいない廊下でグレンがオーウェルにお説教をし始めた。

 

[おい!マジで危なかったからな?怪我人出てないの奇跡だわ!つうかなぁーにが不眠不休で働けるよ君だ!!誰でも簡単帝国宮廷魔導士に能力底上げできるよ君に改名しやがれ!!]

 

[何を言ってるんだ、我が友グレン先生!たしかに少しだけ防衛プロトコルとか組み込んでみたけど、あれ自身に能力を上げる効果は無い!純粋にアーサー助手本来の能力なんじゃ無いのか?]

 

[はぁ?嘘つくなよ、確かにアイツはかなり優秀だとは思うが、あんなレベルで動ける訳無いだろ!]

 

[本当だって!]

 

そう言って弁明するがグレンは聞く耳を持たずお説教はさらに続くのであった余談だがアーサーに今回の件についての記憶は無く、オーウェルの責任として何も処分は受けなかったのと、オーウェルの助手として1ヶ月働くと言うのは不問となった。

 

続く

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