あるジェダイが世界を変える為に命を掛けて戦う話   作:スッパーン//

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恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ





引用 太古の者達


学園での生活

あの入学式の一件から早1ヶ月が経ったあれ以来、アーサーは少しクラスで距離を置かれていた、そりゃあんなキャラの演技で行ったらそうなるのは至極当然だ、だがまぁそれは、別に良い、要はアーサーは他人と極力関わらなければそれでいいのだ、悪目立ちする奴にわざわざ絡んでくる奴なんてそうそういない、だが時折女子が汚物を見るような目で見てくるのが心にくる、だがそんなアーサーにも声をかけてくれる、金髪美少女がいた。

 

[アーサー君〜そんな机に突っ伏して寝てると、授業遅れちゃうよ?]

 

[起こして頂き感謝ッ!ルミア殿!!しかし後2分で授業が始まります!私に構って貴方まで被害を被っては、システィーナ殿になんで言われるか!!]

 

そうこんな変質者みたいな奴に声を掛けてくれる、金髪美少女ルミア=ティンジェルだ、穏やかな雰囲気と、華の様に麗しい出立ちが素晴らしく、一挙一動に気品が滲み出ている、そのグラマラスなナイスボディーと健気でどんな人にも優しい所が男子受けも女子受けも良い、正しく高嶺の花って奴だ。

 

[ふふっ、大丈夫だよ、ほら一緒に行こ?]

 

穏やかな笑みを浮かべながら、こんな側から見たらヤバい人間に手を差し伸べる姿にアーサーはここに聖母降臨したのでは?という錯覚に陥る程眩いものだった、そしてアーサーはそのまま手を引かれ教室を後にした。

 

 

-------

[すみません!遅れましたッ、私が少し手間取ってしまって、アーサー君に手伝って貰ってたんです。]

 

何とこの美少女アーサーに手を差し伸べる所か、庇ったのだ、アーサールミアの人徳に心を打たれたが、これでルミアの評価を下げる訳にもいかないので慌てて訂正しようとした所で、銀髪の髪を靡かせた美少女が、捲し立てる。

 

[そんな訳ないでしょ、ルミア!どうせこの授業を真面目に受ける気の無いボンクラ相手にしてたんでしょ?ほっときなさいって言ったのに!]

 

そうこの子こそシスティーナ=フィーベル、白銀の様な綺麗な髪色を持つまだ少し幼さの残る美少女であるが、ルミアとは真逆の性格で頑固で意地っ張り、そして何より傲慢で他人を見下す節がある、だがかなり面倒見が良く、根は凄く優しく臆病だったりもする。

 

[システィーそんな言い方しないの!大事なクラスメイトなんだよ?]

 

[いえルミア殿ッ!システィーナ殿の言う通りですッ!そうですッ!私の準備が遅いボンクラだったせいで彼女が被害を被っただけで、彼女になんの非もありませんッ!]

 

とアーサーが自身の非を認め謝罪して、少しお説教を食らう事で事態を収集させた。

そして今日の授業はアサルトスペルを実際に行使する授業で、学園に入って初めてやる物だ、クラスの人達は皆さまざまな心境であった、不安がるもの、自身に満ちている者、闘志あふれるもの様々でアーサーはそれを感じ取っていた。

そしていざ的に当てる、練習が始まると、皆ショックボルトの詠唱を行い的に向かって行使した、当たってる人もいれば明後日の方向飛んでいる人もいた、因みにアーサーは本来なら及第点を狙いたいところだが、キャラの設定の関係上ヤバいやつを演じざるを得ない為、ふざける演技をして明後日の方向にぶち飛ばしていた、そしてそんな馬鹿な事をしている最中、ふとした瞬間にアーサーは自分なんかより遥かに強大なフォースを感じ取った。

 

(!?何だ???このフォースの感覚は!!こんな強大なフォースを今の今まで気がつきもしなかったのか??俺のマヌケ!いや今はそんな事より、このフォースの持ち主を探さないと)

 

アーサーは自身のマヌケさに呆れながらも、自分自身も目を瞑りながらフォースを使用し、この強大なフォースを探りにかかった。

 

(こんな強大なフォース感じた事がない....一体誰がこんな力を?)

 

そして暫く探っていると、ゴツンッ!という音と共にルミアと正面衝突した、かなりの勢いで当たった為ルミアが体制を崩し後ろに転びそうになっていた為、アーサーは慌てて、ルミアの右手をガッシリと掴み、引っ張る痛みが出ないように優しく引き寄せる、その際ルミアの力が抜けたのか、顔付近まで接近して目と目が合ってしまった。

 

[ルミア殿ッ!大丈夫ですかッ?私が不注意であった為に申し訳ない]

 

[だ、だ、大丈夫!!そ、それより手を離して欲しいな!]

