愛され過ぎて夜も眠れない炭治郎   作:紫煙隊

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敬われなくて悲しい天狗

おはようございます!!

読んでいる人によってはこんにちわ!!こんばんは!!

竈門 炭治郎です。

 

先日、寄生先下宿先の左近次から

“この岩を斬れたら最終選別に行くことを許可する”

なんて偉そうに言われたので黒死牟さんに頼んで

こま切れにしてもらったんですけど

なぜか左近次に逆キレされて

自分の“力”だけで斬れと言われました。

左近次のくせに生意気な。

 

人を(鬼だけれど)使うことも

その人の“力”だと思うんですけど

俺は長男なので

そんな“我儘”も聞いてあげます。

 

そう

竈門流には“不可能”の文字は無いんです。

竈門家伝統技術である“竈門家流岩切り術”を使えば、ね?

 

古くは(エジプト)金字塔(ピラミッド)

伊予国(※現:愛媛県)の松山城もそうだけど

石垣や石材、石畳なんかは一個ずつ

削って造ったら時間がいくらあっても足りないよね

 

なら岩をスパスパ斬って造るしかないけど

そんな便利な刃物なんて“血鬼術”でしか造れないけど

そこは技術で解決するんだ。

 

まず、岩に切れ目を入れるんだ

これは数(ミリメートル)から数(センチメートル)でいいよ

そしたら切れ目に“おが屑”や“木片”を差し込むんだ

重要なのはよく乾いたものを使うことだよ

差し込んだら水を垂らして一晩待つと

木が水を摺って膨張して

石材は長時間掛けられる力に弱いから斬れて(割れて)しまうんだ。

これぞ“竈門流岩切り術”の秘訣なんだけど

なぜか斬った岩を見た左近次は

なんとも言えない顔をしていたよ。

天狗の仮面は着けていたけどね。

 

 

そんなこんなで俺は“最終選別”のために

藤襲山に向かったんだ

なぜか左近次は禰豆子は置いていけと

言っていたので十二鬼月全員集合(オールスターズ)

護衛を頼んだから心配はないよ

 

藤襲山に向かう途中に、

天狗の仮面を被った変態を仕留めたって

鳴女さんから連絡があったけど、

いったいどこの変質者なんだろうか。

 

 

 

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私は自分が憎い

力が無い自分が悔しくて恨めしくて仕方がない

 

なんで私は“妹”として生まれてしたのだろう

なんで私は“男”として生まれてこなかったのだろう

 

私が“男”だったら最善だったのに

せめて私以外が“鬼”になっていたら違ったのに

 

 

そう、弟攻めの兄受けなんていう

“至高の領域”に至れたのに・・・

 

 

悔しくも惜しくも私は妹だ

 

だからせめて

空想の中でくらい“弟”以上に“弟”の思考を絵にする

空想の中でくらい“兄”以上に“兄”の恥態を文字にする

 

時代は“年上受け”だ

元号が明治から大正になったように

”年上攻め”も改め、“年下攻め”にすべきだ

 

だからといって“年上攻め”が悪いわけではない

ぶっちゃければ“お兄ちゃん”が“受け”なら

相手の年齢はあんまり関係ない

杏×炭でも無×炭でも

なんだったら小鉄×炭でも有象無象(モブ)×炭でも

私は一向に構わん!!(断言)

 

 

 

ところで

左近次の(ふんどし)にパパ上から貰った

西洋極辛唐辛子(キャロナイナ・リーパー)の粉末を塗りたくったら

風呂場から奇声が聞こえてくるのはなんでだろう。

 

 

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全くもって巫山戯ておる

なぜ“あんなの”を世話しなければならんのか

 

 

儂の秘蔵のフォトグラフ春絵(グラビア雑誌)

“筋肉の祭典~鋼鐵塚 蛍、その肉体美~”なぞに

すり替える(やから)ぞ?

初版限定特典“丙烯衝立(アクリルスタンド)”付きぞ?

 

そりゃあ、誰だって怒る

儂だって怒る

 

だいたい、儂を呼ぶ時に“左近次”呼びはどうなのだ

普通は“鱗滝”だろう

と、いうかだ

“さん”をつけろよデコ助(痣者)野郎

 

よし、腹が立ったから

風呂上がったら妹の方に助平なことをしてやろう

これは罰だ

儂の性癖とは関係がない

さりげなく偶然を装い、胸に触れてやろう

 

・・・ん?

なんだ?

褌を締めたら熱い?

いや、これは痛い?

 

お、お゛、お゛、お゛ぉぉぉおおおぉぉ!?

儂の、鱗滝 左近次の左近次がぁぁぁ!?

 

 




※ゲス顔長男の設定

“人”(鬼を含む)は頼るのではなく
使うものと考えている長男
妹と同じ部屋に寝泊まりしているので
性欲をもて余している


※もて余した性欲の設定

長男でも我慢できず、慰めようとしたら
ふと、視線を受けていることに気付き
恐る恐る後ろを見たら
妹が瞳孔ガン開きで見つめていた


※愉悦顔の長女の設定

兄の“婿殿”を夢想する乙女
その被害者は数知れず
“お気に”は文にし、絵にし、春絵として興す
“さーくる竈門”の看板作者


※兄の婿殿の設定

既婚者だろうが年下だろうが動物だろうが
絡ませちまうんだぜ
本人には了承をとらないんだぜ
苦情を受けるのは兄上なんだぜ
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