愛され過ぎて夜も眠れない炭治郎   作:紫煙隊

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一身上の都合により、掲載が遅れてしまいました。
また、連載が遅れがちになりそうです。

P.S.“ところてん”のせいではありません。


愛し過ぎて過保護過ぎる鬼達

 

 

育手とは良いものだ

鱗滝 左近次は常々思う

 

普通の育手ならば給金はそこまで貰えないが

元水柱ともなればそれなりのものが貰える

鬼と戦う必要も無く子供の世話をするだけ

それも、手の掛かる幼児ではなく

自分の事は自分でこなせるだけの年頃の子供だ

 

修業の一環と称すれば

掃除、洗濯、便所の汲み取りも喜んでやる

実に都合のいい召し使い子供達だ

ただ、飯の仕度だけは任せない

そう、絶対に飯の仕度だけは任せられない

 

以前、義勇に任せた時は

数ヶ月間もの間、鮭大根しか出て来なかった

朝昼晩、毎食が毎食 鮭大根なのだ

それとなく言っても鮭大根

率直に言っても鮭大根

しかりつつ言ってと鮭大根

甘味が欲しいと言ったら甘味噌仕立ての鮭大根

鮭大根以外を造らなければ絶縁だと言ったら

自信に満ちた顔で鰤大根を出してきおった

それも副菜に焼き鮭を添えての

 

真菰に任せた時も酷かった

材料は普通だった

調理方法も普通だった

儂が見ていたので断言できる

だが、出来た物は名状し難い物体だった

江戸、明治、大正と儂も長く生きてきた

色々な物を食べてきた

美味、珍味、あるいは下手物と呼ばれる物もだ

されど、こんな物は食べたことも見たこともない

蠢き叫び増殖するような料理など

この世にあってたまるか!!

義勇が食べた時は犬なのか鰻なのかわからない生物になり

錆兎が食べた時は身体の左から炎を右から氷を出した

儂か?儂は食べてないぞ

毒味役・・・ゴホンゴホン

味見役があんな目にあったのだから

食べるわけがなかろう

 

…錆兎か?

料理など男らしくない

男がやることではない

そう、言っていたのだが

先の二人の被害を受けて改心して、

これからは男も台所に立つ時代だとか

男の料理の美学だとか言い始めて飯の仕度をしたのだが…

これまで料理を行ったことがなかったのだろう

失敗例としてこの上なく有用な物を作ってくれた

焦げすぎて生焼けで味が濃すぎるのに薄くて

出汁が効いてないのに生臭さが目立つような…

まぁ、なんだ

真菰のソレと比べたらマシだったぞ

食べたら腹を下すが

真菰のソレと比べて人間性を失うことはない

毎日違う物を作ろうする気概も認める

そうだな、努力だけは認めよう

 

 

・・・まぁ、そんな前列があったから

飯だけは儂が造るのだが

今度の餓鬼どもは・・・!!

竈門兄妹はなんなんだ!!

姑のように出汁が薄いだとか、塩気が強いだとか

小言ばかり言いよる!!

その腹いせもあってか修行も酷な物にしたが

予想を超えた方法で毎度乗り越えできおる

 

罠を満載にした山道を一辰刻で降りて来い

なんて条件を出した時には

どうやったのか実家に連絡して

上弦の壱を呼び出して山ごと切り開きおるわ

夏場には上弦の弐を呼び出して涼むわ

飯時に上弦の伍を呼び、そこらの石を魚に変えて食うわ

妹の方に至っては上弦の陸と茶会を開くわ

上弦の参を使いっぱにして茶菓子を買いにいかせるわ

文句を言ったら上弦の肆に言い訳させるわ

鬼を十二鬼月をなんだと思っとるんだ!!

便利屋扱いするんじゃない!!

そんな文字通り餓鬼の使いにされている便利屋に

数百年も勝てなかった鬼殺隊はなんなんだ!!

泣くぞ!?

儂も柱達も泣くぞ!?

いい歳した大人が泣くぞ!?

 

 

 

ことあと、兄妹の義理の父(鬼舞辻 無惨)

息子と娘が世話になってますと菓子折り持ってきた






※上弦の壱の設定

「え~山も切り開けないの~?」
「武芸百般て言うし、出来ないのは足軽でしょ~!」
「足軽が許されるのは元服までよねー!!」
などと煽られてカッとなってやってしまった


※上弦の弐の設定

鬼化した妹が兄の生写真を餌にしたら
ホイホイ来たので頼んだらやってくれた
兄の方の新作官能枕絵巻を楽しみにしてるが、
実は本人も童×猗 本を出されてる


※上弦の参の設定

姉弟からはコミュ障マッチョと認定されている
だから、難しいことは頼まれない
だから、使いっぱにされる
肉体労働専門


※上弦の肆の設定

普段は鬼舞辻総合商社の弁護士をしている
頼めば大体やってくれるおじいちゃん
某兄妹の兄の方を物陰からじっと見ていたりする
ハァハァ、ゴクッ…お代官様、コイツです!!


※上弦の伍の設定

高価な壺よりも、薄利多売で鮮魚で稼ぐ芸術?家
今は大衆魚しかだけないが
某兄妹や他の者からも高級魚を望まれている
社長の御子息(義理)からパワハラ案件

※上弦の陸の設定

なんだかんだ文句を言いつつもやってくれる兄と
アイテムボックス扱いの妹
なお、鬼舞辻総合商社では兄は中間管理職
妹はマスコットキャラクターを勤めている


※錆兎の設定

ベタな料理下手
現代なら米を洗剤で洗ったりしてそう
“男らしく”調理をするので
表面は焦げ、中は火が通っていないことがある


※真菰の設定

漫画的表現の王道的な料理下手
隠し味に重金属やアルカロイドを入れるタイプ
“鬼”とは違う名状し難いナニカを生み出す
二つ名は“黎明卿”、“綴命”、“禁忌”


※冨岡 義勇の設定

またまたベタな料理下手
作ったものは不味くはないのだが
種類が限定されるのが珠に傷
胃腸が弱くてよく腹を下す


※竈門家の兄の方の設定

人に頼る…もとい鬼を使う事を覚えた長男
ぶっちゃけて言うならば
義理パパと仲が悪いのに義理パパの部下を使う外道
重度のシスコン……ええ、他の兄弟がアレなので


※竈門家の妹の方の設定

箱入り娘(物理)
普段寝ているのに美味しいトコだけ持っていく
実は同人誌の販売で兄より稼いでいたりする
咥えている竹には“鬼ころし”が仕込まれてたりする


※鱗滝 左近次の設定

典型的な“天下り”
これといった仕事はしないのに給料は多い
“昔はこうだった~”が口癖
新しい提案を出したら吟味せずに却下するタイプ


※鬼舞辻 無惨の設定

おニューのパッパ(義理)
ペイズリー柄と家族と部下を愛する社長
大企業となっても人材発掘は自ら行ったりする
“死にたくないので○○する”タイプのなろう主人公
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