 

[申し訳ないッ!不可抗力でして]

 

[あ、あはは、だ、大丈夫だよ]

 

彼女はアーサーの手の中で顔を真っ赤にし目を泳がせながら、恥ずかしそうに言った、アーサーは慌てて手を離した、まだ15歳の少女だ、助ける為とは言え引っ張って、顔付近まで近づけさせるのは、セクハラみたいなこと物だと反省した、そして彼女が恥ずかしがりながら、システィーナの元に走り去るのを横目に見た後、木の木陰にもたれかかり、怪訝な表情をしながら心の中でさっきのことを考えていた。

 

(....ルミアがあのフォースの持ち主か、初めて見た....フォースがあそこまで集中してる人間なんて....成る程....アレを見た時彼女だけが狙われる理由がわかった気がする....あの子は恐らく異能者だ....それもかなり強力な)

 

フォースを操る者、所謂フォースセンシティブと言われる者たちは、体内に異能の因子と言われる細胞があり、その量は普通の人間が1000くらいに対して、フォースセンシティブを持つ者は平均して5000程である、その量は生まれつきのものであり、努力ではどうにもならないのだそして異能者と言われる者たちはその因子が多すぎるが為に、別の形でその力が出てしまっているのだ、因みに異能者の因子の量は使いこなせるかは別として20000をゆうに超えるケースが多い、そしてルミアの場合は、、、、

 

(これは唯の予測だが、、150000はあるぞ....ははっ笑えねぇ俺はその半分くらいだぞ....恐らく彼女は防衛本能からか無意識にフォースを隠す技を使えていたんだ、、だから今まで気付かなかった....そして今何故気付く事が出来たのかは、これは唯の仮説だが、魔術を発動した際、ルミア自身の感情が昂り、フォースがそれに反応した....それを俺が直ぐに感じ取り、フォースを使用した、その際、俺のフォースと共鳴したのだと思われる、だが気づかれるのも時間の問題なのかもしれない.....だがこれ以上この子に干渉する訳にも...だが干渉しない訳にも....どうすればいいんだ) ・・

 

[アーサー君!アーサー君!!]

 

[えっ、あ、はい、どうしましたか?ヒューイ先生]

 

[ボケっとしないの!次は君の番ですよ!]

 

[なんの番ですか?]

 

[何ってショックボルトで6個の的を当てるテストですよ!6点満点ですからね!早くやって下さい]

 

[分かりました、、、《雷精よ踊れ》]

 

アーサーが魔術を唱え発射された紫電は6個に分裂し的のど真ん中に全て必中させた、それを見たクラスメイトとヒューイ先生は驚愕していた、学園に入ったばかりの生徒が即興改変を行なったのだ、そりゃ驚かれる、そしてアーサーは汗をダラッダラさせながら顔を青ざめさせた、やっと自分がしでかしたやらかしに気が付いたのだ。

 

(やっちまったァァァァァ!!ルミアの事に一杯一杯すぎて普通に即興改変でやっちまったァァァァァ!!俺の馬鹿ぁぁぁぉぁぁぁ!!自分の設定を忘れてんじゃねぇぇぇぇぇ!!クッソ!どうする??死ぬ??ヤベェぇぇ!?なんとかしないと!!]

 

そしてアーサーが考えた策は....

 

[フ、フハハハッ!!!この私が天才である事を忘れたか!!このぐらいの即興改変赤子の手を捻るより楽な作業よ!!]

 

演技を続けてそれっぽい事を言って誤魔化すという策だもうこれしかなかった、正直これでいけるかどうかは全然分からないが.....

 

[流石は学園長の前で自分を天才と豪語した男だ..そうでないと困る...]

 

メガネを掛けたクラスメイトのギイブルがフッと鼻を鳴らしながら言うと他のクラスメイトもそれに便乗するように、他のクラスメイトもアーサーを称賛した、いい気分にはなった...だがよくよく考えてみたら当たり前の事であった、そりゃ元々ある人に小さい頃から魔術を教わっていたのだ、土台から違うし練度も技術も違う、彼等より今は実力的に上なのは当たり前なのだ、それをわかった瞬間恥ずかしさが込み上げてきた。

 

(,...まぁその事はさておき、取り敢えずそれっぽい事を言ってなんとかなりそうだ)

 

と、内心ホッとしていたが、その後クラスメイトがこの事を言い広めてしまい、どんどんどんどんハードルがぶち上がり、今以上に状況が悪化し、様々な面倒事に巻き込まれることとなった。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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